研究会・催しのご案内


バックナンバー

(各タイトルをクリックしてください)

*本欄に掲載されるのは、原則として日本中東学会メーリングリスト上で会員から提供された情報です。

*情報は原則として研究会開催当日の2週間以上前にお知らせいただいたものを掲載し、掲載までは1週間程度をちょうだいしますので、ご了解ください。

*本欄に掲載される情報は、必ずしも日本中東学会の意見あるいは判断を反映するものではありません。



2017年1月

AA研第9回オスマン文書セミナーのご案内
2017年1月7日,8日

12月

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第8回研究会のご案内
2016年12月23日
「現代中東地域研究」上智大学拠点研究会開催のお知らせ
2016月12月19日
International Workshop on Global Flow of Cultural Knowledge and their Afterlives: Between Japan and the Middle East
2016月12月17日,18日
NIHU現代中東地域研究「政治変動研究会」のお知らせ
2016月12月17日
AA研 中東☆イスラーム研究セミナー 受講生募集のお知らせ (締切 10/7)
2016月12月16日~18日
九州史学会イスラム文明学部会のご案内
2016月12月11日
公開講演会「日本・サウジアラビア重層的互恵関係の構築への道のり」のお知らせ
2016月12月7日
「国際ワークショップ:アラブ文学との対話II」ご案内
2016月12月3日,4日
イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)12月例会のお知らせ
2016月12月3日
第8回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
2016月12月3日

11月

日本・イラク文化交流セミナー「バスラと湿原のアラブ」のご案内
2016月11月28日11/27 情報更新
エジプト映画シンポジウム・ワークショップのお知らせ
2016月11月27日
第1回「現代中東・イスラームの人類学」研究会開催のご案内
2016月11月27日
研究会お知らせ:「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」 2016 年度第 7 回研究会のご案内
2016月11月25日
現代中東地域研究・京大拠点「イスラーム中道派研究班」研究会のお知らせ
2016月11月19日
「現代中東地域研究」秋田大学拠点研究会開催のお知らせ
2016月11月19日
「協調と融和のイスラーム—日本・中国・インドネシアの事例から」
2016月11月19日
AA研「近世イスラーム国家と周辺世界」研究会
2016月11月19日
松原正毅先生講演会のお知らせ
2016月11月18日
シンポジウム「The Relevance of Area Studies for the Sciences and Public Policy:Examples from Europe & Asia」のご案内
2016月11月15日
セミナー「対話による人間関係の構築—マディーナ憲章を事例に」ご案内
2016月11月12日,13日
パレスチナ/イスラエル研究会・第3回研究会のお知らせ
2016月11月12日
上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」第二回研究会のお知らせ
2016月11月12日
日独マムルーク研究ワークショップ11月5-6日東洋文庫
2016月11月5日,6日
日本アラビア語教員会 設立総会のお知らせ (10/14 更新)
2016月11月5日
アジ研専門講座「中東域内政治の新展開」開催のお知らせ
2016月11月4日

10月

シンポジウム開催のお知らせ:『EUは危機を超えられるか』 -中東危機と英国離脱-
2016月10月31日
Sabri Ates博士講演会 於:大阪私立大学
2016月10月25日
The future of Lebanese and Syrian migration studies ワークショップのご案内
2016月10月24日
Sabri Ates博士基調講演のお知らせ
2016月10月23日,24日
「シャリーアと近代」平成28年度第5回(通算第61回)研究会のご案内
2016月10月16日
ハラールに関するアジア・ムスリム研究会
2016月10月15日
マイケル・フィーナー氏 講演会のお知らせ
2016月10月15日
M. クリムケ氏特別セミナーのご案内
2016月10月14日
M. ギルセナン教授特別講演会のご案内
2016月10月10日
日本イスラム協会公開講演会のお知らせ
2016月10月8日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第6回研究会のご案内
2016月10月7日

9月

「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」第6回研究会のお知らせ
2016月9月30日
第6回 日本・イラク学術合同ワークショップ「ポストIS時代のイラク:より良い将来を模索して」の開催ご案内
2016月9月24日, 25日
第11回AFMA大会(モンゴル)のご案内
2016年9月23日, 24日
AA研中東☆イスラーム教育セミナーのご案内
2016月9月18日~21日
「エジプトのイスラーム都市を掘る」展と第11回コプト・イスラーム物質文化研究会のお知らせ
2016月9月17日
国際ワークショップ「ターリク・ラマダーン氏を迎えて」開催のご案内
2016月9月16日
牛場記念フェローシップ公開講演「共に生き、共に創る未来」のご案内
2016月9月14日
公開講演会「9・11から15年 中東の混迷と『イスラム国』」のご案内
2016月9月11日
トルコ文芸文化研究会第3回定例研究会のお知らせ
2016月9月10日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第5回研究会のご案内
2016月9月2日

8月

アラビア語集中講座合宿のご案内
2016月8月26日~9月1日

7月

パレスチナ/イスラエル研究会第2回研究会
2016月7月31日
(公財)東洋文庫・現代イスラーム研究班アラブグループ研究会のご案内
2016月7月30日
『アジアを知る―トルコ映画『白い天使』から』のお知らせ
2016月7月22日
チュニジア国民対話カルテット(2015年度ノーベル平和賞受賞)講演会
2016月7月20日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第4回研究会のご案内
2016月7月18日
「シャリーアと近代」平成28年度第4回(通算第60回)研究会のご案内
2016月7月17日
イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)7月例会のお知らせ
2016月7月16日
東洋文庫近現代の構造変動セミナー「エジプト革命:連続と非連続」
2016月7月16日
シンポジウム「イスラームの王権を見る視角」のご案内
2016月7月16日
「海外学術調査フォーラム」のご案内
2016月7月9日
第7回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のお知らせ
2016月7月3日
オスマン史研究会第5回定例大会のお知らせ
2016月7月2日
「難民危機と中東・バルカン:紛争の連鎖と武器移転」のご案内
2016月7月2日

6月

イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)6月例会のお知らせ
2016月6月26日
「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」第三回研究会のお知らせ
2016月6月26日
シンポジウム「環地中海都市の慈善と救貧」(2016年度三田史学会大会)のご案内
2016月6月26日
AA研 Zhanar Jampeissova氏関連、国際ワークショップおよび講演会のお知らせ
2016月6月25日,29日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第3回研究会のご案内
2016月6月24日
中央アジアシンポジウム 「ひもとく、つなぐ~中央アジアの文化遺産~」のご案内
2016月6月22日
中東現代文学研究会定例研究会のご案内
2016月6月19日
講演会「中東《怪異》文学の世界」のご案内
2016月6月18日
上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」書評会のお知らせ
2016月6月18日
トークイベント「吹き荒れる暴力~テロの背景にあるもの~」のご案内
2016月6月14日
公開キックオフ・シンポジウム「イスラーム・ジェンダー学の構築に向けて」開催のお知らせ
2016月6月11日

5月

第21回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
2016月5月30日
〈公開座談会〉 「イスラモフォビアと難民問題」のお知らせ
2016月5月28日
イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第2回研究会のご案内
2016月5月30日
活動報告会「 シリア難民支援―その苦しみと希望を日々見つめて―」のご案内
2016月5月30日
ベーレンス・アブーセイフ教授講演会のご案内
2016月5月21日
調査報告会「翻弄されるギリシャの難民はいま」のご案内
2016月5月12日
東洋文庫特別講演会ベーレンス・アブーセイフ教授「マムルーク朝における筆耕と図書館」
2016月5月3日

4月

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第1回研究会のご案内
2016月4月22日
「シャリーアと近代」平成28年度第1回(通算第57回)研究会のご案内
2016月4月16日
Hakan Karateke 教授講演会のお知らせ
2016月4月13日
AA研国際ワークショップ"Authority, Legitimacy and Historiography in the Ottoman Empire"のご案内
2016月4月9日

3月

AA研 研究機関研究員発表会のお知らせ
2016月3月30日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第10回研究会のご案内
2016月3月25日
国際シンポジウム「中東難民と欧州統合」開催のお知らせ
2016月3月24日
東洋文庫現代イスラーム研究班 「近現代の構造変動」セミナー」のご案内
2016月3月22日
シンポジウム「現代世界ー欧州・中東ーを《文学》から考える」のご案内
2016月3月19日
Workshop" Islam, Kingship, and Legitimacy in South Asia"のご案内
2016月3月18日
A. アズファル・モイン博士講演会のお知らせ
2016月3月15日
第14回中央アジア古文書研究セミナーのご案内
2016月3月13日
ワークショップDirection of Changes in the Nile River and the Egyptian Villages のお知らせ
2016月3月12日
Zoubir Arous 教授講演会のお知らせ
2016月3月9日

2月

イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)2月定例会のお知らせ
2016月2月27日
JIIA ヤジッド・サーイェグ ベイルート・カーネギー中東センター上席研究員講演会のご案内
2016月2月26日
パレスチナ研究会 第7回研究会のお知らせ
2016月2月23日
Fifth Joint Seminar of KIAS, ASAFAS and IMSのご案内
2016月2月16日
第20回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
2016月2月11日
京都大学拠点(KIAS)講演会「知の先達たちに聞く—宮治美江子先生をお迎えして」のご案内
2016月2月6日
京都大学拠点(KIAS)3班合同研究会「イスラーム世界の国際組織とグローバルネットワーク」のご案内
2016月2月5日

1月

The Third SIAS/KIAS–CNRS International Joint Seminarのご案内
2016月1月31日
セミナー「アラブ政治言説の歴史と現在」のご案内
2016月1月31日
公開シンポジウム「移動・移民と中東」のご案内
2016月1月30日
『アジアを知る―エジプト映画『678』から』のお知らせ "
2016月1月26日
「アフガニスタン女性の暮らしの現在」懇談会へのご案内
2016月1月25日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第9回研究会のご案内
2016月1月18日
「シャリーアと近代」平成27年度第7回(通算第55回)研究会のご案内
2016月1月17日
Political discourses; the early Abbasids
2016月1月11日
International Workshop "Court, Literature and Power in the Early Modern Persianate World"
2016月1月11日
第8回オスマン文書セミナーのご案内
2016月1月9日,10日
イスラーム地域研究・若手研究者の会、合同シンポジウムのお知らせ"
2016月1月9日
Sunil Sharma氏講演会「アミール・ホスロウ」
2016月1月8日

2017年 1月


AA研第9回オスマン文書セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」(代表:黒木英充)の事業の一環として、2017年1月7日(土)と8日(日)に第9回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーは科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性―近世帝国を視座として」(代表:近藤信彰)との共催となります。

今年度も2012年度より引き続き、千葉大学の秋葉先生を講師にお迎えします。今回は、ともに複数の差出人の捺印を特徴とするマズバタ(mazbata)とマフザル(mahzar)という二つのタイプの文書を講読します。両者は印鑑が複数捺されているため一見すると似ていますが、機能は全く相違します。マズバタは19世紀中葉以降に設置された種々の諮問組織が審議内容を上申するための文書類型で、昨年取り上げた勅旨(irade)とも関係が深く、当時の政策決定過程を知る上でも重要な史料と言うことができます。一方前近代から存在するマフザルは、集団によって政府に提出された「連判状」ともいうべき、一昨年度と昨年度で取りあげた嘆願書(arzuhal)と似た性格の文書です。今回もこれまでと同様、事前にお配りしたコピーを用いて具体的な実例を演習形式で読解していきます。

今年度の第1日目は、最初にマズバタについて講師が一般的な解説をおこない、つづいて実例を講読します。実例は、19世紀のタンズィマート期の最高評議会(Meclis-i Vala) や国家評議会(Şura-yı Devlet)あるいは地方評議会(meclis-i idare)によって作成されたマズバタから選ばれる予定です。
第2日目はマズバタの講読に続いて、18世紀のマフザルの実例を講読します。嘆願書との相違をふまえつつ、マフザルが他の類型の文書とどのような関係にあり、どんな事情を背景に作成されていたのかを考えながら、実例を講読していきたいと考えています。

なおセミナーへの参加資格として、例年通り次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。

  1. 「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」
  2. 「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで12月14日(水)までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。
また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、なるべく早くその旨お知らせください。

問合わせ・申込先: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター事務局 e-mail: fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」
第9回オスマン文書セミナー

◇主催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
◇共催:
科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性―近世帝国を視座として」(代表:近藤信彰)
◇期間:
2017年1月7日(土)~8日(日)
◇会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
3階マルティメディアセミナー室 (304号室) 1月7日(土)、8日(日)とも
(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
http://www.tufs.ac.jp/access/
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
◇講師
秋葉淳 (千葉大学文学部)
髙松洋一(AA研)
◇プログラム
1月7日(土)
14:00-14:15 趣旨説明 講師・自己紹介
14:20-16:00 マズバタの解説と講読(担当:秋葉)
16:20-18:00 マズバタの講読(担当:秋葉)
1月8日(日)
10:30-12:10 マズバタの講読(担当:秋葉)
13:00-14:40 マフザルの解説と講読(担当:髙松)
15:00-16:40 マフザルの講読(担当:髙松)
17:00-18:00 総合討論

このページのトップへ戻る

12月


「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第8回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第8回となる研究会を下記要領で開催いたします。研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年12月23日(金・祝)15:00〜18:00
【場所】
東洋文庫7階会議室1・2(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第3部(daf‘a)「アワールジャ帳簿(awarja)について」
第2種(naw')「委託管理者(arbab al-tahawil)について」
Mar‘ashi 8140: 160.「第2、inshiqaq、知らねばならないが、inshiqaqとはinfi'al 型の動名詞である(duyum inshiqaq, bi-danki inshiqaq masdar-i bab-i infi'al ast )」から。
写本画像: Mar‘ashi 8140: 160- = image 82-; Majlis 6544: 73a- = image 79-; Astan-i Quds 7148: 69b- = image 71-; Majlis 3117: 95b- = image 98-
【担当】
阿部尚史(東京大学中東地域研究センター特任助教)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

研究会の概略
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一) の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著) の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、 「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考 えています。

リンク

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(khargush1969[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

「現代中東地域研究」上智大学拠点研究会開催のお知らせ

「現代中東地域研究」上智大学拠点 「公共圏」研究会

中東的な「公共圏」を研究するにあたり、どのような視座、方法論が可能か、アジア経済研究所の児玉由香さんと佐藤寛さんにお話を伺うなかで考える場にしたいと思っています。「公共圏」やコミュニティにご関心がある方はもちろんのこと、社会科学的な現代中東社会研究全般にご関心のある方もぜひご参加ください。

【日時】
2016年12月19日(月)14時~17時
【場所】
上智大学2号館6階 615a室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya
【プログラム】
14時~14時10分 趣旨説明
14時10分~15時 児玉由香「アフリカ農村社会において公共圏を議論する場合の課題と問題点~『現代アフリカ農村と公共圏』(2009年)を元に」(仮)
15時~15時30分 質疑応答
15時30分~16時20分 佐藤寛「イエメンの公共圏~広場、スーク、街区(ハーラ)を手がかりに」
16時20分~16時50分 質疑応答
16時50分~17時 総括

**児玉由香さんは児玉由香編著『現代アフリカ農村と公共圏』(アジア経済研究所、2009年)をベースに、その執筆・編集を通して浮かび上がった課題などをお話しくださる予定です。ご関心のある方は、このご本はウェブ公開されているので、序章に目を通しておいてください。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Sousho/581.html

**準備の都合上、参加をご希望の方は事前に上智大学イスラーム研究センター事務局
ias-iac@sophia.ac.jp)までご連絡ください。

上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学市ヶ谷キャンパス研究棟5階511号室
TEL&FAX: 03-3238-4073

ias-iac@sophia.ac.jp

http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html

このページのトップへ戻る

International Workshop on Global Flow of Cultural Knowledge and their Afterlives: Between Japan and the Middle East

Dear all,
You are cordially invited to the International Workshop, Global Flow of Cultural Knowledge and their Afterlives: Between Japan and the Middle East. This workshop is held under the auspices of the NIHU Area Studies Project for the Modern Middle East at the National Museum Ethnology and the Research Institutes for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies and Grant-in-Aid for Scientific Research (A) The Arabian Nights and Urban Middle-Class Cultures in the Arab World: Revisiting the Formation of the So-called Egyptian Recension.

[Date and Venue]
Date:
14:00-16:45 on 17th, 10:00-17:00 on 18th December, 2016
Venue:
Seminar Room 6, 2nd floor at the National Museum of Ethnology
*Access map for the National Museum of Ethnology
[http://www.minpaku.ac.jp/english/museum/information/access]
*Access map for Seminar Room 6
[http://www.minpaku.ac.jp/english/museum/information/facility]
[Language]
English
For further details, please find the program attached below.
If you can join us, please do send kenjikuroda@idc.minpaku.ac.jp
[Program]
17 December 2016
14:00-14:15: Opening Speech
Session1: Representing Culture
14:15-15:30
Laurent Mignon (Oxford University), the Haiku in Turkey and the Quest for a New Aesthetics
15:45-16:45
Yuriko Yamanaka (National Museum of Ethnology), Europe seen through Japanese Animation: A Case Study of the Reception of “Heidi, Girl of the Alps” in Iran
Yushi Chiba (Waseda University), Broadcasting Content about Japan on Arab TV: Historical Development and Structural Constraints
18 December 2016
Session 2: Metamorphosis of Religious Ideas
10:00-11:15:
Katja Triplett (Gottingen University), Japanese Religions in Turkey: Twentieth Century Explorations
11:30-12:30
Kieko Obuse (Kobe City University of Foreign Studies), A Japanese Zen Scholar’s Approach to Islam
Kenji Kuroda (National Institutes for Humanities/ National Museum of Ethnology), Praying to God and Playing Karate: A Study on Indigenization of Japanese Sports in Contemporary Iran
12:30-14:00 Lunch Meeting
Session 3: Soft Power Diplomacy and Consumption of Japanese Culture
14:00-14:30:
Nissim Otmazgin (Hebrew University of Jerusalem), Cool Japan in Israel: Popular culture, Fandom, and Japan's Image
14:30-15:00
Hatsuki Aishima (National Museum of Ethnology), a Salafi School of Karate? Debating Tradition/ Modernity in Post-2011 Egypt
15:00-15:30
Kazue Hosoda (National Institutes for Humanities/ Tokyo University of Foreign Studies), Globalization of Sushi: Kosher Sushi in the U.S. and Israel
15:30-15:45: Tea Break
15:45-16:30: General Discussion
16:30-16:45: Tea Break
16:45-17:00: Concluding Remark
<Abstract>
Global flow of cultural knowledge has multiple roots and trajectories which cannot be equated to westernisation nor indigenisation of imported culture. The spread of Japanese cultural commodities in the Middle East, such as karate and haiku, are excellent examples of how authenticity could be redefined depending on the socio-historic contexts in which they were transmitted. The recipients of cultural knowledge are much savvier than public policy makers of soft-power diplomacy envisage. Cultural phenomenon need to be practiced and consumed rather than passively received in order for it to gain popularity.
In spite of the strong economic ties between Japan and the Middle East, the historic and contemporary exchanges of cultural knowledge between two regions since the mid-nineteenth century have not been fully examined. Previous studies on the globalisation of Japanese culture focused mainly on Japan’s relation to Asian and European countries. These works tend to assume that Japan would remain as the source of authenticity even long after Japanese cultural commodities left its homeland. Such approach oversees the agency of those who consume cultural commodities as well as the socio-historical process which shapes the globalisation.
What are the historic trajectories in which Japanese culture gained popularity in the contemporary Middle East? What are the images of Japan held by the consumers of Japanese cultural commodities in the Middle East? What are the relationships between globalisation and nationalism? Same questions could be asked about Japanese understandings of cultural commodities which originated in the Middle East such as belly dancing and kebab. By comparatively analysing various case studies on the exchanges of cultural knowledge between Japan and the Middle East, this workshop strives to shed lights on the dimensions of globalisation which are yet to be explored.

2016年12月17日(土)・18日(日)に下記の要領で国際ワークショップ「Global Flow of Cultural Knowledge and their Afterlives: Between Japan and the Middle East」を、現代中東地域研究国立民族学博物館拠点、東京外国語大学アジア・アフリカ研究所 中東イスラーム研究拠点 (人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)、「アラブ世界の都市部中流層文化とアラビアンナイト—エジプト系伝承形成の謎を解く」(科学研究費補助金基盤研究A 代表:西尾哲夫)の後援により開催いたします。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

日時:
2016年12月17日(土)14:00〜16:45、2016年12月18日(日)10:00〜17:00
場所:
国立民族学博物館2F第6セミナー室
地図:
以下のリンク先の地図をご参照下さい。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/facility
詳しくは英文案内にあるプログラムをごらんください。
なお準備の都合上ご参加いただける場合にはkenjikuroda@idc.minpaku.ac.jpまでご連絡ください。

このページのトップへ戻る

NIHU現代中東地域研究「政治変動研究会」のお知らせ

NIHU地域研究推進事業「現代中東地域研究」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)拠点の政治変動研究会は、以下の要領にて研究会を開催いたします。

2011年「アラブの春」の中心事例であったチュニジアとエジプトのその後の展開を、政治と司法の関係から読み解く興味深い内容です。
ぜひ、ご参加ください。

日時:
2016年12月17日(土) 午後2時より6時
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)304号室
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access)
報告:
金谷美紗氏(中東調査会)
「体制移行期における司法府の役割:ムバーラク期と革命後の比較」
若桑遼氏(上智大学博士課程)
「チュニジアにおける第二共和制成立と新憲法:革命後の憲法制定過程の政治と条文の分析(仮)」

参加ご希望の方は、準備の都合のため、下記宛先までご連絡ください。。
ご連絡の際は、「12月17日の政治変動研究会」と明記くださいますよう、お願いいたします。

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
中東イスラーム研究拠点
(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)
〒183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1
http://meis.aa-ken.jp/
aa_nihu_kyoten@tufs.ac.jp

このページのトップへ戻る

AA研 中東☆イスラーム研究セミナー 受講生募集のお知らせ (締切 10/7)

アジア・アフリカ言語文化研究所では、本年も下記の要領で、「中東☆イスラーム研究セミナー(第17回、12/16-18)」の受講生を募集いたします。これは、博士論文等を執筆する準備をされている全国の大学院生・若手研究者の方々を対象としたものです。

若手研究者の皆様のご応募をお待ちしております。

  1. 開催期間 平成28年12月16日(金)〜18日(日)の3日間
  2. プログラム
    受講者がそれぞれ1時間程度の研究発表を行い、研究会形式で関係教員および他の受講者から質問・コメントを受けることで、博士論文等の執筆に資する。
  3. 開催場所
    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
  4. 応募資格
    イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など、たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を進めている大学院博士後期課程の大学院生・PDまたはこれに相当する研究歴を持つ者で、学術論文、特に博士論文の執筆計画を持つ者。
  5. 募集人員
    4〜7名。なお、募集人員内で大学院生、PD、その他の区分は行わない。
  6. 受講料
    無料。なお、首都圏以外からの参加者には本学規定の範囲内で旅費・宿泊費を支給する。
  7. 応募締切
    平成28年10月7日(金)(当日消印有効)
    なお、応募方法の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
    過去のプログラムや受講生の感想も掲載されています。
    http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar
  8. 担当スタッフ
    飯塚正人、黒木英充、髙松洋一、近藤信彰、野田仁、錦田愛子、苅谷康太 坪井祐司 その他交渉中

このページのトップへ戻る

九州史学会イスラム文明学部会のご案内

来る12月11日(日)に下記の要領で九州史学会大会イスラム文明学部会を開催いたします。午前の部では個人発表として5名の研究者に、午後の部では、シンポジウム「トルコ共和国の歴史と現在」を開催し4名の研究者に、それぞれ最新の研究成果をご披露いただきます。貴重な機会ですので、ぜひ皆様おいでください。

なお、前日の10日(土)には、九州史学会大会全体シンポジウム「「日本」も、そして「東アジア」も超えて―日本史から世界史へ―」も開催されますので、こちらの方も併せてご参加いただけますとありがたく存じます。

時節柄ご多忙の折とは存じますが、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

※ 11日の部会終了後、例年通り部会の懇親会を予定しております。準備の都合上、懇親会にご参加予定の方は、11月30日までに、e-mailにて当方(his.isla[at]gmail.com)までご連絡下さいますようお願い申し上げます。

※全体プログラムは、九州史学会ウェブサイトからダウンロードできます。
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~shigakkai/index.html

※ 例年、この時期の福岡はホテルが取りづらくなっております。お早めに宿泊先を確保することをお勧めいたします。

九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1 Tel & Fax: 092-642-2384
URL: http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_isla/
事務担当: 小笠原弘幸
Mail to: his.isla[at]gmail.com

12月11日(日)
イスラム文明学部会 法文系講義棟203番教室(午前9時00分より)

(午前の部) 個人発表
「18 世紀オスマン朝官人が見たフランスとウィーン―イルミセキズ・チェレビとムスタファ・ハッティの事例―」九州大学 山本敬祐
「同性間性愛を通じて見たアッバース朝期のセクシュアリティ―『ジャーリヤとグラームの美点の書』の分析を通じて―」九州大学 辻大地
「第二次立憲政期オスマン帝国における教育議論」九州大学 勝本英明
「現代の和書にみる預言者ムハンマド画の扱いとその問題点―イスラーム史教育の観点から―」九州大学・早稲田大学 西村淳一
「オスマン帝国の宗教概念に関する試論」大阪市立大学 上野雅由樹
(午後の部) シンポジウム「トルコ共和国の歴史と現在」
「トルコ共和国史研究の潮流―趣旨説明にかえて― 」九州大学 小笠原弘幸
「トルコ共和国における新字の導入と「国民」形成」 一橋大学 穐山祐子
「トルコ共和国建国期の音楽とナショナリズム」信州大学 濱崎友絵
「1970 年代のトルコにおける道徳教育」京都大学 上野愛実
「停戦交渉破棄後のトルコ・クルド関係―YDG-H・シリア内戦・IS の影響を中心に―」アジア経済研究所 今井宏平

コメンテーター  新井政美(東京外国語大学)
司会 沖祐太郎(九州大学)

九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
Tel & Fax: 092-642-2384
Mail to: his.isla[at]gmail.com
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_isla/

このページのトップへ戻る

公開講演会「日本・サウジアラビア重層的互恵関係の構築への道のり」のお知らせ

東京大学中東地域研究センターでは、下記要領で公開講演会を開催します。奮ってご参加ください。

「日本・サウジアラビア重層的互恵関係の構築への道のり
 ~Vision2030は新たな日サ関係の幕開けとなるか?~」

2015年に外交関係樹立60周年を迎えた日本とサウジアラビアの関係について、講演者の現地駐在経験を踏まえてお話いただく予定です。

日時:
2016年12月7日(水)15:00-16:30
場所:
東京大学駒場キャンパスI 18号館4階コラボレーションルーム2
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
講演者:
武藤弘次 英エクセター大学 現代中東政治専門家

参加申込不要、無料

このページのトップへ戻る

「国際ワークショップ:アラブ文学との対話II」ご案内

成蹊大学アジア太平洋研究センターより、以下の企画のご案内をさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

ポスターダウンロード
http://www.seikei.ac.jp/university/caps/japanese/06event_information/index.html

国際ワークショップ:アラブ文学との対話II
記憶・声・土地 交差するアートワーク

植民地の記憶の痕跡を生々しく残す各地の場所から集まった作家/アーティストが自作について語る、その声に“わたし”はどう応答するのか。ポリフォニーを紡ぐ連帯に向かって。

日時:
2016年12月3日(土)4日(日) 13:00〜18:00
場所:
成蹊大学6号館6階
※両日とも終了後、懇親会があります。
第1部(3日):
ジャナー・エル=ハサン(Jana El Hassan)
セルーア・リュスト・ブールビナ(Seloua Luste Boulbina)
コメント:
山本薫、鵜飼哲
司会:
田浪亜央江
第2部(3日):
崎山多美 × ぱくきょんみ
コメント:
若林千代、中井亜佐子
司会:
鵜飼哲
第3部(4日):
ラウンド・テーブル・ディスカッション[ゆんたく](15:00〜18:00)
〜山城知佳子「土の人」を中心に
コメント:
ジャナー・エル=ハサン、セルーア・リュスト・ブールビナ
※常時、山城知佳子「土の人」を上映しています(4日は13時より)
【参加者ご紹介】
ジャナー・エル=ハサン(作家・フリーランス記者/レバノン生まれ、アメリカ合衆国在住)
セルーア・リュスト・ブールビナ(コロニアル/ポストコロニアル研究/フランス在住)
崎山多美(作家、沖縄在住)
ぱくきょんみ(詩人)
山城知佳子(映像アーティスト、沖縄在住)
鵜飼哲(フランス文学・思想)
山本薫(アラブ文学)
若林千代(沖縄現代史)
中井亜佐子(ポストコロニアル文学)
李静和(成蹊大学CAPS所長)
田浪亜央江(中東地域研究、成蹊大学CAPS主任研究員)
ワークショップご参加の皆さん
成蹊大学アジア太平洋研究センター(上原こずえ・逆井聡人)
主催:
成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
問い合わせ:
〒180‐8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3−3−1
Tel: 0422-37-3549 Fax: 0422-37-3866 成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
E-mail: caps@jim.seikei.ac.jp
<アクセス>JR吉祥寺北口より徒歩(約15分)またはバス(約5分)
(北口バス乗り場1・2番から4つ目の「成蹊学園前」で下車)
HP:http://www.seikei.ac.jp/university/caps/

このページのトップへ戻る

イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)12月例会のお知らせ

来る12月3日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会12月例会を開催いたします。
12月例会の報告は、北海道大学大学院の末森晴賀さんにお願いしました。

本報告では、17世紀、ヨーロッパ人によって発展し、彼らによる「密輸」が横行したオスマン朝の港町イズミルをキョプリュリュ時代のオスマン政府が統制下に置くさまを、政策の要である税関を中心に明らかにして頂く予定です。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*資料代:200円

日時:
12月3日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学戸山キャンパス32号館224教室
【通常の例会の会場とは異なりますのでご注意ください】
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/08/edb11e6c82861fa22b605950bcfdee00.pdf
報告者:
末森晴賀氏(北海道大学大学院文学研究科・博士課程)
題目:
17世紀オスマン朝のイズミル統治―税関とキョプリュリュ家―
コメンテーター:
大峰真理氏(千葉大学文学部・教授)

研究会に関するお問い合わせは、以下のアドレスにお願いいたします。
kokkaron@infoseek.jp

このページのトップへ戻る

第8回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内

科研費「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」(基盤研究(B)・研究代表者:堀川徹)では、下記の要領で第8回「近代中央ユーラシア比較法制度史研究会」を開催いたします。ふるってご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
今回の研究会は、科研費成果論集の編集に向け、11名の論説執筆者が執筆中の論説について報告しあうことを主旨とするものです。なお、初日には18時半より懇談会を予定しています。
ご参加の方は会場準備の都合上、研究会・懇談会のいずれにつきましても11月20日(日)までに、事務連絡先までお知らせください。
—事務連絡先: 木村 暁(E-mail: kimura_sator☆yahoo.co.jp)
※メールアドレスの☆は半角アットマークに書きかえてご利用ください。

日時:
2016年12月3日(土) 13:00〜18:00、12月4日(日)9:10〜13:00
場所:
静岡市ふしみや401号室(ふしみやビル4階)
会場アクセス:
http://nttbj.itp.ne.jp/0542532438/access.html#map
住所:
〒420-0031静岡県静岡市葵区呉服町2丁目3-1
【プログラム】
12月3日(土)
13:00〜13:10
開会挨拶(堀川徹)
13:10〜13:20
出席者自己紹介
13:20〜14:20
趣旨説明・報告(1) 磯貝健一(追手門学院大学国際教養学部・教授)
14:20〜15:00
報告(2) 塩谷哲史(筑波大学人文社会系・助教)
15:00〜15:40
報告(3) 矢島洋一(奈良女子大学研究院人文科学系・准教授)
15:40〜16:00
コーヒーブレーク
16:00〜16:40
報告(4) 額定其労(東京大学東洋文化研究所・准教授)
16:40〜17:20
報告(5) 承志(追手門学院大学国際教養学部・准教授)
17:20〜18:00
報告(6) 田口宏二朗(大阪大学大学院文学研究科・准教授)
18:30〜
懇談会
12月4日(日)
9:10〜9:50
報告(7) 和崎聖日(中部大学全学共通教育部全学総合教育科・講師)
9:50〜10:30
報告(8) 磯貝真澄(京都外国語大学外国語学部・非常勤講師)
10:30〜11:10
報告(9) 塩野崎信也(関西学院大学文学部・日本学術振興会特別研究員)
11:10〜11:50
報告(10) 木村暁(京都外国語大学国際言語平和研究所・嘱託研究員)
11:50〜12:30
報告(11) 高橋一彦(神戸市外国語大学外国語学部・准教授)
12:30〜13:00
総合討論

このページのトップへ戻る

11月


日本・イラク文化交流セミナー「バスラと湿原のアラブ」のご案内

11月28日(月)に、イラクのアフワール世界遺産登録を記念し、日本・イラク文化交流セミナー「バスラと湿原のアラブ」を、東洋文化研究所班研究「中東の社会変容と思想運動」共催、イラク大使館による後援のもと開催いたします。
これとあわせまして、東京大学・東洋文化研究所【日 時】の1階ロビーでは、一週間にわたって写真家鈴木俊昭氏がイラク・アフワールで撮影した写真の特別展示を行います(12月2日まで展示)。皆さま、ぜひ足をお運び下さい。

【日 時】
2016年11月28日(月)16:00-19:00(開場15:30)
【場 所】
東京大学東洋文化研究所・3階大会議室
[ポスターなど詳細は http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/?q=node/8266]

*参加登録:登録は以下のアドレスにお願いいたします(可能な限り、11月24日までにご連絡ください)。
ahwar_seminar1128[at]googlegroups.com  [at]=@

【登壇者】
ラハマーン・ムフシン氏(駐日イラク共和国大使館 臨時代理大使)
酒井啓子氏(千葉大学 教授)
小泉龍人氏(東京大学東洋文化研究所 特任研究員)
金哲太郎氏(国際協力機構 中東・欧州部中東第二課長)11/27 情報更新(講演者変更)
【プログラム】
司会進行:鈴木啓之(日本学術振興会PD・日本女子大学)
16:00 開会の辞
ラハマーン・ムフシン氏(駐日イラク共和国大使館 臨時代理大使)
16:10 趣旨説明
岡田總氏(中東懇話会)
16:20 ご挨拶
タルガーム・アジュワディー氏(バスラ県知事代行)【*渡航見送りのため主催者による代読に変更】
16:30 映像上映―船頭の歌
鈴木俊昭氏(中東懇話会)
16:40 講演1
酒井啓子氏(千葉大学 教授)
「南部湿地帯:イラク近現代史はここから始まった」
17:10 休憩
17:25 映像上映―遺跡の姿
17:30 講演2
小泉龍人氏(東京大学東洋文化研究所 特任研究員)
「メソポタミアの環境と歴史」
17:50 映像上映―現在のアフワール
17:55 講演3
金哲太郎氏(国際協力機構 中東・欧州部中東第二課長)講演者変更
「イラク戦後復興への日本の貢献」
18:15 質疑応答
18:45 閉会の辞
長沢栄治(東京大学東洋文化研究所 教授)
【主催】
中東懇話会・中東映画研究会
【共催】
東洋文化研究所班研究「中東の社会変容と思想運動」
【後援】
在日イラク共和国大使館 バスラ県
科学研究費助成事業新学術領域研究 計画研究B03 「文明と広域ネットワーク:生態圏からの思想、経済、運動のグローバル化まで」(研究代表五十嵐誠一)

このページのトップへ戻る

エジプト映画シンポジウム・ワークショップのお知らせ

11月27日(日)にエジプト映画に関するシンポジウム(作品上映付)を開催いたします。
上映作品は、2011年1月25日革命直前のアレクサンドリアの若者たちと音楽シーンを描いたエジプト映画「マイクロフォン」(2010年、日本語字幕)です。アフマド・アブダッラー監督にも登壇していただく予定です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

また、11月29日(火)には、東京外国語大学にて、監督にエジプト映画についてお話を伺う機会を設ける予定です。こちらも多くの方のご参加をお待ちしております。
どちらの催しも申込不要・先着順となります。

シンポジウム「エジプト映画の新潮流」

【日時】
2016年11月27日(日)13:00-17:10(12:30開場)入場無料/先着順/申込不要
【場所】
早稲田大学 戸山キャンパス38号館AV教室
【上映作品】
「マイクロフォン」(2010年、エジプト、120分、アラビア語、日本語字幕)
【登壇者(予定)】
藤本高之(イスラーム映画祭ディレクター)、大稔哲也(早稲田大学)、アフマド・アブダッラー(映画監督)、勝畑冬実(東京外国語大学)
【主催】
平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究C)「エジプト映画における『イスラーム』表象の変遷とその分析」・中東映画研究会・早稲田大学文化構想学部多元文化論系 中東イスラーム文化論ゼミ
【協力】
イスラーム映画祭

詳細はこちら
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/?q=node/8253

㈪TUFS Cinema:ワークショップ「エジプト映画の最先端」

【日時】
2016年11月29日(火) 17:50-20:00(17:40開場)入場無料/先着順/申込不要
【場所】
東京外国語大学研究講義棟115教室
【登壇者(予定)】
アフマド・アブダッラー(映画監督)山本薫(東京外国語大学)
【内容】
「ナイル川のハリウッド」とも呼ばれる中東随一の映画大国、エジプトでは、2011年の革命以降、若手監督たちによる意欲的な作品が次々に生み出されています。
今回のワークショップでは、そのようなエジプトの新しい映画潮流を代表する監督の一人、アフマド・アブダッラー氏を招聘し、自らの監督人生とともに、エジプト映画の最新事情をご紹介いただきます。
「映画とは何か」、「作品を作るということ」、「映画と社会」、「映画と政治」といった普遍的なテーマはもとより、エジプトならではの映画制作の困難や、革命後の映画産業の実態など、様々なお話を伺い、討論する予定です。
【主催】
科学研究費補助金 新学術領域研究 計画研究 B01「規範とアイデンティティ:社会的紐帯とナショナリズムの間」・平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究C)「エジプト映画における『イスラーム』表象の変遷とその分析」

詳細はこちら
http://www.tufs.ac.jp/event/general/tufs_cinema16112901.html

このページのトップへ戻る

第1回「現代中東・イスラームの人類学」研究会開催のご案内

この度、人間文化研究機構「現代中東地域研究」国立民族学博物館拠点におきまして下記の研究会を開催いたします。
ご関心のある方はどなたでも参加可能です。
本メーリングリストには参加していない中東地域を対象に人類学的研究に従事されている方にお心当たりがございましたら、是非とも本研究会についてご案内くだされば幸いです。
ご参加をご希望される方は【備考】についてもご参照ください。
本件につきましては、黒田(kenjikuroda@idc.minpaku.ac.jp)までお問い合わせください。

第1回 「現代中東・イスラームの人類学」研究会

場所:
国立民族学博物館4F 第一演習室
日時:
2016年11月27日(日)
14:00〜15:00
趣旨説明 黒田賢治(人間文化研究機構)
「中東・イスラームをめぐる人類学的研究と動向調査の課題」
15:00〜15:15
休憩
15:15〜16:45
総合討論と打合せ

【研究会趣旨】

1981年にデイル・F・アイケルマンが包括的な中東地域の文化/社会人類学的研究の概説書を出版してから35年、1989年にライラ・アブールゴドがアラブ・マジョリティの中東地域における人類学的研究の総説論文を発表して約25年が過ぎた。
二つの研究が現われてそれぞれ約30年と約20年を迎えた2010年以降も、中東地域を対象とした人類学的研究の総説論文、理論書が出版されてきた。
本研究会においては、そのような研究成果を参照しながら2000年以降の研究動向を整理し、現代中東地域研究国立民族学博物館拠点の課題である中東地域において培われてきた文化知識の資源化にアプローチするための方法論的基盤の整備・強化を図る。

【備考】

  • モノレール万博記念公園駅からお越しの場合、自然文化園を通る際に通行証が必要となります。ご参加を希望の方は、あらかじめお知らせください。
  • 遠方からお越しの方で旅費等が必要な場合にはお申しください。
     (*必ず旅費が支給できるわけではありません)。

問合せ先:黒田賢治(kenjikuroda@idc.minpaku.ac.jp)
人間文化研究機構 総合人間文化研究推進センター研究員
(国立民族学博物館現代中東地域研究拠点 拠点研究員)
電話: 06-7664-5732 (直通)

このページのトップへ戻る

研究会お知らせ:「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第7回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第7回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第7回となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGh iyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年11月25日(金)17:00〜19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室1・2(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第3部(daf‘a)「アワールジャ帳簿(awarja)について」
Mar‘ashi 8140: 158.「ジハートはジハトの複数形である(wa jihat jam'-i jihat ast)」から。
写本画像: Mar‘ashi 8140: 158- = image 81-; Majlis 6544: 72b- = image 79-; Astan-i Quds 7148: 69a- = image 70-; Majlis 3117: 95a- = image 97-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)
阿部尚史(東京大学中東地域研究センター特任助教)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

研究会の概略

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一) の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著) の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、 「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

リンク

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(khargush1969[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

現代中東地域研究・京大拠点「イスラーム中道派研究班」研究会のお知らせ

第2班「イスラーム中道派研究班」研究会のお知らせ

「現代中東の地殻変動とその眺望:政治・社会・思想の動態的連関を考察する」

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)現代中東地域研究・京大拠点、京都大学科学研究費基盤研究(A)「グローバル化時代に対応する21世紀型イスラーム学の構築」は、2016年11月19日(土)第2班「イスラーム中道派研究班」研究会を開催いたします。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

【日 時】
2016年11月19日(土)13時〜18時30分
【場 所】
京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階大会議室(AA447)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
【共 催】
科学研究費 新学術領域研究「グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立」
人間文化研究機構「現代中東地域研究」国立民族学博物館拠点
【プログラム】
13:00-13:20
小杉 泰(中道派研究班代表)「趣旨説明」
13:20-14:30
末近浩太(立命館大学国際関係学部・教授)
「『現代シリアの国家変容とイスラーム』再訪——シリア紛争とメルトダウンする中東政治」(仮)
14:40-15:50
横田貴之(明治大学情報コミュニケーション学部・准教授)
「エジプトのイスラーム主義運動は終焉したのか?——ムスリム同胞団の危機を手掛かりに」
16:00-17:10
山尾 大(九州大学大学院比較社会文化研究院・准教授)
「統治するイスラーム、闘うイスラーム——戦後イラクの政治変動と地域紛争を考える」(仮)
17:20-18:30
黒田賢治(国立民族学博物館現代中東地域研究・拠点研究員)「イランにおける殉教文化の新展開——聖地防衛としてのシリア紛争」

*準備の都合上、参加をご希望の方は事前にKIAS事務局
(inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641

このページのトップへ戻る

「現代中東地域研究」秋田大学拠点研究会開催のお知らせ

この度、「現代中東地域研究」秋田大学拠点で下記の研究会を開催することとなりました。
ご興味のある方は、ご参加を検討いただければ幸いです。
本件につきましては、秋田大学大学院国際資源学研究科「現代中東地域研究」遠藤研究員(endo-h@gipc.akita-u.ac.jp / 018-889-3297)までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。

中東と南アジアの外来移入種メスキート問題
—砂漠化対処から水・エネルギー・食料の資源ネクサスへ—

日時:
2016年11月 19日(土)13〜17時
場所:
秋田大学手形キャンパス 国際資源学部3F講義室
テーマ:
「中東と南アジアの外来移入種メスキート問題—砂漠化対処から水・エネルギー・食料の資源ネクサスへ—」
共催:
人間文化研究機構「現代中東地域研究」秋田大学拠点、人間文化研究機構「南アジア地域研究」京都大学拠点
協力:
人間文化研究機構「北東アジア地域研究」国立民族学博物館拠点
開催趣旨:
南米原産のマメ科プロソピス属の植物メスキートは、大英帝国が植民地時代に各地に導入したのがきっかけとなり、その後、西アジア、南アジア、アフリカなどにおいて砂漠化対処と農業開発の一環として国際的な後押しにより植林に用いられた外来移入種である。 本研究会では、中東(スーダン)と南アジア(インド・タミル)における村落レベルの詳細な事例研究の比較に基づいて、水・エネルギー ・食料の資源ネクサスと位置づける方向性を提起しつつ、地域生態系と地域社会の観点から外来移入種メスキート問題をめぐる現状と課題 を多元的資源観に基づき再考する。
発表:
13:00〜13:15
開催趣旨説明「中東と南アジアの外来移入種メスキート問題」
13:15〜13:45
縄田浩志(秋田大学)「スーダンにおけるメスキートの統合的管理法を目指して」
13:45〜14:15
安田裕(鳥取大学)「メスキートと水環境」
14:15〜14:45
星野仏方(酪農学園大学)「最適放牧理論とキャメルラインの形成—紅海沿岸の事例」
14:45〜15:00
休憩
15:00〜15:30
坂田隆(石巻専修大学)「ヤギの増体重に与える飼料添加メスキート莢の影響」
15:30〜16:00
佐藤孝宏(京都大学)「南インド半乾燥地におけるプロソピス被覆面積拡大が世帯収入に及ぼす影響」
16:00〜16:30
コメント:池谷和信(国立民族学博物館)
16:30〜17:00
総合討論
エクスカーション
日時:2016年11月 20日(日)10〜12時
秋田で砂防植林の偉人である栗田定之丞の足跡・業績をたどる
(秋田県立博物館、栗田神社など)

このページのトップへ戻る

「協調と融和のイスラーム—日本・中国・インドネシアの事例から」

平素よりお世話になっております。
この度、上智大学イスラーム研究センターでは、下記のシンポジウムをソフィア・オープン・リサーチ・ウィークス 2016の企画として行います。
多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

シンポジウム「協調と融和のイスラーム—日本・中国・インドネシアの事例から」のお知らせ(2016年11月19日(土)上智大学)
【SOPHIA OPEN RESEARCH WEEKS 2016】

日時:
2016年11月19日 13:30〜17:30(13:00開場)
会場:
上智大学2号館4階 2-408教室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
*会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya

■プログラム

趣旨説明
赤堀雅幸(上智大学総合グローバル学部教授)
講演1
新井和広(慶應義塾大学商学部准教授)「インドネシアとアラビア半島を結ぶ預言者一族の活動:聖者の『プロモーション』を通じて」
講演2
黒岩高(武蔵大学人文学部教授)「漢族から回族へ、回族から漢族へ:中国ムスリムの民衆文化と思想」
講演3
三沢伸生(東洋大学社会学部教授)「戦前・戦中期の日本にとってのムスリム:共闘と打算」
総合討論
司会
赤堀雅幸
ディスカッサント
岩崎えり奈(上智大学外国語学部教授)
澤江史子(上智大学総合グローバル学部教授)

■シンポジウム主旨

私たちにとってイスラームがより身近になっていく未来を見据えるとき、紛争や暴力との関わりでイスラームを論じる語り口が支配的になることは、大きな危険をはらんでいる。このシンポジウムでは、日本と日本に比較的近い中国、インドネシアを事例に、対立をはらみながらも、イスラームが現地の社会や民族、文化に協調と融和のうちに溶け込もうとしてきた過程に注目する。

言語:日本語

参加費無料

本シンポジウムは、上智大学学術研究特別推進費重点領域研究「イスラームとキリスト教他諸宗教の対立・交流・融和の地域間比較研究」および大学共同利用機関法人 人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト地域研究推進事業『現代中東地域研究』の研究成果として、行います。

上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学市ヶ谷キャンパス研究棟5階511号室
TEL&FAX: 03-3238-4073
ias-iac@sophia.ac.jp
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html

このページのトップへ戻る

AA研「近世イスラーム国家と周辺世界」研究会

アジア・アフリカ言語文化研究所の共同利用・共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」では、以下のように今年度第一回の研究会を開催いたします。
今回は、より多くの方に報告していただくようにし、充実した6つの報告が予定されています。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

共同利用・共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」

日時:
2016年11月19日(土) 13時から18時30分
会場:
東京外国語大学本郷サテライト4Fセミナー室
文京区本郷2−14−10
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

プログラム

13:00-13:50
齋藤久美子 「動くサンジャク(県)ー16世紀アナトリア南東部の移動する人間集団を対象とした地方行政組織」
13:50-14:40
小笠原弘幸「コンスタンティノープル征服と「世界の終わり」−メフメト二世による終末論の超克」
14:55-15:45
堀井優「16世紀オスマン帝国下のヴェネツィア行政--バイロの役割を中心に--」(仮題)
15:45-16:35
多田守「dirlik制度の限界とその対応策を巡って−17世紀末におけるオスマン朝の模索とヨーロッパ諸国」
16:50-17:40
磯貝健一「ロシア帝国トルキスタン地方のシャリーア法廷判決台帳−何が書かれ、何が書かれなかったか」
17:40-18:30
後藤裕加子「サファヴィー朝のカズウィーン遷都に関する一考察 」

参加自由・無料・事前登録不要

このページのトップへ戻る

松原正毅先生講演会のお知らせ

このたび、ユーラシア遊牧研究を長期にわたり牽引してこられた松原正毅先生(国立民族学博物館名誉教授、坂の上の雲ミュージアム館長)の講演会を下記のとおり開催いたします。
人類学、歴史学、地域研究など広範な学問領域に関わる松原先生の最新のご研究と、遊牧研究および地域研究の展望とをお聞きし、みなさまと議論したく存じます。
多くのみなさまのご出席をお待ちしております。

日時:
2016年11月18日(金) 14時〜17時半
場所:
明治大学駿河台キャンパス
グローバルフロント1階ホール
プログラム(予定)
0.講演会の趣旨説明、松原先生のご紹介 14時〜
1.松原先生ご講演:「遊牧研究と地域研究」(仮題)14時05分~
休憩:15時35分〜
2.質疑応答:15時50分~16時50分
3.懇親会:17時半~

* なお準備の都合上、ご出席をご希望の方は、11月16日までに江川ひかり宛(egawahi@meiji.ac.jp)にご一報いただければ幸いです。

主催「近現代ユーラシアにおける遊牧社会の変容にみる新生活原理の構築」(科学研究費挑戦的萌芽研究2016年度〜2018年度)江川ひかり(明治大学文学部)

このページのトップへ戻る

シンポジウム「The Relevance of Area Studies for the Sciences and Public Policy:Examples from Europe & Asia」のご案内

来る11月15日(火)、東京大学山上会館で地域的な事象に着目しつつ研究を行うことの学術・実践上の意義について考える国際シンポジウムを開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

※事前登録の必要がございます。11月11日までに
registration@leibniz-association.eu
までお名前とご所属をお知らせください。

詳細ウェブページ:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/8239

The Relevance of Area Studies for the Sciences and Public Policy Examples from Europe & Asia

Our conference aims at highlighting possible contributions of area studies to the sciences, innovation and public policy by discussing concrete examples in highly relevant thematic fields. We would like to invite you to the symposium which will refer to the outcomes of our preceding sessions.

【日時/Date】
2016年11月15日(火) 13:30~17:00
13:30~17:00, 15th November, 2016
【会場/Venue】
東京大学 本郷キャンパス 山上会館
Sanjo Kaikan, The University of Tokyo (Hongo Campus)
Address: 7-3-1 Hongo Bunkyo-ku Tokyo
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html
【プログラム/Program】
13:30-13:40
Welcome Addresses
Masashi HANEDA (The University of Tokyo, Vice President)
Patrick KÖLLNER (GIGA Institute of Asian Studies, Director)
13:40-14:40
Keynotes -Area Studies, Innovation and Public Policy in Europe and Asia
Yuko HARAYAMA (CSTI, Cabinet Office Japan, Executive Member)
Yuichiro ANZAI (JSPS, President, Member of Foundation Council of JDZB)
Keiko SAKAI (Relational Studies on Global Crisis, Project Leader, Chiba University)
Franz WALDENBERGER (DIJ, Director)
14:40-15:00
Break
15:00-17:00
Roundtable – Why Area Studies Matter
Chair: Iris WIECZOREK (GIGA, Senior Researcher; Leibniz Japan, Representative)
Panelists:
Yuko HARAYAMA (CSTI, Executive Member)
Yuichiro ANZAI (JSPS, President, Member of Foundation Council of JDZB)
Patarapong INTARAKUMNERD (GRIPS, Professor)- Chair of Innovation Session
Jin SATO (The University of Tokyo, Professor)- Chair of Ecology & Energy Transition Session
Patrick KÖLLNER (GIGA Institute of Asian Studies, Director)- Chair of Foreign Policy Session
H. D. KARUNARATNE (University of Colombo, Professor)- Chair of Health and Food Security Session
Susanne BRUCKSCH (DIJ, Senior Researcher)- Chair of Engineering, Robotics and IoT Session
Eiji NAGASAWA (The University of Tokyo, Professor)- Chair of Ideological, Political, and Social Forces in the Era of Globalization
17:15-19:15
Reception
【事前登録/Registration】
Admission Free, Registration Required
Please register at [registration@leibniz-association.eu]
Registration deadline: 11/11
【主催/Organizers】
GIGA German Institute of Global and Area Studies (Hamburg)
German Institute for Japanese Studies (DIJ, Tokyo)
The University of Tokyo [Network for Education and Research on Asia (ASNET), Institute for Advanced Studies on Asia (IASA)]
【共催/Cooperating Institutions】
Friedrich Ebert Foundation (FES)
Japanese-German Center Berlin (JDZB)
Leibniz Association
Relational Studies on Global Crisis
(JSPS Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas)
【お問い合わせ/Inquiries】
Iris Wieczorek, Leibniz Japan
03-3470-7257

このページのトップへ戻る

セミナー「対話による人間関係の構築—マディーナ憲章を事例に」ご案内

11/5 日程変更につき一部修正

セミナー「対話による人間関係の構築―マディーナ憲章を事例に」

これまでサウジアラビア国立イマーム大学は文明・宗教間の対話を国是としても重視し、そのために学内に現代イスラーム・対話センターを設立して世界的規模での対話の推進を試みてまいりました。
この度アラブ イスラーム学院では、このような流れを背景として、以下のセミナーを開催することとなりました。
日本とアラブ・イスラームの関係促進の一助になるものと思われますので、是非お誘い合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
なおサウジ側講師は全員同センター所属の教授陣です。
ご参加は無料ですが、事前の登録を11月6日(日)までに、学院斎藤(03-3404-6622,aiitseminar@gmail.com)までお願いします(日付、セミナー名、午前、昼食、午後の別、ご氏名、ご所属を明記下さい)。

日時:
11月11日(金)17:00 - 18:00
11月12日(土)11:00 - 17:00
場所:
アラブ イスラーム学院 東京都港区元麻布3-4-18 (以下敬称略)
11日(金)
17:00 -
開会式(イマーム大学学長、同現代イスラーム・対話センター所長、主賓挨拶等)
18:00 -
夕食
12日(土)
11:00 -
セッション1:共生実現への対話の効果
議長:ムハンマド・アルアラム(イマーム大学国際学術交流担当副学長)
(サウジ側)バンダル・アルスワイリム、ナーセル・アルフワイミル、ナーセル・アルジャブル
(日本側)樋口美作、水谷周
11:50 -
質疑応答
12:00 -
礼拝・昼食
13:30 -
セッション2:他者との人間関係構築
議長:徳増公明(日本ムスリム協会会長)
(サウジ側)イブラーヒーム・アルマイマン、タラール・アルトゥライフィー
(日本側)宮田律、前野直樹
14:10 -
質疑応答
14:30 -
礼拝・休憩
15:00 -
セッション3:イスラームと日本の共生上の共通点
議長:
イブラーヒーム・アルマイマン(イマーム大学学術機関担当副学長)
(サウジ側)アブドゥッラー・アルサーミル
(日本側)森伸生、佐藤裕一、久山宗彦
15:50 -
質疑応答
16:00 -
セッション4:諸民族、諸文明間の対話と人間関係
議長:(未定)
(サウジ側)ワファー・アルスバイイル、ヒーラ・アルファーイズ
(日本側)塩尻和子、徳永里砂
16:50 -
質疑応答
提言:アブドゥルムフセン・アルスマイフ(イマーム大学現代イスラーム・対話センター所長)
17:10
閉会

*日本語-アラビア語同時通訳あり

このページのトップへ戻る

パレスチナ/イスラエル研究会・第3回研究会のお知らせ

「パレスチナ/イスラエル研究会」より、次回研究会のお知らせをお送りいたします。
今回は日本女子大学大学院の児玉恵美さんより、レバノンでのパレスチナ解放運動に関するご報告、また東京大学大学院の保井啓志さんより、パレスチナ/イスラエルにおけるピンクウォッシングに関するご報告を頂きます。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

パレスチナ/イスラエル研究会

2016年度第3回 パレスチナ/イスラエル研究会
NIHU地域研究推進事業「現代中東地域研究」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)拠点

日時:
11月12日(土)14:00~19:00
会場:
東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
◆報告1:
児玉恵美(日本女子大学文学研究科史学専攻博士課程前期)
「レバノンのパレスチナ解放運動(1969年-1982年):難民キャンプにおける動員と参加から」
参考図書
  • Shafiq Al-Hout. 2011. My Life in the PLO: The Inside Story of the Palestinian Struggle. New York: Pluto Press.
  • Rosemary Sayigh. 1979. The Palestinians: From Peasants to Revolutionaries. London: Zed Press.
◆報告2:
保井啓志(東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程)
「ピンクウォッシング: ナショナリズムとセクシュアリティ」
参考図書
  • Jasbir Puar. 2007. Terrorist Assemblage: Homonationalism in Queer Times. Durham and London: Duke University Press.
  • Sara Schulman. 2012. Israel/Palestine and the Queer International. Durham and London: Duke University Press.
  • Joseph Massad. 2007. Desiring Arabs. Chicago and London: Chicago University Press.

※研究会のメンバーで非関東圏からご出席頂き、旅費の支給をご希望される方は、10月31日までに運営事務局(info_palestine_israel@tufs.ac.jp)までご連絡ください。

主催:東京外国語大学アジア・アフリカ研究所 中東イスラーム研究拠点
(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)
共催:東京大学東洋文化研究所班研究「中東の社会変容と思想運動」

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
中東イスラーム研究拠点
(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)
〒183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1
aa_nihu_kyoten@tufs.ac.jp

このページのトップへ戻る

上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」第二回研究会のお知らせ

大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
2016年度第2回研究会のお知らせ
(2016年11月12日(土)上智大学 市ヶ谷キャンパス)

主催:
上智大学イスラーム研究センター
共催:
早稲田大学イスラーム地域研究機構

上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」を進めております。11月12日に次回の研究会を開催する運びとなりましたので、お知らせいたします。多くの方のご参加、お待ちしております。

ご参加いただける方は、できましたら11月10日(木)までに、当センター事務局<asia-africa@sophia.ac.jp>宛てにご連絡をお願いいたします。

「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会 第2回研究会

報告者1:溝渕 正季(名古屋商科大学)
「宗派主義というアポリア:現代レバノンにおける政治と宗教」
報告者2:正木 響(金沢大学)
「セネガル発祥のスーフィズム:ムリッド教団の概要およびそのグローバル展開の動向・意義」
日時:
2016年11月12日(土) 14:00-18:00
会場:
上智大学「市ヶ谷」キャンパス 研究棟6階会議室
(JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線市ヶ谷駅 徒歩5分 または東京メトロ有楽町線麹町駅 徒歩5分)
*四谷キャンパスではございませんのでご注意ください。正門を入ってすぐ右手 の建物です。また、エレベーターは5階までとなっておりますので、その先6階 へは階段をご利用ください。

このページのトップへ戻る

日独マムルーク研究ワークショップ11月5-6日東洋文庫

11/5-6(土・日)に「日独マムルーク研究ワークショップ」を(公財)東洋文庫で開催いたします。活発なマムルーク研究を展開しているボン大学(ドイツ)から5名の研究者をむかえ、計15名の研究発表をもとに、今後のマムルーク研究の方向を議論します。ドイツ側は、日本の研究者との出会い・交流を期待しております。当該分野に限らず、歴史・思想・文学など幅広いご参加をお待ちしております。
40名程度の会場で、配付資料等準備の都合上、ご参加を予定のかたは、事前に下記にご連絡ください。

連絡先:
東洋文庫研究部・太田啓子
ota@toyo-bunko.or.jp

プログラム

会場:
(公財)東洋文庫講演室(2階)
東京都文京区本駒込2-28-21
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html

German-Japanese Workshop on Mamlukology
co-organized by MIURA Toru and Stephan CONERMANN

Nov. 5, Sat.

13:00
Opening Address: MIURA Toru
13:15~14:45
Session 1 Sultans, Amirs and Politics
Stephan CONERMANN, How to Write a Book on the ‘awlad al-nas’? Some Preliminary Remarks
YOSHIMURA Takenori, Medium Junior Bureaucracy and Military Officer during Mamluk Dynasty
Christian MAUDER, The Early Life of the Mamluk Sultan Qānṣawh al-Ghawrī in the Light of a Newly Discovered Source
15:00~17:00
Session 2 Waqf and Economy
Bethany WALKER, Grain for the Governor, Bread for the Home: Village-Level Initiatives in Imperial Grain Production in Mamluk Syria
IGARASHI Daisuke, Charity and Endowments of the Civilian Elite: The Case of Zayn al-Dīn ʻAbd al-Bāsiṭ, the Nāẓir al-Jaysh (d. 854/1451)
ITO Takao, A Summary of the Waqf Documents of the Mamluk Sultan Barsbāy
KUMAKURA Wakako, Egypt as a Laboratory to Build a Sustainable Society, from Mamluk History to the Future

Nov. 6, Sun.

10:00~12:00
Session 3 Knowledge and Culture
OTA Keiko, The Relationship of Ulama between Mecca and Cairo: The Case of Taqī al-Dīn Muḥammad ibn Fahd(d. 871/1466) and Najm al-Dīn ʿUmar ibn Fahd (d. 885/1480)
Mohammad GHARAIBEH, The Sociology of Ḥadīṯ Studies in the Late Mamluk Period: An Analysis of the Commentaries on the Muqaddimat Ibn Aṣ-Ṣalāḥ from the Perspective of Sociology of Knowledge
Abdelkader AL GHOUZ, Recasting al-Bayḍāwī's Eschatological Concept of Bodily Resurrection: Shams al-Dīn al-Iṣfahānī and Aḥmad al-Ījī in Comparative Perspective”
NAKAMACHI Nobutaka, New Perspective toward Mamluk Historiography in Japan:  A Historiographical Analysis on al-Ayni’s chronicles
13:30-15:30
Session 4 People and Society
TSUJI Asuka, Christian-Arabic Literature in the Mamluk Period
MATSUDA Toshimichi, Dhimmi Society in the Mamluk Period
MIURA Toru, Who and What led Urban Riots in the late Mamluk Period: Reconsidering the Zuʿr
KONDO Manami, The Duties of the Qāḍī and the Related Sources in the Mamluk Period
16:00~17:00
General Discussion
17:00~17:15
Closing Remarks, Stephan CONERMANN

Toru MIURA Professor
Ochanomizu University
Faculty of Letters and Education
2-1-1 Otsuka, Bunkyo-ku, Tokyo, 112-8610 JAPAN
Tel&Fax 81-3-5978-5184 Home Address: 598-9 Bukkocho, Hodogaya, Yokohama, JAPAN 240-0044 E-Mail:miura.toru@ocha.ac.jp

このページのトップへ戻る

日本アラビア語教員会 設立総会のお知らせ

2016年11月5日(土)午後1時から午後5時まで
大阪大学中之島センター 607会議室
https://www.onc.osaka-u.ac.jp/index.php

今回は既述のように、お越しいただいた方が、自身でどのような学習法を行ってきたか、メリット、デメリットはどう感じているかなどを自由に述べていただくような、研究会としてはその前の「第0回」になるように考えております。
また会則等、これからの活動について、ご指導・ご提案の話し合いも行う予定でおります。

会議室の都合上、参加を希望される方は、ご連絡を近藤までいただければ幸いです。
またお近くで興味をお持ちの方にお伝えいただけるとうれしいです。

学園祭頃のお忙しい時期だとは存じますが、是非お運びいただき、貴重なご意見を多々賜われますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

10/14 追記

予定といたしましては、

  • 挨拶・趣旨説明
  • 討論「これまでのアラビア語教育を顧みて」
  • ブレイク
  • 発表「アラビア語検定を顧みて」
  • 「会則」について参加メンバーで話し合い、承認

その後、中央公会堂のレストランで軽く懇親会を予定しております。

ご入会希望やご参加希望の方は、早めに k-kondo@lang.osaka-u.ac.jp (阪大 近藤久美子教授)までお知らせいただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

このページのトップへ戻る

アジ研専門講座「中東域内政治の新展開」開催のお知らせ

アジア経済研究所ではきたる11月4日に中東域内政治に関する「専門講座」を下記の要領で開催します。

講座名:
中東域内政治の新展開??イラン・トルコ・サウジの視点から
開催日時:
11月4日(金)14時30分〜17時05分(開場は14時00分)
開催場所:
ジェトロ赤坂本部5階 展示場
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/161104.html
先着200名(入場無料)ですので、ご参加を希望される皆様は上記URLをクリックのうえぜひお早めにお申し込みください。なお以下では同講座の「趣旨説明」を引用いたします。

9.11米国同時多発テロから15年目の今年、米国では第45代大統領を選出する選挙が大詰めを迎え、欧州を巻き込みながら激動を続ける中東情勢もまた再び新たな段階に入ろうとしています。
本講演会では中東情勢を理解するための最も重要な要件でありながら日本では正面から取り上げられることの少ない中東の域内国際関係を各国の専門家が整理し、今後数年間の見取り図を得ることを目的とします。
2011年初頭からの「アラブの春」を経た現在、中東域内の主要なアクターは大きく様変わりしており、それはイラン、トルコ、サウジアラビアの三カ国であるとみられます。
米国の新大統領が最初に取り組むべき最大の課題のひとつはシリア問題でありますが、この三国はシリアに関してそれぞれ異なる利害を有しています。
さらにこれら三カ国間の相互の二国間関係はそれぞれ錯綜しており、一国からのみの視点では到底バランスのとれた理解に至ることは難しいです。
そこで本講演会では上記三カ国の専門家が幾つかの共通の設問についてそれぞれの国の立場からの回答を試み、最後の質疑応答および討論の時間に中東政治の今後数年間の展望に至ることができれば幸いと考えます。

このページのトップへ戻る

10月


シンポジウム開催のお知らせ:『EUは危機を超えられるか』 -中東危機と英国離脱-

この度明治大学国際総合研究所 EU研究会及び中東・中央アジア構造変動研究会では下記のとおりシンポジウムを開催する運びとなりました。

ぜひとも多くの方々にこの貴重な機会のお話を聞いていただきたく
皆様のご参加はもとより、ご関係者の方々にもご参加のお声がけをいただければ幸いでございます。

  1. 開催趣旨: 戦後最大の岐路にあるEUの現状と課題を討議し、幅広い視野からのEUの行方を探ります。
    有識者によるご講演とパネルディスカッション及び討議を通じて今後の日- EU関係を考えていきます。
  2. 開催日時: 2016年10月31日(月) 13:00~17:00 (受付開始 12:30) 入場無料・事前登録制
  3. 開催会場: 明治大学 グローバルフロント1階 グローバルホール

【国際総合研究所ホームページ案内】

このページのトップへ戻る

Sabri Ates博士講演会 於:大阪私立大学

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点では、人間文化研究機構「現代中東地域研究」推進事業の一環として、下記のように大阪私立大学文学研究科東洋史学専修講演会を開催いたします。

オスマン帝国とイランの国境成立にかかわる興味深い講演会ですので、皆様のお越しをお待ちしております。

Sabri Ates博士講演会

日時:
2016年10月25日(火)16時30分から18時
会場:
大阪市立大学経済学部棟2F第4会議室 (大阪市住吉区杉本3-3-138)
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access
内容:
Sabri Ates, South Methodist University,
“Corpses, Cholera, and the Making of the Ottoman-Iranian Boundaries”
共催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点
大阪市立大学文学研究科東洋史学専修
問い合わせ:
aa_nihu_kyoten@tufs.ac.jp

このページのトップへ戻る

The future of Lebanese and Syrian migration studies ワークショップのご案内

10月24日(月)に下記の要領で国際ワークショップ「レバノン・シリア移民研究の将来」を開催します。 ブラジル、メキシコ、カナダ、レバノンを中心に、グローバルな規模でのレバノン・シリア移民研究について、その最前線の成果と今後の展開のあり方について議論する機会となるでしょう。御関心のある皆様のお越しをお待ちしております。

なお報告者のうち Jeffrey Lesser 教授については鈴木茂・佐々木剛二訳『ブラジルのアジア・中東系移民と国民性の構築』(明石書店2016年)、Ghassan Hage 教授については保苅実・塩原良和訳『ホワイト・ネイション』(平凡社2003年)、塩原良和訳『希望の分配メカニズム』(御茶の水書房2008年)の訳書があります。

Workshop
“The future of Lebanese and Syrian migration studies”

Date:
Monday, October 24, 2016
Venue:
Room 303, Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies
3-11-1 Asahi-cho, Fuchu-shi, Tokyo 183-8534
http://www.tufs.ac.jp/english/access/
Program:
13:30-13:40 Opening remarks by Hidemitsu Kuroki (ILCAA)
13:40-14:10 Jeffrey Lesser (Emory University)
“Identity myths and Syrian-Lebanese ethnicity in Brazil”
14:10-14:40 Camila Pastor (Center for Research and Teaching of Economics-Mexico)
“Lebanese of the New World: Colonial Mahjar histories in Mexico”
14:40-15:10 Akimitsu Ikeda (ILCAA)
"Money as worldview: From fieldwork in Alberta, Canada"
15:10-15:30 Break
15:30-16:00 Ghassan Hage (University of Melbourne)
“On the specificity of Lebanon’s transnational entrepreneurial culture”
16:00-16:30 Guita Hourani & Suzanne Menhem (Notre Dame University-Lebanon)
“Business ownership among Lebanese migrant returnees: Opportunities and challenges”
16:30-17:00 Hidemitsu Kuroki (ILCAA)
“Dragomanity: An origin of multifaceted nature of Lebanese and Syrian migrants?”
17:00-17:20 Break
17:20-18:00 Discussion
Chair:
Satoshi Udo (Kagoshima University)
Language:
English

Open to the public & free of charge

Sponsored by:
Grants-in-Aid for Scientific Research Project “Extensive networks of Lebanese and Syrian migrants: Multifaceted self and spatial imagination” supported by Japan Society for the Promotion of Science

Contact: Hidemitsu Kuroki, e-mail: kuroki@aa.tufs.ac.jp

このページのトップへ戻る

Sabri Ates博士基調講演のお知らせ

来る10月22日(土)-23日(日)に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所において、アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム(CAAS)の年次シンポジウム"Crossing the Boundaries: Asians and Africans on Move"が開催されます。
CAASには、東京外国語大学ほかSOAS, INALCO等6つのアジア・アフリカ研究の大学が加盟しております。

このシンポジウムの基調講演者として、Southern Methodist UniversityのSabri Ates氏を招聘いたしました。氏には、主著The Ottoman-Iranian Borderlands: Making a Boundary, 1843-1914 (Cambridge 2013)を始め、オスマン史・イラン史にまたがる多くの業績がございます。
下記のように、基調講演が公開で行われます。なお、この講演は、人間文化研究機構「現代中東地域研究」推進事業の一環で行われるものです。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

CAAS Symposium ”Crossing the Boundaries: Asians and Africans on Move"基調講演

日時:
2016年10月22日(土)13:45-14:30
会場:
アジア・アフリカ言語文化研究所 大会議室(303)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
内容:
Sabri Ates, Southern Methodist University
"Three Frontiers, One Map: Making the Oldest Boundary of the Middle East"
(使用言語英語、通訳なし、公開、入場無料)
主催:
東京外国語大学
共催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム拠点
(人間文化研究機構現代中東地域研究推進事業)
お問い合わせ:
aa_nihu_kyoten@tufs.ac.jp
Website: http://meis.aa-ken.jp/

すでにお知らせしましたように、Sabri Ates氏は10月25日には大阪市立大学で講演されます。関西方面の方は是非こちらに参加ください。

このページのトップへ戻る

「シャリーアと近代」平成28年度第5回(通算第61回)研究会のご案内

東洋文庫現代イスラーム研究班は、下記の通り研究会を開催いたします。
関心をお持ちの方はぜひご参加下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。

「シャリーアと近代」平成28年度第5回(通算第61回)研究会のお知らせ

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、科研費(基盤B)「債権法を用いた『現代中東法』のモデル化とその比較法的考察」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

下記日程にて今年度第4回(通算第60回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。

日時:
2016年10月16日(日)12:30~18:00
会場:
東洋文庫7階(東京都文京区本駒込2-28-21)
※今回は会議室ではなく、イスラーム地域研究ブースにて実施します。
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
テクスト:
第743条~

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]

大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

このページのトップへ戻る

ハラールに関するアジア・ムスリム研究会

2016年度第1回アジア・ムスリム研究会
日時:10月15日(土)16:30-18:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス第14号館8階801号会議室
ガラスの自動ドアから入って左奥の2台のエレベータをご利用ください)
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2015/08/waseda-campus-map.pdf

第1報告:小島 宏(早稲田大学)
「西欧ムスリム移民二世のハラール食品消費行動の関連要因」
第2報告:竹下修子(愛知学院大学)
「ハラール認証に頼らないムスリム観光客誘致戦略:飛騨高山の事例から」(仮題)
懇親会
時間:
18:30-
会場:
馬記 蒙古肉餅(高田馬場、清真料理)
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13199858/

懇親会(自己負担)参加予定の方は予約の都合がありますので、10月13日(木)午後6時までに小島宛(kojima@waseda.jp)にお知らせいただければ幸いです。
なお、講演会は2015〜17年度科研費・基盤(B)「ムスリム・マイノリティのハラール食品消費行動の関連要因:東アジアと西欧の比較研究」の一環として行われるものです。
よろしくお願い申し上げます。

このページのトップへ戻る

マイケル・フィーナー氏 講演会のお知らせ

上智大学・アジア文化研究所の主催で下記の講演会を開催いたします。ぜひご出席ください。なお、どなたでもご参加いただけますが、準備の都合上、ご出席予定の方は以下にご一報ください。
連絡先:研究所事務室 i-asianc@sophia.ac.jp

上智大学・アジア文化研究所では、南山大学アジア太平洋研究所の招聘により来日されるマイケル・フィーナー氏(オックスフォード大学)をお迎えし、以下の要領で講演会を開催いたします。東南アジアや中東のムスリム社会における先イスラーム期文化伝統の重要性を論じる興味深い講演ですので、ぜひご出席くださいますよう、ご案内いたします。(For announcement in English, please scroll this message).

日時:
2016年10月15日(土)15時―17時
会場:
上智大学四谷キャンパス、2号館6階603号室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
講師:
Dr. R. Michael Feener (Sultan of Oman Fellow at the Oxford Centre for Islamic Studies at the University of Oxford)
演題:
Pre-Islamic Heritage in Muslim Southeast Asia
討論者:
青山亨(東京外国語大学)、私市正年(上智大学)
司会:
川島緑(上智大学)
言語:
英語(通訳なし)

アブストラクト、講師プロフィールは研究所ホームページをご参照ください(近日掲載予定)
http://dept.sophia.ac.jp/is/iac/lecture/

We are pleased to announce the lecture by Dr. Michael Feener of Oxford University as follows.

Date and Time:
October 15, Sat. 2016, 1500-17:00
Venue:
Room 603, 6th Floor, Bldg.2, Yotsuya Campasu, Sophia University, Tokyo http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
Lecturer:
Dr. R. Michael FEENER (Sultan of Oman Fellow at the Oxford Centre for Islamic Studies Oxford University)
Title:
Pre-Islamic Heritage in Muslim Southeast Asia.
Discussants:
Prof. AOYAMA Toru (Tokyo University of Foreign Studies), Prof. KISAICHI Masatoshi (Sophia University)
Chairperson:
Prof. KAWASHIMA Midori (Sophia University)
Language:
English.

Organized by the Institute of Asian, African, and Middle Eastern Studies (IAAMES) (Formerly, Institute of Asian Cultures) of Sophia University.

For the profile of the lecturer and the abstract, please visit:
http://dept.sophia.ac.jp/is/iac/en/lecture/ (forthcoming soon.)

Free admittance. All who are interested are welcome to attend.
For reservation, please contact: i-asianc@sophia.ac.jp

このページのトップへ戻る

M. クリムケ氏特別セミナーのご案内

この度、早稲田大学イスラーム地域研究機構では、M. クリムケ氏(ニューヨーク大学アブダビ校准教授)をお招きして、国際的で多文化環境下にあるアラブ首長国連邦のニューヨーク大学アブダビ校での取り組みを紹介していただきながら、湾岸地域における大学の国際性と多文化共生について考える特別セミナーを下記の要領で行います。
なお、本セミナーは、日本学術振興会拠点形成事業(B.アジア・ アフリカ学術基盤形成型)による研究交流事業「 多文化環境下における価値の交渉——イスラームとの共生に向けた発展的研究」 の一環として開催されます。

M. クリムケ氏特別セミナー要領

題目
The Global Network University: A View from New York University Abu Dhabi
概要
New York University’s vision of a “Global Network University” has sparked widespread debate among observers of the continuing trend of globalizing higher education in the 21st century, as well as its own faculty, staff, and students. This talk will explore the history and trajectory, as well as opportunities and challenges, of this ambitious global educational endeavor from the perspective of one of the network’s portals, New York University Abu Dhabi.
日時
2016年10月14日(金)17:30〜19:00
会場
早稲田大学早稲田キャンパス11号館704教室
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf
使用言語
英語(通訳なし)
お問い合わせ先
islam-info@list.waseda.jp
主催
早稲田大学イスラーム地域研究機構

◇◇◇◇◇◇◇◇講演者プロフィール◇◇◇◇◇◇◇◇

(詳細なCVについては、http://history.fas.nyu.edu/object/martinklimke.htmlを参照)

講演者であるM.クリムケ氏は、第二次世界大戦後のヨーロッパにおけるアメリカの政治的文化的影響について、「西ドイツの人権運動とアフリカ系アメリカ人の役割」や「1960年代における西ドイツの学生の抗議行動とアメリカ」などを取り上げて分析してきたドイツ出身の気鋭の研究者です。アラブ首長国連邦のアブダビにあるニューヨーク大学アブダビ校は、教員・学生は多様な国の出身者で構成されています。そのニューヨーク大学アブダビ校での取り組みを見ながら、多文化共生について考える場にしたいと思います。

現職は、ニューヨーク大学アブダビ校歴史学部准教授。
主著は、A Breath of Freedom: The Civil Rights Struggle, African American GIs, and Germany(with Maria Hohn, 2010)、The Other Alliance: Student Protest in West Germany & the United States in the Global Sixties (2010)他、多数

早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513 早稲田大学120-4号館3階

このページのトップへ戻る

M. ギルセナン教授特別講演会のご案内

この度、早稲田大学イスラーム地域研究機構では、M. ギルセナン氏(ニューヨーク大学)をお招きして、特別講演会を下記の要領で行います。

M. ギルセナン氏特別講演会要領

題目:
“Translation and Empire in the High Imperial Age in Asia, 1880–1914: Problems and Perspectives”
日時:
2016年10月10日(月) 17:00〜18:30
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス(詳細未定)
*会場は未定ですが、早稲田大学早稲田キャンパス内のいずれかの場所を予定しております。
確定し次第、早稲田大学イスラーム地域研究機構のウェブサイト(https://www.waseda.jp/inst/ias/news/2016/09/15/980/)にてお知らせいたしますので、後日ご確認ください。
使用言語:
英語(通訳なし)
お申し込み:
不要
お問い合わせ先:
islam-info@list.waseda.jp
主催:
早稲田大学イスラーム地域研究機構

講演者プロフィール
講演者であるM. ギルセナン氏は、社会人類学・文化人類学の専門家で、近年は、19世紀以降の東南アジアにおけるアラブ系移民のご研究をされています。
現職は、ニューヨーク大学教授。
著書に、Lords of the Lebanese Marches: Violence and Narrative in an Arab Society (1996)、Recognizing Islam: An Anthropologist’s Introduction (1983)、Saint and Sufi in Modern Egypt: An Essay in the Sociology of Religion (1973)がある。

早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513 早稲田大学120-4号館3階

このページのトップへ戻る

日本イスラム協会公開講演会のお知らせ

日本イスラム協会では、下記要領で公開講演会を開催します。奮ってご参加ください。

「サイクス=ピコ協定から100年―パレスティナ問題の今」

パレスティナ問題は,混迷する中東情勢の根源といっても過言ではありません。そのきっかけとなったサイクス=ピコ協定から100年を迎える今,長年この問題と取り組んでこられたジャーナリストと研究者のお2人に,日本のメディアでは報じられないパレスティナの現状についてお話し頂きます。

日時:
2016年10月8日(土)午後14時~16時45分
会場:
東京大学文学部法文1号館113教室(本郷キャンパス)
*いつもの会場とは異なりますのでご注意ください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html
※入場無料・事前申込不要。当日直接会場までお越し下さい。
バリアフリー支援が必要な方は、事前に下記連絡先までご連絡ください。
講演者と演目
・藤原亮司(The Japan Press Inc.)「ガザの破壊と援助、分断されてゆくパレスチナ」
・錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)「再難民化するパレスチナ人~サイクス・ピコ合意100年目の離散の現状」
【お問合せ】
一般社団法人日本イスラム協会(http://www.gakkai.ac/islamkyokai/
(東京大学 大学院人文社会系研究科・文学部 イスラム学研究室 協賛)
TEL&FAX:03-5841-3778
e-mail: ais[#]l.u-tokyo.ac.jp
([#]の部分を半角の@に変えて下さい)

このページのトップへ戻る

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第6回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第6回研究会のご案内
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第6回(通算33回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGh iyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年10月7日(金)17:00〜19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室1・2(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第3部(daf‘a)「アワールジャ帳簿(awarja)について」
Mar‘ashi 8140: 156.「アワールジャは2部に分かれる(wa awalja munqasam mi shav ad bi-du qism)」から。
写本画像: Mar‘ashi 8140: 156- = image 80-; Majlis 6544: 71b- = image 78-; As tan-i Quds 7148: 68a- = image 69-; Majlis 3117: 94a- = image 96-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。?みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

研究会の概略
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一) の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、 「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

リンク

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(khargush1969[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

9月


「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」第6回研究会のお知らせ

下記の通り、研究会を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

九州大学拠点教育プログラム・拠点形成プロジェクト「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」第6回研究会(共催・科研費基盤C「戦間期トルコ共和国における国民意識の内面化」)

日時
9月30日(金)
会場
大阪市立大学文学部棟 L122会議室
15:00–15:10
趣旨説明
15:10–16:30
穀物供給に関する1755年新規則とイスタンブルの遠隔地商人
伊藤瞳(大阪市立大学文学研究科博士課程)
16:40–18:00
トルコ共和国史研究の潮流と動向(1981-2016)
小笠原弘幸(九州大学人文科学研究院准教授)

問い合わせ:mueno@lit.osaka-cu.ac.jp (上野雅由樹:大阪市立大学文学研究科)

このページのトップへ戻る

第6回 日本・イラク学術合同ワークショップ「ポストIS時代のイラク:より良い将来を模索して」の開催ご案内

このたび9月24-25日(土、日)、イラクから来日されるバグダード大学、ムスタンシリーヤ大学、イラキーヤ大学など第一線の研究者たちとともに、標記のワークショップを以下のプログラムにて、千葉大学と東京大学東洋文化研究所にて開催いたします。
ISからのモースル奪回作戦の成否、ISの国際戦術の変化など、今後のイラク、中東情勢の行方が注目されるなか、本ワークショップではそのイラクからの最新の情報と研究が披露されるに違いありません。 ぜひとも多くの方々のご参加をお待ちしております。

日本・イラク学術合同ワークショップ「ポストIS時代のイラク:より良い将来を模索して」

6th Iraq-Japan Academic workshop 2016. Post-ISIS Iraq: searching for a better future

日時:
2016年9月24日(土)12:30-19:00
9月25日(日)10:00-15:00
場所:
9月24日(土) 千葉大学人文社会科学系総合研究棟2階 マルチメディア教室
http://www.chiba-u.ac.jp/campus_map/nishichiba/index.html
(住所:千葉市稲毛区弥生町1-33 最寄駅:JR総武線「西千葉」駅、ないし京成千葉線「みどり台」駅)
9月25日(日)東京大学東洋文化研究所大会議室・第二会議室
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/
(住所:東京都文京区本郷 7-3-1 最寄駅:地下鉄丸の内線、大江戸線「本郷三丁目」駅、地下鉄千代田線「湯島」駅など)
プログラム(各報告題の詳細は、末尾の英文プログラムをご覧ください)
9月24日(土)
12:30
開場
13:00
開会
13:00-10
開会のあいさつ:徳久剛史 千葉大学学長
13:10-13:20
来賓あいさつ:ファラハ・アサディ ムスタンシリーヤ大学学長
13:20-14:00
基調講演「イラク高等教育における歴史教科書問題とイラクの過激主義」(ファラハ・アサディ ムスタンシリーヤ大学)
14:00-14:10
討論
セッション1「IS後のイラクと地域政治」
司会:
酒井啓子 (千葉大学)
14:10-14:40
「イラクの未統治領域」(吉岡明子 日本エネルギー経済研究所中東研究センター)
14:40-15:10
「アバーディ政権の改革と社会運動」(山尾大 九州大学)
15:10-15:40
討論
15:40-16:10
休憩
司会:
貫井万里(日本国際問題研究所)
16:10-16:40
「イラクのジェノサイドにどう立ち向かうか」(サラーハ・ハサン バグダード大学人文学部長)
16:45-17:15
「イラクと周辺国の過激主義の根源」(イフサーン・アミーン バイト・ル・ヒクマ館長)
17:15-17:35
討論
17:35-18:05
「IS下の中東メディアの宗派言説」(酒井啓子 千葉大学)
18:05-18:35
「イスラーム史における宗派言説」(フサイン・バハードリー イラキーヤ大学)
18:35-19:00
討論
9月24日(土)
セッション2 「中東の歴史、文化と社会変容」
司会:
三浦徹(御茶ノ水大学)
10:00- 10:40
基調講演「日本の明治維新」(三谷博 跡見女子大学)
10:40-11:00
討論
11:00-11:30
「イラク国家再建モデルとしての日本」(マフムード・カイスィー バグダード大学)
11:30-12:00
「イラン指導によるシーア派の教育ネットワーク」(桜井啓子 早稲田大学)
12:00-12:30
討論
休憩
13:10-13:40
「キヤム小学校での日本式教育実践」(アラー・アーミリー キヤム小学校理事長)
13:40-14:10
「中東と日本の平和主義」(長沢栄治 東京大学)
14:10-14:50
総合討論
14:50-15:00
閉会のあいさつ(三浦徹)

使用言語は英語です。

なお、会場設営の都合上、ご出席いただける方は、9月20日(火)までに下記事務局までご一報いただけますと大変有難く存じます。

連絡先:
千葉大学・新学術領域研究「グローバル関係学」事務局
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
Tel: 043-290-2388
E-mail: glblcrss@chiba-u.jp
主催:科学研究費補助金 基盤A(16H01894)「宗教の政治化と政治の宗教化:現代中東の宗派対立における社会的要因と国際政治の影響」
科学研究費補助金 新学術領域研究計画研究B02(16H06550)「越境的非国家ネットワーク:国家破綻と紛争」

6th Iraq-Japan Academic workshop 2016.Sept 24-25
Post-ISIS Iraq: searching for a better future

Day I :
24 Sept (Sat.) at Chiba University (Nishi Chiba Campus, MultiMedia Room, 2nd Floor)
12:30-13:00
Registration
Chair :
Keiko SAKAI
13:00 -13:10
Opening Remarks : Prof. Takeshi Tokuhisa, President of Chiba University, Japan)
13:10-13:20
Guest Speech from Iraqi Delegation : Prof. Falah al-Asadi, President of Mustansiriya University, Iraq)
13:20-14:00
Keynote Lecture 1 : New Iraqi curricula and Textbooks of History in Iraqi Universities as National response to face Extremism in Post ISIS Iraq (Prof. Falah Al-Asadi)
14:00-14:10
Discussion
Session 1 "Iraq after ISIS and Regional Politics"
Chair:
Keiko SAKAI
14:10-14:40
Iraq's Ungoverned Territories and the Hybrid Governance (Ms. Akiko Yoshioka, the Institute of Energy Economics, Japan, IEEJ)
14:40-15:10
Elite Politics or a Rational Government? Abadi's Reforms and Rise of Social Movement (Dai Yamao, Kyushu University)
15:10-15:40
Discussion
15:40-16:10
Tea break
Chair:
Mari Nukii (The Japan Institute of International Affairs, JIIA)
16:10-16:40
Intellectual Project to face the Concept of Genocide in Iraq: the past and after ISIS (Prof. Salah Al-Hassan :College of Arts, Baghdad University.)
16:45-17:15
Religious Extremism Its Roots and Impact on Iraq and Neighbouring Countries (Dr. Ihsan Al-Amin: President of Bayt al-Hikma, Iraq)
17:15-17:35
Discussion
17:35-18:05
Who is fighting with whom?: sectarian discourses in the media in the Middle East under IS threat (Prof. Keiko Sakai: Chiba University)
18:05-18:35
Sectarian Discourse in Islamic History (Prof. Hussein Al-Bahadili, College of Arts-Iraqia University)
18:35-19:00
Discussion
Day II: 25 Sept. at Institute of Advanced Studies on Asia, The University of Tokyo
Session 2 “History, culture and social transformation of the Middle East”
Chair:
Prof. Toru Miura (Ochanomizu University, Japan)
10:00- 10:40
Keynote Lecture 2: Japanese Meiji Rejuvenation (Prof. Hiroshi Mitani, Atomi University)
10:40-11:00
Discussion
11:00-11:30
Japan and Japanese Studies as a Model for new Nation Building in Iraq (Prof. Mahmoud Al-Qaysi, Baghdad University)
11:30-12:00
Transnational Shi'ite Education Networks-Iran's initiative (Prof. Keiko Sakurai, Waseda University)
12:00-12:30
Discussion
Discussion
13:10-13:40
Iraqi Approaching to Japan from Theory to Practice: Qiyam School and Application of Japanese Educational System for Elementary Schools (Dr. Alaa Al-Ameri, President of administrative board of Qiyam school)
13:40-14:10
Pacifism for the Middle East and Japan (Prof. Eiji Nagasawa, Institute of Advanced Studies on Asia, The University of Tokyo)
14:10-14:50
General Discussion
14:50-15:00
Closing Remarks (Toru Miura)
Language:
English

Please contact us if you would participate in this workshop by 20 September, 2016.

Contact:
Secretariat of Relational Studies on Global Crises, Chiba University
1-33, Yayoi-cho, Inage-ku, Chiba-shi, Chiba, 263-8522 JAPAN
Phone: +81-43-290-2388
E-mail: glblcrss@chiba-u.jp

Organised by JSPS:
KAKENHI 16H01894 (Politicization of Religion and Religionization of Politics: social factors of sectarian conflicts in contemporary Middle East and the influence of international politics)
KAKENHI 16H06550 (Unit B02 of “Establishing a New Paradigm of Social/Human Sciences based on Relational Studies: in order to Overcome the Contemporary Global Crisis”)

※ 日本・イラク合同学術ワークショップは、2005年国際交流基金の招へいで来日したバグダード大学のマフムード・カイスィー教授と酒井との間で開始されたもので、2007年2月に東京外国語大学(テーマ「日本及びイラクにおける近代化(1868-1958)」)、2009年に東京外大、および早稲田大学(「近現代史におけるイラクと日本:現代と伝統」)、2010年にイラク・クルディスタン地区のアルビル(日本からは故佐藤次高早稲田大学教授、山尾大九州大学専任講師が参加)、2012年に京都大学および早稲田大学(「教科書からみた歴史と社会」)、2015年12月にバスラ大学と、過去5回日本およびイラクにて開催されてきました。今回はその6回目のワークショップとなります。

イラク側参加者一覧

  • Prof. Falah al-Asadi, President of Mustansiriya University, Iraq
  • Prof. Salah Al-Hassan :College of Arts, Baghdad University
  • Dr. Ihsan Al-Amin: President of Bayt al-Hikma, Iraq
  • Prof. Hussein Al-Bahadili, College of Arts-Iraqia University
  • Prof. Mahmoud Al-Qaysi, Baghdad University
  • Alaa Al-Ameri, Lecturer, History Department, President of administrative board of Qiyam school

このページのトップへ戻る

第11回AFMA大会(モンゴル)のご案内

第11回AFMA(アジア中東学会連合)大会のお知らせ

本年(2016年)9月23日・24日に、モンゴルのウランバートルにおいて、モンゴル中東学会を幹事組織として、第11回AFMA大会が開催されます。日本中東学会会員の皆様におかれましては、積極的な参加をお願い申し上げます。参加手続などの詳細は、以下の通りです。

・日時:
2016年9月23日・24日
・大会テーマ:
“World New Trends in the 21st Century and Middle East”
・研究発表:
歴史・政治・経済・文化・環境・市民社会等、多岐にわたる研究発表を歓迎
・参加登録
2016年7月5日までに、モンゴル中東学会に以下の情報を英文で送ってください
  1. Name, current position and institutional affiliation
  2. Paper title and abstract (approximately 350 words in English)
送信先:mames.mgl@gmail.com
・注意
本大会への参加に関わる旅費につきましては、基本的に会員の皆様の自弁でお願いいたします。
 ただし、メーリングリスト〔james_ml:2380〕でお知らせしたとおり、常勤職に就かれていないか、日本学術振興会奨励金(DC、PD、SPD、RPD他)などを受給されていない会員の方々で、参加を希望するものの、旅費の全額支弁が困難な方につきましては、学会から7万円を上限とする補助を予定しております。上記の条件に該当し、この補助を希望される会員は、担当の江川ひかり理事(egawahi@meiji.ac.jp)までお申し出ください。締切は、6月10日(金曜日)です。
 自弁でご参加の場合には、7月5日までにモンゴル中東学会(mames.mgl@gmail.com)まで直接ご登録ください。

日本中東学会事務局

このページのトップへ戻る

AA研中東☆イスラーム教育セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、今年度も下記の要領で全国の大学院生を対象とした「中東☆イスラーム教育セミナー(第12回)」を開催し、受講生を募集いたします。なお、このセミナーは、地域研究コンソーシアムの協賛を受けて行われるものです。

大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

1. 開催期間
平成28年9月18日(日)〜21日(水)の4日間
2. プログラム
6名の講師によるそれぞれ1時間の講義+受講者の中の希望者による40分程度の研究発表
講師(敬称略)  小林寧子(インドネシア近現代史・東南アジアのイスラーム),江川ひかり(トルコ近代史),大川真由子(文化/社会人類学・オマーン),長岡慎介(イスラーム経済論),近藤信彰(イラン近代史),錦田愛子(パレスチナ研究)
3. 開催場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
4. 応募資格
イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を志す大学院生、またはそれに相当する研究歴を持つ者で、受講期間を通じて講義に出席し、討論に積極的に参加する意思を持つ者。
5. 募集人員
約25名。
6. 受講料 
無料。
7. 応募締切
平成28年6月24日(金)(当日消印有効)

応募方法については以下のサイトをご覧ください。
過去のプログラム・参加者の感想もこちらに掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/meis_educational_seminar

なお、博士論文執筆者等を対象とする中東☆イスラーム研究セミナーは本年は12月16日(金)〜18日(日)の3日間まで開催されます。こちらの応募締切は10月7日(金)となっています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar

このページのトップへ戻る

「エジプトのイスラーム都市を掘る」展と第11回コプト・イスラーム物質文化研究会のお知らせ

この度、横浜ユーラシア文化館で9月17日より10月10日まで、『エジプトのイスラーム都市を掘る 日本調査隊によるフスタート遺跡の発掘成果―』と題し、早稲田大学に所蔵されているフスタート遺跡の発掘出土品が数百点展示される運びとなりました。精巧なガラス瓶のほか、華やかなフィルターと呼ばれる透かし彫り装飾の土器や彩文土器、ラスター彩陶器、マムルーク陶器などの華やかな工芸品のほか、実際の生活の中で使用された土器や陶器、オイル・ランプ、各種道具類・装身具類など、中世エジプトの生活の一端をみることができます。

イスラーム地域研究機構のHPの「早稲田大学所蔵のイスラーム史資料関連データベース、フスタート遺跡出土遺物 http://fustat.w-ias.jp/ 」では、1992年に刊行された発掘報告書で紹介されている早稲田大学所蔵遺物の一部を紹介しておりますが、こちらに掲載されている遺物の実物をご覧いただくことができます。

関連講座といたしまして、2016年10月1日(土)14:00~16:00からは、横浜ユーラシア文化館で公開講座も予定されております。
「イスラーム世界の都市生活 ―ナイルのほとりの伝統と技術革新―」長谷川奏(早稲田大学総合研究機構客員教授)
「フスタート遺跡出土遺物からみたイスラームと異文化」真道洋子(公益財団法人東洋文庫研究員)

このほかの展示の詳細やギャラリートークなどにつきましては横浜ユーラシア文化館のHPに掲載されておりますので、http://www.eurasia.city.yokohama.jp/exhibition/index.html をご覧ください。

また、この展示に合わせまして、9月22日(木・祝)13:30より横浜ユーラシア文化館1Fギャラリーにて第11回コプト・イスラーム物質文化も開催いたします。
今回は、イスラーム陶器に焦点をあてた次の二つのご発表です。こちらも振るってご参会ください。(ただし、今回は入館料が必要となります)

発表題目
「金属の輝きラスター彩-不思議だらけのイスラーム陶器」岡野智彦(青山学院大学非常勤講師)
「イスラーム陶器を科学する―化学の視点から探る土と炎の芸術」二宮修治(人間文化研究機構国文学研究資料館研究部客員教授)
(共催:横花ユーラシア文化館、早稲田大学イスラーム地域研究機構、東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」、国士舘大学イラク古代文化研究所、日本学術振興会科学研究費基盤研究(B) 「イスラーム地域における物質文化史の比較研究~イベリア半島から中央アジアまで(研究代表:真道洋子)」

真道洋子(公益財団法人東洋文庫) shindoyt@gmail.com

*展示自体に関するお問い合わせは、横浜ユーラシア文化館学芸員の竹田多麻子氏t.takeda@eurasia.city.yokohama.jpまでお願いいたします。

このページのトップへ戻る

国際ワークショップ「ターリク・ラマダーン氏を迎えて」開催のご案内

科研費「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」では国際文化会館の牛場記念フェローシップにて招聘予定のターリク・ラマダーン氏(オクスフォード大学)をお迎えし、国際ワークショップを開催いたします。討論者として岡真理先生(京都大学)、鵜戸聡先生(鹿児島大学)をお招きし活発な議論が期待されます。ふるってご参加ください。

※準備の都合上、事前登録をお願いいたします。

ワークショップのチラシ(PDF)をダウンロードしていただけます。配布にご協力を賜れますれば幸甚でございます。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/images/20160916poster.pdf

International Workshop
"Discussing Islam, Gender, and The Modern World With Prof. Tariq Ramadan"

【日 時/ Date &Time】
2016年9月16日(金)14:30-17:00(14時開場)
Friday, September 16, 2016 2:30-5:00p.m.
【会 場/ Venue】
東京大学東洋文化研究所 3階大会議室
3rd floor, Main conference room,
Institute for Advanced Studies on Asia, the University of Tokyo
【使用言語/ Language】
英語(通訳なし)
English
【講 師/ Speaker】
ターリク・ラマダーン氏(オクスフォード大学)
Tariq Ramadan (Oxford Univ.)
【討論者/ Discussant】
岡真理氏(京都大学)・鵜戸聡氏(鹿児島大学)
Mari OKA (Kyoto Univ.), Satoshi UDO (Kagoshima Univ.)
※準備の都合上、事前登録をお願いしています。
 Advance registration required
 islam_gender@ioc.u-tokyo.ac.jp
【タイムテーブル/ Time Table】
14:30 はじめに/ Opening Remarks and Introduction
14:40 講演 ターリク・ラマダーン/ Lecture of Prof. Tariq Ramadan
15:20 休憩/ Coffee Break
15:40 討論 岡真理・鵜戸聡/ Discussion by Mari OKA and Satoshi UDO
16:50 おわりに/ Closing Remarks
<ターリク・ラマダーン氏プロフィール/ Biography of Prof. Tariq Ramadan>
オックスフォード大学東洋研究所現代イスラーム学教授。ブリュッセルにあるシンクタンク「ヨーロピアン・ムスリム・ネットワーク」の代表。国際ムスリムウラマー連盟メンバー。ジュネーブ大学で哲学およびフランス文学の修士号と、アラブ・イスラーム学の博士号を取得。欧米社会におけるイスラーム教徒や、イスラーム世界におけるイスラーム復興現象などに関する第一人者として、神学、倫理、社会正義、エコロジー、宗教間・文化間対話に至るまで、幅広いテーマで世界をまたにかけて講演を行っている。
公式ウェブサイト:http://tariqramadan.com/
Dr Tariq Ramadan is Professor of Contemporary Islamic Studies at Oxford University, teaching in two Faculties of Oriental Studies and Theology & Religion. He is Senior Research Fellow at St Antony’s College (Oxford) and Doshisha University (Kyoto, Japan); Visiting Professor at the Faculty of Islamic Studies (Qatar); Director of the Research Centre of Islamic Legislation and Ethics (CILE) (Qatar) and President of the think tank European Muslim Network (EMN) in Brussels. His research interests include the issues of Islamic legislation, politics, ethics, Sufism and the Islamic contemporary challenges in both the Muslim majority countries and the West. He is active at both academic and grassroots levels. He is a member of the International Union of Muslim Scholars.
Official Website: http://tariqramadan.com/

主催:日本学術振興会科学研究費基盤研究(A)
イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究
(代表:東京大学 長澤榮治)
共催:国際文化会館(牛場記念フェローシップにて招聘)

「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」事務局
〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋文化研究所長沢栄治研究室
islam_gender@ioc.u-tokyo.ac.jp
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/

このページのトップへ戻る

牛場記念フェローシップ公開講演「共に生き、共に創る未来」のご案内

公益財団法人国際文化会館では、今年度の牛場記念フェローシップで、著名な現代イスラーム思想家ターリク・ラマダーン氏を招聘いたします。

今日の多元的な世界では、異なる人々をつなぎ、対話を促進させることが求められていますが、それだけでは十分ではないとラマダーン氏は主張します。人間は共に生きながら、無視し合うこともできるからです。未来を共に生きるには、私たちがそれぞれの主義のもとで、人間の尊厳、人権、連帯そして正義に向けて協働しなければなりません。本講演では、ラマダーン氏に、共に生きる未来を創るために必要なことをお話しいただきます。皆さま、ふるってご参加ください。

講師:
ターリク・ラマダーン (イスラーム思想家/オックスフォード大学教授)
モデレーター:
飯塚 正人 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長・教授)
日時:
2016年9月14日(水) 7:00 pm〜
会場:
国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
http://www.i-house.or.jp/access.html
用語:
英語/日本語 (同時通訳付き)
定員:
200名
会費:
1,000円 (学生:500円、国際文化会館会員:無料) (要予約)
主催:
公益財団法人国際文化会館

詳細、お申し込みはこちら:
http://www.i-house.or.jp/programs/ushiba2016/

≪講師略歴≫

ターリク・ラマダーン (イスラーム思想家/オックスフォード大学教授)

オックスフォード大学東洋研究所現代イスラーム学教授。同大神学部でも教鞭をとる。カタルのハマド・ビン・ハリーファ大学イスラーム学部、ならびにマレーシア・プルリス大学客員教授。同志社大学シニアリサーチ・フェロー。カタルのイスラーム法・倫理研究センター(Research Centre for Islamic Legislation and Ethics)では所長を務める。ジュネーブ大学で哲学およびフランス文学の修士号と、アラブ・イスラーム学の博士号を取得。カイロではアズハルの学者たちから集中的な個別指導を受け、古典イスラーム教学を究める。欧米社会におけるムスリムや、イスラーム世界におけるイスラーム復興現象などに関する第一人者として、神学、倫理、社会正義、エコロジー、宗教間・文化間対話に至るまで、幅広いテーマで世界をまたにかけて講演を行っている。ブリュッセルにあるシンクタンク「ヨーロピアン・ムスリム・ネットワーク」の代表。国際ムスリム・ウラマー連盟メンバー。

近著に、Islam and the Arab Awakening (OUP USA: 2012)、The Arab Awakening: Islam and the New Middle East (Penguin, 2012)、The Quest for Meaning, Developing a Philosophy of Pluralism (Penguin, 2010)、What I believe (OUP USA, 2009)、Radical Reform, Islamic Ethics and Liberation (OUP USA, 2008)、Au peril des idees (フランス語、 Edgar Morinとの共著、 Presses du Chatelet, 2014)など

このページのトップへ戻る

公開講演会「9・11から15年 中東の混迷と『イスラム国』」のご案内

2016.8.30 プログラムを一部変更いたしました。

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点では、人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業の一環で、下記の通り、公開講演会「9・11から15年 中東の混迷と『イスラム国』」を開催いたします。
第一線の研究者が事件後15年の中東の変化振り返りつつ、現在進行形のイラク・シリア情勢にも切り込む企画となっております。

皆様のご来場をお待ち申し上げております。

公開講演会「9・11から15年 中東の混迷と『イスラム国』」

日時
2016年9月11日(日)13:00-17:00 (開場 12:40)
会場
大手町サンケイプラザ 3F 301-304会議室
千代田区大手町1-7-2 地下鉄大手町駅A4-E1出口直結
http://www.s-plaza.com/access/index.html
主催
 
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 中東イスラーム研究拠点
(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)
13:00 挨拶  趣旨説明
飯塚正人 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 所長
13:10 保坂修司 日本エネルギー経済研究所 研究理事
「アルカーイダと『イスラム国』」
13:50  山根 聡 大阪大学大学院言語文化研究科教授
「宗教とテロの峻別へ――パキスタンの選択」
14:30
休憩
14:45 酒井啓子   千葉大学法政経学部 学部長
「すべてのパンドラの箱を開けた9.11」
15:25 黒木英充   東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授
「対テロ戦争と世界内戦――最終的(?)引金としてのシリア内戦」
16:05
休憩
16:15
コメント 出川展恒  NHK解説委員
16:30
ディスカッション、質疑応答
16:55
閉会の辞 西尾哲夫 「現代中東地域研究」代表者/国立民族学博物館副館長
司会:
近藤信彰 アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点代表
入場無料、事前登録不要、先着300名
チラシurl
http://www.aa.tufs.ac.jp/~n-kondo/9%E3%83%BB11chirashi2016.pdf

お問い合わせ先
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 中東イスラーム研究拠点
http://meis.aa-ken.jp/
e-mail: koenkai_aa_nihu@yahoo.co.jp (講演会専用)

このページのトップへ戻る

トルコ文芸文化研究会第3回定例研究会のお知らせ

下記の日程でトルコ文芸文化研究会の第3回定例研究会を開催致しますのでお知らせ致します。
短報となり恐縮ですが、ご興味がおありの方はお運び頂ければ幸いです。

トルコ文芸文化研究会 第3回定例研究会

【日時】
9月10日(土) 14:00~17:00頃
【場所】
貸会議室 東京都渋谷区代々木2-11-5 アクティブ新宿 604号室
(地上階にドイツ料理屋クライネヒュッテのあるビル)
会場連絡先090-9802-4730
【アクセス】
新宿駅南口より徒歩5分
【プログラム】
14:00-14:45
バルシュ・カフラマン氏(駐東京トルコ大使館)・オズベキ・アイドゥン氏
「KendiとKendisi:現代トルコ語における再帰代名詞の相違」
14:45-15:30
バルシュ・カフラマン氏
「現代トルコ語における主語関係節と目的語関係節:その理解における難易度と文脈の関連性」
15:40―16:25
宮下遼
「現代トルコ文学における文学的源泉としての都市怪異譚:イスタンブルの奇物(tılsım)を中心に」
16:30―17:00
質疑応答等
【連絡先等】
rm@lang.osaka-u.ac.jp
090-6019-8661
(★今回はいつもと会場が異なるため席数の都合があり、ご来場の際は前もって上記連絡先にご一報頂ければ幸いです)

このページのトップへ戻る

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第5回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第5回(通算32回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。

研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年9月2日(金)16:00~19:00 *開催時間が早めに設定されておりますのでお気をつけください。
【場所】
東洋文庫7階会議室1・2(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」 第3章「タウジーフ帳簿の書きかたとそれに関連する事柄について」 Mar‘ashi 8140: 151.「隠されていてはならないことだが(pushide namanad ke ...) 」から
写本画像: Mar‘ashi 8140: 146- = image 78- Majlis 6544: 69b- = image 76- Astan-i Quds 7148: 66a- = image 67-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

研究会の概略

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一) の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著) の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、 「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

リンク

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

8月


アラビア語集中講座合宿のご案内

本年も,アラビア語集中講座合宿 を下記の要領で,8月末から 7日間,京都府にて実施します。

アラビア書道、歌等,アラブ文化活動を取り入れながら,集中的にアラビア語を使用し、学習することで、アラビア語コミュニケーション力向上を目指す,科研費による事業です.

昨年度は、定員45名に,多数の申込をいただきました.ご協力いただきましたみなさまに,感謝申し上げます.

本年度も,みなさまの周囲の学生に是非お勧めいただきますよう,よろしくお願い申し上げます.

アラビア語集中講座合宿 http://arabic.web.nitech.ac.jp/

1.日程:
2016年8月26日(金)〜2016年9月1日(木) 全7日
2.会場:
京都府立るり渓少年自然の家 グリーンパルるり渓
京都府南丹市園部町大河内小米阪1-9
http://www.kyoto-rurikei.jp/
3.主催:
京都ノートルダム女子大学 鷲見朗子研究室
平成26年度〜平成29年度科学研究費助成金(研究代表:鷲見朗子)
「アラビア習得における学習動機づけを高める指導方法の策定とその効果に関する研究」による事業です.
4.協力:
大阪大学 外国語学部 アラビア語専攻
5.担当講師:
カースィム・ワフバ氏(米国ジョージタウン大学 教授)
シャヒーラ・ヤークート氏(カイロ・アメリカン大学アラビア語シニアインストラクター)
鷲見朗子(京都ノートルダム女子大学 教授・放送大学客員教授)
福田義昭氏(大阪大学 講師)
竹田敏之氏(京都大学 特任准教授)
アラビア語ネイティブスピーカー講師はさらに1,2名追加予定。
6.レベル:
初級・中級・上級の3レベル(応募状況により、変更の可能性あり)。
7.対象:
定員 45名。原則として学生・大学院生 なお、昨年度参加されていない方を優先します。
8.申込:
以下の記載内容を十分ご理解の上,以下からお申し込み下さい
http://arabic.web.nitech.ac.jp/
締切:2016年5月23日(月)
9.受講料:
30,000円 (教材費・宿泊料・食費含む)
別途,保険掛金,会場までの交通費が必要です
(京都駅-会場の往復バス代 2,000-3,000円程度を含む)
10.問合先:
アラビア語集中講座合宿事務局 arabic_camp@yahoo.co.jp

このページのトップへ戻る

7月


パレスチナ/イスラエル研究会第2回研究会

「パレスチナ/イスラエル研究会」より、次回研究会のお知らせをお送りいたします。
今回は同志社大学の鈴木隆洋さんより、南アフリカとパレスチナ/イスラエルを比較するご報告、また現地での駐在経験もある塩塚祐太さんより、パレスチナに対する国際援助に関する報告を頂きます。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

2016年度第2回 パレスチナ/イスラエル研究会
NIHU地域研究推進事業「現代中東地域研究」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)拠点

■日時:
7月31日(日)13:00〜19:00
■会場:
東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
◆報告1:
鈴木隆洋(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程)
「『ホームランド(民族的祖国)』=隔離のアッサンブラージュ:形式において民族国家的、内容において植民地主義的」
参考図書
峯陽一『南アフリカ「虹の国」への歩み』岩波新書または『南アフリカを知るための60章』明石
アンソニー・マークス『黒人差別と国民国家』春風社
Tobias Kelly "Law, Violence and Sovereignty Among West Bank Palestinians" Cambridge
Zureik and Lyon eds. "Surveillance and Control in Israel/Palestine" Routledge
◆報告2:
塩塚祐太(対パレスチナ日本政府代表事務所(在ラーマッラー)元草の根・人間の安全保障無償資金協力調整員(2012-2015)。2016年6月からAAR Japan 難民を助ける会のプログラム調整員)
「パレスチナにおける国際援助概観:援助のこれまでの経過と日本の草の根無償資金協力の実践において」
参考図書
・Anne Le More 2008 "International Assistance to the Palestinians after Oslo: Political Guilt, Wasted Money" Routledge
・Shir Hever 2010 "The Political Economy of the Israel's Occupation: Repression beyond Exploitation" Pluto Press

※研究会のメンバーで非関東圏からご出席頂き、旅費の支給をご希望される方は、7月23日までに運営事務局(info_palestine_israel@tufs.ac.jp)までご連絡ください。

主催:
東京外国語大学アジア・アフリカ研究所 中東イスラーム研究拠点(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)
共催:
東京大学東洋文化研究所班研究「中東の社会変容と思想運動」

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
中東イスラーム研究拠点
(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)
〒183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1
aa_nihu_kyoten@tufs.ac.jp

このページのトップへ戻る

(公財)東洋文庫・現代イスラーム研究班アラブグループ研究会のご案内

【公益財団法人 東洋文庫・現代イスラーム研究班アラブグループ研究会のご案内】

公益財団法人・東洋文庫の現代イスラーム研究班アラブグループでは、以下のように研究会を開催いたします。
今回は、「湾岸地域の国際関係史」と「大戦間期の中東史」について2つの報告です。
皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

日 時:
7月30日(土) 15:00~17:40
会 場:
東洋文庫 7階会議室 (東京都文京区本駒込2-28-21)
※会場地図などに関しては、下記HPにてご確認下さい。
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
報告:
1.佐藤尚平氏 (金沢大学)
「イギリス帝国の資料隠蔽工作と反英抵抗運動」(15:00~16:30)
2.勝沼聡氏 (慶応大学)
「国際会議『中東の諸社会 1918年−1939年:課題・変化・移行』に参加して」(16:40~17:40)

【佐藤氏の報告概要】

 20世紀中葉、イギリスが世界各地で植民地等に関する都合の悪い資料を世界中で大量に処分したことが、近年、明らかになってきました。こうして秘密裏に処分された資料の一部は、すでに公開され始めています。佐藤氏は、こうした新出資料を手掛かりに、これまで(資料不足を理由に)過小評価されてきた反英抵抗運動について再評価することを試みており、その研究成果を発表していただきます。これは、佐藤氏が今年出版された単著、Britain and the Formation of the Gulf States(Manchester University Press)の内容を発展させた最新の研究報告です。

【勝沼氏の報告概要】

 勝沼氏が昨年10月に参加・発表されたトルコ・アンカラでの上記の国際会議の内容を紹介していただき、さらに戦間期の中東史研究の動向について所感を述べていただきます。

参加希望の方はお手数ですが、レジュメ等の準備のため、
池田(mikeda@nucba.ac.jp)までご一報いただければ幸いです。
当日参加も歓迎いたします。

このページのトップへ戻る

『アジアを知る―トルコ映画『白い天使』から』のお知らせ

2016年7月22日(金)17:00より、東京大学本郷キャンパス福武ホールにて、東大ASNETとトルコ文化センターの主催で以下のシンポジウムを開催します。
皆様のご参加をお待ちしております。

http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/8170

アジアを知る―トルコ映画『白い天使』から/
Knowing Asia: Through Turkish Film "White Angel"

【日 時 / Date & Time】
2016年7月22日(金) 17:00-20:30
July 22 (Fri), 2016, 5:00-8:30pm
【場所 / Venue】
東京大学 情報学環 福武ホール
Fukutake Hall, The University of Tokyo
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
【定員 / Admission Capacity】
120名(定員に達し次第、申込は終了いたします)
Admission will close when the prescribed number is reached.
【参加申込方法 / application】
お申込みは以下のリンクにあるフォームからお願いいたします。
お申込み完了後、自動送信メールが届きます。
https://docs.google.com/a/turkeycenter.co.jp/forms/d/182clK9U5KTisJ6Ur3CANq52n5LzezF1IeK4i4XLb3sY/viewform
【プログラム / Program】
17:00
開会の言葉 Opening remarks 
17:10
第1部 The First Session
映画紹介 Introduction
ケマレッティン・ドールテキン氏(トルコ文化センター)
     Kemalettin Doğrutekin
    映画『白い天使』上映  Film screening “White Angel”
     監督 Director Mahsun Kirmizigül
     トルコ語(日本語字幕) 120分, トルコ, 2007年
     Turkish (Japanese Subtitle) 120 min, Turkey, 2007
19:20
休憩(コーヒーブレイク)      Coffee Break
19:40
第2部 The Second Session コメント Discussants: 村上薫氏(アジア経済研究所) MURAKAMI Kaoru 細谷幸子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ 言語文化研究所)HOSOYA Sachiko
20:10
質疑応答 Discussion
20:30
閉会の言葉 Closing Remarks
【使用言語 / Language】
日本語 / Japanese
【参加費 / Fees】
無料 No charge
【主催 / Organizer】
東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)
Network for Education and Research on Asia (ASNET),
The University of Tokyo
トルコ文化センター/Turkish Cultural Center
【共催 / Co-organizer】
中東映画研究会
Middle Eastern Film(s) Study Group
東京大学・東洋学研究情報センター・セミナー
The University of Tokyo Research and Information Center For Asian Studies (RICAS)
東洋文化研究所
Institute for Advanced Studies on Asia
科研費「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究」
(代表:長沢栄治)

詳細はこちら:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/8170

このページのトップへ戻る

チュニジア国民対話カルテット(2015年度ノーベル平和賞受賞)講演会

昨年、「ノ―ベル平和賞」を受賞したチュニジアの4つの市民団体の代表を招聘して講演会が開催されますのでご案内いたします。
主催は、笹川平和財団です。
「アラブの春」の後の混乱をなんとか切り抜け、民主化を進めているチュニジア情勢について議論いたします。
参加ご希望の方は、7月19日(火)17:00までに、本ページよりお申し込みください。

https://www.spf.org/event/article_21252.html

【笹川平和財団 国際事業部主催】

7/20 チュニジア国民対話カルテット(2015年度ノーベル平和賞受賞)講演会
「~対話のパワー:市民社会とボトムアップの民主主義構築~」
(2016.7.20開催)

笹川平和財団では、平和構築事業の一環として、2015年度ノーベル平和賞を受賞した「チュニジア国民対話カルテット」をお招きして講演会を行います。
「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアでは、2011年のジャスミン革命によって独裁政権が崩壊。「国民対話カルテット」は、革命後のイスラーム主義勢力と世俗派勢力との対立の激化による民主化移行期の破綻を防ぎ、多元的な民主主義社会の構築に貢献したとしてノーベル平和賞を与えられました。4つのチュニジアの市民社会団体が、対立する政治勢力の「仲介役」となり内乱に陥る寸前の危機を乗り越え、合意形成を成し遂げることできた「対話の力」とは何か。開かれた対話のアプローチや民主主義社会における市民社会の役割を再考する上でも、学ぶことが多いと考えております。

「チュニジア国民対話カルテット」の4団体のトップがそろって講演される貴重な機会ですので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

【笹川平和財団 国際事業部主催】

「7/20 チュニジア国民対話カルテット(2015年度ノーベル平和賞受賞)講演会」
「対話のパワー:市民社会とボトムアップの民主主義構築~」

日時
2016年7月20日(水)16:00~18:00 (15:30受付開始)
会場
笹川平和財団ビル11階・国際会議場
東京都港区虎ノ門1-15-16(地図) 主催公益財団法人笹川平和財団プログラム

このページのトップへ戻る

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第4回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第4回(通算31回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年7月18日(月・祝日)16:00~19:00
*いつもより開催時間が早めに設定されておりますのでお気をつけください。
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」
第3章「タウジーフ帳簿の書きかたとそれに関連する事柄について」
Mar‘ashi 8140: 148.「至高のディーワーンのタウジーフ帳簿を書く書式は以下の通りである(surat-i niwishtan-i daftar-i tawjih-i diwan-i a‘la badin tariq ast)」の後、最初の帳簿用例から
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 146- = image 76-
Majlis 6544: 68a- = image 74-
Majlis 3117: 92a- = image 94-
Astan-i Quds 7148: 63b- = image 65-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

「シャリーアと近代」平成28年度第4回(通算第60回)研究会のご案内

東洋文庫現代イスラーム研究班は、下記の通り研究会を開催いたします。
関心をお持ちの方はぜひご参加下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。

「シャリーアと近代」平成28年度第4回(通算第60回)研究会のお知らせ

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、サントリー文化財団および科研費(基盤B)「債権法を用いた『現代中東法』のモデル化とその比較法的考察」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。
下記日程にて今年度第4回(通算第60回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。

日時:
2016年7月17日(日)12:30~18:00
会場:
東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
今年度の活動方針の確認
テクスト:
第729条~

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。
[連絡先]
大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

このページのトップへ戻る

イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)7月例会のお知らせ

来る7月16日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会7月例会を開催いたします。

7月例会の報告は東京大学大学院の藻谷悠介さんにお願いしました。
本報告では、エジプト総督ムハンマド・アリーによるシリア占領期(1831~1840)に、シリア各都市に新たに設置された地方協議会という機関について、アレッポ高等協議会を例にその活動実態や権能を分析して頂く予定です。

これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*資料代:200円

日時:
7月16日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学戸山キャンパス32号館127教室【5月、6月例会の会場とは異なりますのでご注意ください】
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/08/edb11e6c82861fa22b605950bcfdee00.pdf
報告者:
藻谷悠介氏(東京大学大学院・人文社会系研究科・博士課程)
題目:
「ムハンマド・アリー占領期におけるアレッポ高等協議会の研究―19世紀シリアでの地方行政改革の先駆として―」
コメンテーター:
大河原知樹氏(東北大学大学院・国際文化研究科・准教授)

研究会に関するお問い合わせは、以下のアドレスにお願いいたします。
kokkaron@infoseek.jp

このページのトップへ戻る

東洋文庫近現代の構造変動セミナー「エジプト革命:連続と非連続」

標記の研究セミナーを開催いたします。ご参加をお待ちしております。

(公財)東洋文庫超域研究 現代イスラーム研究班
近現代の構造変動セミナー(第3回)
「エジプト革命:連続と非連続」

(公財)東洋文庫現代イスラーム研究班では、2015年度から、地域や国を横断し、長期的なタイムスパンのもとで、画期となる事件や事象を、中東・中央アジアさらにはアジア・アフリカ・欧米とも連動する構造変動と連関づけて議論する「構造変動」セミナーを開催しております。第3回は、エジプト革命をテーマに、オラービー運動から2011年革命までの140年を視野にいれ、当該主題で著作を公刊されている鈴木恵美さんと加藤博さんからご報告をいただき、三谷博さん(日本近代史、明治維新史)に革命の比較史の観点からコメントをいただきます。

日時:
2016年7月16日(土) 13:30~17:30(終了予定)
会場:
お茶の水女子大学 文教育学部1号館 301室
〒112-8610 文京区大塚2-1
茗荷谷駅(東京メトロ丸の内線)護国寺駅(東京メトロ有楽町線)徒歩5分
大学南門を入り正面の8階建ての建物(キャンパスマップ④)です。当日は、オープンキャンパス(理学部)が開催されておりますので、ご留意ください。
http://www.ocha.ac.jp/help/accessmap.html

《プログラム》  13:30開始(13:00開場)

13:30
開会
13:40-15:00
鈴木 恵美(早稲田大学地域・地域間研究機構主任研究員)
「エジプト革命におけるナショナリズムの諸展開」(報告60分)
15:00ー16:00
加藤 博(一橋大学名誉教授)
「エジプト革命における連続と非連続」(報告45分)
15分 休憩
16:15-16:45
三谷 博(跡見学園女子大学教授)コメント「革命の比較史」
16:45-17:30
総合討論
(終了後、参加者有志の懇親会を開催いたします)

*参加を希望される方は、資料等準備のため、下記担当者にご一報ください。なお、当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
三浦 徹 (東洋文庫研究員・お茶の水女子大学教員) <miura.toru@ocha.ac.jp>

このページのトップへ戻る

シンポジウム「イスラームの王権を見る視角」のご案内

科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性」では、下記の通り、シンポジウム「イスラームの王権を見る視角」を開催いたします。
アッバース朝、デリーサルタナト、サファヴィー朝、オスマン朝というイスラームの王権を、さまざまな視角から比較検討することを目的としております。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

シンポジウム「イスラームの王権を見る視角」

日時:
2016年7月16日(土) 13:30~18:00
会場:
関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス 文学部本館第2教室
(〒662-8501 西宮市上ケ原一番町1番155号)
http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html
プログラム
13:30~13:40
趣旨説明 近藤信彰(アジア・アフリカ言語文化研究所)
13:40~14:20
清水和裕(九州大学)「アッバース朝統治体制をめぐる黒色のシンボリズム」
14:20~15:10 
二宮文子(青山学院大学)「デリー・サルタナト後期におけるイスラーム的系譜意識(仮)」
15:30~16:20
近藤信彰「サファヴィー朝君主の称号をめぐって」
16:20~17:10
秋葉 淳(千葉大学)「君主の正義とシャリーアの正義――18世紀オスマン帝国におけるディーワーンと法廷」
17:20~18:00
総合討論 司会:後藤裕加子(関西学院大学)
主催:
科学研究費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性――近世帝国を視座として」(代表:近藤信彰)
事前登録不要、無料

このページのトップへ戻る

「海外学術調査フォーラム」のご案内

このたびは、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて、7月9日(土)に開催される「海外学術調査フォーラム」のご案内をさせて頂きます。

本フォーラムは、科研費の海外調査にかかわる研究者を中心に、今後新たに科研申請をお考えの方、異分野の研究にご関心をお持ちの方など、広く研究者の情報交換と交流を目的として開催するもので、大学等事務担当の方もご参加いただけます。公開ワークショップ「フィールドサイエンスにおけるドキュメンテーション」、パネル展示を中心とする「海外学術調査フェスタ」、科研費執行に関する説明会や地域別の情報交換の会合などが予定されています。
詳しくは
http://www.aa.tufs.ac.jp/‾gisr/forum/2015/index.html
をご覧ください。

【日時】
平成28年7月9日(土)10:30~19:30
【場所】
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
\
183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
【申し込み方法】
5月23日(月)より6月27日(月)までに下記電子フォームにてお申し込み下さい。
電子フォームへのアクセスはこちら:
http://www.aa.tufs.ac.jp/‾gisr/forum.html

なお、現在、パネル展示「海外学術調査フェスタ」のポスター出展者を募集しております(6月13日(月)締切)。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.aa.tufs.ac.jp/‾gisr/festa.html

みなさまのご参加をお待ち申しあげております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

このページのトップへ戻る

第7回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のお知らせ

第7回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内

科研費「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」(基盤研究(B)・研究代表者:堀川徹)では、以下の要領で第7回「近代中央ユーラシア比較法制度史研究会」を開催いたします。
ふるってご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

なお、上記科研費の今年度最初の研究会ですので、開会前の時間帯を利用して、科研研究計画に関する会議を行ないます(成果論集の出版に向けた打ち合わせが中心となる予定です)。上記科研費のメンバーの方、とくに成果論集の論文執筆者のうち日程的に可能な方にはご出席いただきたく、お願い申し上げます。

また、研究会の終了後、18時より懇談会を開く予定ですので、ご都合のつく方はご参加ください。

日時:
2016年7月3日(日)13:00〜17:30 (* ただし11:00〜12:00に科研費会議を実施。 )
場所:
京都外国語大学国際交流会館4階会議室(No.941) 京都市右京区西院笠目町6
会場アクセス:http://www.kufs.ac.jp/access/index.html
【プログラム】
11:00〜12:00
科研費会議(成果論集執筆者、特にコラム以外の、論文執筆者を中心に)
12:00〜13:00
昼食
13:00〜13:10
開会挨拶(堀川徹)
13:10〜13:20
出席者自己紹介
13:20〜14:50
研究報告・質疑応答(1)
木村暁(京都外国語大学国際言語平和研究所・嘱託研究員)
「ブハラ・アミール国の司法:行政機構とのかかわりを中心に」
14:50〜15:10
コーヒーブレーク
15:10〜16:40
研究報告・質疑応答(2)
塩野崎信也(関西学院大学文学部・日本学術振興会特別研究員)
ロシア帝政期南東コーカサスにおける法制度の変遷」

16:50〜17:30
総合討論
18:00〜
懇談会

※ご参加の方は、研究会・懇談会のいずれにつきましても事務連絡先までお知らせください。とくに、遠方からご参加の方は、旅費を準備しますので、早めにご連絡ください。また、出張依頼書が必要な方は、宛名も含めてお知らせください。
—事務連絡先:木村暁(メールアドレス:kimura_sator☆yahoo.co.jp)
※メールアドレスの☆は半角アットマークに書きかえてご利用ください。

このページのトップへ戻る

オスマン史研究会第5回定例大会のお知らせ

この度、オスマン史研究会第5回定例大会を下記の要領で開催することとなりま した。 今年の研究会では、明治大学大学院に在籍して19世紀オスマン帝国にお ける難民支援について研究をされている成地草太氏と、ロンドン大学東洋アフリ カ研究院にて青年トルコ革命期におけるウラマーと立憲思想に関して博士論文執 筆中のYakoob Ahmed氏に報告をお願いしました。皆様ふるってご参加ください。

「オスマン史研究会第5回定例大会」

【日時】
2016年7月2日(土)14:00〜18:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
会場アクセス:http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
【プログラム】
司会 秋葉淳
14:10〜15:30 成地草太(明治大学)
「クリミア戦争後のオスマン帝国における難民支援キャンペーン—— 臣民動員の構造と実態--」
15:50〜17:20 Yakoob Ahmed(SOAS, University of London)
"Islamic Constitution or Secular Ottoman? Ulema ideals of Constitutional theory during the Young Turk Revolution of 1908 and 31st March Incident"
17:30〜18:00
総合討論

このページのトップへ戻る

「難民危機と中東・バルカン:紛争の連鎖と武器移転」のご案内

国際ワークショップ
難民危機と中東・バルカン:紛争の連鎖と武器移転

日時:
2016年7月2日(土曜日)13:00−17:45
会場:
明治大学アカデミーコモン8階308G教室(駿河台キャンパス)
主催:
明治大学国際武器移転史研究所
連絡先:
佐原研究室、杉並区永福1-9-1明治大学研究棟226、TEL?FAX 03-5300-1295、E-mail:ac00091@meiji.ac.jp

*入場無料・使用言語は英語。

企画趣旨
昨年来、欧州を揺るがしている難民危機は、関連する地域に構造的な変化を引き起こしています。本ワークショップでは、危機の中心である中東とバルカンに焦点を当て、難民流出の主原因である地域紛争の拡大に武器貿易・密航斡旋ネットワークが与えた影響と難民危機を契機に変化する地域政治のメカニズムを検討します。
プログラム
開会の辞:横井勝彦(明治大学商学部教授・国際武器移転史研究所長)
第一セッション 「武器移転と地域紛争」13:15−14:55
武器移転メカニズムと「イスラム国」の誕生
佐原徹哉(明治大学政経学部教授)
非国家主体への武器移転の統制問題:19世紀から現在まで
榎本珠良(国際武器移転史研究所研究員)
「イスラム国」とヒジュラについて
保坂修司(日本エネルギー研究所研究理事)
第二セッション 「紛争と難民危機」15:10−16:40
難民移送とビザ廃止を巡る欧州連合とトルコの合意が意味する問題のすり替え
ムスタファ・トルケシ(中東工科大教授)
集団的記憶から現実の最前線へ:ギリシャ国家と社会が直面する難民・移民問題、1980-2016
タソス・コストプロス(EFSN紙記者)
シリア内戦の周辺地域への影響:「イスラム国」、ヒズボラ、イスラエル軍を中心に
小副川琢(明治大学兼任講師)
総括討論:16:55-17:45
司会:森山央朗(同志社大学)

International Workshop
Arms Transfer, Regional Conflicts, and
Refugee Crisis in the Balkans and Middle East

2 July 2016, 13:00-17:45

Meiji University, Academy Common Bld. 308G (8F)

Organizer: Research Institute for the History of Global Arms Transfer of Meiji University (RIHGA)

Message

Since last year, European countries have been struggling with the massive influx of refugees & migrants. It is also causing a structural change in the politics and society in the affected regions. Our workshop sheds light on the interaction between the regional conflict and the network of arms transfer and human trafficking, as well as the changes in the regional political structure brought about by the crisis.

Program

13:00-13:15
Opening Remarks
Prof. Dr. Katsuhiko YOKOI, Director, RIHGA
First Session (13:15-14:55)
ARMS TRANSFER AND REGIONAL CONFLICT
Chair: Mustafa Turkeş
13:15-13:45
Regional Arms Transfer and the Genesis of “Islamic State”
Prof. Dr. Tetsuya Sahara, (Meiji University, Faculty of Political Science and Economics)
13:45-14:25
Controlling Arms Transfers to Non-State Actors: From the 19th Century to the Present
Dr. Tamara ENOMOTO, (Research Fellow, RIHGA)
14:25-14:55
The “Islamic State” and Hijra
Dr. Shuji HOSAKA (Senior Research Fellow / Assistant Director, JIME Center, The Institute of Energy Economics, Japan (IEEJ)
14:55-15:10
Coffee Break
Second Session: 15:10-16:40
MIGRANT CRISIS AND THE WARS
Chair: Tetsuya Sahara
15:10-15:40
“The EU-Turkey Deal on Refugee, Readmission and Visa Liberalisation: Transformation of the Problems”
Prof. Dr. Mustafa TURKEŞ, (Middle East Technical University, Department of International Relations)
15:40-16:10
From Collective Memory to Frontline Reality: the Greek State and Society confronted to Migrant and Refugee Question(s), 1980-2016
Dr. Tasos KOSTOPOULOS, (Independent Researcher)
16:10-16:40
Regional Impact of the Syrian Civil War -With a Focus on the “Islamic State,” the Party of God, and the Israel Defense Forces-
Dr. Taku OSOEGAWA, (Lecturer, Meiji University)
16:40-16:55
Coffee Break
16:55-17:45
General Discussion
Chair: Dr. Teruaki Moriyama (Doshisha University)
18:00-19:30
Cocktail at Café Pencée

このページのトップへ戻る

6月


イスラーム地域研究・若手研究者の会(旧イスラム国家論研究会)6月例会のお知らせ

来る6月26日(日)、イスラーム地域研究・若手研究者の会6月例会を開催いたします。
6月例会の報告は、東京大学大学院の嘉藤慎作さんにお願いしました。

本報告では、ムガル朝下随一の外港としてインド洋貿易で繁栄を誇ったスーラトにおいて、外来商人と内陸部の生産地を結びつける等、海上貿易に欠かせない重要な役割を担った貿易仲介人の実態を明らかにして頂く予定です。

これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*資料代:200円

日時:
6月26日(日) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学戸山キャンパス33号館6階第11会議室
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/08/edb11e6c82861fa22b605950bcfdee00.pdf
報告者:
嘉藤慎作氏(日本学術振興会特別研究員DC1、東京大学大学院・人文社会系研究科・博士課程)
題目:
「ムガル朝下スーラトの貿易仲介人―イギリス東インド会社を事例として―」
コメンテーター:
太田信宏氏(東京外国語大学・アジア・アフリカ言語文化研究所・准教授)

※本例会の会場は早稲田大学です。(地図)

研究会に関するお問い合わせは、以下のアドレスにお願いいたします。
kokkaron@infoseek.jp

MLホームページ: http://www.freeml.com/i-kokkaron

このページのトップへ戻る

「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」第三回研究会のお知らせ

九州大学拠点教育プログラム・拠点形成プロジェクト
「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」第三回研究会のお知らせ
(共催・科研費基盤C(研究代表者・小笠原弘幸)「戦間期トルコ共和国における国民意識の内面化」)

このたび、九州大学拠点教育プログラム・拠点形成プロジェクト「近現代イスラーム世界の国家形成をめぐる宗教・暴力・民族共存の総合的研究」では、下記要領で第三回研究会を開催いたします。準備の都合上、参加を予定される方は事前に九州大学イスラム文明学研究室(his.isla[at]gmail.com)までメールをお送りください。皆様の参加をお待ちしております。

6月26日(日) 15:00~17:00(最大延長18:00)
九州大学 箱崎キャンパス 文学部棟四階・文学部会議室
報告者:
田中英資(福岡女学院大学人文学部・准教授)
報告:
「アナトリア諸文明の遺産とトルコの人びと:国民意識の形成過程における文化遺産の役割」
コメンテーター:
川本智史(日本学術振興会特別研究員)

九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
Tel & Fax: 092-642-2384
Mail to: his.isla[at]gmail.com
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_isla/

このページのトップへ戻る

シンポジウム「環地中海都市の慈善と救貧」(2016年度三田史学会大会)のご案内

2016年度三田史学会大会(6月25日、於 慶應義塾大学三田キャンパス)では、シンポジウム「環地中海都市の慈善と救貧 ―中世から近世へ―」を開催致しますので、ご案内申し上げます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2016年度三田史学会大会 午後の部
シンポジウム「環地中海都市の慈善と救貧 ―中世から近世へ―」

日時:
2016年6月25日(土) 13:30 〜 16:45
会場:
慶應義塾大学 三田キャンパス(第一校舎 121番教室)
(会場へのアクセス http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html

本シンポジウムは、中近世の環地中海世界(イスラーム圏とヨーロッパ)の都市社会における慈善活動と貧民救済に的を絞り、その性格や特徴について考察しようとするものである。同様のテーマのシンポジウムを16年前の三田史学会大会において開催したが、その後の研究の進展も踏まえつつ、今回はオスマン帝国や北西ヨーロッパなどにも視野を広げ、中世後期から近世にかけての変容の諸相にも注目したい。

13:30 〜 13:40
趣旨説明 長谷部 史彦(慶應義塾大学文学部教授)
13:40 〜 14:25
講演1「中近世ヨーロッパ都市における〈救貧〉と〈慈善〉のポリティクス ―ネーデルラント都市の事例を中心に―」
河原 温(首都大学東京都市教養学部教授、ヨーロッパ中世史)
14:25 〜 15:10
講演2「近世オスマン帝国都市の慈善と救貧」
藤木 健二(慶應義塾大学文学部准教授、オスマン帝国近世史)
15:10 〜 15:20
休憩
15:20 〜 15:35
コメント1 関 哲行(流通経済大学社会学部教授、スペイン中近世史)
15:35 〜 15:50
コメント2 佐藤 健太郎(北海道大学大学院文学研究科准教授、西アラブ中近世史)
15:50 〜 16:45
討論、質疑応答(司会:長谷部史彦)
  • 三田史学会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由に参加できます。
  • 当日10:00より開催予定の午前の部(研究発表)も併せてご参加下さい。
  • 大会プログラム(午前・午後の部)については慶應義塾大学文学部東洋史学専攻サイトをご参照下さい。
    http://www.flet.keio.ac.jp/~kfujiki/shigaku.html
  • お問合せ:慶應義塾大学文学部 藤木健二(kfujiki@keio.jp)

このページのトップへ戻る

AA研 Zhanar Jampeissova氏関連、国際ワークショップおよび講演会のお知らせ

アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点では、今年度発足いたしました人間文化研究機構現代中東地域研究事業の一環として、カザフスタンからZhanar Jampeissovaさんを招聘いたします。
近代の遊牧社会に関する国際ワークショップおよび講演会を下記のように開催いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

  1. 中東イスラーム研究拠点国際ワークショップ
    日時:
    2016年6月25日(土)14:00~17:00
    会場:
    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディア会議室(304)
    (府中市朝日町3-11-1)
    http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
    報告者:
    Zhanar Jampeissova氏(L.N.グミリョフ名称ユーラシア国立大学(カザフスタン)・准教授)
    報告タイトル:
    「カザフ社会における紛争解決のための法的手段しての宣誓と植民地時代におけるその変化(19世紀後半~20世紀初頭)
    コメンテーター:
    長沼秀幸氏(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
    主催:
    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点(人間文化研究機構現代中東地域研究事業)
  2. Jampeissova氏近代中央ユーラシア史講演会
    日時:
    2016年6月29日(水)16:00~18:00
    会場:
    東京外国語大学本郷サテライト7Fセミナールーム
    (文京区本郷2-14-10)
    http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
    講演者:
    Zhanar Jampeissova氏(L.N.グミリョフ名称ユーラシア国立大学(カザフスタン)・准教授)
    講演タイトル:
    「F. Shcherbina主導によるカザフ草原における帝国統計調査(19世紀後半~20世紀初頭):「遊牧社会」の設定について」
    共催:
    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点(人間文化研究機構現代中東地域研究事業)および平成28年度科学研究費 基盤(C)(研究代表者:野田仁、15K02914)

講演はロシア語+日本語への逐次通訳となる予定ですが、変更がありましたら再度ご案内いたします。(2016.6/8修正)言語は英語(通訳なし)に変更となりました。 ※ご自由にご参加いただけますが、会場準備の都合上、事前に野田(nodajin[a]aa.tufs.ac.jp)までご一報いただけますと幸いです。

このページのトップへ戻る

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第3回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第3回(通算30回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年6月24日(金)17:00~19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」
第2章「パルワーンチャ、バラート、タアリーカの書き方、ムサンナー、サル・ハットの書式およびそれに関連する事柄について」(続き)
第3章「タウジーフ帳簿の書きかたとそれに関連する事柄について」
Mar‘ashi 8140: 146.「受領書(qabd)」の書式用例から。
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 146- = image 75-
Majlis 6544: 67a- = image 73-
Majlis 3117: 91a- = image 93-
Astan-i Quds 7148: 61b- = image 64-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

中央アジアシンポジウム 「ひもとく、つなぐ~中央アジアの文化遺産~」のご案内

来月22日に下記のとおり、国際交流基金によるシンポジウムが開かれますので、ご案内申し上げます。また、せっかくの機会ですので、翌23日の午後、東京外国語大学にて中央アジア研究セミナーを開催する予定です。詳細についてはあらためてお知らせしますので、こちらの方もどうかよろしくお願いします。

国際交流基金主催 
中央アジアシンポジウム 「ひもとく、つなぐ~中央アジアの文化遺産~」

概要:
国際交流基金では、昨年の安部晋三内閣総理大臣の中央アジア5カ国訪問を受け、日本と中央アジア各国との文化面におけるさらなる関係強化を目的として、中央アジアシンポジウム「ひもとく、つなぐ~中央アジアの文化遺産~」を開催することとなりました。
中央アジアには、有形無形を問わず、多種多様な優れた文化遺産が存在します。しかし、日本では未だ知られていないものも多く存在するのが実情です。本シンポジウムでは、そうした文化遺産をひもときながら、双方の共通課題である「文化遺産の保存・修復・活用」について、中央アジア各国から有識者・研究者を招き、日本の研究者と意見交換を行います。
日時:
平成28年6月22日(水) 13:00~18:00(12:15開場)
会場:
国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
〒106-0032 東京都港区六本木5-11-16
※アクセス
http://www.i-house.or.jp/bridal/access/index.html?cid=at_ihouse
参加申込:
参加ご希望の方は、6月20日(月)までに、①お名前(ふりがな)、②ご所属、③ご連絡先を明記の上、 oca@jpf.go.jp までメールでお申込み下さい。
プログラム:
12:15 受付開始
13:00 開会挨拶
13:20 基調講演 (加藤九祚 国立民族学博物館名誉教授)
13:45 第1セッション 文化遺産の継承と現在(ファシリテーター 小松久男 東京外国語大学特任教授・東京大学名誉教授)
16:00 第2セッション 文化資源の未来(ファシリテーター 河東哲夫 元駐ウズベキスタン大使)
17:45 閉会挨拶

※第1セッション発表者(順不同)
Ashirbek Muminov(ユーラシア国立大学教授)
Abdigany Erkebaev(キルギス科学アカデミー総裁)
梅村 坦(中央大学総合政策学部教授、公益財団法人東洋文庫評議員)
Saidmurod Bobomulloev(タジキスタン科学アカデミー歴史・考古・民族研究所 考古学部長)
Gyzylgul Kyyasova(トルクメニスタン科学アカデミー言語文学研究所長)
Djangar Ilyasov(ウズベキスタン芸術研究所主任研究員)

※第2セッション発表者(順不同)
Khankeldy Abzhanov(カザフスタン歴史民族学研究所長)
Bakyt Amanbaeva(キルギス科学アカデミー歴史・文化遺産研究所文化遺産課長)
山内和也(帝京大学文化財研究所教授、前・東京文化財研究所地域環境研究室長)
Lola Dodkhudoeva(タジキスタン科学アカデミー言語学・文学・東洋学・文字資料研究所主任研究員)
Muhametdurdy Mamedov(トルクメニスタン歴史文化記念物保護研究修復局長)
Bakhtiyar Babadjanov(国立東洋学大学・アル=ビールーニー東洋写本研究センター首席研究員)

※その他詳細につきましては、当シンポジウムのウェブサイトをご覧ください。 http://www.jpf.go.jp/j/project/intel/exchange/organize/2016/05-01.html
※参加者は変更になる可能性があります。

このページのトップへ戻る

中東現代文学研究会定例研究会のご案内

6月19日(日)、東京外大本郷サテライトにて、定例研究会を開催いたします。
プログラムの詳細は以下のとおりです。

※参加される方は、資料準備の都合上、事前に岡までご一報ください。

中東現代文学研究会 6月定例研究会(通算第16回)

■日時:
2016年6月19日(日)10:00〜16:30
■会場:
東京外国語大学 本郷サテライト
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
■プログラム
●発表1 10:00-12:00
栗原俊秀(京都造形芸術大学、16世紀イタリア文学・「移民とイタリア」をめぐる現代文学)
「エリトリア生まれのイタリア人による、エリトリアをめぐるイタリア語文学—エルミニア・デッローロの生と作品—」
イタリア植民地時代のエリトリア生まれという一風変わった来歴を持つ、イタリアの現代作家エルミニア・デッローロの作品を紹介します。エリトリアを舞台とする作家の自伝的小説を、「郷愁」をキーワードに読み解きます。
●ミニ発表 12:20‐12:50
武田歩(一橋大学博士課程)
「ノウルーズ音楽巡業・イン・パリ——イラン/クルド音楽と「移民」の越境空間」
3月のフィールド調査についてご報告します。
※ランチタイムに食事をしながら報告を聞きますので、参加者はランチをご持参ください。
●発表2 13:00-15:00
柳谷あゆみ(公益財団法人東洋文庫研究員・上智大学アジア文化研究所共同研究員、中世アラブ政治史・現代アラブ文学)
「「当事者たち」の沈黙:ザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ』を中心に」
シリアの小説家、ザカリーヤー・ターミル(1931−)の短編小説集の作品分析を行い、厳しい言論統制の中で、社会や 人生を描くことも含めて考察します。その導入として、抑圧や被害を受ける「当事者たち」が沈黙を保つ事象を取り上げます。
〇ディスカッサント
岡崎弘樹(パリ第3大学アラブ研究科博士課程、近代アラブ政治・文学思想)
「当事者故の確信と揺れ:シリアの表現者のリアリティ」
●今後の打ち合わせ 15:15‐16:30

主催:中東現代文学研究会
科学研究費補助金基盤研究(B)「現代中東における「ワタン(祖国)」的心性をめぐる表象文化の発展的研究」
お問合せ:anajoana@nifty.com(おか)

このページのトップへ戻る

講演会「中東《怪異》文学の世界」のご案内

中東現代文学研究会は、6月18日(土)、早稲田大学にて、公開講演会「中東《怪異》文学の世界」を開催いたします。
第1部の基調講演では、トルコ、イラン、アラブ、それぞれの現代文学における「怪異文学」を通して、中東世界を考察します。
第2部のパネル・ディスカッションでは、文芸評論家の東雅夫さんをディスカッサントのおひとりにお招きし、《怪異文学》を媒介にして、中東を日本と世界に接合して論じます。

公開講演会「中東《怪異》文学の世界」

●日時:
2016年6月18日(土) 13:30〜17:30(13:00開場)
●会場:
早稲田大学 戸山キャンパス 36号館581教室
https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus 
●入場無料

★チラシのダウンロードはこちら(6月1日より14日間)。
http://bit.ly/24ikSRl

【プログラム】

●第1部 基調講演(13:30〜15:20)
(1) 鈴木郁子(トルコ文学)
「ケナン・フルシ・コライ:アナトリアにポーの世界を構築した作家」
共和国初期の作家、ケナン・フルシ・コライ。彼は宗教的なそれではなく、イスラーム化以前のトルコ民族がもっていた、自然、人ならざる者、人知を超えた何か分からぬ存在への恐怖を元に、エドガー・アラン・ポー的な短編を発表した。ゴシック的要素、理知的な語り口調を用い、アナトリアを舞台としたトルコ文学恐怖小説の草分けである。彼の最高傑作と言われる恐怖短編を紹介しつつ、ち密に組み立てられた世界を読み解く。
(2)藤元優子(大阪大学、イラン文学)
「海底(うなぞこ)の国、老婆の風:M・ラヴァーニープール作品に見る湾岸民の怖れ」
イランの女性作家モニールー・ラヴァーニープールは、出身地である湾岸地域の漁村を舞台に、海の民の伝承や迷信をふんだんに生かした作品をいくつも発表してきた。長編『溺れし民』(1989)を中心に、イラン現代文学の中では異色の、この地方色豊かな文学作品を紹介する。
(3)山本薫(東京外国語大学、アラブ文学)
「バグダードのフランケンシュタイン:最新アラブ小説が挑むホラーな現実」
ミステリーやファンタジー、ホラーなど、近年のアラブ小説は多様に進化している。暴力が吹き荒れるイラク戦争後のバグダードに突如姿を現したフランケンシュタインが巻き起こす狂騒を描き、アラブ・ブッカー賞を受賞した『バグダードのフランケンシュタイン』をはじめ、怪奇現象をモチーフとした近年の作品をいくつか取り上げ、混沌とした現在と未来への不安や恐れがそれらの作品世界にどう投影されているのかを読み解く 。
●休憩(15:20〜15:30)
●第2部 パネル・ディスカッション(15:30〜17:20)
司会:福田義昭(大阪大学、アラブ文学)、東雅夫(アンソロジスト、文芸評論家)、鵜戸聡(鹿児島大学、アラブ=ベルベル文学)、鈴木郁子、藤元優子、山本薫

主催:中東現代文学研究会/早稲田大学イスラーム地域研究機構科学研究費基盤研究(B)「現代中東における「ワタン(祖国)」的心性をめぐる表象文化の発展的研究」
お問合せ:oka.mari.8r@kyoto-u.ac.jp(おか)

このページのトップへ戻る

上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」書評会のお知らせ

大学間連携等による共同研究「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会

2016年度第1回研究会のお知らせ

(2016年6月18日(土)上智大学 市ヶ谷キャンパス)

主催:
上智大学イスラーム研究センター
共催:
早稲田大学イスラーム地域研究機構

上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を進めております。
本年度の第1回研究会は、黒田祐我さんが刊行されました『レコンキスタの実像』(刀水書房・2016)の書評会とし、著者ご本人をお迎えし、お答えていただく形で議論をいたします。
ご参加いただける方は、できましたら6月16日(木)までにご連絡をお願いいたします。

「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会 第1回研究会
黒田祐我『レコンキスタの実像』(刀水書房・2016)書評会

書評者:
野口 舞子(お茶の水女子大学大学院 博士後期課程)
日時:
2016年6月18日(土) 14:30-16:30
会場:
上智大学「市ヶ谷」キャンパス 研究棟6階会議室
(JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線市ヶ谷駅 徒歩5分 または東京メトロ有楽町線麹町駅 徒歩5分)
*四谷キャンパスではございませんのでご注意ください。正門を入ってすぐ右手の建物です。また、エレベーターは5階までとなっておりますので、その先6階へは階段をご利用ください。

大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074  
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index2.html
asia-africa@sophia.ac.jp

このページのトップへ戻る

トークイベント「吹き荒れる暴力~テロの背景にあるもの~」のご案内

国際NGO AAR Japan[難民を助ける会]では、下記の日程で、トークイベント「吹き荒れる暴力~テロの背景にあるもの~」を開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

6/14(火)『難民の日』AARトークイベント
吹き荒れる暴力~テロの背景にあるもの~
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0614_2026.html

昨年秋、欧州を目指して難民・移民が押し寄せたことから、日本でも難民問題がクローズアップされ、受け入れをめぐって賛否両論が沸き起こりました。
一方で、テロが欧州諸国を揺るがせ、その波及を恐れてギリシャでは密航者のトルコへの送還が始まりました。難民はテロリズムのもう一方の犠牲者ともいえます。

激しくなるばかりのテロリズム。その背景には何があるのか。6月20日の『難民の日』を前に、シリアの専門家、東京外国語大学教授の黒木英充さんと、中東とアメリカを長年にわたり取材してきたジャーナリスト、読売新聞社の岡本道郎さんをゲストにお迎えし、AAR理事長の長有紀枝とともに考えます。

【スピーカー】
黒木 英充 氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
岡本 道郎 氏 (読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員)
【モデレーター】
長 有紀枝(AAR理事長・立教大学大学院教授)
【日 時】
2016年6月 14日(火)午後6時30分―午後8時30分
(午後6時受付開始)
【会 場】
共同通信会館
(東京都港区虎ノ門2-2-5)
銀座線「溜池山王」駅徒歩4分ほか
http://www.kyodonews-bld.jp/access.html
【参加費】
1,500円(当日お支払いください)
【主催・お申込み】
AAR Japan[難民を助ける会]
お電話または下記URLからお申込みください。
Tel:03-5423-4511
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0614_2026.html

このページのトップへ戻る

公開キックオフ・シンポジウム「イスラーム・ジェンダー学の構築に向けて」開催のお知らせ

今年度より、科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究」プロジェクト(2016-2019年度)が開始の運びとなりました。
同プロジェクトの開始にあたり、6月11日(土)に科研キックオフ・シンポジウムおよび今後の研究活動についてのミーティングを開催いたします。
つきましては、ご多用の折、恐縮ではございますが、ぜひご参加をよろしくお願いいたします。

以下二点ご連絡がございます。

1. 事前のご登録は必須ではありませんが、会場設営の準備のため、シンポジウムおよび懇親会につきまして、6月7日(火)までに出欠をお知らせいただけますと大変ありがたく存じます(返信フォームをご利用ください)。
なお、懇親会は18:00より、本郷三丁目近辺で開催を予定しています。

******返信フォーム******
お名前:
シンポジウム: 参加  
懇親会:    参加  不参加
**********************

2. 託児所の設置について準備を進めております。利用を希望される方は5月25日(水)までにお子さまの人数と年齢をお知らせください。詳細についてはお問い合わせください。

それでは、皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしております。

< 公開キックオフ・シンポジウム プログラム >

現代世界を理解するためにはイスラームとジェンダーをめぐる問題を考えることが不可欠です。
こうした問題をめぐる学問領域の構築は重要な課題の一つであり、この度そのための共同研究プロジェクトが始まりました。
そのキックオフとなる本シンポジウムでは、本研究の意義や課題、方法論や方向性について話し合います。
多くの方のご参加をお待ちしています。

日時:
2016年 6月11日(土) 13:30-17:30
会場:
東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
開会の言葉・趣旨説明:
長沢栄治 (東京大学 エジプト近現代史)
総合司会:
後藤絵美 (東京大学 現代イスラーム思想・文化)
第一部
私の研究とジェンダー(13:45-14:30)
鳥山純子 (JSPS/桜美林大学 人類学・ジェンダー)
阿部尚史 (東京大学 イラン史)
宇野陽子 (東京大学 国際関係論・トルコ近現代史)
第二部 イスラーム・ジェンダー学の可能性(14:30-15:15)
大河原知樹 (東北大学 中東地域研究)
松尾瑞穂 (国立民族学博物館 文化人類学)
齊藤みどり (帝京大学 英語圏文学・ジェンダー)
第三部 共同研究への期待(15:30-16:15)
臼杵 陽 (日本女子大学 現代中東政治・国際関係論)
黒木英充 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 シリア・レバノン近代史)
足立眞理子(お茶の水女子大学 ジェンダー経済学)
全体討論・今後について(16:15-17:30)
閉会の言葉:
鷹木恵子 (桜美林大学 文化人類学・マグリブ地域研究)

※ 入場無料

主催:
科研費「基盤研究A イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」代表:長沢栄治
共催:
お茶の水女子大学 ジェンダー研究所
東京大学 東洋文化研究所 班研究「中東の社会変容と思想運動」

問い合わせ先:東京大学東洋文化研究所長沢栄治研究室内「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」事務局 メール:islam_gender@ioc.u-tokyo.ac.jp(事務局) 住所:〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1

「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」事務局
〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋文化研究所長沢栄治研究室
islam_gender@ioc.u-tokyo.ac.jp

このページのトップへ戻る

5月


第21回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ

5月30日(月)18:45より、「映画から見る中東社会の変容」研究会を開催します。今回の題材は『レバノン1949』です。
フィルムの所有者は、メキシコシティ在住の画家でレバノン移民2世のアーイダ・フーリー(Aida Jury)氏です。メキシコ国立フィルムセンターのフィルム修復により、映像が65年ぶりに甦りました。
半世紀以上前のレバノンの地で映された貴重な映像の上映会です。
上映後、東京外国語大学・AA研の黒木英充さんに解説をいただくことになっています。多くの方々のご参加をお待ちしております。

以下、ご案内です。

【日時】
2016年5月30日(月) 18:45-20:30 (開場 18:15)
【場所】
東京大学 本郷キャンパス 福武ラーニングシアター
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
【題材】
『レバノン1949』
(白黒/カラー 48分 サイレント、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015上映作品)
【解説】
黒木英充 (東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 教授)
【テーマ】「再会」
1949年秋、メキシコで暮らすレバノン移民の家族がレバノンに一時帰国しま した。父親が持参した16ミリフィルムのカメラは、里帰りに胸弾む家族の 思いと独立後間もないレバノンの初々しい姿をとらえていました。
本研究会では、この貴重な映像記録を通して、独立直後の活気溢れるレバノン の「原風景」とそこに生きる人々の姿をご覧いただき、そこから読み取れる ものを考えます。
【共催】
中東映画研究会、科学研究費「レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク
—自己多面化と空間構想力」(代表:黒木英充)
【後援】
東文研東洋学研究情報センター・セミナー、東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」

※ どなたでもご参加いただけます
※ 事前登録不要・参加無料

詳細はこちら:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/8135

このページのトップへ戻る

〈公開座談会〉 「イスラモフォビアと難民問題」のお知らせ

このたびは、パレスチナ学生基金主催の講演会のご案内をさせて頂きます。
昨年からの欧州での難民危機、パリとブリュッセルでのテロ事件などを受けて、イスラモフォビアは再び重要な問題となりつつあります。
ご関心がおありの皆様のご来場をお待ちしております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

〈公開座談会〉

テーマ 「イスラモフォビアと難民問題」

座談会出席者
塩尻和子 鵜飼哲 臼杵陽
総合司会
錦田愛子   (以上敬称略)
日時
5月28日(土) 13:30~15:50 (開場13:00)
同日開催:
パレスチナ学生基金2016年度総会 16:00~17:00
会場
東京国際大学早稲田サテライト5階 マルティホール
(東京都新宿区西早稲田2-6-1)

昨今世界の注目を集めているシリア内戦による難民の悲劇と、ISなどによる一連のテロ事件。この二つの問題は密接に結びついている。とくに問題なのは、パリやブリュッセルでのテロ事件が「イスラモフォビア(イスラーム嫌悪)」と呼ばれる人種主義を伴う排外的な感情を、欧米社会の市民の間に高めているという現象である。こうした難民問題・テロ事件・排外主義あるいは人種主義は、私たち日本の一般市民にとって決して他人事ではない。昨年1月のISによる日本人ジャーナリスト殺害は、この数年来でもっとも衝撃的な事件であった。そうした中、難民受け入れに冷淡で、同時にヘイトスピーチに寛容であるこの国は、安保法制で身を固め「テロとの戦い」が新たな展開を示す現代世界の荒波の中に乗り出そうとしている。

内戦の悲劇や難民問題、テロ事件への関心の高まりは、これらの根底にある重要な問題への関心を薄めるという効果も持っている。イスラモフォビアと難民問題を考えることは、パレスチナ問題を今日的視点でどう把握することができるか、という議論を提示することにもなるだろう。

  • 資料代 会員無料/非会員800円/学生・身障者500円
  • 定員 100名
主催
パレスチナ学生基金
共催
東京国際大学国際交流研究所

◆プログラム◆

開会挨拶
13:30~13:40
公開座談会
13:40~15:15
休憩
15:15~15:30
質疑応答
15:30~15:50
2016年度総会
16:00~17:00

(お問い合わせ)palestinescholarship_pub@tufs.ac.jp
(ウェブサイト)
http://palestinescholarship.web.fc2.com/

このページのトップへ戻る

イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第2回研究会のご案内

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第2回(通算29回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年5月30日(月)17:00~19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」
第2章「パルワーンチャ、バラート、タアリーカの書き方、ムサンナー、サル・ハットの書式およびそれに関連する事柄について」(続き)
Mar‘ashi 8140: 143.11行目「amma muthanna …」から。
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 143- = image 74-
Majlis 6544: 66a- = image 72-
Majlis 3117: 89a- = image 91-
Astan-i Quds 7148: 62a- = image 63-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
*なお、第3回研究会は、6月24日(金)17:00-19:00を予定しております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

活動報告会「 シリア難民支援―その苦しみと希望を日々見つめて―」のご案内

国際NGO法人 AAR Japan[難民を助ける会]では、下記の日程で、
トルコ南東部(シャンルウルファ県)におけるシリア難民支援活動の報告会を行います。

皆様のご参加をお待ちしております。

5/30(月)AAR活動報告会
シリア難民支援―その苦しみと希望を日々見つめて―
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0530_2019.html

一般論や総論ではない、シリア難民ひとりひとりの状況と、彼らを支援する日本人駐在員の胸の内を、徹底的に掘り下げます。

シリア難民がどのような生活を送っているのか。日々の生活の中で何が楽しく、何がつらいのか。家族や子どもたちの将来について何を考えているのか。そして、彼らに向き合うAAR 職員は、どういう気持ちで支援をしているのか。

数字でシリア難民を語るのではなく、個々人としてのシリア難民そしてAAR 職員に焦点をあて、現場の最前線の話で90 分間を埋め尽くします。

【スピーカー】
宮越 清美(AARトルコ事務所駐在代表代行)
柳田 純子(AARシリア難民支援担当)
景平 義文(AARシリア難民支援統括)

◇◆シリア難民支援報告会◆◇

【日 程】
2016年5月 30日(月)午後7時―午後8時30分
(午後6時半受付開始)
【会 場】
AAR事務所 6階 交流スペース
(東京都品川区上大崎2-12-2ミズホビル 6F)
JR/東急目黒線/東京メトロ南北線/都営三田線 「目黒」駅から徒歩2分
http://www.aarjapan.gr.jp/about/map.html
【参加費】
500円(当日お支払いください)
【主催・お申込み】
AAR Japan[難民を助ける会]
お電話または下記URLからお申込みください。
Tel:03-5423-4511
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0530_2019.html

このページのトップへ戻る

ベーレンス・アブーセイフ教授講演会のご案内

マムルーク朝期の建築史・美術史・文化史研究で世界的に著名なロンドン大学東洋アフリカ研究学院名誉教授Doris Behrens-Abouseif氏をお迎えし、以下の通り神戸大学とユーラシア文化研究センター(羽田記念館)で講演会を行います。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

演題 :
"Diplomatic Gifts in Medieval Islamic World"(英語)
日時:
2016年5月16日(月)17:00-18:30
会場:
神戸大学大学院人文学研究科A棟学生ホール
http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
演題 :
"The Mosque of Sultan Hasan: Pious Patronage or Extravagance"(英語)
日時:
2016年5月21日(土)15:30-17:00(講演後、懇親会を予定しております)
会場:
京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化センター(羽田記念館)
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/hanedahall/hkk-nextmeeting/

なお、ベーレンス・アブーセイフ教授の来日は、日本学術振興会の助成(外国人研究者招へい事業S-16005)によるものです。
問い合わせ先:伊藤隆郎(神戸大学大学院人文学研究科)
takaoito[at]lit.kobe-u.ac.jp

付記:これらに先立ち、ベーレンス・アブーセイフ教授は、既に案内がありました通り、東洋文庫と早稲田大学でも講演されます。

演題:
"Scribes and Libraries in the Mamluk Sultanate"(英語)
日時:
2016年5月3日(火)10:30-12:00
会場:
東洋文庫2階講演室
演題:
"Art as Mirror of the Mamluk Sultanate"(英語)
日時:
2016年5月12日(木)15:00-17:00
会場:
早稲田大学戸山キャンパス・33号館10階・第10会議室

このページのトップへ戻る

調査報告会「翻弄されるギリシャの難民はいま」のご案内

国際NGO AAR Japan〔難民を助ける会〕では、下記の通り、調査報告会「翻弄されるギリシャの難民はいま」を開催いたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

5/12(木)報告会「翻弄されるギリシャの難民はいま」
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0512_2043.html

欧州を目指して命がけで地中海を渡る人々が後を絶たない中、EUとトルコは、ギリシャへの密航者をトルコに送還することを合意。一方で欧州の国境は次々と閉ざされ、いまギリシャには5万4千人が、戻ることも進むこともできずにとどまっています。

AAR Japan[難民を助ける会]は昨年、ギリシャで現地団体を通じ、難民の中でも保護者のいない未成年者の支援を実施しました。人身売買の対象となったり、情報が手に入らないために支援を受けられなかったりと、大きな危険にさらされている子どもたちは今、どのような状況にあるのでしょうか。

ギリシャにおける難民の現状を調査するため、AARのシリア難民支援事業統括の景平義文が、5月1日から10日まで、首都アテネと、5000人の移民・難民が留まるレスボス島を訪問します。

未曽有の規模の難民の流入に、対応を右往左往させる各国政府。その政策に翻弄される人々。現代の難民が抱える課題が顕在化するギリシャから帰国直後の景平が、難民の今を報告します。

◇◆報告会「翻弄されるギリシャの難民はいま」 ◆◇

【日 程】
2016年5月12日(木)午後6時30分―午後8時00分
(午後6時受付開始)
【会 場】
AAR事務所 6階 交流スペース
(東京都品川区上大崎2-12-2ミズホビル 6F)
JR/東急目黒線/東京メトロ南北線/都営三田線 「目黒」駅から徒歩2分
http://www.aarjapan.gr.jp/about/map.html
【参加費】
500円(当日お支払いください)
【主催・お申込み】
AAR Japan[難民を助ける会]
お電話または下記URLからお申込みください。
Tel:03-5423-4511
http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2016/0512_2043.html

このページのトップへ戻る

東洋文庫特別講演会ベーレンス・アブーセイフ教授「マムルーク朝における筆耕と図書館」

特別講演会のご案内

会場
東洋文庫2階講演室
日時
2016年5月3日(火)午前10:30〜12:00
演題・発表者
マムルーク朝における筆耕と図書館Scribes and Libraries in the Mamluk Sultanate
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院 名誉教授 ベーレンス・アブーセイフDoris Behrens Abouseif氏[英語]
(司会:三浦徹氏・東洋文庫研究員)

ベーレンス・アブーセイフ教授は、マムルーク朝時代カイロを 中心にイスラームの歴史・文化に関する研究・著作で知られ、このほど、日本学術振興会の助成(外国人研究者招へいS-16005、神戸大学准教授伊藤隆郎等受入)によって来日されます。

公益財団法人 東洋文庫(TEL: 03-3942-0202)
東京都文京区本駒込2-28-21
東洋文庫ホームページ 
http://www.toyo-bunko.or.jp
(聴講無料・参加歓迎)

このページのトップへ戻る

4月


「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2016年度第1回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2016度第1回(通算28回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年4月22日(金)17:00~19:00
【場所】
東洋文庫2階講演室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」
第2章「パルワーンチャ、バラート、タアリーカの書き方、ムサンナー、サル・ハット
の書式およびそれに関連する事柄について」
Mar‘ashi 8140: 146.11行目「agar barat-i tahwil ast …」から。
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 146- = image 75-
Majlis 6544: 65b- = image 72-
Majlis 3117: 88b- = image 91-
Astan-i Quds 7148: 61a- = image 62-
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • ・東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:
    オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • ・上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • ・『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

「シャリーアと近代」平成28年度第1回(通算第57回)研究会のご案内

イスラーム地域研究東洋文庫拠点では、下記の通り研究会を開催いたします。
関心をお持ちの方はぜひご参加下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。

「シャリーアと近代」平成28年度第1回(通算第57回)研究会のお知らせ

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、サントリー文化財団および科研費(基盤B)「債権法を用いた『現代中東法』のモデル化とその比較法的考察」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

下記日程にて今年度第1回(通算第57回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。

日時:
2016年4月16日(土)12:30~18:00
会場:
東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html

今年度の活動方針についての話し合い
テクスト:第685条~

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]
大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

このページのトップへ戻る

Hakan Karateke 教授講演会のお知らせ

下記の通り、このたび招聘いたしましたHakan Karateke教授の講演会を開催いたします。カラテケ教授はオスマン文化史、主にオスマン朝の正統性や歴史叙述の 問題をご研究されており、今回はとくにご専門のオスマン朝に儀礼についてご講演いただきます。本講演会は、ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)と 科研費基盤A「イスラーム国家 における王権と正統性」との共催となります。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

Hakan Karateke 教授講演会

【日時】
2016年4月13日(水)17:00~18:30
【場所】
京都大学大学院文学研究科附属 ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)
〒603-8832 京都市北区大宮南田尻町13
TEL 075-491-6027
<講演>
Ottoman Imperial Ceremonial: Why it Matters for the Sultan’s Legitimacy?
Hakan Karateke
(Professor of Ottoman and Turkish Culture, Language and Literature, The University of Chicago)

★18:30より懇親会を予定しております。(一般2000円、学生1000円)

共催:
京都大学大学院文学研究科附属 ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)
科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性--近世帝国を視座として」(代表:近藤信彰)
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/hanedahall/hkk-nextmeeting/

このページのトップへ戻る

AA研国際ワークショップ"Authority, Legitimacy and Historiography in the Ottoman Empire"のご案内

科学研究基盤研究A「イスラーム国家の王権と正統性」では、このたび、シカゴ大学のHakan Karateke氏を招聘いたします。Karateke氏はオスマン文化史の第一人者で、主としてオスマン朝の儀礼や歴史叙述について研究されており、Legitimizing the Order: the Ottoman Rhetoric of State Power (2005)、An Ottoman Protocol Register (2007)、Evliya Celebi's Journey from Bursa to the Dardanelles and Edirne (2013)などの優れたご業績があります。

下記の通り、Karatekeさんとオスマン史学史を専門とされる九州大学の小笠原弘幸さんを迎え、AA研基幹研究と共催で国際ワークショッ プ"Authority, Legitimacy and Historiography in the Ottoman Empire"を開催いたします。オスマン帝国における王権と正統性に関する興味深い議論が期待できますので、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

International Workshop
"Authority, Legitimacy and Historiography in the Ottoman Empire"

Date:
Saturday, April 9, 2015, 14:00-18:00
Venue:
Room 304, Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルティメディア会議室304、府中市朝日町3-11-1)
Program:
Hiryoyuki Ogasawara, Kyushu University
"The Mongol and Genghis Khan in the Ottoman Historiography"
Hakan Karateke, Chicago University
"Changing Notions of Authority and Legitimacy in the Ottoman Empire":
Moderator:
Yoichi Takamatsu, ILCAA
使用言語:
英語、参加自由、無料
共催:
科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性」(代表:近藤信彰)
AA研基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」

Karatekeさんのご業績については、こちらをご覧ください。
このほかに、京都での講演会、日本の研究者との懇談会などが計画されております。詳細は追ってご連絡いたします。

このページのトップへ戻る

3月


AA研 研究機関研究員発表会のお知らせ

アジア・アフリカ言語文化研究所の基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」では、下記のように2名の研究機関研究員による発表会を開催いたします。
年度末の平日ではございますが、皆様のご参加をお待ちしております。

日時:
2015年3月30日(水)13:30~18:00
会場:
東京外国語大学アジア。アフリカ言語文化研究所マルチメディアセミナー室 (306)
(府中市朝日町3-11-1)
プログラム:
坪井 祐司(AA研研究機関研究員)
「1930年代の英領マラヤにおけるマレー人性をめぐる論争」
小副川 琢(AA研研究機関研究員)
「最近のレバノン・シリア関係の展開」
参加自由、無料

このページのトップへ戻る

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第10回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第10回(通算27回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年3月25日(金)16:00~19:00
*次回は3月の開催になります。日時ともにお間違えのないようご確認ください。
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」
第2章「パルワーンチャ、バラート、タアリーカの書き方、ムサンナー、サル・ハットの書式およびそれに関連する事柄について」
Mar‘ashi 8140: 140.バラート用例左下「tahwil-i Zubdat al-sunna' …」から。
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 140-146 = image 72-75
Majlis 6544: 64b-67a = image 71-73
Majlis 3117: 87b-90b = image 90-93
Astan-i Quds 7148: 60b-62b = image 62-64
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

国際シンポジウム「中東難民と欧州統合」開催のお知らせ

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター、明治大学国際武器移転史研究所、科研費基盤研究A「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」、科研費基盤研究A「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」、科研費基盤研究B「多層的な民族共生への道」の共催で、国際シンポジウム「中東難民と欧州統合」を2016年3月24日(木)に以下の通り開催致します。年度末の平日で大変お忙しい時期ではございますが、皆様のご参加、心よりお待ちしております。

国際シンポジウム「中東難民と欧州統合」
Middle East Refugees and European Integration

巨大な難民の流れは世界史に転換点を生み出す。20世紀は戦争の世紀であり、多くの難民を生み出した。21世紀も難民の世紀が続く。
欧州は昨年来、中東難民問題をめぐって混乱の渦中にある。さらに連続テロが発生するなど、欧州統合の根幹が揺らいでいる。今も欧州をめざす中東難民の大移動が止まない。
欧州と中東をめぐる人の大移動は今回が初めてではない。第二次世界大戦後、ナチスの収容所から解放された数十万のユダヤ人が難民化し、パレスチナに「永住の地」を求めて移動した。これが中東戦争の発端であり、中東難民問題の出発点でもある。
中東難民の行く手には、また揺らぐ欧州統合の先にはどのような未来が待っているのか?そして世界史はどう動くのか?現在進行中のシリア和平会議の混乱と混迷が象徴しているように、中東難民問題は大国の利害や思惑を巻き込んで、解決の糸口を未だ見いだせないでいる。

今回企画された難民シンポジウムではシリア難民問題を大国の視点ではなく、関係する諸地域の視点から捉える。中東研究とスラブ東欧研究、そしてヨーロッパ研究が恊働することにより、難民問題への理解を深めるだけでなく、新たな世界史認識の視座を模索する。日本は世界の地域研究分野において独自の地歩を占め、欧米とは異なる優れた成果を生み出してきた。本シンポジウムは中東難民問題において国際的な議論の牽引役となる。

日時:
2016年3月24日(木)13時30分〜19時30分
場所:
明治大学(駿河台)リバティータワー1階、1011教室
会議言語:
日本語
問題の提起 13時30分-13時40分
家田修 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
第一セッション:欧州の統合と分裂 13時40分-15時30分
樽本英樹 北海道大学文学研究科
「ヨーロッパ難民危機の構造と影響」
中澤達哉 東海大学文学部
「スロヴァキアのシリア難民問題-民族自然権原理の発動にみる東欧小民族の寛容性と排他性-」
仙石学 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
「移民/難民問題とポーランド−東欧の「例外」から「一員」へ」
第二セッション:中東難民の現在 15時40分–17時20分
アフムド・アル=マンスール(アレッポ大学/慶応大学総合政策学部客員)
"Syrian Refugees and the Future, Dilemma Needs Attention"
ナジーブ・エルカシュ ジャーナリスト、シリア出身
現在調整中
今井宏平 日本学術振興会特別研究員PD
「トルコとEUの難民/移民対策の現状と課題」
第三セッション:中東難民の将来 17時30分–19時30分
酒井啓子 千葉大学法政経学部
「戦後イラクにおける排他主義の浸透を考える」
長澤栄治 東京大学東洋文化研究所
「アラブ革命と難民問題」
佐原徹哉 明治大学政治経済学部
「中東難民問題と世界の将来:トルコの思惑、ロシアの軍事介入、ウィーン和平プロセス、クルド問題、対EU・NATO外交の裏側」
開催校:明治大学政経学部
共催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
明治大学国際武器移転史研究所
科研費基盤研究A「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」
科研費基盤研究A「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」
科研費基盤研究B「多層的な民族共生への道」
後援:地域研究コンソーシアム
連絡先:メール wakamidori_ki@yahoo.co.jp (今井)

このページのトップへ戻る

東洋文庫現代イスラーム研究班 「近現代の構造変動」セミナー」のご案内

公財)東洋文庫超域研究 現代イスラーム研究班 「近現代の構造変動」セミナー(第2回)
2016年3月22日(東洋文庫)開催

(公財)東洋文庫現代イスラーム研究班では、中東・中央アジアにおける「議会主義と立憲体制」を研究テーマとし、議会資料などの一次資料にもとづき、思想や政治の実態を比較・検討し、イスラーム地域における国民国家の歴史的役割と今日的意義を研究しております。さらに2015年度から、地域や国を横断し、またより長期的なタイムスパンのもとで、画期となる事件や事象を、中東・中央アジアさらにはアジア・アフリカ・欧米とも連動する構造変動と連関づけて議論する「構造変動」セミナーを開催しております。ご参加をお待ちしております。

○日時:
2016年3月22日(火) 14:30~17:30(終了予定)
《プログラム》
14:30開始(14:15開場)
司会・三浦 徹(お茶の水女子大学、東洋文庫研究部)
研究報告(各50分)と個別質問(各10分)
報告1 粕谷 元(日本大学文理学部)
「オスマン帝国からトルコ共和国へ:何が変わり、何が変わらなかったか」
報告2 小松 久男(東京外国語大学国際学研究院)「近現代中央アジアにおけるイスラームと政治」
討論者  湯浅 剛(広島市立大学平和研究所)(10分)
総合討議(40分)
(17:30 終了見込み、終了後、参加者有志の懇親会を開催いたします)
○ 会場:
東洋文庫7階会議室
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
駒込駅(JR山手線・東京メトロ南北線2番出口)徒歩8分
千石駅 (都営地下鉄三田線A4番出口)徒歩7分
上富士前(都営バス上58系統・茶51系統)徒歩1分
http://tbias.jp/access
*参加を希望される方は、資料等準備のため、下記担当者にご一報ください。なお、当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
粕谷 元  genk@chs.nihon-u.ac.jp

このページのトップへ戻る

シンポジウム「現代世界ー欧州・中東ーを《文学》から考える」のご案内

中東現代文学研究会は、京都大学 人間・環境学研究科 学際教育研究部、および科学研究費基盤研究(C)「中東現代文学における「ワタン(祖国」表象とその分析」(代表:岡真理)の共催で、3月19日(土)、京都大学を会場に、シンポジウム「現代世界——欧州・中東——を《文学》から考える」を開催いたします。

プログラム http://www.h.kyoto-u.ac.jp/topics/2016/02/319.php
フライヤー http://www.h.kyoto-u.ac.jp/jinkan/topics/20160319.pdf

人間性を踏みにじり、人間を非人間化する出来事を生きている者たちであるからこそ、今、その彼らに、私たちが「人間として出会うこと」が何にも増して必要であり、そして、それゆえに、現代世界で生起していることを私たちが理解する上で、政治学的、社会学的な分析と同じくらい——あるいは、もしかしたら、それ以上に——、私たちは文学を必要としているのではないかと思量いたします。

そのような思いで、今回のシンポジウムを企画いたしました。
クルディスタン、シリア、ドイツ、フランス…、今、問題の舞台となっているこれら地域に焦点を当て、クルド文学、アラブ文学、ドイツ文学、フランス文学の翻訳・研究に携わる5名が、それぞれに、具体的な文学作品をとりあげて、それらを通して、マスメディアの報道等では触れ得なかった新たな視点からこれらの問題について語ります。問題を、ニュースや情報として消費するのではなく、人間の問題として受け止めるために——。

今こそ文学を。
みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

以下、シンポジウムの詳細です。

■□■=============================================
シンポジウム
「現代世界 — 欧州・中東 — を 《文学》 から考える」
http://www.h.kyoto-u.ac.jp/topics/2016/02/319.php
=============================================■□■

日時:
2016年 3 月19 日(土曜日)13:30 -17:30 (13:30開場)
会場:
京都大学(吉田南キャンパス)人間・環境学研究科棟地下講義室
会場マップ http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
※案内表示などはとくに立てませんので、キャンパスマップで建物の位置をじゅうぶんご確認の上、ご来場ください。
※地図には反映されていませんが、グランドの南側に新しい建物ができました。会場は、その新しい建物の南側の建物です。
※正門および西南門の入り口にもキャンパスマップがあります。
参加費 無料(申し込み不要)

プログラム

※講演タイトルの下は、講演でとりあげる作家・作品名です。

① 総論 13:30‐14:00
岡 真理(京都大学、アラブ文学) 「文学、この迂遠なるもの」
② 各論(1)—中東編 14:00‐15:00
1.トルコのクルド人
磯部加代子(トルコ語クルド文学翻訳家)
「囚われの故郷で  —忘却の民の叫びと沈黙 」
ブルハン・ソンメズ『イスタンブル、イスタンブル』
2.シリア — 民衆蜂起と内戦
森 晋太郎(アラビア語通訳・翻訳者、東京外国語大学)
「牢獄の壁の落書 — 包囲下の街で」
ムスタファー・ムーサー「なんていい人たち」『虐殺の花瓶』など
③ 各論(2)—欧州編 15:15-16:15
3.ドイツの中東移民
鈴木克己(東京慈恵会医科大学、ドイツ文学)
「もうひとつの冬物語 —望郷、追われし者の心の疼き」
ラフィク・シャミ『ゾフィア、すべての出来事のはじまり』
4.フランスのマグレブ系移民
石川清子(静岡文化芸術大学、フランス文学)
「〈憎しみ〉や〈服従〉から遠く離れて—はざま、亀裂としての〈郊外〉を読む」
レイラ・セバール『ファティマ、辻公園のアルジェリア女たち』、ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』
④ パネルディスカッション 16:15‐17:30

------------------------------------------------------------------------------
主 催:中東現代文学研究会 / 人間・環境学研究科 学際教育研究部
科学研究費基盤研究(C)「中東現代文学における「ワタン(祖国)」表象とその分析」
問合せ: PJ21kyoto@gmail.com
-------------------------------------------------------------------------------

このページのトップへ戻る

Workshop" Islam, Kingship, and Legitimacy in South Asia"のご案内

アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究課題「「近世イスラーム国家と周辺 世界」は、科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性」と共催で国際ワーク ショップIslam, Kingship, and Legitimacy in South Asiaを開催いたします。この分野の第一人者であるA. Azfar Moin氏も報告されます。南アジアのイスラーム王権のあり方に関する興味深いものですので、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

International Workshop: Islam, Kingship, and Legitimacy in South Asia

Date:
March 18, 2016, 14:00-18:00
Venue:
Large Conference Room (303), ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies
http://www.tufs.ac.jp/english/access/
Program:
Satoshi OGURA (Kyoto University)
“Lakṣmī Becomes Dawla: Remarks on the Translation Strategies of Notions of Kingship in a Persian Translation of the Rājataraṅgiṇīs and the Following Chronicles”
A. Azfar Moin (The University of Texas at Austin)
“Universal Peace and Sun Worship in Mughal India: A “Hermetical” Revival in Islam?”
共催:
アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究課題「近世イスラーム国家と 周辺世界」
科学研究費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性」(代表:近藤信彰)
参加自由・無料 英語・通訳なし

なお、3月15日17:00より東京外国語大学本郷サテライト5F会議室にてAzfar Moin 氏の講演会(“The Politics of Saint Shrines in the Persianate Empires”) が開催されます。
こちらにも是非ご参加ください。

このページのトップへ戻る

A. アズファル・モイン博士講演会のお知らせ

科学費基盤研究(A)「イスラーム国家の王権と正統性」では、このたび、テキサス大学オースティン校のA. アズファル・モイン氏を招聘いたしました。

氏は、イスラームにおけるスーフィズムと聖者の関係や南アジアにおける王権の研究に取り組まれており、ご著書 The Millennial Sovereign: Sacred Kingship and Sainthood in Islam(2012)は学界で高い評価を受けています。

アジア・アフリカ言語文化研究所と共催で下記の通り、講演会を開催いたします。聖者と聖廟に関して広くペルシア語文化圏を見渡したご講演ですの で、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日時:
2016年3月15日(火) 17:00-19:00
会場:
東京外国語大学本郷サテライト5F会議室
(文京区本郷2-14-10)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
プログラム:
A. Azfar Moin, University of Texas, Austin
“The Politics of Saint Shrines in the Persianate Empires”
共催:
科学費基盤研究(A)「イスラーム国家の王権と正統性」
アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」
英語・通訳なし、参加自由・無料

なお、3月18日には、 アズファル・モイン氏、小倉智史氏を招いて、国際ワークショップ”Islam, Kingship, and Legitimacy in South Asia”を開催する予定です。
これについては別途ご案内申し上げます。

このページのトップへ戻る

第14回中央アジア古文書研究セミナーのご案内

以下の要領で、科研費「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」(基盤研究(B)・堀川徹代表)とNIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点の共催により、本年度の「中央アジア古文書研究セミナー」を開催いたします。お忙しいとは存じますが、ふるってご参加いただきたくご案内申し上げます。

日時:
2016年3月13日(日):11:00~20:30
場所:
京都外国語大学国際交流会館4階会議室(No.941)
※会場アクセス: http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/campus/access/index.html
【プログラム】
11:00-11:15 趣旨説明(堀川)、参加者自己紹介
11:15-12:45 矢島洋一氏(奈良女子大学研究院人文科学系・准教授)
「19世紀フェルガナの請願状」①
12:45-13:30 昼食
13:30-15:00 矢島洋一氏 「19世紀フェルガナの請願状」②
15:00-15:15 コーヒーブレーク
15:15-16:45 磯貝健一氏(追手門学院大学国際教養学部・教授)
「共有状態にある遺産の持分確定にかんするファトワー文書」①
16:45-17:00 休憩
17:00-18:30 磯貝健一氏 「共有状態にある遺産の持分確定にかんするファトワー文書」②
18:30-19:00 総合討論
19:15-20:30 懇談会 (京都外国語大学11号館2階)

参加を希望される方は、資料送付宛先と懇談会の出欠を明記の上、電子メールにてご連絡ください。古文書講読で使用する資料を事前に郵送いたします。また、遠方の方は、旅費の相談をいたしますので、早めにご連絡ください。事務手続きの関係上、参加の受付は2月17日(水)をもって締め切らせていただきます。
―事務連絡先:磯貝(isomasu3[a]mbe.nifty.com)※[a]を@に変えてご利用下さい。

連絡先: 堀川 徹  京都外国語大学国際言語平和研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel.:075-322-6055 E-mail:to_horik[a]kufs.ac.jp
※[a]を@に変えてご利用下さい。

このページのトップへ戻る

ワークショップDirection of Changes in the Nile River and the Egyptian Villages のお知らせ

上智大学アジア文化研究所では、「ナイル川とエジプト農村の変容」に関するワークショップを下記の要領で開催します。エジプト農村は、ナイル川とともに変化してきました。その変容について、エジプトのNational Authority for Remote Sensing and Space Sciences(NARSS)の3人の研究者をお迎えし、考える場にしたいと思っています。皆様ふるってご参加ください。

上智大学アジア文化研究所ワークショップ Direction of Changes in the Nile River and the Egyptian Villages

【日時】
2016年3月11日(金) 16:30 – 19:00【Date】 March 11, 2016 16:30 – 19:00
【場所】
上智大学2号館6階615a室【Place】 Sophia University, Building No.2, 6th floor 615a room
【使用言語】
英語
【Program】
I. Introduction
Change of Nile Irrigation System and Egyptian Villages (Hiroshi Kato, Hitotsubashi University) Overview of the Study Villages (Erina Iwasaki, Sophia University)
II. Nile Flood and Flow and the Irrigation System in Upper and Lower Egypt (Elsayed Abbas Zaghloul, NARSS)
III. Case studies Using Remote Sensing
Change of Nile Water Flow and Landuse in Upper Egypt: Case of Three Villages after Aswan High Dam (Salwa Elbeih and Adel Shalaby, NARSS)
Change of Nile Water Flow and Landuse in Lower Egypt: Case of A Village in Idku Lake Area after Aswan High Dam (Adel Shalaby, NARSS)
【主催】
上智大学アジア文化研究所
【共催】
科研費基盤研究(B)「アラブ水稀少社会における共存原理―灌漑耕作慣行を中心に」(代表:岩崎えり奈)
【Organized by】
Institute of Asian Cultures, Sophia University
【In collaboration with】
Grants-in-Aid for Scientific Research (B) “Coexistence in Water-Scarce Arab Society – Focus on Irrigation and Cultivation Systems” (Principal investigator: Erina IWASAKI)

*参加を希望される方は、会場設営等準備のため、下記までご一報ください。なお、当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
【連絡先】岩崎えり奈(上智大学アジア文化研究所)iwasaki[a]sophia.ac.jp ※[a]を@に変えてご利用下さい。

このページのトップへ戻る

Zoubir Arous 教授講演会のお知らせ

講演会「The Islamic Trend Movements in the Arab Region: Historical Trajectory and the Imperatives of Political Reality」 のお知らせ

NIHU「イスラーム地域研究」上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」研究班では、イスラーム政治運動の研究者として高名なZoubir Arous教授(アルジェ大学)を招聘し、下記の通り講演会を開催いたします。

今日、中東や北アフリカ諸国では、アラブの春による民主化への期待が遠のき、IS(イスラーム国)に代表される過激な運動が注目を浴びていますが、このような状況の背景と現実はいかなるものなのでしょうか?今後の行方はどうなるのでしょうか? Arous教授にはアラブ諸国を中心に、イスラーム運動の歴史的背景を踏まえて、今日のアラブ諸国の政治状況およびイスラーム問題についてご講演いただきます。皆様の参加をお待ちいたしております。

日時:
2016年3月9日(水)  17:30〜19:00
会場:
上智大学四谷キャンパス2号館5階507教室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
*会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
講師:
Zoubir Arous氏(アルジェ大学・教授)
演題:
The Islamic Trend Movements in the Arab Region: Historical Trajectory and the Imperatives of Political Reality
コメンテータ:
北澤義之氏(京都産業大学・教授)
言語:
英語(通訳なし)
事前申し込み:
不要

主催:上智大学・アジア文化研究所
共催:NIHU「イスラーム地域研究」(上智大学拠点・イスラーム運動班)
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」プログラム

----------------------------------
上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学市ヶ谷キャンパス研究棟5階511号室
TEL&FAX: 03-3238-4073
{ias-iac@sophia.ac.jp}
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html

このページのトップへ戻る

2月


イスラーム地域研究・若手研究者の会
(旧イスラム国家論研究会)2月定例会のお知らせ

来る2月27日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会2月例会を開催いたします。2月定例会の報告は河野敦史さんにお願いしました。
本報告では、1857(咸豊7)年に起こったワリー・ハーン(カシュガル・ホージャ家白山党の出身)の侵入事件におけるヤルカンドに焦点を当て、現地に駐留する清朝軍やベク(伯克)たちの動向について分析と考察を行って頂く予定です。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

日時:
2月27日(土)14:00-17:30
会場:
早稲田大学120-4号館405・406会議室
報告者:
河野敦史氏(中央大学大学院文学研究科東洋史学専攻 博士課程後期課程(日本学術振興会特別研究員DC2))
題目:
「ワリー・ハーンの侵入事件(1857年)とヤルカンド」
コメンテーター:
秋山徹氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構 研究助手)

(会場地図: http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf)
研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の井口までお願いします。

E-mail: r.inokuchi@hotmail.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html

このページのトップへ戻る

JIIA ヤジッド・サーイェグ ベイルート・カーネギー中東センター上席研究員講演会のご案内

講演者:
ヤジッド・サーイェグ ベイルート・カーネギー中東センター上席研究員
Dr. Yezid Sayigh, Senior Associate at the Carnegie Middle East Center in Beirut
テーマ:
「シリア紛争解決に向けた展望と中東における平和と安定への含意」
“Prospects for Resolution of the Syrian Conflict Situation and Implications for Middle East Peace and Stability"

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より当研究所の活動にご理解、ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
此の度、当研究所では、ヤジッド・サーイェグ ベイルート・カーネギー中東センター上席研究員をお迎えして、下記のとおり、講演会を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
サーイェグ博士は、1991年から1994年までパレスチナ代表団のアドバイザーとして中東和平交渉で中心的な役割を果たされました。その後、ケンブリッジ大学国際関係研究所副所長、ロンドン大学教授などを歴任され、現在は、シリア危機やアラブ政変における権威主義体制・治安組織の変容などの研究に取り組まれております。
本フォーラムでは、シリア内戦の最新情勢などを中心に、ご講演をいただき、ご参会の皆さまと質疑応答を行いたいと存じます。
つきましては、ご多忙とは存じますが、何卒ご出席いただければ幸いに存じます。ご出席いただけます場合には、ショートノーティスで大変恐縮ですが、下記の返送フォームにご記入の上、メール(ishizuka@jiia.or.jp) またはファックスにて2月24日(水)までにご返送下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。なお、お席に限りがございますので、万 一、出席希望者数が席数を超えた場合、締め切り前でもご希望に添えない場合がございますのであらかじめご了承願います。   

       
1. 日 時:
平成28年2月26日(金)14:00~15:30
Date / Time:
14:00-15:30, Fri, February 26, 2016
2.場  所 :
日本国際問題研究所 大会議室
千代田区霞が関3-8-1 虎の門三井ビルディング3階
Venue :
JIIA Conference Room
Toranomon Mitsui Bldg. 3F, 3-8-1 Kasumigaseki, Chiyoda-ku
アクセス: http://www2.jiia.or.jp/BRIEF/j-map.php
3.司 会:
立山 良司・防衛大学校名誉教授,/
Moderator:
Prof. Ryoji TATEYAMA Professor Emeritus, National Defense Academy, Japan
4.言 語:
英語(日英同時通訳付)
Language:
English –Japanese simultaneous interpretation available

【本件お問い合せ先】当研究所研究員:貫井 万里 / 研究助手:石塚 陽 子
TEL:03-3503-7801 / FAX:03-3503-7186 www.jiia.or.jp ishizuka@jiia.or.jp

返送フォーム(2/26サーイェグ博士講演会) * 英語表記もご記入願います。

ご芳名(日) __________________________________
Name (英) __________________________________
ご所属(日) __________________________________
Affiliation (英)_________________________________
お役職(日) __________________________________
Title (英) __________________________________
ご連絡先(TEL/FAX)_____________________________
(e-mail address) _____________@______________

このページのトップへ戻る

パレスチナ研究会 第7回研究会のお知らせ

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班では、このたび下記の通り2015年第7回定例研究会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
本研究会は、東京大学拠点パレスチナ研究班として最後の研究会となります。
そのため終了後に総括の時間を少々とらせて頂く予定です。あらかじめご了解願います。

******************************

2015年度第7回 パレスチナ研究班 定例研究会
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点(TIAS)

■日時:
2月23日(火)13:00~18:00
■会場:
東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
◆報告1:
平岡光太郎(同志社大学・研究開発推進機構・研究企画課
一神教学際研究センター・特別研究員)
「現代ユダヤ思想における統治理解について-神権政治を中心に-」
【主要参考文献】
1.平岡光太郎「現代ユダヤ思想における宗教と政治の関係-ヴァイレルとラヴィツキーによる「ユダヤ神権政治論争」-」『宗教研究』第362号、2009年、121~142頁。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007504207
2.平岡光太郎「現代ユダヤ思想における聖書と政治思想-マルティン・ブーバーの神権政治とイスラエル文脈におけるその受容-」『一神教学際研究』第6号、2011年、52~66頁。
http://www.cismor.jp/jp/series/jismor/
3.市川裕、臼杵陽、大塚和夫、手島勲矢編、『ユダヤ人と国民国家』岩波書店、2008年。
◆報告2:
今野泰三(大阪市立大学院都市文化研究センター研究員)
「入植地問題とパレスチナ/イスラエルの和平」
【主要参考文献】
1. 臼杵陽 1997「パレスチナ/イスラエル地域研究への序章-イスラエル政治社会研究における<他者>の表象の諸問題-」『地域研究論集』1(1) 67-91.
2. Shafir, G. and Y. Peled. 2002. Being Israeli: The Dynamics of Multiple Citizenship. Cambridge: Cambridge University Press.
3. Masalha, N. 2007. The Bible and Zionism: Invented Traditions, Archaeology and Post-Colonialism in Israel-Palestine. London and New York: Zed Books.

※参考文献は参加のための必読文献というわけではなく、当日配布も致しません。ご関心のある方は、ご自身で事前にお読みおき願います。

※研究会のメンバーで非関東圏からご出席頂き、旅費の支給が必要な方は、事前に担当者(佐藤)まで連絡をお願い致します(宿泊費の要否もご連絡下さい)。その他お問い合わせは下記までご連絡下さい。

******************************
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
連絡先メールアドレス: c-asias{a}l.u-tokyo.ac.jp
          ({a}を@に変えて送信してください)
(メールアドレスが2013年4月より変更されておりますので、ご注意下さい)
******************************

このページのトップへ戻る

Fifth Joint Seminar of KIAS, ASAFAS and IMSのご案内

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)は京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)および釜山外国語大学地中海研究所(IMS)と共催で、
Fifth Joint Seminar of Center for Islamic Area Studies (KIAS) and Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS), Kyoto University and Institute for Mediterranean Studies (IMS), Busan University of Foreign Studies, "Area Studies and Area Informatics in the Mediterranean World"
を下記の通り開催します。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

【日時】
2016年2月16日(火)13:00-17:45
【場所】
京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
・地図: 以下のリンク先の地図をご参照ください。
上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
【言語】
英語
*詳細は英文案内の下にあるプログラムをごらんください。
*研究会準備の都合上、出席を希望される方は、
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
までご連絡ください。

*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

Dear all,

You are cordially invited to the Fifth Joint Seminar of Center for Islamic Area Studies (KIAS) and Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS), Kyoto University and Institute for Mediterranean Studies (IMS), Busan University of Foreign Studies, "Area Studies and Area Informatics in the Mediterranean World."

This seminar is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS), Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS), Kyoto University and Institute for Mediterranean Studies (IMS), Busan University of Foreign Studies.

[Date and Venue]
Date:
16 February 2016, Tue, 13:00-17:45
Venue:
Research Building No. 2, 4th Floor, Conference Room (AA447)
Maps:
*Access Map for Yoshida Main Campus (N0. 34)
http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/yoshida/main.html
*Access Map for Research Bldg. No. 2
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
[Language]
English

For further details, please find the program attached below.
If you can join us, please do send us an e-mail for registration
(necessarily required).
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

-------------------------------------------------------------
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
-------------------------------------------------------------

[Programme]
Fifth Joint Seminar of Center for Islamic Area Studies (KIAS) and Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS), Kyoto University and Institute for Mediterranean Studies (IMS), Busan University of Foreign Studies "Area Studies and Area Informatics in the Mediterranean World"
Date:
16 February, 2016, 13:00-17:45
Venue:
Meeting Room, 4th Floor, Research Bldg. No. 2, Yoshida Campus, Kyoto University
Organizers:
Center for Islamic Area Studies (KIAS) Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS), Kyoto University Institute for Mediterranean Studies (IMS), Busan University of Foreign Studies
Opening Session (13:00-13:20)
Chair: IMAMATSU Yasushi (Visiting Associate Professor, Graduate School of Asian and African Area Studies)
TONAGA Yasushi (Director, Center for Islamic Area Studies) “Welcome Speech”
YOON, Yong-Soo (Director, Institute for Mediterranean Studies) “Greeting Speech”
Session 1 (13:20-14:20)
Chair: NAGAOKA Shinsuke (Associate Professor, Graduate School of Asian and African Area Studies)
FUJII Chiaki (Assistant Professor, Graduate School of Asian and Area Studies) “The Growing Islamic Movement on the East African Coast.”
CHANG, Nina (HK Research Professor, Institute for Mediterranean Studies) “A Study on Developing a Model for Integrating Language and Culture for the Muslim immigrants in France through Immigration Policy”
Session 2 (14:40-16:10)
Chair: CHANG, Nina
YAMAMOTO Kensuke (Ph.D. Student, Graduate School of Asian and Area Studies) “Dispute over Sacred Sites in Contested Jerusalem: The Role of Islamic Movement in Israel”
KIM, Soojung (Ph.D candidate, Institute for Mediterranean Studies) “The Miniature Art in the manuscripts of the Ottoman period (15c~19c)”
WATANABE Shun (Ph.D. Student, Graduate School of Asian and Area Studies) “Jordan as a Modern Hybrid Monarchy: A Case of the Mashriq Kingdom”
Session 3 (16:30-17:30)
Chair: YOON, Yong-Soo
KANG, Jihoon (HK Research Professor, Institute for Mediterranean Studies) “A Research for ‘Elctronic Cultural Altlas of Medtierranean (ECAM)’ of IMS: Focused on Digital Humanities System Construction of Interdisciplinary Based Collaboration”
HARA Shoichiro (Director, Center for Integrated Area Studies, Kyoto University) “Information Infrastructure to accumulate, link and use "Knowledge of Area"”
Closing Session (17:30-17:45)
Chair: TONAGA Yasushi
KOSUGI Yasushi “Closing Remarks”
Secretariat
[Kyoto]
Secretary in Chief: IKEHATA Fukiko (Graduate Student, Graduate School of Asian and Area Studies)

*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

このページのトップへ戻る

第20回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ

2月11日(木、祝日)の14時より、第20回「映画から見る中東社会の変容」研究会を開催します。
2011年2月11日、エジプト「1月25日革命」により、ムバーラク大統領が辞任いたしました。その日からちょうど5年目にあたるこの日、この革命を扱ったエジプト映画「敷物と掛布」(2013年、アフマド・アブダッラー監督、日本語・英語字幕、87分)を取り上げます。
1月25日革命のさなか、カイロの貧困地区をさまよう主人公の目を通して、テレビや新聞などでは伝えられなかった革命の複雑な人間模様とエジプト社会の多様性を描き出すという作品で、本邦初公開となります。
映画の舞台となる地区をフィールドに、長年研究を続けてこられた大稔哲也氏をコメンテーターにお迎えし、可能であればアブダッラー監督とのスカイプによる質疑応答も行う予定です。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

************************************************

【日時】
2016年2月11日(木)14:00-(いつもと開始時刻が異なりますのでご注意ください)
【場所】
東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
※ エレベーターを降りて正面の部屋です
【コメンテーター】
大稔哲也氏(早稲田大学)
【題材】
「敷物と掛布」(アフマド・アブダッラー監督作品、エジプト、2013年)
【テーマ】
「革命」
【主催】
中東映画研究会
【共催】
東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」

ご参加希望の方は会場設営のため、こちらのアドレスにまでご一報頂きますようお願いいたします。
mecinema2014@gmail.com
詳細はこちら
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/?q=node/8015
************************************************

このページのトップへ戻る

京都大学拠点(KIAS)講演会「知の先達たちに聞く—宮治美江子先生をお迎えして」のご案内

KIASでは、「知の先達たちに聞く」と題して、これまで外国人研究者へのインタビュー、日本人の先生方の講演会を催してきました。
11回目を迎える今回は、宮治美江子先生をお招きして、「マグリブ研究と文化人類学—女性たちとの出会いを重ねて」と題するご講演によって、これまでの研究生活を振り返っていただきます。

人類学の立場から中東地域を研究する試みは、日本においては、1960年代後半から本格化したとされます。宮治先生はその草分けとして、北アフリカ社会・文化論をご専門とされ、アルジェリア、チュニジアといったマグリブ地域—さらにはフランスを含む西地中海地域の研究を進めてこられました。
また『中東・北アフリカのディアスポラ』の編者であるとともに、アーネスト・ゲルナー『イスラム社会』やジェルメーヌ・ティヨン 『イトコたちの共和国 地中海社会の親族関係と女性の抑圧』などの翻訳もなされています。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

「知の先達たちに聞く—宮治美江子先生をお迎えして」

日時:
2月6日(土)16:00-18:00
場所:
京都大学吉田キャンパス総合研究2号館4階会議室(AA447)
講演者:
宮治美江子(東京国際大学名誉教授)
タイトル:
「マグリブ研究と文化人類学—女性たちとの出会いを重ねて」

以下のリンク先の地図をご参照下さい。
上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

*準備の都合上、参加をご希望の方は事前にKIAS事務局
(inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp)までご連絡いただけると幸いです。

*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

このページのトップへ戻る

京都大学拠点(KIAS)3班合同研究会「イスラーム世界の国際組織とグローバルネットワーク」のご案内

「イスラーム地域研究」の第2期において、京都大学拠点は1グループ3班編成(第1班「国際関係(国際組織・情報ネットワークを含む)」研究班、第2班「広域タリーカ」研究班、第3班「イスラーム経済とイスラーム法」研究班)で、それぞれ研究活動を行ってきました。
3班合同研究会は、年に1回、上記3班が合同して研究会を開催し、各班の研究発表を行うものです。
今年度の研究会は、下記の要領で開催されます。

京都大学拠点の活動全体をカバーする研究会であるとともに、5年間行われてきた第2期「イスラーム地域研究」最後の合同研究会になります。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時:
2月5日(金)15:30〜18:50
場所:
京都大学吉田キャンパス総合2号館4階会議室(AA447)
以下のリンク先の地図をご参照下さい。
上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
*準備の都合上、参加をご希望の方は事前にKIAS事務局
(inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp)までご連絡いただけると幸いです。
プログラム
開会挨拶: 15:30-15:40
東長靖 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授、イスラーム地域研究センター長)
第1班 「国際関係(国際組織・情報ネットワークを含む)」研究班発表:15:40-16:20
発表者: 保坂修司 (日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究理事)
「イスラーム国の現状」
16:20-16:30:質疑応答
第2班 「広域タリーカ」研究班発表:16:30-17:10
発表者: 中西竜也 (京都大学白眉センター特定助教)
「近代中国ムスリムとイスラーム改革主義」
17;10-17:20:質疑応答
休憩: 17:20-17:30
第3班 「イスラーム経済とイスラーム法」研究班発表:17:30-18:10
発表者: 川村藍 (日本学術振興会特別研究員 (京都大学))
「イスラーム金融をめぐる紛争の法制度:ドバイ・アプローチとマレーシア・モデル」
18:10-18:20:質疑応答
総括:18:20-18:40
閉会挨拶: 18:40-18:50
東長靖

*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

このページのトップへ戻る

1月


The Third SIAS/KIAS–CNRS International Joint Seminarのご案内

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)と上智大学イスラーム研究センター(SIAS)は、京都大学アジア研究教育ユニットおよび科研費基盤(B)「南アジア諸語イスラーム文献の出版・伝播に関する総合的研究」(研究代表者:東長靖)と共催で、第3回SIAS/KIAS-CNRS国際合同セミナー"Sufism, Saint Veneration and Tariqa Movements in the Islamic World"を下記の通り開催します。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

【日時】
2016年1月31日(日)13:00-18:00
【場所】
京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
・地図: 以下のリンク先の地図をご参照ください。
上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
【言語】
英語
*詳細は英文案内の下にあるプログラムをごらんください。
*研究会準備の都合上、出席を希望される方は、inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp までご連絡ください。

*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

Dear all,
You are cordially invited to the third SIAS / KIAS – CNRS International Joint Seminar "Sufism, Saint Veneration and Tariqa Movements in the Islamic World."

This seminar is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS), IAS Center at Sophia University (SIAS), Kyoto University Asian Studies Unit (KUASU) and General Reserach on the Publication and Transmission of Islamic Books in the South Asian Languages (Grant-in-Aid for Scientific Research (B), JSPS).

[Date and Venue]
Date:
31 January 2016, Sun, 13:00-18:00
Venue:
Research Building No. 2, 4th Floor, Conference Room (AA447)
Maps:
*Access Map for Yoshida Main Campus (N0. 34)
http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/yoshida/main.html
*Access Map for Research Bldg. No. 2
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
[Language]
English

For further details, please find the program attached below.

If you can join us, please do send us an e-mail for registration
(necessarily required).
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

-------------------------------------------------------------
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
-------------------------------------------------------------

[Programme]

The Third SIAS / KIAS – CNRS International Joint Seminar Sufism, Saint Veneration and Tariqa Movements in the Islamic World

Date:
31 January 2016, Sun, 13:00-18:00
Venue:
Conference Room (AA447), 4th Floor, Research Building No. 2, Kyoto University,
Speakers and Titles:
13:00-13:20 Opening Remarks
13: 20-14:00
Quentin GIROUD (CNRS)
Zikr and Sema Rituals of the Contemporary Uşşâkî-Halvetî Sufi Order of Turkey
14:00-14:40
Kie INOUE (Tokyo University)
Rūzbihān Baqlī Shīrāzī’s Theory of Love
14:55-15:35
Rachida CHIH (CNRS)
Sufism in the Early Modern Period: Aḥmad al-Qushshâshî (d. 1661) and the “Medinese School”
15:35-16:15
Daisuke MARUYAMA (National Defense Academy of Japan)
The Meaning of “al-Wāsiṭa” (Intermediary): The Different Interpretations between Sufis and Salafis in Contemporary Sudan
16:15-16:55
Thierry ZARCONE (CNRS)
The Gazelle of Aḥmad al-Tijānī: Researches about a ‘New Hagiography’ and a Devotional Image
17:10-17:40
Discussion
17:40-18:00
Closing Remarks
Organizers:
AKAHORI Masayuki (SIAS), IMAMATSU Yasushi (KIAS), TAKAHASHI Kei (SIAS), TONAGA Yasushi (KIAS), and Thierry ZARCONE (GSRL-CNRS)
Sponsored by:
SIAS (Center for Islamic Studies, Sophia University, Japan), KIAS (Center for Islamic Area Studies, Kyoto University) and KUASU (Kyoto University Asian Studies Unit)
Collaborated with:
General Reserach on the Publication and Transmission of Islamic Books in the South Asian Languages (Grant-in-Aid for Scientific Research (B), JSPS)
Secretary in Chief:
Naoki YAMAMOTO (Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto University)

*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

このページのトップへ戻る

セミナー「アラブ政治言説の歴史と現在」のご案内

セミナー「アラブ政治言説の歴史と現在」

Seminar “Arab Political Discourse: History and Present”

【趣旨】
アラブの歴史は、言説の歴史である。古典的なアラブ言説研究をふまえ、現在の激しい変動の中で揺れ動くアラブ政治言説の今後を展望する。報告者には新進気鋭のアラブ言説分析の研究者、エマード・アブデルラティーフ氏(カタル大学)をお迎えした。同氏は、2009年イスラーム地域研究カイロ国際会議にも参加された(当時はカイロ大学文学部)。コメンテータは現代エジプト政治研究の鈴木恵美氏(早稲田大学)にお願いした。
現代アラブの政治分析に関心を持つ方のみならず、イスラーム史など歴史研究を専門とする方ほか、多くの方の参加を歓迎いたします。
【日 時 / Date】
2016年1月31日(日) 15:00-17:00
Jan 31 (Sun), 2016, 15:00-17:00
【会 場 / Venue】
東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階 大会議室
Room 303, 3F, Institute for Advanced Studies on Asia, The University of Tokyo
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
【題 名 / Title】
Studying Arab Political Discourse: A Critical Approach
【プログラム / Program】
報告
エマード・アブデルラティーフ氏(カタル大学)
Dr. Emad Abdel Latif (Qatar University)
“Studying Arab Political Discourse: A Critical Approach”
コメント
鈴木恵美氏(早稲田大学)
Dr. Emi Suzuki (Waseda University)
【使用言語 / Language】
英語 / English
(通訳はつきません)
【参加費 / Fees】
無料 No charge
【主催 / Organizer】
科研費基盤研究A「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」
【報告要旨 / Abstract of Presentation】
Political discourse analysis (PDA) is a discipline mainly concerned with the study of political communication in society whether via texts, speeches, images, references, symbols or other signs. The aim of PDA is to understand how political discourses (PD) work, and how they perform their functions which are often associated with obtaining, legitimizing, and maintaining power (Van Dijk, 2008; Chilton, 2004). PDA includes the analysis of discourse production, linguistic and semiotic structures, performance, distribution, reception, influence, and response.
My presentation will focus on Arab political discourse analysis (APDA). The adjective ‘Arab’ refers to the language of the texts studied and not the language of the study or the nationality of the researcher. Hence, studies written in languages other than Arabic about (APDA) fall under this definition.
This presentation argues that the Arab socio-political context affected APDA in different aspects. Its main goal is to explore the relation between the socio-political discourse and the discipline of APDA in terms of its perspectives, methodologies, data and reception.
The presentation is divided into four parts. The first part reviews PD studies in the Arab tradition whereas the second part explores the most important trends in APD in modern and contemporary ages. The third part offers some predictions related to the future of APD especially in light of the recent radical transformations taking place in the Arab world. Finally, the fourth part encompasses some recommendations and a list of understudied topics.
References:
Chilton, P. (2004). Analysing political discourse: Theory and practice. Routledge.‏
Van Dijk, T. A. (2008). Discourse and power. Palgrave Macmillan.‏
【連絡先】
事前に登録の必要はありません
lisaiino@ioc.u-tokyo.ac.jp

このページのトップへ戻る

公開シンポジウム「移動・移民と中東」のご案内

***公開シンポジウム「移動・移民と中東」***

日時
2016年1月30日13:30~17:00
会場:
東京大学駒場キャンパス アドミニストレーション棟3階学際交流ホール
(東京都目黒区駒場3-8-1)
主催:
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
共催:
科学研究費基盤B「中東・北アフリカ地域のイスラーム圏の少数派と弱者に関する総合的研究」(研究代表者:高橋英海)
https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/topics/767.html
講演者及び講演題目
・第一部:前近代
近藤洋平(東京外国語大学・特任研究員)
「初期イスラーム時代における人の移動と教義の伝播:イバード派の場合」
菊地達也(東京大学大学院人文社会系研究科・准教授)
「11世紀ドゥルーズ派の集団移動:エジプトからシリアへ」
高橋英海(東京大学大学院総合文化研究科・教授)
「中東地域のキリスト教徒にとっての移住:聖書、歴史、文学、そして現状から」
・第二部:近現代
辻上奈美江(東京大学大学院総合文化研究科・特任准教授)
「湾岸諸国への人口流入:家事労働者の雇用と「人権」」
黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
「近現代の歴史的シリアにおける人の移動と少数派」

このページのトップへ戻る

『アジアを知る―エジプト映画『678』から』のお知らせ

2016年1月26日(火)17:00より、東京大学 福武ホールにて東大ASNETと中東映画研究会の主催で、以下のシンポジウムを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7994

アジアを知る—エジプト映画『678』から/
Knowing Asia: Through Egyptian Film 678

【日 時 / Date & Time】
2016年1月26日(火) 17:00-20:30
Jan 26 (Tue), 2016, 5:00-8:30pm
【場所 / Venue】
東京大学 情報学環 福武ホール
Fukutake Hall, The University of Tokyo
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

*どなたでもご参加いただけます。
This symposium is open to public.
準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
To secure your seat, please submit your information
(Name, Number of participants) to the following address.
mecinema2014@gmail.com

【プログラム / Program】
17:00 開会の言葉
17:10 第1部 The First Session
映画『678』上映
Film screening “678”
監督 ムハンマド・ディヤーブ Director Mohamed Diab
アラビア語(日本語字幕) 90分, エジプト, 2011年
Arabic (Japanese Subtitle) 90min, Egypt, 2011
18:50 休憩
Coffee Break
19:20 第2部 The Second Session
コメント Discussants:
松永典子氏(帝京大学)MATSUNAGA Noriko (Teikyo University)
森山至貴氏(東京大学)MORIYAMA Noritaka (Tokyo University)
鳥山純子氏(日本学術振興会)TORIYAMA Junko (JSPS)
19:50 質疑応答 Discussion
20:20 閉会の言葉
【使用言語 / Language】
日本語 / Japanese
【参加費 / Fees】
無料 No charge
【主催 / Organizer】
東京大学日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)
Network for Education and Research on Asia (ASNET)
The University of Tokyo
中東映画研究会
Middle Eastern Film(s) Study Group
【共催 / Co-organizer】
東京大学・東洋学研究情報センター・セミナー
The University of Tokyo
Research and Information Center For Asian Studies (RICAS)
東洋文化研究所
Institute for Advanced Studies on Asia
詳細はこちら:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7994

このページのトップへ戻る

「アフガニスタン女性の暮らしの現在」懇談会へのご案内

お茶の水女子大学グローバル協力センター

アフガニスタン・開発途上国女子教育支援事業野々山基金による研修員を囲む懇談会
「アフガニスタン女性の暮らしの現在(いま)」

【概要】
アフガニスタンの女性の権利や教育の現状について、NGO「希望の学校」代表駿渓(スルタニ)・トロペカイ女史にお話しいただくとともに、アフガニスタンから短期研修で来日している女性教員、女子大学生にもご自身の体験をお話しいただき、懇談する機会を持ちます。少人数制でインフォーマルな交流会ですので、じっくりとお話を聞く事ができます。関心のある方は是非、ご参加ください。
【日時】
2016年1月25日(月)16:40~18:10
【場所】
お茶の水女子大学 学生センター棟308室(グローバル協力センター室)
【言語】
英語
【主催】
お茶の水女子大学グローバル協力センター
【申込み方法】
お名前、ご所属(お勤め先/大学名・学部・学年)、ご連絡先を明記の上、グローバル協力センターまでメール( info-cwed@cc.ocha.ac.jp )にてお申込みください。
※当日受付有り。
※詳細はこちらをご覧ください。
http://www-w.ao.ocha.ac.jp/intl/cwed/e20160125/
【申込み・問合せ先】
お茶の水女子大学 グローバル協力センター
Tel/Fax:03-5978-5546
E-mail: info-cwed@cc.ocha.ac.jp

このページのトップへ戻る

「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」
2015年度第9回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第9回(通算26回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2016年1月18日(月)17:00~19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第2部(daf‘a)「タウジーフ帳簿(tawjih)について(dar daftar-i tawjih)」
第2章「パルワーンチャ、バラート、タアリーカの書き方、ムサンナー、サル・ハットの書式およびそれに関連する事柄について」 Mar‘ashi 8140: 139.11行目「farman-i humayun shud …」(パルワーンチャ用例第3例)から。
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 139-142 = image 72-73
Majlis 6544: 64a-65b = image 70-72
Majlis 3117: 86a-88b = image 88-91
Astan-i Quds 7148: 59b-61b = image 51-63
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

このページのトップへ戻る

「シャリーアと近代」平成27年度第7回(通算第55回)研究会のご案内

「シャリーアと近代」平成27年度第7回(通算第55回)研究会のお知らせ

イスラーム地域研究東洋文庫拠点研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」 は、サントリー文化財団および科研費(基盤B)「債権法を用いた『現代中東法』のモデル化とその比較法的考察」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

下記日程にて今年度第7回(通算第55回)目の研究会および会合を行います。関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。

日時:
2016年1月17日(日)12:30~18:00
会場:
東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
テクスト:
第1篇 売買成果公開の最終作業
本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。
[連絡先]
大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) toh

このページのトップへ戻る

Political discourses; the early Abbasids

Tobunken Symposium and the First ASPS Gilas Seminar

In Quest of a Proper Polity: Political Discourses in the Early Abbasid Period

Co-organized by the Institute for Advanced Studies on Asia, the University of Tokyo, the Kakenhi Project “Kingship and Legitimacy of the Islamic Dynasties: In the Context of Early Modern History,” and the Kakenhi Project “Antiquity Inherited, Antiquity Invented: The Case of Medieval Middle East,” with the support of the Japan Office of the Association for the Study of Persianate Societies

The Abbasid Revolution and the first century of the Abbasid rule represent a dynamic period of experimentations in quest of a sustainable Islamic polity and discourses to legitimize it. With two presentations that approach less utilized source materials with cutting-edge research questions, this seminar will shed fresh light on aspects of the experimentations that were under way in that crucial period of Islamic history.

Date and Time:
January 11 (Mon), 2016, 10:15-13:00
Venue:
Room 303, Institute for Advanced Studies on Asia (Tobunken), the University of Tokyo (Hongo Campus;
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/index.html)
Program:
Moderator: Kazuo Morimoto (Tobunken)
10:15-11:15 Manabu Kameya (Hokkaido University), “Titles for Early Abbasid Caliphs: Tracing Their Evolution from Documentary Sources.”
11:25-12:25 Hayrettin Yücesoy (Washington University in St. Louis), “Mapping a Political Landscape: Ibn al-Muqaffa and the Contending Visions of Politics in the Abbasid 8th Century.”
12:30-13:00 Discussion
Abstracts
Manabu Kameya
Titles for Early Abbasid Caliphs: Tracing Their Evolution from Documentary Sources
Documentary source (in the context of early Islamic history, it includes papyrus documents, epigraphy, inscriptions of coins) is one of the most important sources for the studies on the early Abbasid history, because of the scarcity of the extant contemporary historiography, same as the case of the Umayyad. Accordingly, a study based on documentary sources must be a good starting point for the analysis of the early Abbasid Caliphate. In this paper, I discuss the changing of the titles of the early Abbasid Caliphs and what they claimed by adopting those titles, based on the investigation through documentary sources. It will elucidate the evolution of titles for Abbasid Caliphs, such as “al-Mahdī”, “al-Imām”, “Khalīfat Allāh”, “al-Khalīfa” and the Laqabs of each of the Caliphs, and make clear that it corresponded to the religio-political situation and its ideological background in the early Abbasid period.
Hayrettin Yücesoy
Mapping a Political Landscape: Ibn al-Muqaffa and the Contending Visions of Politics in the Abbasid 8th Century
The passing of the Umayyad rule was not simply a mere substitution of one dynasty for another at the very helm of the empire, but rather it was a collapse of relations, structures, and mental categories about the lived reality. This significant event and the critical decades following it offer us a chance to examine how the early Abbasids reimagined the post-Umayyad world and structured a new web of socio-economic, and political relations to support their ambitions. In this lecture Dr. Yücesoy will address Ibn al-Muqaffa's well-known, but still understudied, the Epistle on Court Companions as a record demonstrating a subaltern imperial scribe’s participation in the process of empire building by mapping out from ground zero, “the day after” the revolution so-to-speak, the human, geographic, and material topography of the empire as an administrable and controllable political territory.

The seminar is open to public and free of charge. No registration is required.

Contact person: Kazuo Morimoto (morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac.jp)

Co-organizers:
Institute for Advanced Studies on Asia, the University of Tokyo The Kakenhi Project “Kingship and Legitimacy of the Islamic Dynasties: In the Context of Early Modern History” (JSPS 15H01895) The Kakenhi Project “Antiquity Inherited, Antiquity Invented: The Case of Medieval Middle East” (JSPS 15H00707)
Supporter:
The Japan Office of the Association for the Study of Persianate Societies

このページのトップへ戻る

International Workshop "Court, Literature and Power in the Early Modern Persianate World"

アジア・アフリカ言語文化研究所では、下記の通り、国際ワークショップ"Court, Literature and Power in the Early Modern Persianate World"を開催いたします。ペルシア語文化圏におけるおける宮廷文学と権力の関係を論じる興味深い会ですので、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

国際ワークショップ"Court, Literature and Power in the Early Modern Persianate World"

日時
2016年1月11日(祝)14:00-18:00
会場
東京外国語大学本郷サテライト4Fセミナー室
文京区本郷2-14-10
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
主催
アジア・アフリカ言語文化研究所
共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」
基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」
中東イスラーム研究拠点
Time and date:
January 11, 2016. 14:00-18:00
Venue:
Seminar Room, 4th Floor, Hongo Satellite Office, Tokyo University of Foreign Studies 2-14-10 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo Japan
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
Program
14:00 Welcoming
14:15 Naofumi Abe (The University of Tokyo)
“Poetics of Politics in Early Qajar Iran: Royal-commissioned Tazkeres at Fath-’Ali Shah’s Court”
15:30 Sunil Sharma (Boston University)
“Representing Mughal Decline in Safavid Court Literature”
17:00-18:00 General Discussion

このページのトップへ戻る

第8回オスマン文書セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」(代表 黒木英充)の事業の一環として、2016年1月9日(土)と10日(日)に第8回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーはNIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催となります。

今年度も2012年度より引き続き、千葉大学の秋葉先生を講師にお迎えします。今回は昨年度に引き続いて、嘆願書(arzuhal)を講読するほか、初心に帰って第1回のセミナーでも少し扱ったオスマン朝の上奏文書の一類型であるイラーデ(iradeあるいはirade-i seniyye:勅旨)を取り上げます。第1回では、上奏文書としての大宰相のテルヒース(telhis)と君主のハットゥ・ヒュマーユーン(hatt-ı hümayun:宸筆)が説明の中心でしたが、今回講読するイラーデは19世紀前半に新たに登場した文書類型です。今回もこれまでと同様、事前にお配りしたコピーを用いて具体的な実例を演習形式で読解していきます。

今年度の第1日目は、最初にイラーデ及び前史としてのテルヒースとハットゥ・ヒュマーユーンについて講師が一般的な解説をおこない、つづいて実例を講読します。実例は、19世紀前半の初期のイラーデから選ばれる予定です。
第2日目はイラーデの講読に続いて、18世紀の嘆願書の実例を講読します。昨年度は嘆願書の提出を受けた後、官僚機構でどのような処理が行なわれたかについてはあまり踏み込めませんでしたが、今回は異なるパターンの処理を受けた実例を講読していきたいと考えています。

なおセミナーへの参加資格として、例年通り次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。

  1. 「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」
  2. 「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで 12月9日(水) までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。
また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、なるべく早くその旨お知らせください。

問合わせ・申込先 :
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター事務局
e-mail : fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

日時
2016年1月9日(土) 14:00-18:00 / 2016年1月10日(日) 10:30-18:00
会場
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階大会議室(303)
http://www.tufs.ac.jp/access
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
主催
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
共催
NIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点
講師
秋葉 淳 (千葉大学文学部)
髙松 洋一 (AA研)
プログラム
1月9日(土)
14:00-14:15 趣旨説明 講師・自己紹介
14:20-16:00 イラーデおよびハットゥ・ヒュマーユーンの解説 (担当:秋葉 淳、髙松 洋一)
16:20-18:00 イラーデの講読 (担当:秋葉 淳)
1月10日(日)
10:30-12:10 イラーデの講読 (担当:秋葉 淳)
13:00-14:40 嘆願書の解説と講読 (担当:髙松 洋一)
15:00-16:40 嘆願書の講読 (担当:髙松 洋一)
17:00-18:00 総合討論

このページのトップへ戻る

イスラーム地域研究・若手研究者の会、合同シンポジウムのお知らせ

こんにちは。イスラーム地域研究・若手研究者の会では、来る1月9日(土)に「フィールドネット・ラウンジ企画 ロシア・中国におけるムスリム・マイノリティと国家—20世紀政治変動期における多文化共生の実践とその課題 」と題したシンポジウムを開催いたします。

本シンポジウムは、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が主催し、イスラーム地域研究・若手研究者の会と中国ムスリム研究会の共催で行われます。
詳細は下記の通りとなります。事前の参加申し込みは不要ですので、奮ってご参加くださいませ。

シンポジウム・タイトル:
「2015年度フィールドネット・ラウンジ企画シンポジウム ロシア・中国におけるムスリム・マイノリティと国家—20世紀政治変動期における多文化共生の実践とその課題」
日時:
2016年1月9日(土) 13:00-19:00
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階 マルチメディアセミナー室 306(地図:http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
備考:
参加登録不要

◆プログラム◆

13:00-13:10
開会の辞・挨拶、趣旨説明
13:10-15:10 セッションI 【ソ連・ロシアとその周縁】
磯貝 真澄 氏(京都外国語大学)
「ソ連初期ヴォルガ・ウラル地域におけるウラマー、ムスリム・コムニスト、東洋学者」
桜間 瑛 氏(日本学術振興会特別研究員)
「異民族同化の先兵か、啓蒙の聖人か? —現在の非ロシア人から見るN.イリミンスキーの宣教活動への評価と民族意識」
松前 もゆる 氏(盛岡大学)
「体制転換後のブルガリアにおけるマイノリティ政策とムスリムの生活戦略—イスラーム、ナショナリズム、トランスナショナリズム」
野田 仁 氏(早稲田大学)
「ムスリムか遊牧民か?—清末のカザフ遊牧民統治」
15:30-17:00 セッション㈼ 【中華民国、中華人民共和国とその周縁】
中西 竜也 氏(京都大学)
「日中戦争期中国ムスリムとウンマ」
小野 亮介 氏(慶應義塾大学大学院)
「匪賊、闖入者、エージェント候補としての新疆カザフ難民—中国、インド、アメリカの視点から」
澤井 充生 氏(首都大学東京)
「「愛国愛教」を叫ぶムスリムたち—現代中国の宗教政策と清真寺の自律性」
17:20-19:00 セッション㈽ 【総合部会】
コメント:吉澤 誠一郎 氏(東京大学)、鶴見 太郎 氏(埼玉大学)
質疑応答、総合討論

なお、当日は会の終了後に懇親会を用意しております。会場準備の都合上、こちらに関しては事前にご連絡いただけますと幸いです。懇親会への参加をご予定の方は、1月5日(火)までに長沼(naganuma_hide0630@yahoo.co.jp)までご連絡くださいませ。

以上になります。当日は多くの方のご来場を心よりお待ち申し上げております。

企画代表者: 長沼秀幸(東京大学大学院)
副代表者:海野典子(東京大学大学院)、矢久保典良(慶応義塾大学大学院)
アドバイザー: 森本一夫(東京大学)
問い合わせ先: 長沼秀幸 naganuma_hide0630@yahoo.co.jp

このページのトップへ戻る

Sunil Sharma氏講演会「アミール・ホスロウ」

アジア・アフリカ言語文化研究所では今回、ボストン大学のSunil Sharma教授を招聘いたしました。
Sharma教授は、南アジアのペルシア語文学に関する第一人者で、アミール・ホスロウ(d.1325)を始めとするペルシア語詩人の作品に長年 取り組まれていらっしゃいます。

下記の通り、講演会を開催いたします。アミール・ホスロウを題材にペルシア語文化圏や言語ナショナリズムにまで及ぶ包括的な講演が期待されます。皆様のご来場をお待ち申し上げております。

講演会 Sunil Sharma氏を迎えて

日時:
2016年1月8日(金) 16:00-18:00
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディア・セミナー室(306)
(府中市朝日町3-11-1)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
プログラム:
Sunil Sharma, Boston University. ""Amir Khusraw as a Persian,Indo-Persian, and Persianate Poet"
主催:
アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「中東イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」/中東イスラーム研究拠点

Prof. Sunil Sharma's Lecture
Date and time: January 8, 2016, 16:00-18:00
Venue: Room 306, ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies
3-11-1 Asahicho Fuchushi Japan
http://www.aa.tufs.ac.jp/en/about/access
Program: Sunil Sharma, Boston University. "Amir Khusraw as a Persian,
Indo-Persian, and Persianate Poet"

このページのトップへ戻る