研究会・催しのご案内


バックナンバー

(各タイトルをクリックしてください)

*本欄に掲載されるのは、原則として日本中東学会メーリングリスト上で会員から提供された情報です。

*情報は原則として研究会開催当日の2週間以上前にお知らせいただいた ものを掲載し、掲載までは1週間程度をちょうだいしますので、ご了解ください。

*本欄に掲載される情報は、必ずしも日本中東学会の意見あるいは判断を反映するものではありません。



10月

日本学術会議公開シンポジウム「亀裂の走る世界の中で——地域研究からの問い」のご案内
2015月10月3日

9月

イスラーム地域研究東大拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班研究会のお知らせnew!
2015月9月22日
AA研中東☆イスラーム教育セミナー、受講生追加募集のお知らせ
2015月9月21~24日
AA 研第11回中東イスラーム教育セミナーのご案内
2015年9月21日
東洋文庫現代イスラーム研究班広島セミナーのご案内new!
2015月9月19日
公開講演会「今日の中東政治と宗教の役割」のお知らせnew!
2015月9月19日
IAS: 第5回イスラーム地域研究国際会議(2015年9月)開催予告
2015月9月11日,12日

8月

アラビア語ティーチングワークショップのご案内
2015月8月27日
「トルコ文芸文化研究会」研究会のお知らせ
2015月8月22日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第5回研究会のご案内
2015月8月21日
中国ムスリム研究会特別研究会のご案内
2015月8月8日
第9回イスラーム経済国際ワークショップ開催のお知らせ
2015月8月4日
中東とアジアにおける社会政治運動の変容と社会経済発展に関する国際ワークショップ開催のお知らせ
2015月8月4日

7月

『人文・社会科学と大学のゆくえ』日本学術会議公開シンポジウム
2015月7月31日
2015年度第1回「イスラームとジェンダー」研究会のお知らせ
2015月7月31日
スチュアート・ボーシュ氏講演会のご案内
2015月7月29日
2015年度第1回アレヴィー/ベクタシ研究会のお知らせ
2015月7月25日
外務省主催中東に関する公開セミナー:「中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組」開催のお知らせ
2015月7月22日
SIAS:「アラブ政変後のイスラーム運動の現在」研究会のお知らせ
2015年7月19日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第4回研究会のご案内
2015月7月17日
AA研研究会「イスラーム国家の王権と正統性」のお知らせ
2015月7月12日
イスラーム地域研究・若手研究者の会7月例会のお知らせ
2015月7月11日
「東南アジアのキターブ比較研究」のお知らせ
2015月7月11日
日本の初期ハラール食品産業に関するアジア・ムスリム研究会
2015月7月11日
イスラーム地域研究東大拠点民主化研究班第2回研究会のお知らせ
2015年7月5日
オスマン史研究会第4回定例大会のお知らせ
2015月7月4日
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会第2回研究会のお知らせ
2015年7月4日

6月

イスラーム地域研究・若手研究者の会6月例会のお知らせ
2015年6月27日
パレスチナ研究会 第2回研究会(6/27)のお知らせ
2015年6月27日
第18回中東映画研究会『少女へジャル』
2015年6月24日
国際ワークショップInternational Workshop on Media, Public Diplomacy, and the Middle East: Dialogue between the East and the West 開催のお知らせ
2015年6月21日
東洋文庫・現代イスラーム研究班アラブグループ研究会のご案内
2015年6月20日
イスラーム地域研究民主化研究班の研究会(6月20日)ご案内
2015年6月20日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第3回研究会のご案内
2015年6月19日
来日講演会「ガザの私たちが世界に伝えたいこと」(東京・京都)のご案内
2015年6月14日,16日
臼杵陽氏講演会のお知らせ
2015年6月13日

5月

公開講演会「文明の変革期における宗教の役割」のお知らせ
2015年5月30日
『オスロ合意から20年』論集合評会のお知らせ
2015年5月24日
イスラーム地域研究・若手研究者の会 2015年度5月例会のお知らせ
2015年5月23日
「2015年のパレスチナ問題」のご案内
2015年5月23日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第2回研究会のご案内
2015年5月18日
F・ボダン教授による早大セミナーのお知らせ
2015年5月14日
中東の歴史家はどうものを書いたか;F.ボダン講演会のご案内
2015年5月11日
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会 2015年度第1回研究会のお知らせ
2015年5月9日
南アジアのイスマーイール派に関する講演会のお知らせ
2015年5月1日

4月

WIAS:公開講演会・シンポジウム「苦悩する中東」のお知らせ
2015年4月25日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第1回研究会のご案内
2015年4月20日
Lloyd Ridgeon 博士講演会のご案内
2015年4月16日
International Workshop "Persian and Chinese Historiography in the Mongol Empire"のお知らせ
2015年4月8日

3月

公開シンポジウム「イスラーム・女性・ジェンダー」のお知らせ
2015年3月28日
AA研中東・イスラーム機関研究員報告会
2015年3月27日
国際ワークショップSectarianism and Contemporary Iraqi Politics開催のお知らせ
2015年3月27日
Baki Tezcan氏講演会(オスマン史研究会)のお知らせ
2015年3月24日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第11回研究会のご案内
2015年3月23日
Luke Treadwell氏講演会
2015年3月21日
第13回中央アジア古文書研究セミナーのご案内
2015年3月21日
上智大学 Idris Salim ElHassan 氏講演「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
2015年3月19日
Luke Treadwell氏京都講演会
2015年3月18日
SIAS3月14日研究会のお知らせ
2015年3月14日
Luke Treadwell 氏京都公演
2015年3月2日
公開ワークショップ〈間にあるもの〉の現代史―ロシア・中東・東アジアにおける仲介人と境界人
2015年3月10日,11日
イスラーム地域研究東大拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究会のお知らせ
2015年3月3日
アジアのムスリムとパレスチナ問題:1930年代を中心に
2015年3月2日

2月

イスラーム地域研究・若手研究者の会 2月例会のお知らせ
2015年2月28日
ミニシンポ「読むことと書くことの歴史学」(千葉大学)のお知らせ
2015年2月27日
AA研基幹研究公開セミナーのお知らせ
2015年2月26日
AA研共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」第4回研究会
2015年2月22日
国際ワークショップ"Early Modern Iran: The Safavids, Qajars, and Waqf"のお知らせ
2015年2月21日
東洋文庫ワクフデータベースセミナー案内
2015年2月20日
「中東政治におけるリベラリズム再考」シンポジウムのお知らせ
2015年2月20日
AA研Christoph Werner氏講演会のお知らせ
2015年2月18日
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第10回研究会のご案内
2015年2月16日

1月

イスラーム地域研究・若手研究者の会1月例会のお知らせ
2015年1月31日
パレスチナ研究会 1月定例会のお知らせ
2015年1月31日
上智大学(SIAS)拠点 国際シンポジウム「『アラブの春』後の中東におけるイスラーム主義の再考」のお知らせ
2015年1月24日
上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
2015年1月16日
「シャリーアと近代」平成26年度第4回(通算第47回)研究会のご案内
2015年1月12日
イスラエル史と東欧史を仲介する国際会議のご案内
2015年1月11日,12日
第7回オスマン文書セミナーのご案内
2015年1月10日,11日
WIAS: Golnar Mehran氏来日講演会のお知らせ 中止になりました
2015年1月10日
「中世西地中海地域における知とモノの相互交流~イスラーム研究、西洋史研究双方の視座から~」研究会のお知らせ
2015年1月10日
第3回ANGIS国際会議案内のお知らせ
2015年1月5日,6日

10月


日本学術会議公開シンポジウム「亀裂の走る世界の中で——地域研究からの問い」のご案内

日 時:
2015年10月3日(土)13:00〜17:00
場 所:
早稲田大学大隈小講堂
開催趣旨:
ここ数年、世界各地ではさまざまな「亀裂」や「断絶」が、暴力的な形で表面化している。このような「亀裂」は人種対立や「原理主義・過激主義」といった言葉で説明されたり、理解を越える異世界の問題として描かれたりすることが多い。しかし、問題の背景には人種・民族や宗教だけでなく、貧困と格差、包摂と排除、安全保障や利権対立に加え、歴史的経緯が複雑に絡み合っている。そのような問題意識から、本シンポジウムでは、中東、ヨーロッパ、アフリカ、米国、ラテンアメリカ、東南アジア、東アジア・日本を対象とする地域研究の専門家を招いてそれぞれの地域にみられる「亀裂」や「暴力」について語ってもらう。地域研究者の対話を通じて、地域間の対比や関連性を考えるとともに、「亀裂」の暴力化を防ぎ、緊張緩和を導く方策についても議論したい。
プログラム:
総合司会 桜井啓子(日本学術会議第一部連携会員、早稲田大学教授)
第一部 13:00〜14:00
趣旨説明 西崎文子(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院総合文化研究科教授)
基調報告 内藤正典(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)
「イスラームからみた『亀裂』のあり方」
休憩
第二部 14:15〜17:00
パネルディスカッション「地域からの視点」
司会 貴志俊彦(日本学術会議第一部連携会員、京都大学地域研究統合情報センター教授)
ヨーロッパ 宮島喬(日本学術会議第一部連携会員、お茶の水大学名誉教授)
アフリカ 武内進一(日本学術会議第一部連携会員、日本貿易振興機構アジア経済研究所 地域研究センター長)
米国 中條献(桜美林大学人文学系教授)
ラテンアメリカ 大串和雄(日本学術会議第一部連携会員、東京大学大学院法学政治学研究科教授)
東南アジア 宮崎恒二(日本学術会議第一部会員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究科教授、副学長)
東アジア・日本 外村大(東京大学大学院総合文化研究科教授)
休憩
総合討論
閉会の辞 小松久男(日本学術会議第一部会員、東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授)
主 催:
日本学術会議地域研究委員会地域基盤整備分科会・多文化共生分科会
早稲田大学イスラーム地域研究機構
共 催:
地域研究コンソーシアム(JCAS)、地域研究学会連絡協議会(JCASA)、
京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)、
NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点(TIAS)
問い合せ先:
sympo1003@gmail.com

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9月


イスラーム地域研究東大拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班研究会のお知らせ

イスラーム地域研究東京大学拠点より、 「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班研究会(9/22)のご案内です。

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班は、科研費「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」(代表者:長沢栄治・東大教授)および科研費「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」(代表者:酒井啓子・千葉大教授)と共催にて、以下の研究会を開催いたします。

報告者は、イギリスから日本学術振興会の外国人特別研究員として訪日し、東京外国語大学に所属しているムハンマド・ムーサー氏と、開催時期に訪日予定の米ジョージタウン大学のマーク・ファルハ氏です。
両名とも気鋭の研究者で、それぞれ「アラブの春」以降のエジプトおよび地域情勢について、ご報告をいただきます。

ご関心がおありの方は、是非ご参加ください。参加ご希望の方は、会場準備の都合がありますので、9月17日(木)までに下記の東京大学拠点事務局までご連絡ください。

報告
1、ムハンマド・ムーサー Mohammed Moussa
東京外国語大学・日本学術振興会外国人特別研究員
"The Political Centre and Religion in Contemporary Egypt"
2、マーク・ファルハ Dr. Mark Farha
Georgetown University
"Internal and External Sources of Sectarianism in the Arab World”
使用言語:英語(通訳なし)
ムハンマド・ムーサー氏の報告要旨および略歴
【要旨】
The recent deposing of Mohammed Morsi by the Egyptian army was done largely on the pretext of ending the ‘Muslim Brotherhood-isation’ of state institutions to safeguard their secular character. In this resentation, however, I propose that the current regime in a post-Morsi Egypt has no less utilised religion for two key and interrelated purposes: to augment the state’s monopoly of violence and to elicit the obedience of citizens. But this has occurred at the immense cost of the state neither fulfilling its role as a neutral mediator of religious and political differences in society nor reflecting a conception of the Shari’ah, understood as natural law, wholly agreeable to democracy. In this vein of thought, I will draw upon the scholarly critiques of state-religion relations, particularly the writings of Abdullahi An-Na’im and Khaled Abou El Fadl.
【略歴】
Mohammed Moussa is currently a postdoctoral fellow at Tokyo University of Foreign Studies. He obtained a doctorate in Middle East Politics from the University of Exeter in the United Kingdom. His book on the Islamic tradition and change will be published by Routledge later this year.
マーク・ファルハ氏の報告要旨
【要旨】
The Arab revolution has opened up a troubling sectarian fissure. The hardened fronts between religious and secular, Shia and Sunni, Muslim and non-Muslim fronts have occasioned a probing search for the origins of sectarianism. How can we account for its upsurge? On the one end of the debate, we find a “primordial” penchant to ascribe sectarian conflict to ostensibly inextricable, sociological roots. On the other end, we find a desire to pin the blame for sectarianism on external, (neo)colonial actors pursuing an all too familiar “divide and rule” strategy. What is the historical evidence supporting each of these two narratives? Is sectarianism (taifiyya) really the product of Western interventionism? Or is it indicative of a continuing malaise in Arab political thought and society dominated by tribal communalisms? What policies have been devised by states, both within and outside of the region, to instrumentalize or contain the spread of sectarianism and what preemptive strategies can be pursued in the future to stem this extremely costly contagion? Tracing the trajectory of sectarian discourse from its ostensible origins down to the present day, we shall weigh the indigenous and extraneous factors which have shaped the morphology of sectarianism.

******************************************************************
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点事務局
連絡先メールアドレス: c-asias{a}l.u-tokyo.ac.jp
({a}を@に変えて送信してください)
******************************************************************

------------------
イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp

早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.ias-network.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
-----------------------

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AA研中東☆イスラーム教育セミナー、受講生追加募集のお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、今年度も下記の要領で全国の大学院生を対象とした「中東☆イスラーム教育セミナー(第11回)」を開催いたします。過日、応募を締め切りましたが、定員に若干の余裕がありますの で、受講生を追加募集いたします。なお、このセミナーは、地域研究コンソーシアムの協賛を受けて行われるものです。

大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

1. 開催期間
平成27年9月21日(月・祝)~24日(木)の4日間
2. プログラム
6名の講師によるそれぞれ1時間の講義+受講者の中の希望者による40分程度の研究発表
講師(敬称略)
富沢寿勇(文化人類学・東南アジア), 藤元優子(イラン現代文学・ジェンダー研究 ),桝屋友子(イスラーム美術史),長縄宣博(中央ユーラシア近現代史),飯塚正人(イスラーム学・中東地域研究),髙松洋一(オスマン朝史,古文書学)
3. 開催場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
4. 応募資格
イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を志す大学院生、またはそれに相当する研究歴を持つ者で、受講期間を通じて講義に出席し、討論に積極的に参加する意思を持つ者。
5. 募集人員
若干名。
6. 受講料
無料。
7. 応募締切
平成27年7月24日(金)(当日消印有効)

応募方法については以下のサイトをご覧ください。過去のプログラム・参加者の感想もこちらに掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/meis_educational_seminar

なお、博士論文執筆者等を対象とする中東☆イスラーム研究セミナーは本年は12月18日(金)~20日(日)の3日間まで開催されます。こちらの応募締切は10月2日(金)となっています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar

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AA研第11回中東イスラーム教育セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、今年度も下記の要領で全国の大学院生を対象とした「中東☆イスラーム教育セミナー(第11回)」を開催し、受講生を募集いたします。なお、このセミナーは、地域研究コンソーシアムの協賛を受けて行われるものです。大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

1. 開催期間
平成27年9月21日(月・祝)~24日(木)の4日間
2. プログラム
6名の講師によるそれぞれ1時間の講義+受講者の中の希望者による40分程度の研究発表
講師(敬称略)  富沢寿勇(文化人類学・東南アジア), 藤元優子(イラン現代文学・ジェンダー研究 ),桝屋友子(イスラーム美術史),長縄宣博(中央ユーラシア近現代史),飯塚正人(イスラーム学・中東地域研究),髙松洋一(オスマン朝史,古文書学)
3. 開催場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
4. 応募資格
イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を志す大学院生、またはそれに相当する研究歴を持つ者で、受講期間を通じて講義に出席し、討論に積極的に参加する意思を持つ者。
5. 募集人員
約25名
6. 受講料
無料
7. 応募締切 平成26年6月26日(金)(当日消印有効)
応募方法については以下のサイトをご覧ください。
過去のプログラム・参加者の感想もこちらに掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/meis_educational_seminar

なお、博士論文執筆者等を対象とする中東☆イスラーム研究セミナーは本年は12月18日(金)~20日(日)の3日間まで開催されます。
こちらの応募締切は10月2日(金)となっています。詳細はこちらをご覧ください。
http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar

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東洋文庫現代イスラーム研究班広島セミナーのご案内

東洋文庫超域研究 現代イスラーム研究班 広島セミナーのご案内(9月19日)

(公財)東洋文庫現代イスラーム班では、中東・中央アジアにおける「議会主義と立憲体制」を研究テーマとし、議会資料などの一次資料にもとづき、思想や政治の実態を比較・検討し、イスラーム地域における国民国家の歴史的役割と今日的意義を研究しております。
このほど、下記の研究セミナーを広島の地で開催いたしますので、ご案内申し上げます。

○ 日時:
2015年9月19日(土) 14:30~17:30(終了予定)
○ 会場:
広島市立大学サテライトキャンパス セミナールーム1
広島市中区大手町4-1-1 大手町平和ビル9階広島電鉄/バス停車場「市役所前」から徒歩すぐ
http://www.hiroshima-cu.ac.jp/service/content0020.html

《プログラム》  14:30開始(14:15開場)

司会
三浦 徹(お茶の水女子大学、東洋文庫研究部)
研究報告(各50分)と個別質問(各10分)
報告1 吉村 慎太郎(広島大学)
「近現代イランのナショナリズムとイスラーム――『構造変動』を手掛かりに」
報告2 長澤 榮治(東京大学東洋文化研究所)
「アズハルと2011年エジプト革命」
討論者
宇野 昌樹(広島市立大学)(10分)
総合討議(40分)
(17:30 終了見込み、終了後、参加者有志の懇親会を開催いたします)
*参加を希望される方は、会場設営等準備のため、下記担当者にご一報ください。なお、当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
湯浅 剛(広島市立大学 広島平和研究所) yuasa.takeshi@gmail.com

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公開講演会「今日の中東政治と宗教の役割」のお知らせ

公開講演会「今日の中東政治と宗教の役割」

2015. 9. 19(土曜日)14:00~18:00

主催:
東京国際大学国際交流研究所
場所:
東京国際大学早稲田キャンパス、マルティホール
参加は自由(無料)です。事前の申し込みも不要です。ハーテム先生のご講演は英語で行われますが、日本語翻訳ペーパーを配布します。質疑応答(17:00~18:00)は通訳付です。興味のある方はお気軽にご参加ください。
㈰ 日時:
9月19日(土曜日)、14:00~18:00
㈪ 場所:
東京国際大学早稲田キャンパス5階、マルティホール(東西線早稲田駅下車、徒歩5分)
㈫ 講師:
ターレク・ハーテム先生(カイロ・アメリカン大学経営学部教授)
臼杵 陽 先生(日本女子大学文学部教授)
㈬ 共通テーマ:
「今日の中東政治と宗教の役割」
今日のイスラーム世界に対する世界の視線には厳しいものがあります。2011年の北アフリカの民衆蜂起後の期待感が失われ、各地で政治的不安定から混乱状態が起こる中で、いわゆる「イスラーム国」などの過激派集団の台頭が大きな問題となっています。これらの現象は、単にイスラーム社会の問題としてではなく、世界史的な文明の転換期の混乱状態と見る必要があります。これに対して、宗教にはどのような役割が期待されるのか。また社会の安定を目指すための対宗教運動政策についても、現地では、どのように考えられているのか、この問題を理解するために、2人の研究者に、それぞれの専門の立場から光を当てて話していただきます。
講師紹介
ターレク・ハーテム先生「中東における宗教機関の役割と管理」
カイロ・アメリカン大学経営学部教授。エジプト日本友好協会の副会長。エジプトおよび中東諸国の銀行業務やIT産業の経営改善、新規企業の起業促進などに関する研究や共同研究が多く、海外貿易省や中小企業諮問委員会などのメンバーも務めてきた。今回の講演会では、経営学の観点から、混乱する中東の宗教体制とその管理について講演をする。
臼杵 陽 先生「パレスチナ/イスラエルにおける政治と宗教」
日本女子大学文学部史学科教授。これまでパレスチナ/イスラエルを中心にした現代政治史を研究し、現在は戦前・戦時期の日本・イスラーム関係にも関心をもつ。今回の講演では、パレスチナ人とイスラエル人が宗教と政治の相互関係をどのように考えているのかという問題関心を踏まえて、中東和平交渉の頓挫の背景を検討し、さらに、混迷の度を増してきた中東情勢の中でパレスチナ/イスラエル紛争の現状を考えてみる。
会場:
東京国際大学早稲田キャンパス、マルティホール
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-6-1
アクセス:
東京メトロ東西線「早稲田」駅下車徒歩約5分(2番出口)
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車徒歩約7分(2番出口)
主催:
科学研究費補助金基盤研究(A)「変革期のイスラーム社会における宗教の新たな課題と役割に関する調査・研究」(代表:塩尻和子、東京国際大学 国際交流研究所長)
緊急の場合の問合せ先:Tel:09093255116
E-mail:iiet@tiu.ac.jp(東京国際大学 国際交流研究所),
s-kazuko@tiu.ac.jp(塩尻和子研究室)

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IAS: 第5回イスラーム地域研究国際会議(2015年9月)開催予告

「人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究」では、下記の要領にて2015年9月に第5回国際会議を上智大学にて開催いたします。
第2期(2011-15年)研究事業の締めくくりとなる場でもありますので、多くのイスラーム地域研究関係者および関連研究者の参加をお待ちしております。

今後、この国際会議についての情報は、随時ウェブサイトにて告知いたします。また、お問い合わせは下記のIAS東京国際会議2015事務局アドレスまでお願いいたします。

1.会議タイトル:
National Institutes for the Humanities of Japan (NIHU) Program for Islamic Area Studies (IAS) - Fifth International Conference, Tokyo 2015: "New Horizons in Islamic Area Studies - Asian Perspectives and Global Dynamics"
2.日時:
9月11日(金)午後 4セッション
9月12日(土)終日 6セッション
3.場所:
上智大学 四谷キャンパス
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
4.主催:
人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究
上智大学、早稲田大学
(なお国際交流基金より支援を受けています。)
5.連絡先:
Web: http://www.islam.waseda.ac.jp/tokyoconference/
e-mail: ias_tokyo_conf_2015 [at] islam.waseda.ac.jp
6.セッションリスト
[Session 1] Islamist Movements under the New Political Order in the Middle East and North Africa, in the wake of the “Arab Spring”
[Session 2] The Shariʿa Courts and the Imperial Ruling System
[Session 3] Interpretations, Practice, and Politics of Modern Halal Matters
[Session 4] Rethinking Jerusalem as the Crossroads of the ‘East’ and ‘West’
[Session 5] Soviet-era Memories in Central Asia
[Session 6] Redefining the Total Structure of Sufism
[Session 7] Renovation and New Waves in Islamic Socio-economic Institutions: Waqf, Zakat, and Microfinance
[Session 8] Christians in the Middle East: Language, Homeland, and Identity
[Session 9] Transformation of Islamic Tales in Modern Southeast Asia: Local and Global Dynamism in Their Reshaping and Purification
[Session 10] Rethinking the Pre-Modern Islamic States
7.注意事項
※ 過去の国際会議と同様、東京国際会議でも主に若手研究者の研究発表の場としてポスターセッションを実施します。募集要項を国際会議ウェブサイトに掲載していますので、ご確認のうえ奮ってご応募ください(締切7月10日)。
※ 会議への参加は登録が必要となります。登録方法につきましては国際会議ウェブサイトのRegistrationのページをご確認下さい。

Japan’s National Institutes for the Humanities (NIHU) program for Islamic Area Studies is pleased to announce their fifth international Islamic Area Studies conference. This conference will be held at Sophia University in Tokyo Japan in September 2015.

We genuinely look forward to participation by a great number of Islamic area researchers and related scholars.

For the latest information about this conference, please visit our web site.
http://www.islam.waseda.ac.jp/tokyoconference/

If you have any questions, please contact us at the following e-mail address:
ias_tokyo_conf_2015 [at] islam.waseda.ac.jp

Japan’s National Institutes for the Humanities program for Islamic Area Studies presents:

**** The Fifth International IAS Conference - Tokyo 2015 ****
New Horizons in Islamic Area Studies: Asian Perspectives and Global Dynamics

Hosted by
The National Institutes for the Humanities (NIHU) program for Islamic Area Studies, along with Sophia University and Waseda University.

With additional support from The Japan Foundation.

Time
Friday, 11th September 2015 (afternoon only / 4 sessions)
Saturday, 12th September 2015 (all day / 6 sessions)
Place
Sophia University, Yotsuya Campus
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
Contact
Web site: http://www.islam.waseda.ac.jp/tokyoconference/
e-mail: ias_tokyo_conf_2015 [at] islam.waseda.ac.jp
Session Titles
[Session 1] Islamist Movements under the New Political Order in the Middle East and North Africa, in the wake of the “Arab Spring”
[Session 2] The Shariʿa Courts and the Imperial Ruling System
[Session 3] Interpretations, Practice, and Politics of Modern Halal Matters
[Session 4] Rethinking Jerusalem as the Crossroads of the ‘East’ and ‘West’
[Session 5] Soviet-era Memories in Central Asia
[Session 6] Redefining the Total Structure of Sufism
[Session 7] Renovation and New Waves in Islamic Socio-economic Institutions: Waqf, Zakat, and Microfinance
[Session 8] Christians in the Middle East: Language, Homeland, and Identity
[Session 9] Transformation of Islamic Tales in Modern Southeast Asia: Local and Global Dynamism in Their Reshaping and Purification
[Session 10] Rethinking the Pre-Modern Islamic States
Poster Session
- We are also planning a poster session for aspiring researchers.
- The call for papers is explained on the conference web site.
- Aspiring researchers are encouraged to apply.
Registration
- Advance registration is required for this conference.
- Please refer to the conference web site for details.

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IAS東京国際会議2015事務局
ias_tokyo_conf_2015 [at] islam.waseda.ac.jp
東京国際会議ウェブサイト
http://www.islam.waseda.ac.jp/tokyoconference/
IAS Tokyo 2015 Secretariat
ias_tokyo_conf_2015 [at] islam.waseda.ac.jp
Tokyo Conference Web Site
http://www.islam.waseda.ac.jp/tokyoconference/

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イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel& fax: 03-5286-1749
e-mail: info [at] islam.waseda.ac.jp

早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.islam.waseda.ac.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
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8月


アラビア語ティーチングワークショップのご案内

下記の要領でアラビア語ティーチングワークショップを開催します。
皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。

1.主 催:
京都ノートルダム女子大学 鷲見朗子研究室
2.協 力:
大阪大学外国語学部アラビア語専攻、関西アラブ研究会
3.日 時:
2015年8月27日 (木)13:00~17:00
4.会 場:
京都ノートルダム女子大学 (http://www.notredame.ac.jp/accessmap.html
5.講 師:
カースィム・ワフバ氏 Dr. Kassem M. Wahba
米国ジョージタウン大学 教授
6.内容
第1部:講演と質疑応答
演題:アメリカおよびエジプトの大学におけるアラビア語教育の現状と課題
第2部:ワークショップ
講師によるアラビア語教育の実践例と共に、コミュニケーション能力の育成による、モチベーションの向上、アクティブな授業参加に関する手法を紹介。
参加者と意見・アイデアを交換。
7.使用言語:
英語・アラビア語
8.対象:
大学等でアラビア語教育に携わる方々
アラビア語教育に関心を持っている方々
学生の方も歓迎します。
9.参加:
無料・予約不要
10.備考:
本事業は科学研究費補助金(研究代表者 鷲見朗子)によって実施されます。

【講師 カースィム・ワフバ氏 略歴】

エジプト出身。外国語・第二言語としてのアラビア語教育およびアラビア語言語学分野で25年以上研究・教育。米国、UAE、ドイツ、エジプト、韓国等でアラビア語教育に従事。
2015年度 アラビア語集中講座合宿(8月29日~9月3日京都府立るり渓少年自然の家)講師。
主要著書:編著 Handbook for Arabic Language Teaching Professionals in the 21st Century.
Lawrence Erlbaum Associates, Publishers, 2006.

終了後、懇親会を予定しております。こちらもふるってご参加ください。

<本件についてのお問い合わせ先>
〒606-0847
京都市左京区下鴨南野々町1番地
京都ノートルダム女子大学
鷲見朗子(すみ あきこ)研究室
電話 研究・情報推進課075-706-3789
電子メール arabic_camp@yahoo.co.jp

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「トルコ文芸文化研究会」研究会のお知らせ

<トルコ文芸文化研究会 第1回研究会>

【日時】
8月22日 13:00-17:00
【場所】
明治大学駿河台キャンパス グランフロント 17階 C6会議室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
(最寄り駅:中央線「御茶ノ水駅」、千代田線「御茶ノ水駅」、丸ノ内線「新御茶ノ水駅」)
【★事前連絡】会場の都合がございますので参加希望の方は、お手数とは存じますが8月20日までにryomiyashita@hotmail.comへご連絡下さい。
【プログラム】
13:00-13:10 開会挨拶
13:10-14:00 鈴木郁子「イスタンブルとトルコ文学」
14:10-15:00 石井啓一郎「連作詩『ヘイダル・ババ』 詩人マハッマドヒュセイン・シャハリヤルと「アゼルバイジャン」
15:10-16:00 瀧知也「中央アジア伝統音楽と文芸の交錯:トゥルクメン吟遊詩人像を中心に」
16:10-17:00 活動方針会議
研究会後、懇親会あり

以上となります。何卒、よろしくお願いいたします。

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第5回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第5回(通算22回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
今回の研究会では、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
8月21日(金)15:00~18:00
*いつもより早い時間の開始となりますのでご注意ください
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第1部(daf‘a)「日誌(ruznamcha)について」(続き)
帳簿用例箇所「第2日」「そのほか、施しのスープ(sa'ir: masalih-i ash-i khayr)」から。
Mar‘ashi 8140: 130-135. = image 67-70.
Majlis 6544: 60a-62a. = image 66-68.
Majlis 3117: 81b-84b. = image 84-87.
?st?n-i Quds 7148: 55b-58a. = image 57-59.
担当:
阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任助教)
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

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中国ムスリム研究会特別研究会のご案内

ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
2015年8月8日(土)に中国ムスリム研究会特別研究会を開催することとなりました。今回は、シナン・レヴェント氏(アンカラ大学言語歴史地理学部助教授)、海野典子氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)に日頃の研究成果をご発表いただきます。夏休み中のお忙しい時期とは存じますが、多数の方々のご参加をお待ちしております。

なお、準備の関係上、参加人数を事前に確認する必要がございます。大変恐縮ではございますが、参加ご希望の方は7月31日(金)までに当事務局のメールアドレス(MuslimsInChina*hotmail.com)へご連絡ください。
*メール送信の際は「*」を「@」に変換してください。
その際、懇親会への出欠に関しましてもお書き添えいただけましたら幸いに存じます(定例会終了後、近くのハラールレストランで懇親会を予定しております)。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

【中国ムスリム研究会特別研究会のご案内】

日時:
2015年8月8日(土)13:30~17:00
場所:
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム4
*アクセスマップ :http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_j.html
*キャンパスマップ:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
プログラム
13:30~15:15 発表1(発表45分、コメンテーターによるコメント15分、質疑応答45分)
発表者:
シナン・レヴェント氏(アンカラ大学言語歴史地理学部助教授)
テーマ:
Review of Japan`s Islamic Policies in the light of Japanese-German Collaboration
※英語での報告になりますが、質疑応答は日本語で行われます。
コメンテーター:
村田雄二郎氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:00 発表2(発表45分、質疑応答45分)
発表者:
海野典子氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
テーマ:
20世紀初頭における中国ムスリムの移動の記憶と「西来」意識――民間伝承の伝播にみる
懇親会:
研究会終了後、会場近くで懇親会を開く予定です。

その他、ご不明な点につきましては、中国ムスリム研究会事務局までお問合わせください。

中国ムスリム研究会事務局
2015年度幹事:海野(山崎)典子、矢久保典良

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
中国ムスリム研究会事務局
幹事:海野(山﨑)典子 (東京大学大学院博士課程)
   矢久保典良(慶應義塾大学大学院後期博士課程)
E-mail: muslimsinchina@hotmail.com
Blog: http://micoffice.exblog.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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第9回イスラーム経済国際ワークショップ開催のお知らせ

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、京都大学科学研究費基盤研究(A)「グローバル化時代に対応する21世紀型イスラーム学の構築」、トヨタ財団2014年度研究助成プログラム「相互扶助ファンドとイスラーム金融が創る新しい価値―ポスト資本主義をめざすコミュニティ経済哲学」、英国ダラム大学ビジネススクール附属イスラーム経済金融センターは、2015年8月4日(火)、5日(水)に下記要項で国際ワークショップ(9th Kyoto-Durham International Workshop in Islamic Economics and Finance: New Horizons in Islamic Economics)を開催します。皆様の多数のご参加をお待ちしております。なお、本ワークショップは、一部プログラムを「中東とアジアにおける社会政治運動の変容と社会経済発展に関する国際ワークショップ」との共催にて実施いたします。

・日時:
2015年8月4日(火)13時~18時20分、2015年8月5日(水)10時~18時50分
・場所:
京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
・地図:
以下のリンク先の地図をご参照ください。
上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

詳しくは英文案内の下にあるプログラムをごらんください。
なお準備の都合上ご参加いただける場合には必ずinq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jpにご連絡ください。

*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

Dear all,

You are cordially invited to the 9th Kyoto-Durham International Workshop in Islamic Economics and Finance: New Horizons in Islamic Economics. This workshop is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS), Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Constructing the Study of Islam Appropriate for the Global Era of the 21st Century" (JSPS, Kyoto University) , The Toyota Foundation FY2014 Research Grant "New Value Propositions by Mutual-Support Funds and Islamic Finance: A Community-based Economic Philosophy towards a Post-Capitalist Society," and Durham Centre for Islamic Economics and Finance, Durham University Business School, UK scheduled as follows. The parts of the workshop are co-hosted by "the International Workshop on Transformation of Socio-political Movements and Socio-economic Development in Middle East and Asia."

[Date and Venue]
Date: 13:00-18:20 on 4th, 10:00-18:50 on 5th August, 2015
Venue: Research Building No. 2, 4th Floor, Conference Room (AA447)
Maps:
*Access Map for Yoshida Main Campus (N0. 34)
http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/yoshida/main.html
*Access Map for Research Bldg. No. 2
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
[Language]
English

For further details, please find the program attached below.
If you can join us, please do send us an e-mail for registration
(necessarily required).
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

-------------------------------------------------------------
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
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[Program]

Day 1 (4th August)

13:00-13:20: Opening Remarks (co-hosted session with "the International Workshop on Transformation of Socio-political Movements and Socio-economic Development in Middle East and Asia")
13:20-14:50: Keynote Speeches (co-hosted session)
Prof. Dr. Mehmet Asutay (Durham University)
“Islamic Banking and Finance: Negotiating through Postcolonial Perspectives”
Prof. Dr. Yasushi Kosugi (Kyoto University)
“A Vision of Islamic Revival and the Philosophy of a Halal Life: Framing Islamic Economics in a Global Perspective”

15:00-16:30: Session 1
Dr. Hanimon Abdullah (Durham University)
“An Exploratory Examination into the Relationship between Corporate Governance and Risk Management Practices in Islamic Banks”
Dr. Noor Zahira Mohd Sidek (Durham University)
“Does Political Regime, Governance and Political Risks Matter for Islamic Banking?”
Hajar Raouf (Durham University)
“What Do Risk Governance Frameworks Tell Us about Banks’ Financial Performance? The Case with Islamic Banks”

16:50-18:20: Session 2
Banjaran Indrastomo (Durham University)
“Emergence of Islamic Economics Movement in Indonesia: A Political Economy Approach”
Kentaro Kambara (Kyoto University)
“How does Modern Islamic Finance Reconstruct Traditional Pawnbroking (Rahn)? A Case Study of Brunei Darussalam”
Amirul Haqeem Bin Abd Ghani (Durham University)
“Social Disclosure: A Comparison between Islamic and Conventional Banks in Malaysia”

Day 2 (5th August)

10:00-12:00: Session 3 (hosted by parallel workshop)
Dr. Iyas Salim (Doshisha University)
"Filling in the Void? Post-Conflict Palestinian Society between Mitigation of International Official Aid and collaboration with Global Civil Society"
Kensuke Yamamoto (Kyoto University)
“Contestation over Jerusalem’s Sacred Sites: Can Be Shared or Divided?”
Shun Watanabe (Kyoto University)
“Comparative Politics of the Monarchies: A Preliminary Discussion on Western and Arab Monarchies”
Fukiko Ikehata (Kyoto University)
“Religious Conflicts in the Modern Middle East: Understanding Jordan in a Sunni-Shiite Ternary Rivalry”

13:15-14:30: Session 4 (hosted by parallel workshop)
Hiroyuki Shiomi (Kyoto University)
“Does Iran seek Leadership at Islamic Ummah? A Preliminary Discussion on Iran's International Strategies”
Chiaki Higa (Kyoto University)
“Socio-economic Development of Abu Dhabi and Transformation of Women’s Living”
Midori Kirihara (Kyoto University)
“Afghan Diaspora Community from Afghanistan: How Do They Make Culture and Identity”

14:45-16:45: Session 5 (hosted by parallel workshop)
Dr. Shinsuke Nagaoka (Kyoto University)
“Reconsidering the Role of Traditional Islamic Economic Institutions for Community Welfare: New Paradigm or Mimic Capitalist Model?”
Mari Adachi (Kyoto University)
“New Wave of Zakat Practice in Indonesia: Reconsidering Top-down and Bottom-up Dichotomy Framework”
Isa Yilmaz (Durham University)
“Constituting Islamic Social Welfare Function: An Exploration in Islamic Moral Economy”
Marie Sato (Kyoto University)
“Mapping the Socio-Ecological Changes in Refugee-Influx in the Middle East: Reflections on the Case of Jordan”

17:00-18:30: Session 6
Khashan Ammar (Kyoto University)
“The Quran’s Prohibition of Khamer (Intoxicants): A Historical Analysis for Global Islamic Economics”
Turgay Kart (Durham University)
“Islamic Venture Capital Models for Financing SMEs in Turkey”
Dr. Harun Sencal (Durham University)
“Capitalism as Sovereign: Critical Reflections on the Practice of Islamic Finance”

18:30-18:50: Closing Remarks (co-hosted session)

*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

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中東とアジアにおける社会政治運動の変容と社会経済発展に関する国際ワークショップ開催のお知らせ

京都大学臨地教育支援センター(COSER)は、京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、京都大学科学研究費基盤研究(A)「グローバル化時代に対応する21世紀型イスラーム学の構築」、トヨタ財団2014年度研究助成プログラム「相互扶助ファンドとイスラーム金融が創る新しい価値―ポスト資本主義をめざすコミュニティ経済哲学」、英国ダラム大学ビジネススクール附属イスラーム経済金融センターとの共催で、2015年8月4日(火)、5日(水)に下記要項で国際ワークショップ(International Workshop on Transformation of Socio-political Movements and Socio-economic Development in Middle East and Asia)を開催します。皆様の多数のご参加をお待ちしております。なお、本ワークショップは、一部プログラムを「第9回イスラーム経済国際ワークショップ」との共催にて実施いたします。

・日時:
2015年8月4日(火)13時~18時20分、2015年8月5日(水)10時~18時50分
・場所:
京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
・地図:
以下のリンク先の地図をご参照ください。
上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

詳しくは英文案内の下にあるプログラムをごらんください。
なお準備の都合上ご参加いただける場合には必ずinq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jpにご連絡ください。

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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
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Dear all,

You are cordially invited to the International Workshop on Transformation of Socio-political Movements and Socio-economic Development in Middle East and Asia. This workshop is held under the auspices of Center for On-Site Education and Research (COSER), Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS), Kyoto University with coorganized by Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS), Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Constructing the Study of Islam Appropriate for the Global Era of the 21st Century" (JSPS, Kyoto University), The Toyota Foundation FY2014 Research Grant "New Value Propositions by Mutual-Support Funds and Islamic Finance: A Community-based Economic Philosophy towards a Post-Capitalist Society," and Durham Centre for Islamic Economics and Finance, Durham University Business School, UK scheduled as follows. The parts of the workshop are co-hosted by "the 9th Kyoto-Durham International Workshop in Islamic Economics and Finance: New Horizons in Islamic Economics."

[Date and Venue]
Date: 13:00-18:20 on 4th, 10:00-18:50 on 5th August, 2015
Venue: Research Building No. 2, 4th Floor, Conference Room (AA447)
Maps:
*Access Map for Yoshida Main Campus (N0. 34)Z
http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/yoshida/main.html
*Access Map for Research Bldg. No. 2
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
[Language]
English

For further details, please find the program attached below.

If you can join us, please do send us an e-mail for registration
(necessarily required).
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

-------------------------------------------------------------
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
-------------------------------------------------------------

[Program]

Day 1 (4th August)

13:00-13:20: Opening Remarks (co-hosted session with "the 9th Kyoto-Durham International Workshop in Islamic Economics and Finance: New Horizons in Islamic Economics")
13:20-14:50: Keynote Speeches (co-hosted session)
Prof. Dr. Mehmet Asutay (Durham University)
“Islamic Banking and Finance: Negotiating through Postcolonial Perspectives”
Prof. Dr. Yasushi Kosugi (Kyoto University)
“A Vision of Islamic Revival and the Philosophy of a Halal Life: Framing Islamic Economics in a Global Perspective”

15:00-16:30: Session 1 (hosted by parallel workshop) Dr. Hanimon Abdullah (Durham University)
“An Exploratory Examination into the Relationship between Corporate Governance and Risk Management Practices in Islamic Banks”
Dr. Noor Zahira Mohd Sidek (Durham University)
“Does Political Regime, Governance and Political Risks Matter for Islamic Banking?”
Hajar Raouf (Durham University)
“What Do Risk Governance Frameworks Tell Us about Banks’ Financial Performance? The Case with Islamic Banks”

16:50-18:20: Session 2 (hosted by parallel workshop)
Banjaran Indrastomo (Durham University)
“Emergence of Islamic Economics Movement in Indonesia: A Political Economy Approach”
Kentaro Kambara (Kyoto University)
“How does Modern Islamic Finance Reconstruct Traditional Pawnbroking (Rahn)? A Case Study of Brunei Darussalam”
Amirul Haqeem Bin Abd Ghani (Durham University)
“Social Disclosure: A Comparison between Islamic and Conventional Banks in Malaysia”

Day 2 (5th August)

10:00-12:00: Session 3
Dr. Iyas Salim (Doshisha University)
"Filling in the Void? Post-Conflict Palestinian Society between Mitigation of International Official Aid and collaboration with Global Civil Society"
Kensuke Yamamoto (Kyoto University)
“Contestation over Jerusalem’s Sacred Sites: Can Be Shared or Divided?”
Shun Watanabe (Kyoto University)
“Comparative Politics of the Monarchies: A Preliminary Discussion on Western and Arab Monarchies”
Fukiko Ikehata (Kyoto University)
“Religious Conflicts in the Modern Middle East: Understanding Jordan in a Sunni-Shiite Ternary Rivalry”

13:15-14:30: Session 4
Hiroyuki Shiomi (Kyoto University)
“Does Iran seek Leadership at Islamic Ummah? A Preliminary Discussion on Iran's International Strategies”
Chiaki Higa (Kyoto University)
“Socio-economic Development of Abu Dhabi and Transformation of Women’s Living”
Midori Kirihara (Kyoto University)
“Afghan Diaspora Community from Afghanistan: How Do They Make Culture and Identity”

14:45-16:45: Session 5
Dr. Shinsuke Nagaoka (Kyoto University)
“Reconsidering the Role of Traditional Islamic Economic Institutions for Community Welfare: New Paradigm or Mimic Capitalist Model?”
Mari Adachi (Kyoto University)
“New Wave of Zakat Practice in Indonesia: Reconsidering Top-down and Bottom-up Dichotomy Framework”
Isa Yilmaz (Durham University)
“Constituting Islamic Social Welfare Function: An Exploration in Islamic Moral Economy”
Marie Sato (Kyoto University)
“Mapping the Socio-Ecological Changes in Refugee-Influx in the Middle East: Reflections on the Case of Jordan”

17:00-18:30: Session 6 (hosted by parallel workshop)
Khashan Ammar (Kyoto University)
“The Quran’s Prohibition of Khamer (Intoxicants): A Historical Analysis for Global Islamic Economics”
Turgay Kart (Durham University)
“Islamic Venture Capital Models for Financing SMEs in Turkey”
Dr. Harun Sencal (Durham University)
“Capitalism as Sovereign: Critical Reflections on the Practice of Islamic Finance”

18:30-18:50: Closing Remarks (co-hosted session)

*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

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7月


『人文・社会科学と大学のゆくえ』日本学術会議公開シンポジウム

公開シンポジウム『人文・社会科学と大学のゆくえ』

日時:
2015年7月31日(金曜日) 14時〜17時
場所:
日本学術会議講堂(東京メトロ千代田線乃木坂駅前)
事前予約不要・無料
プログラム
14:00 趣旨説明
小森田 秋夫 (日本学術会議第一部会員・第一部部長、神奈川大学法学部教授)
14:10 問題提起
酒井 啓子 (日本学術会議連携会員、千葉大学法政経学部教授、地域研究)
久保 亨 (日本学術会議第一部会員、信州大学人文学部教授、史学)
三成 美保(日本学術会議第一部会員、奈良女子大学研究生活環境科学系教授、法学)
本田 由紀(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院教育学研究科教授、社会学)
須藤 靖  (日本学術会議第三部会員、東京大学大学院理学系研究科教授、物理学)
15:00 全体討論
司会 杉田 敦(日本学術会議第一部会員・第一部副部長、法政大学法学部教授)
16:50 討論のまとめ
井野瀬 久美恵(日本学術会議第一部会員・副会長、甲南大学文学部教授)
17:00 閉会

主催・問い合わせ先:日本学術会議第一部
03-3403-5706
s251@scj.go.jp

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2015年度第1回「イスラームとジェンダー」研究会のお知らせ

WIAS 2015年度第1回「イスラームとジェンダー」研究会(7/31)

NIHUプログラム・イスラーム地域研究早稲田大学拠点(WIAS)は、下記のとおり、2015年度第1回「イスラームとジェンダー」研究会を開催いたします。ご関心のある方々の参加をお待ちしております。

日時:
2015年7月31日(金)18:00-19:30
場所:
120-4号館4階 405・406会議室
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf の地図をご覧下さい。)
1. 報告題目:
「近代イランの女性知識人による教育推進活動」
2. 報告者:
山﨑和美氏(横浜市立大学准教授)
3. 
ガージャール朝末期からパフラヴィー初期にかけ、イランの女性知識人たちは近代的な女子教育を推進するため尽力しました。西洋の近代的な諸制度や思想との遭遇、イラン立憲革命、レザー・シャーの即位などが彼女らの活動を後押しする一方、男女の空間分離・性的名誉などの伝統的な社会規範も根強く残存しており、シャリーア厳守を強調する保守的な人々からの反発を受けます。このような状況の中、女性知識人たちはいかにしてイラン社会に女子教育を普及させようとしたのか、ご報告致します。

※本研究会に関するお問い合わせは下記のメールアドレスまでお願いいたします。
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
主催:早稲田大学イスラーム地域研究機構
(「人間文化研究機構(NIHU)プログラム・イスラーム地域研究」早稲田大学拠点)

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スチュアート・ボーシュ氏講演会のご案内

東京大学アジア研究図書館上廣倫理財団(U-PARL)は、早大中東イスラーム・セミナーと共催で、中世エジプト社会経済史研究で知られるスチュアート・ボーシュ氏を迎えて、講演会Nile Floods and Irrigation System Decay in Late Mamluk Egyptを開催いたします。

講演者であるスチュアート・ボーシュ氏(Assumption College, USA)は中世エジプトの社会経済史を専攻し、マムルーク朝期を中心にナイル灌漑の歴史的展開、特に黒死病による人口減少との関係性や農業生産への影響についての研究を発表してきました。本講演会でボーシュ氏は、現在取り組んでいるナイルの灌漑研究についてお話されるということです。その内容は、中世・西アジア史だけでなく、環境史学や考古学、地域研究、地理学といった他の分野に興味を持つ人をもひきつけるものになるでしょう(講演要旨はこちらからご覧いただけます)。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

【日時】
2015年7月29日(水)16:00–18:00
【会場】
早稲田大学 戸山キャンパス33号館6階第11会議室
(map: http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/02/150408_toyamamap.pdf
【講演者】
Stuart Borsch, Assumption College
【使用言語】
英語
【講演要旨】
こちらのサイトから要旨をご覧いただけます。
http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/20150729
  • 本講演会はどなたでも参加可能です。より多くの方のご来場をお待ちしております。
  • 事前受付はありません。
  • 本講演会につきましてご不明な点がありましたら、担当者宛にご連絡ください。
    熊倉和歌子(U-PARL特任研究員)uparl.kumakura[at]yahoo.com([at]を@に換えて送信してください)

共催:早大中東イスラーム・セミナー
協賛:科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究)「環境・農業生産・記録管理ー文書史料に基づくエジプト環境史の構築ー」(研究課題番号15K12930)

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2015年度第1回アレヴィー/ベクタシ研究会のお知らせ

下記の通り研究会を行います。多くの方のご参加をお待ちしております。

日時:
2015年7月25日(土)13:00~18:00
会場:
東北学院大学 土樋キャンパス 6号館6階 633教室
内容:
13:00~13:20 「趣旨説明」(佐島隆)
13:30~14:30 「ドイツ在住トルコ系移民の社会的統合に向けて――ドイツ社会と移民の関係変化――」(石川真作)
14:40~15:40 「イランの聖所と参詣―2014-15年の調査から――(仮)」(清水直美)
15:50~16:50 「Cağdaşというアレヴィーの名前 ――「現代化」「近代化」議論に関する一考察――」(中山紀子)
17:00~18:00 「アレヴィー関連諸集団・政治社会文化的な近年の動向――犠牲獣の数、政治的動向など――(仮)」(佐島隆)

なお、研究会終了後に懇親会を予定しております。研究会への参加はご自由ですが、懇親会に参加される方は事前に下記あてにご連絡ください。
ishinsak@mail.tohoku-gakuin.ac.jp (石川真作)
(本研究会は、日本学術振興会・基盤研究(B)(海外)「ポスト震災社会の比較研究」(研究代表者:木村敏明)との共催で行われます)

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外務省主催中東に関する公開セミナー:「中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組」開催のお知らせ

この度,弊省主催で中東に関する公開セミナーを開催致します。
この場をお借りして,皆様方にお知らせをさせて頂きたく存じます。
当日は,中東各国の国連常駐代表(国連大使)の参加を得て,中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組に関し,建設的で率直な意見交換を行って頂きます。各国の国連常駐代表と有識者とのパネルディスカッションの後には,フロアからの質問をふまえた質疑応答の時間も設ける予定です。
以上,突然のお知らせにて恐縮ですが,どうぞ宜しくお願い致します。

(以下,セミナーの詳細です。)

外務省主催中東セミナー
「中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組」

1.日時:
7月22日(水)14:30-17:00
2.場所:
ザ・プリンス パークタワー東京  地下二階コンベンションホールA
〒105-8563 東京都港区芝公園4-8-1(http://www.princehotels.co.jp/parktower/access/
3.趣旨:
中東・北アフリカ地域には,イスラム過激派等によるテロ問題に加え,生活・社会基盤の荒廃や治安の問題を抱える国が多く存在しています。この地域の安定と繁栄は,我が国を含む国際社会に大きな影響を与えることから,同地域の持続的な平和と安定の実現や国家の再建に向け,国際社会が一致団結して支援していく必要があります。今回,中東各国の国連常駐代表(国連大使)の参加を得て,中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組に関し,建設的で率直な意見交換を行うことを目的として公開セミナーを開催いたします。
4.参加国/参加者:
(1)参加予定国(国連常駐代表)イエメン,サウジアラビア,チュニジア(その他,中東各国の国連常駐代表の参加を調整中。)
(2)モデレーター:池田 明史 東洋英和女学院大学学長
(3)パネリスト:宮家 邦彦 キャノングローバル戦略研究所研究主幹
5.プログラム
14:30-14:40 基調講演(中山泰秀外務副大臣)
14:40-16:50 パネルディスカッション,質疑応答
17:00 閉幕
6.通訳:
日英・英日同時通訳
7.参加費:
無料Z
8.参加申込:
参加を希望される方は,氏名・御所属を明記の上,7月21日(火)までにsympo150722@nissansha.co.jp(日産社中東セミナー担当)までお申し込み下さい。なお,席に限りがございますので,定員になり次第締め切らせていただく場合がございます。予め御了承ください。

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SIAS:「アラブ政変後のイスラーム運動の現在」研究会のお知らせ

SIASでは、2015年度第2回研究会を以下の通り開催します。
皆様ふるってご参加ください。

2011年の「アラブ政変」後、アラブ諸国の政治状況は、政治的な安定と改革、無秩序と内戦、あるいは崩壊国家状況といったように多様であり、これと連動するように、従来の政治において重要な役割を果たしてきたイスラーム運動も、一定の枠組みの中で理解するのがきわめて難しい多様な位置と役割を担っているようにみえます。

今回は、モロッコ、エジプト、シリアをとりあげ、アラブ政変後の政治状況を比較しながら、イスラーム運動が現在、どのような状況にあるのか、比較検討します。

日時:
2015年7月19日(日) 13:00-17:30
場所:
上智大学四谷キャンパス2号館5階510会議室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
*会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
テーマ「アラブ政変後のイスラーム運動の現在」
発表者:
(1)白谷望 (上智大学)「モロッコにおける国王とイスラミスト政権の「win-win関係」の模索」
(2)金谷美紗(中東調査会)「政変後エジプトにおけるイスラーム主義運動の分裂:周辺化と暴力化」
(3)高岡豊 (中東調査会)「アラブの春の後に来た問題:「過激な」武装勢力と「穏健な」武装勢力」

参加をご希望の方は、会場設営の関係上、7月15日(水)までに
SIAS事務局のメールアドレス(ias-iac@sophia.ac.jp)宛に
ご連絡をお願いいたします。

上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学市ヶ谷キャンパス研究棟5階511号室
TEL&FAX: 03-3238-4073
ias-iac@sophia.ac.jp
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第4回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第4回(通算21回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
今回の研究会では、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
7月17日(金)17:00〜19:00
*今回の開催は金曜日になりますのでお気をつけ下さい。
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第1部(daf‘a)「日誌(ruznamcha)について」(続き)
帳簿用例箇所「第2日」「王都ヘラートの統治権(iyalat wa hukumat-i dar al-saltana Harat)[授与命令書の控え]」途中、ki hudud wa nuqud-i mamalik wa atraf ...から。
Mar‘ashi 8140: 127-135. = image 66-70.
Majlis 6544: 59a-62a. = image 65-68.
Majlis 3117: 80a-84b. = image 83-87.
Astan-i Quds 7148: 54b-58a. = image 56-59.
担当:
阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任助教)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

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AA研研究会「イスラーム国家の王権と正統性」のお知らせ

今年度採択された科研費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性――近世国家を視座として」(代表:近藤信彰)では、共同研究課題「近世イスラーム 国家と周辺世界」と共催で、下記の研究会を開催いたします。
イスラーム史を通暁する テーマについて、議論を深めるきっかけにしたいと思いますので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日時:
2015年7月12日(日) 14:00-18:15
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303)
(府中市朝日町3-11-1)
プログラム:
近藤信彰(AA研)「イスラームにおける王権と正統性--めざすもの」
清水和裕(九州大学)「カリフ論の展望」
髙松洋一(AA研)「オスマン朝君主の呼称と称号--パーディシャー,カリフ,スルタン」
主催:
科学研究費基盤A「イスラーム国家の王権と正統性」(代表者:近藤信彰)
共同利用・共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」

参加自由、無料

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イスラーム地域研究・若手研究者の会7月例会のお知らせ

7月例会の報告は、山本佳奈さん(同志社大学大学院文学研究科・博士後期課程)にお願いしました。
本報告では、16世紀オスマン帝国の支配組織全体を俯瞰する体系的組織運営論として、当時大宰相を務めたルフィー・パシャ(1488頃-1563年, 在任 1539-41年)が著した『宰相の書』の分析から、現実の組織運営を解明する手掛りを見出していただく予定です。
これまで以上の多くの皆様の参加をお待ちしております。

日時:
7月11日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス120-4号館405, 6教室
報告者:
山本佳奈 氏(同志社大学大学院文学研究科・博士後期課程)
題目:
16世紀オスマン帝国の支配組織運営の作法:ルトフィー・パシャ『宰相の書』における軍人系大宰相の視点から
コメンテータ:
松尾有里子 氏(お茶の水女子大学・非常勤講師)
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf

研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学東洋史学研究室内

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「東南アジアのキターブ比較研究」のお知らせ

NIHUイスラーム地域研究上智拠点「アジア・ムスリムと近代」研究班では、イスラーム世界と連動しつつ、地域固有の文脈で展開されるイスラームのダイナミズムを、民衆的イスラーム物語の変容を通じてとらえることを目的とし、イスラーム物語の広域比較研究を行っています。
その一環として、以下のとおり、研究会を開催しますので、ご関心のある方は、ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます。

「東南アジアのキターブ比較研究」2015年度第1回研究会

日時:
2015年7月11日(土)13時半から18時
場所:
上智大学四谷キャンパス、2号館6階、615A会議室
(東京、JR・地下鉄四谷駅より徒歩5分)
プログラム:
司会:
新井和広(慶應義塾大学)
報告:
1)菅原由美(大阪大学)「近現代東南アジアにおけるイスラ・ミッラージュ物語の変容 ―パターニ ー版を中心に―」
2)茂木明石(上智大学アジア文化研究所客員研究員)「アフマド・ダルディールとイスラ・ミッラージュ物語」
3)川島緑(上智大学)「南部フィリピン、ラナオ地方における「来世の報せ」(Khabarol akhirat)の来歴と変容に関する予備的研究 ―1930-70年代を中心に」
討論者:
青山亨(東京外国語大学)

出席予定の方は、人数把握のため、できれば事前に下記に一報いただけると幸いです。
連絡先:NIHUイスラーム地域研究上智大学拠点事務局
ias-iac@sophia.ac.jp

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日本の初期ハラール食品産業に関するアジア・ムスリム研究会

下記のとおり、2015年度第1回アジア・ムスリム研究会を開催します。ご参加いただければ幸いです。

2015年度第1回アジア・ムスリム研究会

日時:
7月11日(土)15:30-17:00
場所:
早稲田大学早稲田キャンパス第14号館6階604号教室(エスカレータが便利)
http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
テーマ:
「初期ハラール食品産業の展開--90年代の状況」
講師:
樋口直人(徳島大学)
懇親会
時間:18:00-20:00
会場:東京穆斯林飯店(錦糸町、清真中華料理)
http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13175913/

懇親会(自己負担)参加予定の方は予約の都合がありますので、7月9日(木)午後6時までに小島宛(kojima@waseda.jp)にお知らせいただければ幸いです。
なお、講演会は2015~17年度科研費・基盤(B)「ムスリム・マイノリティのハラール食品消費行動の関連要因:東アジアと西欧の比較研究」の一環として行われるものです。
よろしくお願い申し上げます。

小島 宏(早稲田大学アジア・ムスリム研究所)

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イスラーム地域研究東大拠点民主化研究班第2回研究会のお知らせ

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班は、科研費基盤研究A「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」(代表者:長沢栄治・東大教授)との共催にて下記の研究会を行ないます。
今回は、サウジアラビアおよびリビアについて報告がおこなわれます。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

日時:
2015年7月5日(日) 午後2時から6時
場所:
東京大学東洋文化研究所3階大会議室
住所:
東京都文京区本郷7-3-1
最寄駅:
東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
地図:
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/
報告
1. 辻上奈美江氏(東京大学)「サルマン新国王と地域情勢」(仮題)
2. 小林周氏(慶應義塾大学)「政変後リビアの情勢不安定化:内部要因と外部要因の整理から」

参加ご希望の方は、会場準備の都合がありますので7月1日(水)までに下記の東京大学拠点事務局までご連絡ください。

NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点事務局
連絡先メールアドレス: c-asias[a]l.u-tokyo.ac.jp
([a]を@に変えて送信してください)

イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp

早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.ias-network.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/

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オスマン史研究会第4回定例大会のお知らせ

NIHUプログラム、イスラーム地域研究東洋文庫拠点では、科研費基盤(B)「17~19世紀オスマン帝国における近代社会の形成」(研究代表者:秋葉)と共催で、オスマン史研究会第4回定例大会を下記の要領で開催することとなりました。
この度の研究会では、オスマン帝国における「ルメリのユリュク」と呼ばれる遊牧民的準軍事集団について研究をされている岩本佳子さんと、オスマン帝国の宮殿に関して建築史の研究をされている川本智史さんに報告をお願いしました。
皆様ふるってご参加ください。

「オスマン史研究会第4回定例大会」

【日時】
:2015年7月4日(土)14:10~19:30
【場所】
:東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
会場アクセス:http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
【プログラム】
司会 秋葉淳
14:10~15:30 岩本佳子(日本学術振興会)
「オスマン帝国における免税特権と奉公集団:ルメリのユリュクとヤヤ・ミュセッレムの類似と相違」
15:50~17:20 川本智史(日本学術振興会)
「帝王の門:オスマン朝宮殿群の形成過程について」
17:30~18:00 総合討論
18:10~19:30 今年度研究計画についての研究打合せ

連絡先:秋葉淳
千葉大学・東洋文庫
akibajun(a)yahoo.co.jp ※(a)を@に変えて下さい。

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「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会第2回研究会のお知らせ

「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
2015年度第2回研究会のお知らせ

上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を進めております。
2015年度の第2回研究会を、早稲田大学にて以下のように開催いたします。
皆様ふるってご参加下さい。
なお、今回は会場が早稲田大学となりますので、お間違えの無いようお願いいたします。

日時:
2015年7月4日(土) 15:00~18:00
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス 8号館404号室
地図:
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf
(東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩5分、都電荒川線早稲田駅より徒歩8分
またはJR山手線高田馬場駅より都バス学02早大正門行にて終点で下車すぐ)
*南門を入ってすぐ左手の建物です。
報告者1:吉村貴之
(早稲田大学イスラーム地域研究機構・主任研究員/研究院准教授)
「ナゴルノ・カラバフ紛争における『敵の肖像』~ナショナリズムと宗教」
報告者2:荒井康一
(上智大学アジア文化研究所・客員所員)
「トルコ公正発展党の他宗教・他宗派政策とその限界」

*なお、参加状況の把握のため、ご参加の方は7月2日(木)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。
連絡先:asia-africa@sophia.ac.jp
上智大学イスラーム研究センター 荒井康一

主催:上智大学イスラーム研究センター
共催:早稲田大学イスラーム地域研究機構
大学間連携等による共同研究 「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074
荒井康一
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index2.html
asia-africa@sophia.ac.jp

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6月


イスラーム地域研究・若手研究者の会6月例会のお知らせ

来る6月27日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会6月例会を開催いたします。
6月例会の報告は、長沼秀幸さん(東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻・博士課程)にお願いしました。

本報告では、19世紀前半のロシア帝国統治下のカザフ草原、特にオレンブルグ県が管轄した小ジュズに相当する地域を対象に、当該時期にロシア帝国が導入した領域的統治体制を境界線の運営という観点から考察し、こうした統治の属地原理的側面がオレンブルグ当局のカザフ統治全体の中でいかなる意味を有していたのかという点を明らかにしていただく予定です。

これまで以上の多くの皆様の参加をお待ちしております。

日時:
6月27日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス120-4号館405, 6教室
報告者:
長沼秀幸 氏(東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻・博士課程)
題目:
19世紀前半ロシア帝国オレンブルグ県のカザフ遊牧民統治―行政区画間の境界線に関する一考察
コメンテーター:
濱本真実 氏(日本学術振興会・特別研究員)
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf

研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内

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パレスチナ研究会 第2回研究会(6/27)のお知らせ

NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班では、現在関西学院大学で客員講師をされている研究者のエフラート・ベン=ゼエヴ(Efrat Ben-Ze'ev)さんをお招きして、下記の通り定例研究会を開催することになりました。
ご関心のある皆さまのご来場をお待ちいたしております。

2015年度第2回 パレスチナ研究班 定例研究会

主催:
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点(TIAS)
日時:
2015年6月27日(土)13:00~18:00
会場:
東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階 大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
使用言語:
英語(通訳なし)
報告1:
エフラート・ベン=ゼエヴ(Efrat Ben-Ze'ev)(関西学院大学客員講師)
13:00~15:00
報告タイトル:"Why do maps matter? The British Mandate Cartography of Palestine"
*ベン=ゼエヴ氏はイスラエルのルピン学術センター行動科学学部での講師が本務の社会人類学者で、ご著書に『Remembering Palestine in 1948: Beyond National Narratives』(Cambridge University Press, 2011)があります。
報告2:
鈴木隆洋(同志社大学グローバルスタディーズ研究科博士後期課程)
15:15~17:15
報告タイトル:"The Bantustan system: Pass Laws, Labour Reservoir, Whiteness"
総合討論(17:15~18:00)

※当日、会場となる建物の入口は、土日のため自動ドアが停止しています。入り口正面右手に備え付けの電話から、内線番号までご連絡ください。
※研究会のメンバーで非関東圏からご出席頂き、旅費の支給が必要な方は、事前に担当者(佐藤)まで連絡をお願い致します(宿泊費の要否もご連絡下さい)。
その他お問い合わせは下記までご連絡下さい。

NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
連絡先メールアドレス: c-asias{a}l.u-tokyo.ac.jp
({a}を@に変えて送信してください)
(メールアドレスが2013年4月より変更されておりますので、ご注意下さい)

Dear all,
You are cordially invited to the regular conference held by the NIHU research group on Palestine/Israel studies.

Date:
27 June, 2015, Sat. 13:00~18:00
Venue:
Main Conference Room, 3rd Floor,   Institute for Advanced Studies on Asia, the University of Tokyo
(Map: http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html)
*Please use the phone beside the entrance to call organizers as the door is closed on Saturday.
Languate:
Enlgish
Program
13:00-Session(1)Dr. Efrat Ben-Ze'ev
Titl: "Why do maps matter? The British Mandate Cartography of Palestine"
Report (60min), Discussion (60min)
Efrat Ben-Ze'ev is Senior Lecturer of Social Anthropology in the Department of Behavioral Sciences at the Ruppin Academic Center in Israel, and a research fellow at the Harry S. Truman Research Institute for the Advancement of Peace at the Hebrew University of Jerusalem. She is an author of the book "Remembering Palestine in 1948: Beyond National Narratives" (Cambridge University Press, 2011).
15:00-15:15 Tea Break
15:15-Session(2)
Mr. Takahiro SUZUKI "The Bantustan system: Pass Laws, Labour Reservoir, Whiteness"
Report (60min), Discussion (60min)
SUZUKI Takahiro is a Ph. D. Candidate, Graduate School of Global Studies, Doshisha University
17:15- 18:00 General Discussion

There is also announcement of the detailed program in the following link:
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/palestine/contents/info.html#english

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第18回中東映画研究会『少女へジャル』

第18回目にあたります中東映画研究会のご案内を差し上げます。
今回の研究会では、トルコの女性監督ハンダン・イペクチ氏による作品『少女へジャル』を取り上げます。トルコ国内では観客動員数10万人を超えた大ヒット作ながらも、その後上映禁止になったといわれる作品です。
今回は、現代トルコの外交問題研究者である今井宏平氏(日本学術振興会)よりコメントを頂きます。折しも、7日のトルコ総選挙でクルド系政党が大幅に議席を伸ばしたことが報道されておりますが、トルコ国内におけるクルド問題を学ぶ大変貴重な機会でございますので、万障繰り合わせて是非ご参加下さい。

会場準備のため、ご参加希望の方は事務局(mecinema2014@gmail.com)までご一報頂きますようお願いいたします。

中東映画研究会事務局
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7874

【日時】
2015年6月24日(水)17:30-
【場所】
東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
※エレベーターを出て正面の部屋です
【コメンテーター】
今井宏平氏(日本学術振興会)
【題材】
『少女ヘジャル』(トルコ、2001年)
監督:ハンダン・イペクチ
トルコ語・クルド語音声、日本語字幕
【テーマ】
「直面」
判事を引退した堅物ルファトと、トルコ語を解さないクルド人の少女ヘジャル。「靴!」、「海!」、お互いに言語を譲らない二人は、本当に「出会う」ことができたのか? 幾重にも絡まった蔑視と軽蔑を乗り越えて、老人と少女は感情をぶつけあう。クルド語の使用が公に憚られたトルコの社会で、2人は何を見たのだろうか。本研究会ではこの作品を通して人びとが「直面」してきたものについて考えたい。
【主催】
中東映画研究会
【共催】
東京大学・東洋学研究情報センター・セミナー
東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」

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国際ワークショップInternational Workshop on Media, Public Diplomacy, and the Middle East: Dialogue between the East and the West 開催のお知らせ

International Workshop on Media, Public Diplomacy, and the Middle East: Dialogue between the East and the West (使用言語: 英語)

日時:
2015年6月21日(日) 13 : 00~17 : 40
場所:
東京大学(本郷キャンパス)法文1号館215教室 (http://www.j.u-tokyo.ac.jp/about/access/)
住所:
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1
主催:
「アラブ世界を対象としたメディア文化政策に関する国際比較研究」研究会(2014年度サントリー文化財団「人文科学、社会科学に関する学際的グループ研究助成」2014年8月~2015年7月)
※参加を希望される方は、事前に以下のメールアドレスへとお名前・ご所属をご記入のうえご連絡頂けると幸いです(千葉: chibayushi@gmail.com)。
趣旨
このたび、中東のメディアと広報文化外交をテーマとした国際ワークショップを開催いたします。昨今の中東情勢をめぐっては、「アラブの春」後の各国の政治社会的混乱や、過激派の台頭といった問題が世間の耳目を集めています。本ワークショップは、そうした中東の政治的な状況を踏まえつつも、むしろメディアや広報文化外交といったソフト・パワーに関する側面から、今日の中東問題に対して新たな視点を提示することを目的としています。本ワークショップでは、中東メディアを専門とする3名の研究者を国外から招聘し、基調報告をおこなっていただきます。加えて、イスラーム世界のメディアやソフト・パワーに関する4名の報告もあります。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。
プログラム
13:00-13:10: Opening Remarks
13:10-15:10: Keynote Lectures
Tourya Guaaybess (Université Blaise Pascal, Clermont-Ferrand)
"The New Face of Cooperation in the Journalism Sector in the Euro-Mediterranean Space”
Kim Suwan (Hankuk University of Foreign Studies)
"Neo-Hallyu in the Middle East: the Major Part of the Korean Creative Economy"
Joan Barata Mir (Central European University / Center for Global Communication Studies, University of Pennsylvania )
"Media Freedom Challenges in the Arab World: Four Years after the Revolutions"
15:10-15:20 Break
15:20-17:30: Session
Yushi Chiba (The University of Tokyo / the Japan Society for the Promotion of Science)
"Arab Media in the Age of Public Diplomacy: an Asian Perspective" (tentative)
Emiko Sunaga (Osaka University / the Japan Society for the Promotion of Science)
"The Influence of Private Company Entry in the Print Media Market in Pakistan" (tentative)
Atsuko Tsubakihara (National Museum of Ethnology, Visiting Fellow)
"The Paradigm Shift of Iranian Media: From Anti-Colonialism to Cultural Diplomacy"
Tomoko Matsunaga (Tokyo Keizai University, Lecturer)
"Ethnic Media as Soft Power: Focusing on the Japanese TV programs in Hawaii"
17:30-17:40 Closing Remarks

その他、ご不明な点につきましては、以下のメールアドレス(chibayushi@gmail.com)までお問い合わせ頂ければ幸いです。

Dear all,
You are cordially invited to the International Workshop on Media, Public Diplomacy, and the Middle East: Dialogue between the East and the West. The details are as follows.

[Date and Venue]
Date:
13:00-17:40, 21st June, 2015
Venue:
Room 215, the 2nd Floor, Faculty of Law & Letters Building 1, Hongo Campus, the University of Tokyo (Access Map: http://www.j.u-tokyo.ac.jp/en/access.html)
[Language]
English
[Sponsor]
Suntory Foundation

For further details, please find the program attached below. If you can join us, please send us an e-mail. chibayushi@gmail.com

[Program]
13:00-13:10: Opening Remarks
13:10-15:10: Keynote Lectures
Tourya Guaaybess (Université Blaise Pascal, Clermont-Ferrand)
"The New Face of Cooperation in the Journalism Sector in the Euro-Mediterranean Space”
Kim Suwan (Hankuk University of Foreign Studies)
"Neo-Hallyu in the Middle East: the Major Part of the Korean Creative Economy"
Joan Barata Mir (Central European University / Center for Global Communication Studies, University of Pennsylvania )
"Media Freedom Challenges in the Arab World: Four Years after the Revolutions"
15:10-15:20 Break
15:20-17:30: Session
Yushi Chiba (The University of Tokyo / the Japan Society for the Promotion of Science)
"Arab Media in the Age of Public Diplomacy: an Asian Perspective" (tentative)
Emiko Sunaga (Osaka University / the Japan Society for the Promotion of Science)
"The Influence of Private Company Entry in the Print Media Market in Pakistan" (tentative)
Atsuko Tsubakihara (National Museum of Ethnology, Visiting Fellow) 16:30-17:00
"The Paradigm Shift of Iranian Media: From Anti-Colonialism to Cultural Diplomacy"
Tomoko Matsunaga (Tokyo Keizai University, Lecturer) 17:00-17:30
"Ethnic Media as Soft Power: Focusing on the Japanese TV programs in Hawaii"
17:30-17:40 Closing Remarks

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東洋文庫・現代イスラーム研究班アラブグループ研究会のご案内

東洋文庫・現代イスラーム研究班アラブグループ研究会のご案内

日時:
6月20日(土) 14:30~18:00
会場:
東洋文庫7階会議室
※会場地図などに関しましては、下記HPにてご確認下さい。
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
報告
1.岩崎えり奈氏 (上智大学)
「チュニジア革命と地域」(仮)(14:30~15:10)
2.山尾大氏 (九州大学)
「「イスラーム国」の台頭とイラクのセキュリティー・ガバナンス」 (15:10~16:30)
3.石黒大岳氏 (ジェトロ-アジア経済研究所)
「野党の議会戦術にみる議院規則運用の実際:クウェート議会における問責質 問(istjwab) をめぐる攻防」(仮)(16:40~18:00)

ご参加希望の方(あるいはお問い合わせ)は、
池田(mikeda@nucba.ac.jp)までご連絡いただければ幸いです。

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イスラーム地域研究民主化研究班の研究会(6月20日)ご案内

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班は、科研費プロジェクト「アラブ革命と中東政治の構造変動に関する基礎研究」(代表者:長沢栄治東大教授)と共催にて、下記の研究会を行ないます。
今回は、混乱が続くイラクおよびイエメンについて報告がおこなわれます。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

・日時:
2015年6月20日(土) 午後2時から6時
・場所:
東京大学東洋文化研究所大会議室
・住所:
東京都文京区本郷7-3-1
・最寄駅:
東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
・地図:
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/
報告
1. 吉岡明子氏(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「イラク・クルディスタン出張報告:「イスラーム国」の進撃とクルドの将来」
2. 松本弘氏(大東文化大学)「イエメン・ホーシー派の展開」(仮題)

参加ご希望の方は、会場準備の都合がありますので6月17日(水)までに下記の東京大学拠点事務局までご連絡ください。

NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点事務局
連絡先メールアドレス: c-asias[a]l.u-tokyo.ac.jp
([a]を@に変えて送信してください)

イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.ias-network.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第3回研究会のご案内

日本中東学会の皆様
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第3回(通算20回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第3回研究会は、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
6月19日(金)17:00〜19:00
*今回の開催は金曜日になりますのでお気をつけ下さい。
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第1部(daf‘a)「日誌(ruznamcha)について」(続き)
最初の帳簿用例箇所から
Mar‘ashī 8140: 126-135 = image 65-70
Majlis 6544: 58b-62a = image 65-68
Majlis 3117: 79b-84b = image 82-87
Āstān-i Quds 7148: 54a-58a = image 55-59
担当:
阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任助教)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

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来日講演会「ガザの私たちが世界に伝えたいこと」(東京・京都)のご案内

マジダ・エルサッカさん来日講演会

「ガザの私たちが世界に伝えたいこと」

【東京】
6月14日(日)16:00~ ※要予約
中央大学駿河台記念館(御茶ノ水)
【京都】
6月16日(火)16:30~
京都大学 吉田南キャンパス

昨年夏、50日におよぶイスラエルの攻撃により、ガザでは再び大規模な破壊と多数の犠牲者が残されました。2008年から2014年までの8年間で3回の戦争をガザの市民は体験させられましたが、1年経つ現在も瓦礫は撤去されず、10万人が避難生活をしています。

ガザの封鎖状態は依然として非常に厳しく、電気や燃料、建設資材から肥料まで、入手ができない状況が10年近く続いています。種子島ほどの面積のガザには180万人の人々が生活し、外の世界に出ることも許されません。人口は毎年3%ずつ増加し、2020年には200万人を超えて、飲み水もなくなると言われています。

当会のパートナーとして、「ナワール児童館」や緊急支援活動を共にしてきたガザ現地の女性団体である「CFTA(文化的で自由な思考を目指す協会)」のマジダ・エルサッカさんを日本にお招きして、ガザの市民の思いを皆様に直接聞いていただきたいと考えています。マジダさんは2006年にも来日し、今回が2度目の来日です。

多くの方のご参加をお待ちしています。

【東京6.14】
マジダ・エルサッカさん来日講演会
「ガザの私たちが世界に伝えたいこと」
6月14日(日) 16:00~19:00
中央大学駿河台記念館610号室
(東京都千代田区神田駿河台3-11-5、御茶ノ水駅5分)
参加費500円、通訳あり
定員120人
※要予約(下記の電話・メール・Faxにてお申込みください)
【京都6.16】
マジダ・エルサッカさん来日講演会
「ガザの私たちが世界に伝えたいこと」
モデレーター:岡 真理さん(京都大学教授)
日時:
6月16日(火)16:30~19:00
会場:
京都大学 吉田南キャンパス総合館南棟地下 共南01教室
構内マップ:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida
定員:
150名  ※通訳あり。一般の方のご参加も可能です。
参加費:
無料
連絡先:
PJ21kyoto@gmail.com/(特活)パレスチナ子どものキャンペーン事務局
主催:
(特活)パレスチナ子どものキャンペーン
京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡真理研究室

特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
CCP Japan
〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email: info@ccp-ngo.jp URL: http://ccp-ngo.jp/

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臼杵陽氏講演会のお知らせ

このほどパレスチナ学生基金では、臼杵陽氏による公開講演会「2015年イスラエル選挙とパレスチナ問題」を開催することとなりました。本基金の総会と同時開催ですが、どなたでもご参加頂けます。

今年のイスラエル総選挙とパレスチナ情勢を振り返る絶好の機会です。ぜひ足をお運び頂ければ幸いです。
何とぞよろしくお願い申し上げます。

【日時】
2015年6月13日 16:30~
【場所】
杉並区 高井戸地域区民センター 第9会議室http://bit.ly/1ElWbFS
【交通】○京王電鉄井の頭線「高井戸駅」から徒歩3分
○JR中央本線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅南口から関東バス「芦花公園入口(荻54)」または「給田(荻57)」行きに乗り、「高井戸駅」下車徒歩2分)
【報告タイトル】
2015年イスラエル選挙とパレスチナ問題(臼杵陽氏)

パレスチナ学生基金 事務局
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
錦田愛子研究室気付 http://palestinescholarship.web.fc2.com/
TEL/FAX 042 330 5697  palestinescholarship_pub@tufs.ac.jp

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5月


公開講演会「文明の変革期における宗教の役割」のお知らせ

公開講演会「文明の変革期における宗教の役割」

2015. 5. 30(土曜日)14:00~18:00

主催:
東京国際大学国際交流研究所
場所:
東京国際大学早稲田キャンパス、マルティホール

参加は自由(無料)です。事前の申し込みも不要です。マゴネット先生のご講演は英語で行われますが、日本語翻訳ペーパーを配布します。質疑応答(17:00~18:00)は通訳付です。興味のある方はお気軽にご参加ください。

① 日時:
5月30日、14:00~18:00
② 会場:
東京国際大学早稲田ホール
③ 講師:
長沢栄治先生(東京大学東洋文化研究所教授)
ジョナサン・マゴネット先生(前ロンドン・レオ・ベック大学長)
④ 共通テーマ:
「文明の変革期における宗教の役割」

今日のイスラーム世界に対する世界の視線には厳しいものがあります。2011年の北アフリカの民衆蜂起後の期待感が失われ、各地で政治的不安定から混乱状態が起こる中で、いわゆる「イスラーム国」などの過激派集団の台頭が大きな問題となっています。これらの現象は、単にイスラーム社会の問題としてではなく、世界史的な文明の転換期の混乱状態と見て考える必要があります。これに対して、宗教にはどのような役割が期待されるのか。この問題を理解するために、2人の研究者に、それぞれの専門の立場から光を当てて話しをしていただくことにします。

⑤ 講師の講演テーマ
長沢栄治 先生
「アズハルと2011年エジプト革命:現代エジプトにおける政教関係の一考察」
ジョナサン・マゴネット先生
“Roles and Challenges of Rabbis in the Modern World”(仮題)
イギリス、ロンドン生まれ、神学博士(ハイデルベルク大学)。
1985年から2005年までイギリスのレオ・ベック大学学長を務める。2011年から西南学院大学客員教授、医師となる教育を受けたが、ラビを志し、現在まで43年間にわたるヨーロッパ・ユダヤ教・キリスト教・イスラーム常設対話集会をドイツで開催してきた。邦訳の著書に『ラビの聖書解釈: ユダヤ教とキリスト教の対話』(新教出版,2012.)がある。
⑥会場の詳細:
東京国際大学早稲田キャンパス、マルティホール
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-6-1
アクセス:東京メトロ東西線「早稲田」駅下車徒歩約5分(2番出口)
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車徒歩約7分(2番出口)
⑦ 主催:
科学研究費補助金基盤研究(A)「変革期のイスラーム社会における宗教の  新たな課題と役割に関する調査・研究」(代表:塩尻和子、東京国際大学 国際交流研究所長)
⑧ 緊急の場合の問合せ先:
E-mail:iiet@tiu.ac.jp(東京国際大学 国際交流研究所),

会場への地図が必要な方は、上記のE-mailにて、お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。

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『オスロ合意から20年』論集合評会のお知らせ

イスラーム地域研究東京大学拠点では、以下の論集を出版いたしました。

今野泰三・鶴見太郎・武田祥英編
『オスロ合意から20年―パレスチナ/イスラエルの変容と課題』
(NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点、2015年)

市販されない拠点出版物(入手方法後記)ですが、オスロ合意やその後の体制をさまざまな側面について、各執筆者によるものを含むこれまでの諸研究をまとめ、今後の研究課題を提起した論集となっています。
今後、これをさらに本格的な共同研究にまとめていくにあたって、さまざまなご批判やご提案をいただきたいと考えております。
つきましては、以下の合評会を開催いたしますので、みなさま万障お繰り合わせのうえご参加ください。

<題目>
『オスロ合意から20年』合評会
<日時>
5月24日(日)、14時00分~17時20分
<場所>
東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所3階大会議室
地下鉄丸ノ内線・大江戸線本郷三丁目駅、徒歩5分程度
(キャンパスマップ:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html)
<評者>
立山良司氏(防衛大学校名誉教授、日本エネルギー経済研究所客員研究員)
臼杵陽氏(日本女子大学教授)
<主催>
NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点
<事前申し込み>
不要
<入退館の留意事項>
日曜日、1階の自動ドアは施錠されています。開始10分前から開始直前まで、自動ドア付近に関係者を待機させますので、その間にお越しいただけますとスムーズです。それ以前・それ以降の場合は、ドア付近に備え付けの電話にて内線電話をおかけください。退館時もカードキーが必要ですので、休憩時間以外に途中退館される方はあらかじめお声かけください。
論集がお手元にない方には、以下のいずれかの方法でお送りいたします。論集はB5判、162頁です。
○PDF版をご希望の場合
編者の一人鶴見太郎までメールをお送りください。添付(3MB)でお届けします。
shukran_afwan@hotmail.com
(2日以内に返信がない場合は、taro_tsurumi@yahoo.co.jpもお試しください)
なお、近日中に、東京大学拠点のウェブサイトにて公開を予定しております。
○印刷物をご希望の場合
以下の住所まで以下の2点を含めた送料300円分の切手と、送付先ご住所を、そのまま糊で封筒に宛名として貼れる形でご記入いただいた紙(名刺程度の大きさ・横書きで結構です)をお送りください。こちらで用意する封筒にそれらを貼って、1週間程度でお届けいたします。(在庫状況等によって、さらに数日いただく場合があります)封筒の表に「オスロ論集送付希望」などと記していただければ、添え状は不要です(こちらからの添え状も省略させていただきます)。なお、印刷物そのものは無料です。
住所:338-8570 さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学研究機構 鶴見太郎 宛
<論集目次>
第1部 オスロ合意の意義と問題
第1章 オスロ・プロセスにおける国際社会の役割とその蹉跌
江﨑 智絵
第2章 反・二国家解決としてのオスロ・プロセスと新たな和平言説の誕生
金城 美幸
第2部 オスロ合意で置き去りにされた問題
第3章 オスロ合意と難民問題
錦田 愛子
第4章 政治・外交的視点からの脱却
今野 泰三
第5章 オスロ合意後のアラブ社会における新たな政治文化
田浪 亜央江
第3部 オスロ合意以降の変化
第6章 2つのインティファーダと和平
鈴木 啓之
第7章 制度の意図せざる結果としてのハマース与党化
清水 雅子
第8章 旧ソ連系移民とオスロ体制
鶴見 太郎

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イスラーム地域研究・若手研究者の会 2015年度5月例会のお知らせ

来る5月23日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会5月例会を開催いたします。
5月例会の報告は、小野瑞絵さん(北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修・博士課程)にお願いしました。
本報告では、北コーカサスにおける急進的イスラーム主義の拡大と発展に大きな役割を果たしたのは青年ジャマーアトである点に着目し、個別のジャマーアト内での中心的イデオローグの思想の変遷を明らかにしていただく予定です。
これまで以上の多くの皆様の参加をお待ちしております。

日時:
5月23日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス120-4号館405, 6教室
報告者:
小野瑞絵 氏(北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修・博士課程)
題目:
北コーカサスにおける青年ジャマーアトの思想の変遷―イデオローグの言説分析を中心に
コメンテーター:
飯塚正人 氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所所長・教授)
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf

研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内

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「2015年のパレスチナ問題」のご案内

パレスチナ子どものキャンペーンでは、以下のような講演会を開きますのでご案内いたします。

講演会「2015年のパレスチナ問題」

5月23日(土) 18:30~ JICA地球ひろば(市ヶ谷)

お話:
立山良司さん
「イスラエルの政治動向と今後のパレスチナ問題」
川上泰徳さん
「中東の危機とパレスチナ」

中東世界が危機的な状況の中、パレスチナ問題はどうなるのか。

この4月、パレスチナ自治政府は国際刑事裁判所へ正式に加盟し、ガザ侵攻の問題が国際的にどう裁かれるのかが大きな話題になるはずでした。
しかし国際的な関心は「イスラム国」に集中してしまって、パレスチナへの関心は薄れ、資金も集まらない中、ガザの復興もほとんど進んでいません。
イスラエル社会の右傾化も急速に進んでいます。昨年はイスラエルをユダヤ民族国家として、イスラエル国籍を持つパレスチナ系市民を排除しようとする動きが顕在化し、「中東の民主国家」を標榜してきたイスラエル社会の在り方そのものが内部崩壊しようとするなか、3月中旬のイスラエル総選挙では与党が大勝し、そうした傾向に歯止めがかからなくなっていることが心配されています。
2015年のパレスチナ問題の現状について、立山良司さん(防衛大学校名誉教授、日本エネルギー研究所客員研究員)、川上泰徳さん(前朝日新聞中東アフリカ支局長)からお話をいただきます。

講演会「2015年のパレスチナ問題」

5月23日(土) 18:30~21:00
JICA地球ひろば 2階 国際会議場
(東京都新宿区市谷本村町10-5、市ヶ谷駅10分)
地図:
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
参加費:
1,000円
要予約:
電話:03-3953-1393
メール:info@ccp-ngo.jp
Fax: 03-3953-1394
定員100人

※大型連休中にお申し込みいただいた方へは、5月7日以降に確認の返信をさせていただきますので、予めご了承ください。

特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
CCP Japan
〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email:info@ccp-ngo.jp URL:http://ccp-ngo.jp/

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第2回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第2回(通算19回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第2回研究会は、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
5月18日(月)17:00〜19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第1部(daf‘a)「日誌(ruznamcha)について」(続き)
最初の帳簿用例箇所から
Mar‘ashī 8140: 124-135. = image 64-70.
Majlis 6544: 57b-62a. = image 64-68.
Majlis 3117: 79a-84b. = image 81-87.
Āstān-i Quds 7148: 53a-58a. = image 54-59.

担当:阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任助教)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください) 公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)
の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、
「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:
    オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

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F・ボダン教授による早大セミナーのお知らせ

早稲田大学中東イスラーム・セミナーでは、フレデリック・ボダン教授(リエージュ大学)をお迎えして、マムルーク朝期のメッカ巡礼に関する第3回のセミナーを行います。
ご関心のある方は、どうか奮ってご参加くださるよう、お願い申し上げます。

日時:
2015年5月14日(木) 15:00-17:00
場所:
早稲田大学戸山キャンパス、33号館6階・第11会議室
(キャンパスで、最も高層の建物です。)
講師:
フレデリック・ボダン教授(リエージュ大学)
題目:
"Certificates of Pilgrimage in the Mamluk Period: Continuity and Disruption of a Social Tradition." 
(英語)
要旨:
The pilgrimage to Mecca is one of the five pillars of Islam. As such, it is “the culmination of the believer’s religious experience” (von Grunebaum). Accomplished once in a lifetime, it represented for the Muslim who could perform it in the premodern period a unique event. Unsurprisingly, some worshippers expressed the wish to bring back a testimony of their stay in the holy city. On the other hand, some believers were unable to accomplish their wish to travel to Mecca for various reasons. In such cases, the pilgrimage could be made by proxy: a person could fulfill the rite in the name of another. Such a practice was validated by a legal contract that included financial retribution for the proxy and the necessity to bring back an official document issued by the local Meccan authorities that would serve as a proof that the rites were performed in the name of the beneficiary. These practices gave birth to the pilgrimage certificate for which the first examples are attested as early as the end of the eleventh c. In the present lecture, I propose to address the issue of the origin of this kind of document and to tackle the question of its evolution in the Mamluk period, focussing on the comparative elements as well as the discrepancies with the items from the previous period and those that followed in the Ottoman period.

なお、準備の都合上、参加いただける方は tomidhat(a)gmail.com まで、事前にメールでお知らせいただければ幸いです。※(a)はアットマークへご変更下さい。 また、ボダン教授の招聘は、日本学術振興会外国人研究者招へい事業S-15008によるものです。

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中東の歴史家はどうものを書いたか;F.ボダン講演会のご案内

東京大学東洋文化研究所では,アラビア語文献学や前近代アラブ圏の歴史家たちの学問実践に関する研究,特にマムルーク朝期の歴史家マクリーズィーの自筆本研究で世界的に著名なリエージュ大学のフレデリック・ボダン教授をお迎えし,以下の要領で東文研セミナーを開催いたします。
多数の皆さまのご参加をお待ちしています。なお,本セミナーは東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門との共催で,また,日本学術振興会による助成(外国人研究者招へいS-15008)を得て開催するものです。

講演者/Speaker:
Professor Frederic Bauden (Chair Professor of Arabic Language and Islamic Studies, University of Liege) (http://web.philo.ulg.ac.be/islamo/frederic-bauden/)
論題/Title:
Towards an Archaeology of Scholarship in Premodern Islam:Investigating the Working Method of Scholars
日時/Date:
2015年5月11日(月) 18:00-19:30/May 11, 2015 (Monday) at 18:00-19:30(18:00以降は入口のドアを開けるのに中からの助けが必要になります。
極力開会までにお越し下さい;どうしても無理な方は事前に下の連絡先にメールをいただけると幸いです)
場所/Venue:
東京大学東洋文化研究所3階第一会議室/Room 304, 3rd floor,Institute for Advanced Studies on Asia (Tobunken), the University of Tokyo
(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html)
講演要旨/Abstract:
The process of writing in all its complexity, i.e. since an author hits upon the idea of writing a book on a given subject, until the moment when the work is published and distributed, is one of the least understood and studied concepts of scholarship, whatever the field considered, and as such certainly constitutes one of the most exciting challenges for the researcher. Though thousands of autograph manuscripts have been preserved in Islam, the issue of the production of texts has drawn little attention from scholars working in the field of Middle Eastern studies. Some of these manuscripts represent essential witnesses of the working method of their authors as they correspond to one of the various stages of their work: preparatory texts, summaries of other sources, common-place books, drafts, fair copies. The scrutiny of these categories of manuscripts allows a reconstruction of the modus operandi of premodern authors. By digging into the layers of the witnesses of an author’s production, like an archaeologist, the searcher is able to better approach the question of the writing process in Islam.
講演および質疑は英語で行われます。事前登録なし;参加自由。The lecture will be in English. Open to public and no registration required.
問合せ先/Contact person:
森本一夫 / Kazuo Morimoto,morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac.jp
付記:
ボダン教授は他に,5月17日(日)に同志社大学で行われる日本中東学会年次大会の企画パネルHistorians in the Pre-Modern Middle East: Their Aims,Techniques and Productsにて,Al-Maqrizi at Work: The Case of His Collectionof Opusculesという題で発表なさいます。詳しくは日本中東学会のHPをご覧ください。また,他にも東京でもう一度講演をなさる可能性があります。

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「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会 2015年度第1回研究会のお知らせ

「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
2015年度第1回研究会のお知らせ

上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を開始いたしました。

本研究会では、2015年度の第1回研究会を以下のように開催いたします。テケステ氏は、エリトリア・エチオピア現代史がご専門です。皆様ふるってご参加下さい。

なお、参加状況の把握のため、ご参加の方は5月7日(木)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。

連絡先:asia-africa@sophia.ac.jp

日時:
2015年5月9日(土) 17:00-19:00
Date:
May 9, 2015 (Sat.), 17:00-19:00
Speaker:
Tekeste Negash(Emeritus Professor, Uppsala University and Dalarna University, Sweden)
Title:
"Christianity and Islam in Ethiopia: A Historical perspective." Language:English (Japanese interpretation will NOT be provided)
会場:
上智大学市ヶ谷キャンパス 研究棟6階会議室
Venue:
Sophia University, Ichigaya Campus Research Building, 6F
Map:
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/religion/access_ichigaya_ias.jpg
(JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線市ヶ谷駅 徒歩5分  または東京メトロ有楽町線麹町駅 徒歩5分)
*正門を入ってすぐ右手の建物です。エレベーターは5階までですので、6階へは階段をご利用ください。
主催:
上智大学イスラーム研究センター
共催:
早稲田大学イスラーム地域研究機構

大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081
東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074
荒井康一
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index2.html
asia-africa@sophia.ac.jp

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南アジアのイスマーイール派に関する講演会のお知らせ

アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、中東・イスラーム基幹研 究の活 動の一環として、以下の講演会を企画いたしました。
Surani博士は、南アジアのイスマーイール派についてイマーム・アリーの箴言集 であるKalâm-i Maulâの分析を中心に研究を行っている新進気鋭の研究者です。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時:
2014年5月1日(金) 17:00-19:00
会場:
東京外国語大学本郷サテライト7F会議室
(文京区本郷2-14-10)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
プログラム:
Dr. Iqbal Surani (Ecole Pratique des Hautes Etudes)
"From Haridâs to 'Alîdâs"
講演要旨
The figure of the Imâm is central in shî’sme, particularly for the khojas ismailis where the Imâm is physically present in the person of Shâh Karîm al-Husaynî, Aga Khan IV. He is considered as the 49th Imâm descendant of the Prophet Muhammad from his daughter Fâtima and his cousin and son in law ‘Alî (d. 661). An emblematic and historical figure, the Imâm assumes a double heritage that of Abrahamic tradition vested in the interpretation of the Quran, and presented in the devotional texts of ginân and du’a as the 10th avatâr of Vishnu in the hindu tradition. Through an analysis of two ginân and of some selected verses of Kalâm-i Maulâ which are examples of the devotional literature of the community we shall try to understand the construction of religious identity of the Khojas Shia Imâmî Ismailis in South East Asia.
英語(通訳なし)
参加自由・無料

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4月


WIAS:公開講演会・シンポジウム「苦悩する中東」のお知らせ

人間文化研究機構(NIHU)プログラム・イスラーム地域研究では、来る4月25日(土)、早稲田大学井深大記念ホールにおいて大学共同利用機関法人・人間文化研究機構との共催で、公開講演会・シンポジウム「苦悩する中東」を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

本講演会・シンポジウムは、入場無料・事前登録不要となっております。当日直接会場にお越しください。

主旨:
中東が抱える苦悩は深く、その原因は複雑です。ISIL(アイシル)あるいはISIS(アイシス)による日本人人質事件は、私たちに大きな衝撃を与えるとともに、問題の深刻さを突きつけました。テレビの画面に映し出される恐怖の映像に怯えながらも、多くの人たちがISIL/ISISに関するテレビ解説に釘付けになり、中東への違和感を増幅させたに違いありません。しかし、冷静に考えてみればISIL/ISISの登場に最も苦悩しているのは、中東に暮らす人々ではないでしょうか。  中東は、長年にわたる欧米諸国の中東政策に翻弄され、不本意な課題を突き付けられてきました。欧米との関係をめぐって国々が対立し、民族や宗派間の均衡も崩れ、暴力への依存が高まってしまいました。さらに、中東は、急速に進行するグローバル化のなかで、格差の拡大、世代間の対立、ジェンダー関係の変化といった課題にも直面するなど、政治的にも社会的にも難題を抱えています。  私たちが、現地に暮らす人々に思いを馳せることなく現象面にのみ目を奪われ、場当たり的な対応を続ければ、中東はさらに混迷を深めることになります。そうなれば、パレスチナ問題の解決もISIL/ISIS問題の解決も遠退いてしまうでしょう。こうした状況を憂慮し、本講演会・シンポジウムでは、「苦悩する中東」を共通主題とし、改めて中東の国々が、そしてそこで暮らす人々が抱える問題や葛藤について考えます。
日時:
2015年4月25日(土)13:00~17:00(開場12:30)
会場:
早稲田大学井深大記念ホール
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-20-14
早稲田大学総合学術情報センター1階
※ 早稲田大学中央図書館と同じ場所です。
※ ご参考 http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
交通アクセス:
高田馬場駅より早大正門行きバス 西早稲田下車 徒歩3分
地下鉄東西線 早稲田駅より 徒歩10分
都電荒川線 早稲田駅より 徒歩2分
お申し込み方法:
入場無料、事前登録不要
主催:
人間文化研究機構 / 人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究
共催:
日本中東学会/早稲田大学イスラーム地域研究機構
後援:
文部科学省
プログラム:
講演1 「苦悩するアラブ」
酒井啓子(千葉大学法政経学部教授)
講演2 「苦悩するイラン」
桜井啓子(早稲田大学国際学術院教授)
講演3 「苦悩するトルコ」
澤江史子(上智大学総合グローバル学部准教授)
パネルディスカッション
司会 福田安志(早稲田大学イスラーム地域研究機構研究院教授)
パネリスト
末近浩太(立命館大学国際関係学部教授)
錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授)
ホサム・ダルウィッシュ(日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員)
酒井啓子(千葉大学法政経学部教授)
桜井啓子(早稲田大学国際学術院教授)
澤江史子(上智大学総合グローバル学部准教授)

なお下記ウェブサイトより本講演会・シンポジウムのフライヤーをダウンロードすることができます。 http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/research/nihu2.php?id=987

イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.islam.waseda.ac.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2015年度第1回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第12回(通算18回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。 第12回研究会は、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
4月20日(月)17:00〜19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
序論第15章「護られたる王国の徴税の規則(qarar-i jam’)と税の規定(qanun)と農作物の増加(ray’)と換算(tas’ir)について」(続き)
Mar‘ashī 8140: 122-123. = image 63-64.
Majlis 6544: 56b-57a. = image 63.
Āstān-i Quds 7148: 52b. = image 54.
担当:渡部良子(東京大学文学部・非常勤講師)
第1 部(daf‘a)「日誌(ruznamcha)について」
Mar‘ashī 8140: 123-135. = image 64-70.
Majlis 6544: 57a-62a. = image 63-68.
Majlis 3117: 77b-84b. = image 80-87.
Āstān-i Quds 7148: 52b-58a. = image 54-59.
担当:阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任助教)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一) の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著) の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、 「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  1. ・東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開: オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  2. ・上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  3. ・『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

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Lloyd Ridgeon 博士講演会のご案内

東京大学東洋文化研究所では,スーフィズムやそれと深く関係するフトーゥワ/ジャワーンマルディー(「男の道」を重視する倫理体系とそれを実践する組織)の研究で世界的に著名なグラスゴー大学のLloyd Ridgeon博士をお迎えし,以下の要領で,女性とスーフィズムとの関わりを主題とする東文研セミナーを開催いたします。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。
なお,本セミナーはJoint Research Group for Sufism and Saint Veneration in Islam (KIAS; SIAS)との共催で開催するものです。

講演者/Speaker:
Dr. Lloyd Ridgeon (Reader in Islamic Studies, University of Glasgow)
(http://www.gla.ac.uk/schools/critical/staff/lloydridgeon/)
論題/Title:
Whores, Housewives and Heavenly Bodies: Medieval Persian Sufi Women
日時/Date:
2015年4月16日(木) 18:00-19:30/April 16, 2015 (Thursday) at 18:00-19:30
場所/Venue:
東京大学東洋文化研究所3階第一会議室/
Room 304, 3rd floor, Institute for Advanced Studies on Asia (Tobunken), the University of Tokyo (http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html)
講演要旨/Abstract:
It is often the case that women in the medieval Islamic world are described by the complementarity and segregation paradigm. This presentation assesses whether or not this can also be applied to the case of Sufism, which is often regarded as all-encompassing and open. A range of material will be surveyed, including biographies (tabaqat) from the 10th century onwards; miscellaneous writings such as hagiographies, mirrors for princes and poetry; and subsequently there will be a discussion of the writings of the "big Sufis", such as Rumi and Ibn 'Arabi who posited as idealised feminine as a manifestation of the divine. The paper tries to assess the social reality for women wishing to be Sufis, and seeks to understand why there is only one female writer from the period after Rabia until the 13rh century.

講演および質疑は英語で行われます。
事前登録なし;参加自由。The lecture will be in English. Open to public and no registration required. 問合せ先/Contact person: 森本一夫 / Kazuo Morimoto, morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac.jp

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International Workshop "Persian and Chinese Historiography in the Mongol Empire"のお知らせ

アジア・アフリカ言語文化研究所の基幹研究「中東イスラーム圏における人間移 動と多元的社会編成」では、以下のように国際ワークショップ "Persian and Chinese Historiography in the Mongol Empire"を開催いたします。民族学博物 館に滞在中のGeoffrey Humble氏を迎えて、モンゴル帝国における東西の歴史叙 述を比較する壮大な試みです。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

International workshop: Persian and Chinese Historiography in the Mongol Empire

Date:
8 April, 2015
Time:
18:00-20:00
Venue:
Hongo Satellite Office, Tokyo University of Foreign Studies
(2-14-10 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo)
Geoffrey Humble, National Museum of Ethnology/University of Birmingham
"Rule and Regency in the Early Mongol Empire: Re-Reading Narratives of Töregene Khatun"
Osamu Otsuka, University of Tokyo
"Abū al-Qāsim Qāshānī’s Zubdat al-Tawārīkh and the Historiography of the Late Ilkhanid Period."
参加自由、無料
英語・通訳なし

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3月


公開シンポジウム「イスラーム・女性・ジェンダー」のお知らせ

「イスラームと価値の多様性-ジェンダーの視点から」共同研究会では、以下のように公開シンポジウムを行う運びとなりました。年度末のお忙しい時期ではありますが、みなさまのご参加をお待ちしております。また、本シンポジウムは一般の方に中東に生きる女性の実相を広く知っていただくことを目的としております。これまで中東や研究活動に馴染がない方にも広くご参加いただきたいと考えていますので、関心があると思われる方への情報拡散にご協力いただければ幸いです。

シンポジウム特設サイトhttp://islamwomengender.wix.com/index

公開シンポジウム
イスラーム・女性・ジェンダー 価値の多様性とダイナミズム

日時:
2015年 3月28日(土) 13:30-17:00
会場:
明治大学駿河台キャンパス
リバティタワー10階 1103教室
※ 入場無料、事前登録不要 お子様連れ可

最近「イスラーム」という言葉をよく耳にします。しかし、残念なことに、それはテロや紛争との関連であることが多いのも事実です。本シンポジウムでは、イスラームについて、特に中東の女性とジェンダーに焦点をあてつつ、過去・現在・未来という三つの時間軸から考えていきます。さまざまな事例を通して、価値の多様性とダイナミズムが見えてくるはずです。

プログラム
趣旨説明:
鷹木恵子 (桜美林大学)
第一部 過去をよむ(13:45-14:30) 
鳥山純子(東京大学)
なさぬ仲? 中東とジェンダーの関係
小野仁美 (学習院女子大学)
イスラーム法のなかの女性
宇野陽子 (津田塾大学)
アタテュルクと女性たち:「脱イスラーム」は女性を解放したのか
第二部 現在をみつめる(14:30-15:15)
後藤絵美 (東京大学)
「結婚したい」「離婚したい」女性たち
辻上奈美江 (東京大学)
ヴェールとキャリア:サウジアラビアの事例から
山岸智子 (明治大学)
イスラームと女性アスリート:イラン女子サッカーを中心に
第三部 未来をかんがえる(15:30-16:15)
大川真由子 (早稲田大学)
ハラール化粧品とイスラーム的「美」
村上 薫 (アジア経済研究所)
名誉殺人を考える
鷹木恵子 (桜美林大学)
チュニジア革命とジェンダー・イシュー
質疑応答・全体討論(16:15-17:00)

主催:「イスラームと価値の多様性-ジェンダーの視点から」共同研究会
共催: 科研費「基盤研究B イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と
その政治化に際しての諸課題の検討」(研究代表者:山岸智子)
シンポジウム特設サイトhttp://islamwomengender.wix.com/index

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AA研中東・イスラーム機関研究員報告会

アジア・アフリカ言語文化研究所の基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」では、以下のように、研究機関研究員報告会を開催いたします。これは、AA研に属する機関研究員の方々に、この一年の研究成果をご報告いただくものです。

平日ではございますが、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時:
2015年3月27日(金) 13:30-18:00
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
マルチメディアセミナー室(306)
(府中市朝日町3-11-1)
プログラム:
小副川 琢(AA研研究機関研究員)
「シリア内戦と国際政治」(仮)
坪井 祐司(AA研研究機関研究員)
「東南アジアの脱植民地化過程におけるマレー・ムスリムの国家構想:ジャウィ雑誌『カラム』の分析から」(仮)
参加自由・無料

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国際ワークショップSectarianism and Contemporary Iraqi Politics開催のお知らせ

このたび、シンガポール大学の新進気鋭のイラク研究者、Fanar Haddad氏を招聘して、以下の通り国際ワークショップを実施いたします。
よろしくご参集ください。

日時
平成27年3月27日  12時30分~ 18時00分
場所:
東京外国語大学 本郷サテライト3階セミナールーム
住所:
〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10
主催:
「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」研究会(平成26年度 科学研究費補助金( 基盤A一般、代表者 酒井啓子)
プログラム
12:30
開場
13:00-13:05
開会
趣旨説明 酒井啓子(千葉大学 法政経学部・教授)
13:05-13:50
講演① Fanar Haddad (国立シンガポール大学中東研究所 研究フェロー)
"Sectarian Relation in Iraq"
13:50-14:10
講演② 山尾大 (九州大学 准教授)
"Politicized Sectarianism and its Transformation"
14:10-14:40
講演➂ 吉岡明子 (日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員)
"Coalition Formation in the 2014 Iraqi Parliamentary Elections: Similar Trends, Different Outcome"
14:50-15:10
コメント① 松永泰行(東京外国語大学 教授)
15:10-15:30
コメント② 末近浩太(立命館大学 教授)
15:30-16:00
報告者からの回答
16:00-16:30
講演④ 酒井啓子(千葉大学 教授)
"Sectarianism as a result of erosion of regional order system in the Middle East"
16:30-18:00
総合討論

会場の都合により、先着70名までとさせていただきます。何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

Fanar Haddad氏紹介

Fanar Haddad is a Research Fellow at the Middle East Institute, National University of Singapore. He previously lectured in modern Middle Eastern politics at the University of Exeter and at Queen Mary, University of London. Prior to obtaining his DPhil, Haddad was a Research Analyst at the Foreign and Commonwealth Office where he worked on North Africa. He has since published widely on issues relating to historic and contemporary Iraq. His main research interests are identity, historical memory, nationalism, communal conflict and minority politics. He is the author of Sectarianism in Iraq: Antagonistic Visions of Unity (London/New York: Hurst/Columbia University Press, 2011). His current research focuses on historical memory and narratives of state in the Middle East.

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Baki Tezcan氏講演会(オスマン史研究会)のお知らせ

NIHUプログラム、イスラーム地域研究東洋文庫拠点では、科研費基盤(B)「17~19世紀オスマン帝国における近代社会の形成」(研究代表者:秋葉淳)と共催で、第4回オスマン史研究会を下記の要領で開催することとなりました。

この度の研究会では、多方面で大きな反響を呼んだ『第二オスマン帝国』(2010)の著者バーキー・テズジャン氏を米国からお招きし、ご自身にこの著書について語っていただくことになりました。皆様ふるってご参加ください。

「第4回オスマン史研究会」

【日時】:
2015 年3月24日(火)16:00~18:00
【場所】:
東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
会場アクセス:
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
【プログラム】
司会 秋葉淳(千葉大学文学部)
16:00-17:00
Baki Tezcan(カリフォルニア大学デイヴィス校准教授)
The Second Empire: Conceptualizing Early Modern Ottoman History without Decline
17:00~18:00
質疑応答・討論
(使用言語:英語、通訳なし)

なお、テズジャン氏は、同月21日(土)にも京都外国語大学にて、17世紀オスマン社会における厳格主義の潮流カドゥザーデ派の祖であるカドゥザーデ・メフメトに関する講演を行います(http://tbias.jp/20082)。こちらも合わせてご参加ください。

連絡先:秋葉淳
千葉大学・東洋文庫
akibajun(a)yahoo.co.jp
※(a)を@に変えて下さい。

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第11回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第11回(通算17回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第11回研究会は、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
3月23日(月)17:00〜19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第15章「護られたる王国の徴税の規則(qarar-i jam’)と税の規定(qanun)と農作物の増加(ray’)と換算(tas’ir)について」
qanun用例から(Mar‘ash? 8140: 121)
Mar‘ashī 8140: 121-123. = image 63-64.
Majlis 6544: 56a-57a. = image 62-63.
Āstān-i Quds 7148: 51b-52b. = image 53-54.
【担当】
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)
の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

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Luke Treadwell氏講演会

東文研セミナーのご案内

東京大学東洋文化研究所では,中東イスラーム圏の古銭学と歴史学の分野で顕著な業績を挙げておられるオックスフォード大学のLuke Treadwell博士をお迎えし,以下の要領で東文研セミナーを開催いたします。イスラーム,イラン,王権というようなキーワードが交差する興味深いお話となると存じます。年度末のお忙しい時期とは思いますが,奮ってご参加下さい。なお,本セミナーは科学研究費基盤研究(c)「出土資料とくに貨幣資料に基づく古代アフガニスタン史の再検討」(稲葉穣代表)との共催で開催するものです。(文責:森本一夫)

講演者 Speaker:
Professor Luke Treadwell (Samir Shamma Associate Professor of Islamic Numismatics, University of Oxford;
http://krc.orient.ox.ac.uk/dirhamsforslaves/index.php/en/project-team)
論題 Title:
Early Islamic Kings: When, Where and Why Did Kings First Appear in the Early Islamic World?
日時 Date:
2015年3月21日 17:00-18:30/March 21, 2015 at 17:00-18:30
場所 Venue:
東京大学東洋文化研究所3階第一会議室/Room 304, 3rd floor, Institute for Advanced Studies on Asia (Tobunken), the University of Tokyo
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html
講演要旨 Abstract:
Some years after coming to power, the Samanid ruler Nuh b. Nasr b. Isma’il (331-343 AH), broke off relations with the Abbasid caliph in Baghdad and took the title al-malik al-mu’ayyad min al-sama (the Divinely Aided King), the earliest royal title to be incorporated into the official titulature of a Muslim monarch. Why did kingship come so late and leave such a light imprint on the Islamic world? This presentation will examine how strongly negative attitudes towards kings were formed in the first two centuries of Islam; and yet how, in spite of the widespread aversion to ‘royal tyrants’ prevalent in the 3rd and 4th centuries, the Abbasid caliph began to grant formal recognition of kingly status to rulers of peripheral states. The enquiry will be based on a study of the titulature found on coins and other formal documents (including the titles malik and sultan), regalia (crowns and swords) and the literary evidence of early Mirrors for Princes texts and related books, which show a persistent undercurrent of enthusiasm for Persian notions of kingship that survived the Islamic conquests. Malik is a key term in this enquiry: although translated as ‘king’ in English, it may be that the limited scope of powers normally attributed to mukluk in the Islamic world was one factor that restricted its use.

講演および質疑は英語で行われます。事前登録なし;参加自由。The lecture will be in English. Open to public and no registration required.

問合せ先 Contact person:森本一夫 Kazuo Morimoto morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac. jp

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第13回中央アジア古文書研究セミナーのご案内

以下の要領で、科研費「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」(基盤研究(B)・堀川徹代表)、「17~19世紀オスマン帝国における近代社会の形成」(基盤研究(B)・秋葉淳代表)と、NIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催により、本年度の「中央アジア古文書研究セミナー」を開催いたします。お忙しいとは存じますが、ふるってご参加いただきたくご案内申し上げます。

日時:
2015年3月21日(土):13:00~18:00 ※終了後、懇親会があります。
3月22日(日):10:00~17:00
場所:
京都外国語大学国際交流会館4階会議室(No.941)
※会場アクセス: http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/campus/access/index.html

【プログラム】

第1日目:3月21日(土)
古文書講読・講演
13:00-13:20
趣旨説明(堀川)、参加者自己紹介
13:20-16:00
菅原純氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究院・研究員)
「カーディ文書を中心とする新疆テュルク語民間文書:概説と講読」
16:00-16:30
コーヒーブレーク
16:30-18:00
バーキー・テズジャン氏(カリフォルニア大学デイヴィス校・准教授)
「近世オスマン帝国研究の諸問題(仮)」(英語)
※18:30~
懇親会
第2日目:3月22日(日)
古文書講読
10:00-12:40
矢島洋一氏(奈良女子大学研究院人文科学系・准教授)
「近世・近代西トルキスタンの合法売買文書」
12:40-13:40
昼休憩
13:40-16:20
磯貝健一氏(追手門学院大学国際教養学部・准教授)
「19世紀ブハラ・アミール国の訴状とその背面文書(または「判決文」)」
16:20-17:00
総合討論

参加を希望される方は、資料送付宛先と懇親会の出欠を明記の上、電子メールにてご連絡ください。古文書講読で使用する資料を事前に郵送いたします。
また、遠方の方には交通費を準備しますので、早めにご連絡ください。事務手続きの関係上、参加の受付は2月24日(火)をもって締め切らせていただきます。
事務連絡先:磯貝(isomasu3[a]mbe.nifty.com)※[a]を@に変えてご利用下さい。

連絡先: 堀川 徹 京都外国語大学国際言語平和研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel.:075-322-6055 メールアドレス:to_horik[a]kufs.ac.jp ※[a]を@に変えてご利用下さい。

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上智大学 Idris Salim ElHassan 氏講演「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会

「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
第4回研究会のお知らせ

上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を開始いたしました。

2014年度の第4回研究会を以下のように開催いたします。
皆様ふるってご参加下さい。

なお、参加状況の把握のため、ご参加の方は3月17日(火)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。
連絡先:
asia-africa@sophia.ac.jp

Speaker:
Idris Salim ElHassan(Associate Professor, International University of Africa, the Sudan)
Title (tentative) :
" Contesting True and Potent Islam : Current Debates in the Sudan"
Language:
English (Japanese interpretation will NOT be provided)
Date:
March 19, 2015 (Thu), 15:30-17:30
Venue:
Sophia University, Ichigaya Campus Research Building, 6F
会場:
上智大学「市ヶ谷」キャンパス 研究棟6階会議室
(JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線
市ヶ谷駅 徒歩5分  または東京メトロ有楽町線麹町駅 徒歩5分)
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/religion/news/150319.html

*四谷キャンパスではございませんのでご注意ください。
*正門を入ってすぐ右手の建物です。
*エレベーターは5階までなので、その先6階へは階段をご利用ください。

主催:
上智大学イスラーム研究センター
共催:
早稲田大学イスラーム地域研究機構

大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074
asia-africa@sophia.ac.jp
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index2.html

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Luke Treadwell 氏京都公演

来る3月18日(水)にオクスフォード大学よりLuke Treadwell博士をお迎えし、下記の通り特別講演会を開催いたしますので、ご案内いたします。

Luke Treadwell 博士講演会

日時:
2015年3月18日(水)17:00より
会場:
京都大学人文科学研究所1階セミナー室1
【講演】
Dirhams for Slaves, Furs and Amber: Islamic Trade with Europe and the Northern Lands in the 9th and 10th Centuries
【講演者】
Luke Treadwell氏(オクスフォード大学東洋学部准教授)
(使用言語:英語 通訳無)

Luke Treadwell博士は初期イスラーム時代の歴史および貨幣に関する著明な研究者で、近年はヨーロッパ史研究者とともに、Dirhams for Slavesと題した研究プロジェクト (http://krc.orient.ox.ac.uk/dirhamsforslaves/index.php/en/) を主宰し、中世北ヨーロッパに流入したイスラーム貨幣がヨーロッパの歴史にどのようなインパクトを与えたのかという興味深い問題に新たな光をあてつつあります。講演の要旨は案内ポスターに掲載されていますのでご参照ください。

*案内ポスター(PDF):

http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2015/02/ltlectureKyoto1.pdf

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SIAS3月14日研究会のお知らせ

上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」研究会
2014年度第3回研究会のお知らせ(2015年3月14日(土)上智大学)

主催:
NIHU「イスラーム地域研究」プロジェクト
上智大学拠点イスラーム運動と社会運動・民衆運動研究会
共催:
上智大学アジア文化研究所
科学研究費・基盤研究(B)「現代中東におけるムスリム同胞団の総合的研究:各国での政治活動と国際ネットワーク」(代表:横田貴之)

NIHUプログラム「イスラーム地域研究」上智大学拠点(イスラーム運動グループ)では、政治学者Mohammed Hachemaoui 氏を招聘し、下記の研究会を開催します。

Hachemaoui 氏はアルジェリアの出身でフランスのIREMAM(地中海アラブ・ムスリム研究所)に所属し、パリ第8大学でも教鞭をとる若手政治学者です。専門はアルジェリアを中心に北アフリカ諸国の権威主義体制論やレンティエ国家論などの研究で、理論と実証を組み合わせた意欲的な研究を試みております。

今回は、アルジェリアの政治体制と腐敗・汚職の関係というきわめて興味深いご発表をお願いしました。
皆様ふるってご参加ください。

日時:
2015年3月14日(土) 15:00~17:00
場所:
上智大学四ツ谷キャンパス2号館6階603会議室
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
*会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/accessguide/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
講師:
Mohammed Hachemaoui 氏 (フランス・IREMAM研究員)
講演タイトル:
Algeria: Corruption of a System or a System of Corruption?
コメンテータ:
浜中新吾氏(山形大学・准教授)
使用言語:
英語(通訳なし)
講演内容:
アルジェリアの政治体制は権威主義体制によって成り立っているといわれる。しかしその構造と腐敗・汚職の関係はほとんど分析されてこなかった。本研究会では、最初にHachemaoui氏に、両者の関係についてご報告をいただいた後、浜中氏のコメントおよび参加者の質疑によって問題の議論を深めていきます。

Mohammed Hachemaoui 氏の主要業績
*Clientelisme et Patronage dans l’Algerie contemporaine (Karthala, Paris, 2013)
* "La corruption politique en Algerie :l’envers de l’autoritarisme" Esprit, Paris, 2011.
* "La rente entrave-t-elle vraiment la democratie ?" Revue francais de science politique, vo.62, 2012/2.

参加をご希望の方は、会場設営の関係上、3月9日(月)までに
SIAS事務局のメールアドレス(ias-iac@sophia.ac.jp)宛にご連絡ください。

上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学市ヶ谷キャンパス研究棟5階511号室
TEL&FAX: 03-3238-4073
ias-iac@sophia.ac.jp
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html

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公開ワークショップ〈間にあるもの〉の現代史―
ロシア・中東・東アジアにおける仲介人と境界人

3月10日・11日(火・水)に、埼玉大学東京ステーションカレッジにおいて以下の公開ワークショップを開催いたします。
領域横断的な試みですが、ご興味のあるパネル一つだけの聴講でも歓迎いたしますので、どなたでも自由にご参加ください。
事前申し込みは不要ですが、1日目の懇親会にご参加される方は、前日お昼すぎまでに鶴見までご連絡ください。

<基本情報>

題目:
〈間にあるもの〉の現代史―ロシア・中東・東アジアにおける仲介人と境界人
日時:
3月10日(火)・11日(水)
場所:
埼玉大学東京ステーションカレッジ会議室A
(東京駅日本橋口至近サピアタワー9階;3階のオフィス用ロビーの本ワークショップ受付で、入館IDをお受け取りください)
主催:
埼玉大学研究機構
共催:
新潟大学超域学術院
アクセス:
JR東京駅八重洲北口徒歩3分。日本橋口から出たところにあるホテルメトロポリタン丸の内と同じ建物です。
(ホテル用エレベータではなく、エスカレータで3階オフィス用ロビーにお越しください)
アクセス含め、ワークショップの詳細は以下のサイトからご覧いただけます。
http://park.saitama-u.ac.jp/~tsurumitaro/aida.html

<プログラム>

3月10日(火) 9:30-18:45
9:30-9:40
趣旨説明 鶴見太郎(埼玉大)
9:40-12:10
複数形の国際関係
鶴見太郎「ユダヤ人とロシア・ユダヤ人の間―基盤としてのロシア、媒介としてのユダヤ」
藤波伸嘉(津田塾大)「ギリシア国際法学とオスマン帝国―ヨルゴス・ストレイトを例として」
長縄宣博(北海道大)「反帝国主義の帝国としてのソ連―方法としての評伝カリム・ハキーモフ」
(討論者)TBA
13:30-16:00  伝道と受容の間
斎藤祥平(北海道大)「亡命ロシア人の思想と先天的なもの/後天的なもの―N.S.トルベツコイのユーラシア主義の受容を中心に」
後藤正憲(北海道大)「モノと《場所》の領域化―ロシア・チュヴァシの在来信仰における空間の政治性」
後藤絵美(東京大)「涙とヴェール―現代イスラム運動における「信仰」の表現」
住家正芳(立命館大):討論者
16:15-18:45
海原に漕ぎ出す(新潟大学超域学術院共催パネル)
東悦子(和歌山大)「文化のはざまへ漕ぎ出す移住者たち―<渡航案内>にみる異文化空間への準備」
根川幸男(同志社大)「間文化的空間としてのブラジル行き移民船―ブラジル行き日本人移民船客の世界学習」
左近幸村(新潟大)「ロシア義勇艦隊の理念と現実―海から見たロシア帝国の人の移動」
橋本順光(大阪大):討論者
19:00-21:00 懇親会
3月11日(水) 9:30-17:30
9:30-12:00 揺れ動く故郷
奈倉京子(静岡県立大)「「僑」(qiao)の含意―帰国華僑の文化実践・組織活動・故郷認識に関する考察から」
錦田愛子(東京外国語大)「パレスチナ人の移動とアイデンティティ―「国なき民」の抱くナショナリズム」
岩谷彩子(広島大)「起源と帰属―起源を逸失しつづけるロマの帰属意識をめぐって」
加藤有子(名古屋外国語大):討論者
13:10-15:40 境界の錯綜
松田ヒロ子(神戸学院大)「東北アジアの現在と仲介人・境界人を語ることの困難―琉球列島と台湾を中心に」
鄭百秀(桜美林大)「李光洙の「親日」イデオロギーにおける抗争」
東栄一郎(ペンシルベニア大)「開拓農業を通した北米と満州のつながり―カリフォルニア日本人移民の逆移動と彼らの専門知識の移入過程について」
(討論者)TBA
15:55-17:30
総合討論

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

鶴見太郎
shukran_afwanあっとhotmail.com
(「あっと」を@に変えてください)

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イスラーム地域研究東大拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究会のお知らせ

イスラーム地域研究東京大学拠点(TIAS)より、 「中東・イスラーム諸国の民主化」研究会(3/3)のお知らせです。

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班は、下記の研究会を行ないます。
今回は、昨年に大統領選挙が実施されたトルコと、議会選挙をめぐり混乱が続くクウェートおよびバーレーンです。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

日時
2015年3月3日(火) 午後2時から6時
場所
東京大学赤門総合研究棟840号室
東京大学東洋文化研究所3階大会議室 (2015.2/24更新)
住所
東京都文京区本郷7-3-1
最寄駅
東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
地図
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html
報告
1. 澤江史子氏(上智大学) 「トルコ大統領選に見るトルコ政治のゆらぎ」(仮題)
2. 石黒大岳氏(JETROアジア経済研究所) 「野党か反体制派か:クウェートとバーレーンにおける議会政治の展開と政治参加の曲折」(仮題)

参加ご希望の方は、会場準備の都合がありますので2月27日(金)までに下記の東京大学拠点事務局までご連絡ください。

NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点事務局
連絡先メールアドレス: c-asias <a> l.u-tokyo.ac.jp
(<a>を@に変えて送信してください)

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アジアのムスリムとパレスチナ問題:1930年代を中心に

NIHUイスラーム地域研究上智拠点「東南アジア・ムスリムと近代」研究班では、以下の要領でワークショップを開催しますので、ぜひご参加くださいますようご案内いたします。

「アジアのムスリムとパレスチナ問題:1930年代を中心に」

日時:
2015年3月2日(月)13:00 ~17:30
会場:
上智大学四谷キャンパス2号館6階615会議室(JR、地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)
<プログラム>
13:00~13:05:
小林寧子(南山大学)「趣旨説明」
13:05~14:05:
小林寧子「インドネシア・ムスリムとパレスチナ問題:1930年代のイスラーム定期刊行物を中心に」
14:10~15:10:
松本ますみ(室蘭工業大学)「日本占領下中国ムスリムが伝えた中東情勢:1930年代末から1940年代初頭」
15:15~16:15:
山根 聡(大阪大学)「ウルドゥー詩にみられるパレスチナ問題―インド・ムスリムのまなざし」
16:30~17:30:
総合討論
コメント:
臼杵 陽(日本女子大学)
司会:
川島緑(上智大学)
<趣 旨>
現在パレスチナ問題は「世界化」していますが、これは近年の現象ではありません。80年以上も前から、パレスチナから遠く離れたアジア各地のムスリムもこの問題に関心を寄せてきましたし、現代ではさらにパレスチナ難民に対するシンパシーは強くなっています。実質的にムスリムの世界連帯を醸成してきたと言えます。今回は、列強の植民地支配下あるいは占領下にあるアジアのムスリムがどのように中東情勢あるいはパレスチナ情勢を認識するようになったかを探ります。
連絡先:
上智大学イスラーム研究センター ias-iac@sophia.ac.jp

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2月


イスラーム地域研究・若手研究者の会 2月例会のお知らせ

来る2月28日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会2月例会を開催いたします。

2月例会の報告は、井上貴智さん(早稲田大学文学学術院アジア史コース博士課程)にお願いしました。
本報告では、9世紀から12世紀の錬金術書、医学書、薬学書および農学書におけるバラ水の蒸留技術に関する諸記述の比較、および各史料間の影響および関連性の検証をおこない、当時の実用的な科学・技術的知識やものづくりの側面に関して考察していただく予定です。

これまで以上の多くの皆様の参加をお待ちしております。

日時:
2月28日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス120-4号館405, 6教室
報告者:
井上貴智 氏(早稲田大学文学学術院アジア史コース博士課程)
題目:
9世紀から12世紀のアラビア語史料におけるバラ水蒸留法
コメンテーター:
小林春夫 氏(東京学芸大学教授)
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf

研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内

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ミニシンポ「読むことと書くことの歴史学」(千葉大学)のお知らせ

千葉大学では、下記の要領でミニシンポジウム「読むことと書くことの歴史学」が開催されます。日本史、ヨーロッパ史、中東・イスラーム史の各領域の専門家の報告をもとに、「読むこと」及び「書くこと」をめぐる歴史研究とその成果について議論します。
皆様ふるってご参加ください(参加事前申し込み不要)。

【日時】
2015年2月27日(金)13:25~18:00
【場所】
千葉大学西千葉キャンパス人文社会科学系総合研究棟2階マルチメディア会議室
会場アクセス:
http://www.chiba-u.ac.jp/campus_map/nishichiba/index.html
【プログラム】
13:25 趣旨説明 秋葉淳(千葉大学文学部)
13:35~14:35 蝶野立彦(早稲田大学非常勤講師)
「近世ヨーロッパ史における「読むこと」の諸相―ドイツ語圏の《宗教改革》《対抗宗教改革》《宗派化》とのかかわりを中心に―」
14:35~15:35 工藤航平(東京都公文書館)
「日本近世における村役人の資質と文字文化―地域〈知〉の再構築と蓄積・継承―」
15:50~16:50 中町信孝(甲南大学文学部)
「中世アラブ史における読むことと書くこと―「イスラーム的読書」はあるか?―」
17:00~18:00 総合討論

主催:千葉大学COEスタートアッププログラム「知と技術の歴史学―史資料の収集と研究拠点の形成を目指して―」(代表:大峰真理)

問い合わせ先:秋葉淳(千葉大学)akiba(a)L.chiba-u.ac.jp

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AA研基幹研究公開セミナーのお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」では、下記の要領で公開セミナーを開催いたします。ご関心がおありの方は是非ご参加下さい。

AA研基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」2014年度第7回公開セミナー/AA研共同利用・共同研究課題「アフリカに関する史的研究と資料」2014年度第3回研究会

講演者:
馬場多聞(AA研短期共同研究員,九州大学大学院生)
標題:
「ラスール朝史料における東アフリカ」
コメンテーター:
栗山保之(東洋大学)
日時:
2015年2月26日(木) 14:30~17:30
場所:
東京外国語大学本郷サテライト7階
(アクセス:http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/#access
使用言語:
日本語
参加費:
無料
事前申し込み:
不要

お問合せ先:kotakariya[a]aa.tufs.ac.jp(送信の際は[a]を@に変更して下さい)

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AA研共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」第4回研究会

アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」では、下記のように今年度第4回の研究会を開催いたします。この研究会は、科研費基盤B「17~19世紀オスマン帝国における近代社会の形成」(代表: 秋葉 淳)との共催で行われます。 皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日時:
2015年2月22日(日) 14:00-18:00
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303)
(府中市朝日町3-11-1)
プログラム:
(敬称略)
秋葉 淳 (千葉大学)
「オスマン帝国における近代社会の形成(17~19世紀)--研究動向と新しい課題」
近藤 信彰(AA研)
「後期サファヴィー朝の財務行政」
(参加自由、無料)

なお、すでにお知らせいたしましたように、前日には国際ワークショップ"Early Modern Iran: The Safavids, Qajars, and Waqf"が同じ会場で開催されます。
こちらにも是非ご参加ください。

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国際ワークショップ"Early Modern Iran: The Safavids, Qajars, and Waqf"のお知らせ

アジア・アフリカ言語文化研究所では、2月21日(土)、下記のように近世イラン に関する国際ワークショップ"Early Modern Iran: The Safavids, Qajars, and Waqf"を開催いたします。ドイツからChristoph Werner氏、フランスから Mohammadreza Neyestani氏が参加される得難い機会ですので、皆様のご参加をお 待ち申し上げております。

国際ワークショップ"Early Modern Iran: The Safavids, Qajars, and Waqf"

日時:
2015年2月21日(土)13:00-18:00
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303)
(府中市朝日町3-11-1)
主催:
アジア・アフリカ言語文化研究所 中東イスラーム研究拠点
基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と 多元的社会編成」
共同利用・共同研究課題「近世イスラー ム国家と周辺世界」
科研費基盤研究B「ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究」(代表 者:三浦徹)

International Workshop
"Early Modern Iran: The Safavids, Qajars, and Waqf"

Sponsored by
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA)
and Kakenhi Project "International Comparative Study of Waqf (Islamic Endowment)"

Date and time:
Saturday, 21 February, 2015 13:00–18:00
Venue:
Large Conference Room (303), ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies
13:00 Opening address
Nobuaki Kondo, ILCAA
13:10
Arming the frontier: Proliferation of modern firearms in Ottoman-Iranian borderlands in the aftermath of the Russo-Turkish War (1877-1878)
Ichiro Ozawa, Sophia University
14:00
An enigmatic dispute over ownership of a village: Landlords, villagers, and the local community in 19th Century Iran
Naofumi Abe, the University of Tokyo
14:50 Coffee break
15:10
Structure and uses of Shia waqfs during the Safavid period
Mohammadreza Neyestani, Aix Marseille Université
16:00
Illumination Waqfs: A new type of endowment in Safavid and Qajar Iran
Christoph Werner, Philipps-Universität Marburg
16:50 Coffee break
17:10 General discussion
17:50 Concluding remarks
Toru Miura, Ochanomizu University

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東洋文庫ワクフデータベースセミナー案内

三浦徹(お茶の水女子大学、東洋文庫)です。標記のなごやかなセミナーを2/20(金)に開催します。ご参加をお待ちします。

ワクフに関するデータベース・セミナー

(公財)東洋文庫では、フランスCNRS国際共同研究事業と連携し、ワクフに関する共同研究を2013年度から進めています。ワクフは、イスラーム地域に共通するシステムですが、それぞれの時代や地域によるワクフの社会的な機能の違いと共通性を明らかにしていくために、研究者が手持ちのデータを整理するとともに、それを相互に利用できるような共通のデータベースの構築を構想しています。このたび、フランス・エクサンプロヴァンス地中海学研究所でFileMakerProを用いて、「シリアなどのワクフ寄進文書、用語集、文献目録」のデータベースの構築作業を担当しているMohammadreza Neyestaniさんが来日し、その内容を経験を聞くセミナーを開催します。年度末の多忙な時期になりますが、関心のある方のご参加をお待ちします。なお、Neyestaniさんはサファヴィー朝のワクフ研究で、翌21日東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所でのワークショップで研究発表をなされます。

日時:
2015年2月20日(金) 17:30~19:30
講師:
Mohammadreza Neyestani (フランス、Aix-Marseille大学ポスドク研究員)
使用言語は英語、但し仏語・ペルシア語での質問も可能。
場所:
公益財団法人 東洋文庫 7階会議室(入口右手のホールにエレベーターがあります)
(JR.山手線駒込駅、東京メトロ南北線駒込駅、都営三田線千石駅からいずれも徒歩5分)
http://tbias.jp/access
備考:
参加くださる方は、資料等の準備の関係があり、2月16日までに下記にご連絡いただければ幸いです。Neyestaniさんの説明を聞きつつ、その場でフランクに質問するなごやかな会ですので、初心の方も遠慮なくご参加ください。
主催:
科学研究費「ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究」(研究代表者三浦徹)
共催:
イスラーム地域研究東洋文庫拠点
連絡先:
イスラーム地域研究東洋文庫拠点 徳原靖浩Yasuhiro Tokuhara
tokuhara@toyo-bunko.or.jp

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「中東政治におけるリベラリズム再考」シンポジウムのお知らせ

来る2月20日(金)の午後、東京大学 東洋文化研究所において「中東政治におけるリベラリズム再考―水谷周氏著『20世紀エジプト思想におけるリベラリズム』刊行を機に」と題するシンポジウムを開催します。
現代の諸事象につながる思想について掘り下げてみたいと思っています。
関心ある多数の方々の参加をお待ちしています。

以下、ご案内です。

http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=TueDec161217372014

2011年に始まるアラブ革命は、この地域においてリベラリズムが持つ意味を問う大きな歴史的な機会となりました。とはいえ残念ながら、革命のその後の展開はこの思想の役割に期待を寄せていた人たちにとって失望を与える様相を呈していると言っていいでしょう。しかし、アラブ世界あるいは中東政治、現代イスラム思想をめぐる諸問題に対して、リベラリズムの歴史的意味を問うことは、同地域の政治が混迷の極点に向かうかのように語られる現在において、むしろますます重要性を帯びています。

水谷周氏の新著 Makoto Mizutani, Liberalism in 20th Century Egyptian Thought, The Ideologies of Ahmad Amin and Husayn Amin, London: I.B. Tauris, 2014の刊行を期して、同書の内容を一つの起点とすることにより、以下のような内容の合評会をシンポジウムの形式で開催いたします。

【日時】
2015年2月20日(金) 13:30-17:30
【場所】
東京大学 東洋文化研究所 3階大会議室
【参加方法】
参加ご希望の方は下記メールまでご連絡ください
junkoybn[at]ioc.u-tokyo.ac.jp [at]=@
※ 参加費無料
【プログラム】
13:30 趣旨説明・司会:長沢栄治(東京大学)
報告①:後藤絵美(東京大学)
「水谷周氏の著作紹介―二人の「アミーン」の魅力」
報告②:飯塚正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「近代エジプトにおける「リベラル・イスラーム」の思想と限界」
報告③:池田美佐子(名古屋商科大学)
「立憲王制期における政治思想の諸相」
報告④:加藤 博(一橋大学)
「イスラム教徒にとってのイスラムとは何か」
15:40 講演
水谷 周(日本ムスリム協会)
「中東への日本のアプローチ―出版報告を兼ねて」
16:20 質疑と応答・総合討論
【主催】
科研費基盤研究(A)「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」
(代表:東京大学 長沢栄治)

詳細はこちら:
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=TueDec161217372014

ポスターはこちらから:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/files/img/SEM201402Mizutani.pdf

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AA研Christoph Werner氏講演会のお知らせ

アジア・アフリカ言語文化研究所の中東イスラーム研究拠点ならびに基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」では、ドイツ、マールブルク大学のクリストフ・ヴェルナー氏を招いて、下記の講演会を開催いたします。20世紀イランの慈善団体についての興味深い講演ですので、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時:
2015年2月18日(水) 17:00-19:00
会場:
東京外国語大学本郷サテライト5Fセミナー室
(文京区本郷2-14-10)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
内容:
Christoph Werner (University of Marburg)
Secular Waqf? Foundations, Endowments and Philanthropy in Pahlavi Iran"
使用言語
英語 通訳なし
参加自由、無料

なお、Werner氏は、2月21日(土)にAA研で開催される国際ワークショップ"Early Modern Iran"でもご報告いただきます。
詳細はのちほどお知らせいたします

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「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第10回研究会のご案内

東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第10回(通算16回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第10回研究会は、史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2月16日(月)17:00〜19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第15章「護られたる王国の徴税の規則(qarar-i jam’)と税の規定(qanun)と農作物の増加(ray’)と換算(tas’ir)について」
解説文「wa ajnas dar mahall bar avarad」から(Mar‘ashī 8140: 118前半部)
Mar‘ashī 8140: 118-123. = image 61-64.
Majlis 6544: 55a-57a. = image 61-63.
Āstān-i Quds 7148: 50b-52b. = image 52-54.
【担当】
阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任研究員)
渡部良子(東京大学文学部非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

===研究会の概略==============

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)
の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)

公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。

===リンク=================

  • 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/
  • 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/
  • 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html

=======================

ご不明な点がありましたら、連絡先(kumakurawakako[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください

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1月


イスラーム地域研究・若手研究者の会1月例会のお知らせ

来る1月31日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会1月例会を開催いたします。
1月例会の報告は、福永浩一さん(上智大学グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程)にお願いしました。
本報告では、1920年代-40年代のエジプトのムスリム同胞団における改革思想の中で、イスラームと「東洋」やナショナリズムの概念がどのように関連付けられ形成されたかの一側面を、当時代の思想潮流を踏まえながら組織の声明や機関誌の論説などにもとづき考察していただく予定です。

これまで以上の多くの皆様の参加をお待ちしております。

日時:
1月31日(土) 14時~17時30分
会場:
早稲田大学早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)302教室
報告者:
福永浩一 氏(上智大学グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程)
題目:
近代エジプトにおけるイスラーム復興思想とナショナリズムに関する一考察:初期ムスリム同胞団の事例から
コメンテーター:
勝沼聡 氏(東京大学大学院人文社会系研究科・特任研究員)
(会場地図:http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/waseda-campus-map.pdf

研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内

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パレスチナ研究会 1月定例会のお知らせ

NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班では、このたび共催にて、下記の通り2014年度第6回定例研究会を開催いたしますのでご案内申し上げます。

2014年度第6回 パレスチナ研究班 定例研究会
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点(TIAS)

■ 「川上泰徳氏 退社記念・講演会」

朝日新聞記者として長年、中東報道に健筆を揮ってこられた川上泰徳氏が2015年1月に新聞社を退職され、今後はフリーランスのジャーナリストとして、東京やエジプトを拠点に、さらに中東報道を続けていかれることになりました。
川上さんに、長年の記者生活を振り返って思う存分語っていただきます。同時に、これから新たな道を歩かれる氏を激励する会にしたいと思います。ぜひご参加ください。

【プログラム】
川上泰徳氏・講演「私の中東取材」(1時間半)
質疑応答・コメント(1時間)
【主催】
土井敏邦 パレスチナ・記録の会
【共催】
NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班
【日時】
2015年1月31日(土) 開場・午後1時半
講演会・午後2時~午後4時半
【会場】
東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階大会議室
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
【参加費・要予約】
無料(定員65人)
【懇親会・要予約】
(定員30人)
<時間>
午後5時~
<会場>
棲鳳閣 (せいほうかく)(地下鉄「本郷三丁目」駅近く)
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131004/13041040/
<会費>
3000円の予定
【講演会】と【懇親会】の予約は以下のアドレスにお願いします。
2234027860@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp(担当・鈴木啓之)

定員を超えました場合は、何とぞご容赦ください。

■ 川上泰徳氏・略歴

1956年、長崎県生。大阪外大(現大阪大学外国語学部)アラビア語科卒。1981年、朝日新聞入社。92年に外報部に移る。中東アフリカ総局(カイロ)総局員(94,4~98,1)▽エルサレム支局長(2001,~02,8)▽中東アフリカ総局長(02,9~06,3)途中、03,9~バグダッド支局長兼務▽編集委員(06,4~12,3)07年4月から論説委員兼務、09年9月から中東駐在編集委員▽機動特派員(12,4~13,5)▽中東アフリカ総局長(13,6~14,8)。2010年6月から2014年12月までasahi中東マガジン編集人。 2002年度、パレスチナ問題とイスラム取材でボーン・上田国際記者賞。著書に「イラク零年」(2005年、朝日新聞)、「現地発エジプト革命」(2011年、岩波ブックレット)、「イスラムを生きる人びと」(2012年、岩波書店)

<呼びかけ人>

長沢栄治(東京大学教授)
臼杵陽(日本女子大学教授)
錦田愛子(東京外国語大学准教授)
土井敏邦(ジャーナリスト/文責)

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上智大学(SIAS)拠点 国際シンポジウム「『アラブの春』後の中東におけるイスラーム主義の再考」のお知らせ

上智大学(SIAS)拠点 国際シンポジウム 「『アラブの春』後の中東におけるイ
スラーム主義の再考」"Revisiting Islamism in the Middle East after the
'Arab Spring'"のお知らせ

上智大学イスラーム研究センター(SIAS)は、エジプト、ヨルダン、アルジェリアから有識者・専門家をお迎えし、国際シンポジウムを下記のとおり開催します。当シンポジウムでは、「アラブの春」以降の中東諸国におけるイスラーム主義の現状・課題・展望について各報告者にご発表いただき、議論・質疑応答を行います。
皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。

共催: 科研費基盤(B)「現代中東におけるムスリム同胞団の総合的研究:各国での政治活動と国際ネットワーク」(研究代表者・横田貴之)

【日時】
2015年1月24日(土)9時45時~16時00分
【場所】
上智大学四ツ谷キャンパスL911(中央図書館・総合研究棟9F)
以下のリンク先の地図をご参照ください。
アクセスマップ:http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
キャンパスマップ:http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
キャンパスマップでは(15)の建物になります。図書館入り口で、国際シンポジウムにいらした旨、お伝えください。なお、土曜日は北門が閉鎖されておりますのでご注意ください。
【昼食】
2号館学生食堂が、11:00~14:00、11号館ラウンジが、11:00~15:00にご利用可能です。12号館地下のセブンイレブンも営業しております。
【プログラム】
9:45-10:00 開会の辞
10:00-12:00 セッション1
・報告者1:アッザアーム・フネイディ(ヨルダン、イスラーム行動戦線党・元議員)
"Islamism and Islamists"
・報告者2:清水雅子(上智大学グローバルスタディーズ研究科)
"Political Power-sharing without Government Posts?: Hamas and the Palestinian Politics of National Reconciliation since 2011"
・報告者3:フィクリー・ナビール(エジプト、強いエジプト党外交委員長)
"Egyptian Politics After 2011 Uprising: The effect of Islamism on Civil Military Relations during Transition in Egypt"
・討論者:北澤義之(京都産業大学)
13:00-14:30 セッション2
・報告者1:石黒大岳(アジア経済研究所)
"Muslim Brotherhoods in the Gulf Countries: Political Participation and its consequences in Kuwait"
・報告者2:ズビール・アロウス(アルジェリア、アルジェ大学)
"The Islamic Era and Women Issues in the Arab Constitutions between the Problematic of Identity and Social Prohibitions"
・討論者:渡邊祥子(アジア経済研究所)
14:50-15:50 総合討論
・総合コメント:清水学(ユーラシア・コンサルタント)
15:50-16:00 閉会の辞
【使用言語】日本語・英語(同時通訳あり)

準備の都合上ご参加いただける場合は ias-iac@sophia.ac.jp に ご連絡ください。

Dear all,

You are cordially invited to the SIAS international symposium "Revisiting Islamism in the Middle East after the 'Arab Spring'". This symposium is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Sophia University (SIAS) and Grant-in-Aid for Scientific Research (B) "General Research on the Muslim Brotherhood in the Middle East: Political Activities and International Networks" and scheduled as follows.
Please feel free to join us.

[Date and Venue]
Date:
24 January 2015 (Sut.), 9:45-16:00
Venue:
L911(Central Library and Research Institutes), Yotsuya Campus, Sophia University,
7-1 Kioi-cho, Chiyoda-ku, Tokyo 102-8554 Japan
Access Map
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
No.15 on this map
*Please use Main Gate on Saturday
[Program]
9:45-10:00 Opening remarks
10:00-12:00 Session1
・Speaker1: Azzam Jamil Fares al-Huneidi (Jordan, ex-MP)
"Islamism and Islamist"
・Speaker 2: Masako Shimizu (Sophia University)
"Political Power-sharing without Government Posts?: Hamas and the Palestinian Politics of National Reconciliation since 2011"
・Speaker 3: Fekry Nabil(Egypt, Strong Egypyt Party)
"Egyptian Politics After 2011 Uprising: The Effect of Islamism on Civil Military Relations during Transition in Egypt"
・Discussant: Yoshiyuki Kitazawa(Kyoto Sangyo University)
13:00-14:30 Session2
・Speaker 1: Hirotake Ishiguro(Institute of Developing Economies)
"Muslim Brotherhoods in the Gulf Countries: Political Participation and its Consequences in Kuwait"
・Speaker 2: Zoubir Arous(Algeria, University of Algiers)
"The Islamic Era and Women Issues in the Arab Constitutions between the Problematic of Identity and Social Prohibitions"
・Discussant: Shoko Watanabe(Institute of Developing Economies)
14:50-15:50 General Discussion
・Discussant: Manabu Shimizu(Eurasian Consultant Ltd.)
15:50-16:00 Closing remarks
[Language]
Japanese/ English (Simultaneous Translation)

If you can join us, please send us an e-mail.
ias-iac@sophia.ac.jp

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上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会

「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会 第3回研究会のお知らせ

上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を開始いたしました。
2014年度の第3回研究会を以下のように開催いたします。皆様ふるってご参加下さい。

報告者:
坂井信三(南山大学人文学部・教授)
報告題名「仏領西アフリカ植民地におけるクリスチャンとムスリム-イスラーム政策と宗教信仰のはざまで」
日時:
2015年1月16日(金) 17:15-18:45
会場:
上智大学「市ヶ谷」キャンパス 研究棟6階会議室
(JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線
市ヶ谷駅 徒歩5分  または東京メトロ有楽町線麹町駅 徒歩5分)
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/religion/news/141213.html
*四谷キャンパスではございませんのでご注意ください。
*正門を入ってすぐ右手の建物です。
*エレベーターは5階までなので、その先6階へは階段をご利用ください。

なお、会場の警備の関係から、ご参加の方は1月9日(金)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。
連絡先:asia-africa@sophia.ac.jp

主催:上智大学イスラーム研究センター
共催:早稲田大学イスラーム地域研究機構

-------------------------
大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074 asia-africa@sophia.ac.jp http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index2.html

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「シャリーアと近代」平成26年度第4回(通算第47回)研究会のご案内

イスラーム地域研究東洋文庫拠点では、下記の通り研究会を開催いたします。
関心をお持ちの方はぜひご参加下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。

「シャリーアと近代」平成26年度第4回(通算第47回)研究会のお知らせ

イスラーム地域研究東洋文庫拠点研究班「シャリーアと近代:オスマン民法典研究会」は、サントリー文化財団の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読および翻訳作成を最終目的として、研究を進めています。
下記日程にて今年度第4回(通算第47回)目の研究会および会合を行います。関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。

日時:
2015年1月12日(月) 12:30~18:00 ※祝日です
会場:
東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
テクスト:
第634条~

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]
大河原知樹
e-mail: okawara (a) intcul.tohoku.ac.jp ※(a)をアットマークに変えて下さい。

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イスラエル史と東欧史を仲介する国際会議のご案内

埼玉大学研究機構では、イスラエルをロシア史やポーランド史に位置づけることで、今日まで続く中東の問題に新たな視座を与え、また翻ってロシア史やポーランド史をそこから逆照射することを目的とした以下の国際会議を開催いたします。
ご都合のつく範囲でぜひお越しください。

Mediating Israeli History and East European History
--Zionism and Jewish Migration from Russia and Poland

日時:
2015年1月11日・12日(日・月祝)
場所:
埼玉大学東京ステーションカレッジ(東京駅日本橋口至近サピアタワー9階)
※1階奥のエスカレータから3階のオフィス・ロビーの受付にお越しください
日本からの報告者・討論者(50音順、敬称略):
赤尾光春、David Wolff、下斗米伸夫、野中進、高尾千津子、鶴見太郎、宮崎悠、吉岡潤ほか、海外からの報告者10名
パネル一覧:
[1/11, 10:30-18:15] Russia and Transformation of Jewishness; Empire and East/West; Law, Rights, Citizenship
[1/12, 9:30-18:00] Poland, Democracy, and Demography; Socialism and Transnational Kibbutz; General Discussion
使用言語:
英語(通訳はありませんが、日本語のご発言に対する簡易通訳は可能です)
事前申し込み:
不要(鶴見までご連絡いただきましたら、簡略版ペーパーをダウンロードするためのパスワードをお知らせいたします)
詳細およびペーパー(1月初め)は以下のウェブサイトをご覧ください。
http://park.saitama-u.ac.jp/~tsurumitaro/home.html

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第7回オスマン文書セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」(代表 黒木 英充)の事業の一環として、2015年1月10日(土)と11日(日)に第7回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、ひろくイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーはNIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催となります。

今年度も一昨年度・昨年度に引き続き、我が国におけるカーディー研究の第一人者である千葉大学の秋葉先生を講師にお迎えして、オスマン朝の法廷記録簿に記録された遺産目録(tereke defteri)を中心にとりあげます。また今年度新たにとりあげる文書類型として、昨年度に講読した上申文書の中でも言及された嘆願書 (arzuhal)の講読もおこないます。今回もこれまでと同様、事前にお配りしたコピーを用いて具体的な実例を演習形式で読解していきます。

今年度の第1日目は、最初に遺産目録と嘆願書のそれぞれについて講師が一般的な解説をおこない、つづいて遺産目録の実例を講読します。遺産目録 は物品の名前が多く、ある程度の分量があるものですから、第2日目にかけて継続して講読していきます。第2日目は遺産目録の講読が終わった後、18世紀の嘆願書の実例を講読します。今回は刊本となった書簡文例集も参考にしつつ、平易な例をとりあげて少しずつ嘆願書の様式に慣れていき、次年度につなげていきたいと考えています。

なおセミナーへの参加資格として、例年通り次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。

1.「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」
2.「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、 下記の申込先まで12月8(月)までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、なるべく早くその旨お知らせください。

問合わせ・申込先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企
画センター事務局
e-mail: fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」
第7回オスマン文書セミナー

◇主催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
◇共催:
NIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点
◇期間:
2015年1月10日(土)~11日(日)
◇会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
3階マルチメディア会議室(304) 1月10日
3階大会議室(303号室) 1月11日
(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
http://www.tufs.ac.jp/access/
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
◇講師
秋葉淳 (千葉大学文学部准教授)
髙松洋一(AA研)
◇プログラム
1月10日(土)
14:00-14:15 趣旨説明 講師・自己紹介
14:20-16:00 解説:遺産目録および嘆願書
16:20-18:00 講読:遺産目録
1月11日(日)
10:30-12:10 講読:遺産目録
13:00-14:40 講読:遺産目録
15:00-16:40 講読:嘆願書
17:00-18:00 総合討論

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WIAS: Golnar Mehran氏来日講演会のお知らせ

【2015.1.6追記】

Golnar Mehran氏来日講演会(1/10)中止のお知らせ

先日ご案内いたしました以下の講演会に関しまして、講演者が来日できなくなりましたため、中止させていただきます。
直前のご連絡で大変恐縮ですが、どうぞご了承下さい。

Golnar Mehran氏来日講演会(1/10)

演題: Female Experience in Iranian Universities

==================================================

The following lecture will be cancelled due to the lecturer's circumstances.
Sorry for late notice of cancel.
Your understanding would be appreciated.

Open Lecture by Dr. Golnar Mehran
Date: January 10th (Sat) 2015
Presentation: "Female Experience in Iranian Universities"

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Golnar Mehran氏来日講演会(1/10)のご案内
この度、「人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究」では、下記の要領により講演会を開催いたします。

講演者のゴルナー・メフランGolnar Mehran氏は、イラン・テヘランのAl-Zahra Universityの准教授で、イランの教育をご専門とする研究者です。以下が著作の一例です。

・"Representations of Arabs in Iranian Elementary School Textbooks" Education in the Arab ‘World:’ Political Projects, Struggles, and Geometries of Power, World Yearbook of Education 2010.
New York and London: Routledge, USA

・"Doing and Undoing Gender: Female Higher Education in the Islamic Republic of Iran"
International Review of Education, UNESCO, Vol. 55 (2009), Germany

今回は早稲田大学にて下記の通りご講演いただきます。
公開の講演会(事前登録不要)ですので、ふるってご参加いただけますようお願い申し上げます。

日時:
2015年1月10日(土) 15:00~17:00
会場:
早稲田大学3号館710教室
地図:
http://www.waseda.jp/top/access
演題:
Female Experience in Iranian Universities
言語:
英語(通訳なし)
お問い合わせ:
早稲田大学イスラーム地域研究機構
info (at) islam.waseda.ac.jp
TEL:03-5286-1749

Open Lecture by Dr. Golnar Mehran

The NIHU Program for Islamic Area Studies will present an open lecture by Dr. Golnar Mehran from Al-Zahra University, Iran. This lecture will focus on education in Iranian Universities, and will be presented at Waseda University as detailed below. Since this is an open lecture (free of charge / no reservations required), we do sincerely hope you’ll find time in your busy schedules to join us for this special event.

Date:
January 10th (Sat) 2015, 15:00-17:00
Location:
Waseda University, building 3, room 710
Map:
http://www.waseda.jp/top/en/access
Presentation:
"Female Experience in Iranian Universities"
Dr. Golnar Mehran (Associate Professor of Comparative Education at Al-Zahra University in Tehran, Iran)
Language:
English (without Japanese interpreting)
Contact:
The Waseda Organization for Islamic Area Studies
E-mail: info (at) islam.waseda.ac.jp
TEL: 03-5286-1749

------------------
イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.ias-network.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
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「中世西地中海地域における知とモノの相互交流~イスラーム研究、西洋史研究双方の視座から~」研究会のお知らせ

早稲田大学高等研究所セミナーシリーズ<新しい世界史像の可能性> 
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバルヒストリーへの視角~
「中世西地中海地域における知とモノの相互交流~イスラーム研究、西洋史研究双方の視座から~」研究会のお知らせ

2015年1月10日(土)に早稲田大学にて、下記の要領にて研究会が開催されます。
西洋史、イスラーム史の両分野の若手研究者2名に報告をしていただく形式の研究会です。
ご多忙の中恐縮ですが、皆様お誘いあわせの上、ふるってご参加ください。

(入場無料・事前連絡不要 直接会場へお越しください。)

日時:
2015年1月10日(土)14:00-17:30
場所:
早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室
主旨:
イスラーム、 キリスト教、 そしてユダヤ教という三つの宗教共同体が中世地中海を活動の場としていたことは広く知られている。
しかし伝統的に研究者の視点は東方あるいはイベリア半島に向けられており、 北アフリカをも構成単位に含む地中海西部が広域的な交流 (対立含む) の枠組みに設定されることは稀だった。
本シンポジウムでは中世中期の西地中海を研究対象とする東洋史、 西洋史双方の若手研究者が報告を行い、 この研究状況の打破を図ることとする。
報告者:
野口 舞子 (お茶の水女子大学・大学院博士課程)
高橋 謙公 (早稲田大学・大学院博士課程)
プログラム:
14:00 趣旨説明 甚野尚志 (早稲田大学文学学術院教授)
14:15 報告 1 野口舞子 
「ムラービト朝期マグリブ ・ アンダルスのイスラーム知識人」
15:00 質疑と討論
15:45 休憩
16:00 報告2 高橋謙公
「中世後期シチリア王国の地中海政策 ~ 13 世紀の港湾管理 Mag. Portulanus ・ Procurator を中心に~」
16:45 質疑と討論
17:30 閉会
主催・問い合わせ:
早稲田大学高等研究所 HP(http://www.waseda.jp/wias/
共催:
早稲田大学総合人文科学センター:研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」「教会と社会」研究会-中近世のヨーロッパー

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第3回ANGIS国際会議案内のお知らせ

第3回ANGIS国際会議を2015年1月、バンコクで開催いたします。
GISを活用したアジア地域の歴史研究等にご興味のある多くの方にご参加いただきたいと思いますので、周知ご協力のほどお願いいたします。

開催日程:
2015年1月5日(月)~ 2015年1月6日(火)
開催地:
SAC: Princess Maha Chakri Sirindhorn Anthropology Centre, Bangkok,Thailand
■発表者募集
本国際会議では、以下の通り発表者の募集をいたします。
口頭発表(30分、うち質疑応答5分)を希望される方は、英語で300字の要旨を、発表者の情報およびタイトルとともに、こちらのサイトからお送りください。
https://www.easychair.org/conferences/?conf=angis32015
締め切りは、6月30日です。
■参加申し込み
発表者および一般参加者につきましては、参加登録および参加費が必要となります。
参加費:20USDもしくは700THB、5日夜のバンケットが10USDもしくは300THB。
*現地でお支払いいただきます。
参加登録:
以下のサイトからお願いします。
http://goo.gl/fyBQWZ
締め切りは、10月31日です。

情報は、こちらでアップデートいたしております。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~angisj/
それではよろしくお願いいたします。
ANGIS JAPAN事務局
angisjapan@gmail.com

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