日本中東学会
Japan Association for Middle East Studies
研究会・催しのご案内
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*本欄に掲載されるのは、原則として日本中東学会メーリングリスト上で会員から提供された情報です。
*情報は原則として研究会開催当日の2週間以上前にお知らせいただいた ものを掲載し、掲載までは1週間程度をちょうだいしますので、ご了解ください。
*本欄に掲載される情報は、必ずしも日本中東学会の意見あるいは判断を反映するものではありません。
12月
- 日本軍占領期の回教工作と中国ムスリム社会のお知らせ
- 2014年12月21日
- アラブ イスラーム学院の諸行事案内
- 2014年12月20日
- AA研中東☆イスラーム研究セミナー受講生募集
- 2014年12月19日~21日
- 九州史学会大会イスラム文明学部会のご案内
- 2014年12月14日
- アジア中東学会連合(AFMA)第10回大会のご案内
- 2014年12月13日,14日
- 上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
- 2014年12月13日
- 『アラブ・イスラーム哲学における唯物論的諸傾向』哲学班研究会
- 2014年12月12日
- 2014年度第2回「イスラームとジェンダー」研究会のお知らせ
- 2014年12月11日
- 第14回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
- 2014年12月8日
11月
- イスラーム地域研究・若手研究者の会11月例会のお知らせ
- 2014年11月29日
- 近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
- 2014年11月29日
- AA研ベイルート若手研究者報告会報告者募集のお知らせ
- 2014年11月29日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第7回研究会のご案内
- 2014年11月28日
- 「多様化する海外体験学習と質保証」研究大会のお知らせ
- 2014年11月22日
- 中国ムスリム研究会第28回定例会のお知らせ
- 2014年11月15日
- 第13回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
- 2014年11月12日
- 「東方アジアにおけるイスラームの諸相―思想・美術・コレクション」のお知らせ
- 2014年11月9日
10月
- セミナー「イスラームと女性」のご案内
- 2014年10月26日
- TIAS民主化班研究会のご案内(インドネシア特集)
- 2014年10月26日
- AA研創立50周年記念講演・シンポジウムのご案内
- 2014年10月24日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第6回研究会のご案内
- 2014年10月20日
- 公開シンポジウム「21世紀の政治と暴力―中東、アフリカ、アジア、中南米の事例から」のご案内
- 2014年10月19日
- アラブ文学関連3企画ー越境・表現・アイデンティティ
- 2014年10月17日
- 大阪大学「アラブ文学との対話(10/14)」ほか4件のお知らせ
- 2014年10月14,17,18,19日
- 「中世地中海世界の聖人と聖性をめぐって」研究会のお知らせ
- 2014年10月11日
- フランスのイスラモフォビアとハラールに関する講演
- 2014年10月10日
- 「前近代南アジアにおけるイスラームの諸相ー在来社会との接触・交流・変容」のご案内
- 2014年10月5日
- 東京大学スルタン・カブース学術講座シンポジウムのご案内
- 2014年10月3日
- 「英領インドにおける諸宗教運動の再編-コロニアリズムと近代化の諸相」のお知らせ
- 2014年10月3日
9月
- アジュマルディ・アズラ氏公開講演会
- 2014年9月25日
- ワークショップ「混迷するイラク政治とイスラーム国の行方」のお知らせ
- 2014年9月23日
- AA研中東イスラーム研究セミナー受講生募集のお知らせ
- 2014年9月20日~23日
- 公開講演会「世俗社会における宗教回帰―トルコと中国の事例から―」のご案内
- 2014年9月15日
- 研究会「10世紀エジプトの修道院における生活」ご案内
- 2014年9月8日
- 写真家天野恵利交流会「恋するサウジ」
- 2014年9月6日,7日
8月
- 第4回 卒論を書くための情報検索リテラシーセミナー開催のお知らせ
- 2014年8月5日
- 「民族の罠――ユダヤ人とパレスチナ人の場合」開催のお知らせ
- 2014年8月2日
- 第81期ペルシア語集中講座参加者募集のお知らせ
- 2014年8月2日~27日
7月
- スーフィズム・聖者信仰研究会第1回研究会のご案内
- 2014年7月28日
- 研究会「南北アメリカのレバノン・シリア移民」のご案内
- 2014年7月26日
- SIAS7月26日研究会のお知らせ
- 2014年7月26日
- ヤコブ・ラブキン氏の特別講演会について【アジア経済研究所】
- 2014年7月23日
- パレスチナ研究会7月定例会のお知らせ
- 2014年7月23日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第4回研究会のご案内
- 2014年7月21日
- AA研「近世イスラーム国家と周辺世界」研究会のお知らせ
- 2014年7月20日
- イスラーム地域研究・若手研究者の会7月例会のお知らせ
- 2014年7月19日
- Said Arjomand氏講演会のお知らせ
- 2014年7月16日
- ジェトロ・アジア経済研究所 夏期講座のご案内
- 2014年7月14日
- 社会運動論研究会のお知らせ「社会調査データから見るエジプトの1月25日革命」
- 2014年7月12日
- 懇談会「チャガタイ・トルコ語とペルシア語」のご案内
- 2014年7月8日
- 東京大学中東地域研究センター公開シンポジウムのご案内
- 2014年7月5日
- WIAS:公開シンポジウム『革命後イランにおける映画と社会』
- 2014年7月5日
- 第3回オスマン史研究会開催のご案内
- 2014年7月5日
- 第55回イスラム人口研究懇談会(2014年度第1回アジア・ムスリム研究会)
- 2014年7月4日
6月
- 公開講演会「レバノンが生んだ世界的詩人 カリール・ジブラン」
- 2014年6月30日
- 平成26年度海外学術調査フォーラムのご案内
- 2014年6月28日
- 第11回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
- 2014年6月25日
- 上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会のお知らせ
- 2014年6月22日
- 公開講演会「中東文化の中のアメリカ」のご案内
- 2014年6月21日
- イスラーム地域研究・若手研究者の会 6月例会のお知らせ
- 2014年6月21日
- 近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
- 2014年6月21日
- 展示『静謐なる聖地』のご案内
- 2014年6月20日まで
- SIAS 6月8日研究会のお知らせ
- 2014年6月8日
- 東大中東センター 特別講演会のお知らせ(中世グルジア史)
- 2014年6月7日
5月
- チェコ科学アカデミー東洋研究所主催国際会議のお知らせ
- 2014年5月29日,30日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第2回研究会のご案内
- 2014年5月26日
- 公開講演会「 18~19世紀オスマン建築にみられる西洋の影響とその受容」のお知らせ
- 2014年5月16日
4月
- 第9回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
- 2014年4月30日
- 東大中東地域研究センター公開シンポジウム開催のご案内
- 2014年4月20日
- イスラーム地域研究・若手研究者の会 4月例会のお知らせ
- 2014年4月19日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第1回研究会のご案内
- 2014年4月18日
- 第54回イスラム人口研究懇談会のお知らせ
- 2014年4月11日
3月
- 東洋文庫談話会のご案内
- 2014年3月31日
- 2013年度イラン研究会開催のお知らせ
- 2014年3月29日
- 2013年度日本中央アジア学会年次大会 公開パネル・セッションのお知らせ
- 2014年3月29日
- 2014国際ノウルーズ祭へのお誘い
- 2014年3月28日
- AA研中東・イスラーム機関研究員発表会のお知らせ
- 2014年3月28日
- 講演会「アルジェリアの貧困問題」のご案内
- 2014年3月25日
- AA研「近世イスラーム国家と多元的社会」研究会のお知らせ
- 2014年3月25日
- 国際ワークショップ「アルメニアとイランの簿記術」
- 2014年3月23日
- 第12回中央アジア古文書研究セミナーのご案内
- 2014年3月22日
- 羽田記念会特別講演会「バルブ文化芸術遺産プロジェクト」のご案内
- 2014年3月19日
- イスラーム地域研究・若手研究者の会 3月例会のお知らせ
- 2014年3月15日
- 東洋文庫談話会のご案内
- 2014年3月15日
- KIAS WIAS: Aurangzeb Haneef 氏来日講演会のご案内
- 2014年3月11日,15日
- 蜂起の空間的実践—「アラブの春」の抗議行動にみる広場と国家の関係性
- 2014年3月6日
- 国際シンポジウム「西欧と東アジアにおけるハラール食品消費」のお知らせ
- 2014年3月4日
2月
- オイルショック40周年公開シンポジウム開催のお知らせ
- 2014年2月23日
- イスラーム地域研究・若手研究者の会 2月例会のお知らせ
- 2014年2月22日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第 6 回研究会のご案内
- 2014年2月20日
- イスラーム美術 国際セミナーのお知らせ
- 2014年2月18日
- 中央ユーラシア研究会・特別セミナー「イスラーム地域における聖廟参詣の諸相」のご案内
- 2014年2月15日
- 第6回全国マスジド(モスク)代表者会議のご案内
- 2014年2月9日
- ワクフに関する国際セミナーのお知らせ
- 2014年2月8日
- 筑波大学北アフリカ研究センター特別セミナーのご案内
- 2014年2月7日
- TIASパレスチナ研究班国際ワークショップ「分割統治の政治学」のお知らせ
- 2014年2月3日
- TIAS パレスチナ研究班 第5回定例研究会のお知らせ
- 2014年2月2日
- UTCMES中東イスラーム世界セミナーのご案内
- 2014年2月1日
1月
- 第7回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
- 2014年1月29日
- SIASシンポジウムのお知らせ
- 2014年1月26日
- 研究会「ビザンティン壁画とイスラーム工芸」のお知らせ
- 2014年1月24日
- 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第5回研究会のご案内
- 2014年1月23日
- IAS-INDAS 連携事業「南アジア現代社会の政治と思想」研究会のご案内
- 2014年1月17日
- 国際シンポジウム「〈法〉の移転と変容」のお知らせ
- 2014年1月11日
- アジア経済研究所図書館「資料展『イスラーム世界の女性たち』」開催について
- 2014年1月7日~2月27日
12月
日本軍占領期の回教工作と中国ムスリム社会のお知らせ
日本軍占領期の回教工作と中国ムスリム社会
――植民地人類学の可能性――
日本の回教工作に関する研究では、近年、かつての機密文書や新聞・雑誌などが一般閲覧可能となり、また、関係者の口述資料が収集・整理されはじめたことによって、回教工作の全体像が徐々に解明されつつある。しかしながら、中国大陸における回教工作に関していえば、日本軍関係者と現地のムスリム住民とのあいだの接触・緊張・対立・連携・協力などの多様な関係性が具体的に記述され、なおかつ緻密に検討されているとは現時点でも言い難い。
このような現状をふまえ、本研究会では、日本軍が中国華北地方、蒙疆、満洲国などで展開した回教工作の個別事例を取りあげ、それぞれの地域における日本の植民地支配の具体的様相を明らかにし、日本軍関係者と現地のムスリム住民が紡ぎ出した関係性に検討を加えたい。発表者は「支配者」対「被支配者」という二項対立の図式だけでは解き明かせない当事者の関係性を歴史学、人類学、地域研究などの視点から議論する。
なお、本研究会は、2013年度~2015年度科学研究費補助金基盤研究(C)「日本の回教工作とムスリム・コミュニティに関する歴史人類学的研究」(研究代表者:澤井充生)による調査・研究成果報告会である。
- 主催:
- 科学研究費補助金基盤研究(C)「日本の回教工作とムスリム・コミュニティに関する歴史人類学的研究」(研究代表者:澤井充生・首都大学東京助教)
- 日時:
- 2014年12月21日(日)12:30~18:00
- 会場:
- 首都大学東京南大沢キャンパス5号館1階第142教室
- アクセスマップ
- (http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/map.html&map_minamiosawa )
- プログラム:
- 12:30~12:40 趣旨説明
- 研究代表者:澤井充生(首都大学東京・助教)
- 12:40~13:25 発表1
- 発表者:澤井充生(首都大学東京・助教)
- テーマ:「日本軍占領期における清真寺の統制と回民社会の再編
- ――蒙疆政権下の厚和市の事例を中心として」
- 13:25~13:45 質疑応答
- 13:45~14:30 発表2
- 発表者:安藤潤一郎(東海大学・非常勤講師)
- テーマ:「〈協力〉と〈抵抗〉の交錯
- ――1941~42年の華北における「治安強化運動」と回民社会」
- 14:30~14:50 質疑応答
- 14:50~15:00 休憩
- 15:00~15:45 発表3
- 発表者:田島大輔(立命館大学大学院博士後期課程)
- テーマ:「「満洲国」期哈爾濱における回民組織
- ――「哈爾濱回教協進総会」を中心に」
- 15:45~16:05 質疑応答
- 16:05~16:50 発表4
- 発表者:山﨑典子(東京大学大学院博士後期課程)
- テーマ:「信仰と愛国主義のはざまで
- ――日中戦争期における中国ムスリムのマッカ巡礼について」
- 16:50~17:10 質疑応答
- 17:10~17:20 休憩
- 17:20~18:00 全体討論
- 懇親会:
- 定例会終了後、会場近くで懇親会を予定しております。
その他、ご不明な点につきましては、研究代表者までお問合わせください。
アラブ イスラーム学院の諸行事案内
2014.12.8追記
「すでにお知らせしました、アラブ イスラーム学院における、12月20日、21日の諸行事に関しまして、サウジアラビア本国の諸事情によりイマーム大学学長の来日が難しくなったので無期延期となりました。ただし、20日(土)午後のアラビア語の日の行事は、期日限定(国連では12月18日)ですので実施されます。つきましては、以上の事情に付きご理解賜るとともに、アラビア語の日の行事に関しまして是非ともお誘いあわせの上、ご参加ください(事前登録なし)。なお本学院における同日の予定は、12時過ぎ礼拝、アラブ風昼食、2時半~4時頃、アラビア語の日プログラム(近藤久美子大阪大学教授の講演、次いでイマーム大学アラブ文学専攻アルサーリム教授によるアラブ詩吟)となっております。」
本年も残すところ僅かになりました。この時期ではありますが、アラブ イスラーム学院では以下の諸会合を学院内で開催しますので、ご関心の向きはどうかお誘いあわせの上お気軽にご来籠賜りますようお願い申し上げます。
なおサウジアラビアからは、イマーム大学アバアルヘイル学長(閣僚級に昇格)、現代文明対話センター長、海外学院学部長、アルサーリム副学長(アラビア語・アラブ文学専攻)他の出席が予定されています。
1.12月20日(土)午前10:00~12:30(その後、アラブ風昼食)
日サ関係講演会(アブドッラー国王に対するイマーム大学名誉博士号授与、及びその治世10周年記念)(以下日本側講師のみ記載)
日本側講師:山内昌之明治大学特任教授(文化)、遠藤茂前駐サウジアラビア大使(経済)、軽部征夫東京工業大学学長(技術)
2.同日午後 14:30~15:05 アラブ イスラーム学院卒業式
来賓:文科省山脇国際統括官ほか。
3.同日午後15:05~17:00 「アラビア語の日」記念(毎年恒例、国際連合提唱の行事)
日本側講師:近藤久美子大阪大学教授「アラブ文学と詩」
サウジ側講師:アルサーリム副学長「アラブ文学及びアラブ詩(カシーダ)詩吟」
4.同日夕刻 18:30~19:30 文明対話会議(「対話による人間関係構築-アルマディーナ憲章を事例に」)開会式のみ、
式後夕食会
来賓:明石康元国際連合事務次長
5.12月21日(日)文明対話会議開催(以下日本側講師のみ記載、昼食あり)
全体議長:徳増公明日本ムスリム協会会長
第1セッション 09:00~10:20「預言者の指導」森伸生拓殖大学教授、徳永理砂 学院研究員
第2セッション 10:30~11:50「アルマディーナ憲章と人権と共生」(サミール・ヌーフ同志社大学客員教授)
佐藤祐一 学院研究員
第3セッション 13:30~14:50「天性の対話と人間関係の構築」(アブドッラ・アルムウミン東海大学准教授)
奥田敦慶応大学教授
第4セッション 15:10~16:30「発展・繁栄と対話」鷹木恵子桜美林大学教授
水谷周 学院学術顧問
第5セッション 16:50~18:10「日本・イスラーム間共生の共通点」塩尻和子東京国際大学教授
久山宗彦東京純心女子大学客員教授
閉会セッション 18:10~18:30 閉会、記念写真、記念品贈呈など
お問い合わせは、学院内、水谷まで(makmizu123@hotmail.com 03-3404-6622、内線2025)
AA研中東☆イスラーム研究セミナー受講生募集
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、下記の通り、今年度も中東☆イスラーム研究セミナーを開催いたします。
このセミナーは、博士論文等の執筆を予定されている全国の大学院生・PD等の若手研究者を対象としたものです。
若手研究者の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
- 1. 開催期間
- 平成26年12月19日(金)~21日(日)の3日間
- 2. プログラム
- 受講者がそれぞれ1時間程度の研究発表を行い、研究会形式で関係教員および他の受講者から質問・コメントを受けることで、博士論文等の執筆に資する。
- 3. 開催場所
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
- 4. 応募資格
- イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など、たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を進めている大学院博士後期課程の大学院生・PDまたはこれに相当する研究歴を持つ者で、学術論文、特に博士論文の執筆計画を持つ者。
- 5. 募集人員
- 4~7名。なお、募集人員内で大学院生、PD、その他の区分は行わない。
- 6. 受講料
- 無料。なお、首都圏以外からの参加者には本学規定の範囲内で旅費・宿泊費を支給する。
- 7. 応募締切
- 平成26年10月3日(金)(当日消印有効)
- なお、応募方法の詳細については、以下のサイトをご覧ください。過去、7年間のプログラムや受講生の感想も掲載されています。
- http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar
- 8. 担当スタッフ
- 飯塚正人、黒木英充、髙松洋一、近藤信彰、床呂郁哉、錦田愛子、
- 苅谷康太,小副川琢、 その他交渉中
九州史学会大会イスラム文明学部会のご案内
来る12月14日(日)に下記の要領で九州史学会大会イスラム文明学部会を開催いたします。部会午前の部では2名の研究者に、午後の部では4名の研究者に、それぞれ最新の研究成果をご披露いただきます。
貴重な機会ですので、ぜひ皆様おいでくださいませ。
なお、前日の13日(土)には、財団法人史学会と共催の九州史学会大会全体シンポジウム
「過去を伝える、今を遺す―歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか―」
も開催されますので、こちらの方も併せてご参加いただけますとありがたく存じます。
時節柄ご多忙の折とは存じますが、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
- 日時
- 2014年12月14日(日曜日) 午前10時30分開始
- 会場
- 九州大学箱崎文系キャンパス 法文系講義棟(共通講義棟)2階・203番教室
- プログラム
- 午前の部 午前10時30分開始
- 10:30 ~ 11:10
- サファヴィー朝モハンマド・ホダーバンデ期におけるハムゼ・ミールザーの対キジルバーシュ政策 九州大学 市川千乃
- 11:10 ~ 11:50
- 16世紀カシミールのサンスクリット文献におけるmuggulaについて 京都大学 小倉智史
- 午後の部 午後1時30分開始
- シンポジウム「ユーラシア諸帝国における君主と軍事集団の展開」
- 13:30 ~ 13:40
- 趣旨説明 九州大学 清水和裕
- 13:40 ~ 14:20
- イスラーム帝国アッバース朝における君主と軍事集団 九州大学 清水和裕
- 14:20 ~ 15:00
- サファヴィー朝統治体制における君主と軍事集団 首都大学東京 前田弘毅
- 15:00 ~ 15:10
- 休憩
- 15:10 ~ 15:50
- ムガル帝国における君主と軍事集団 神戸大学 真下裕之
- 15:50 ~ 16:30
- マンジュ=大清帝国における君主と軍事集団 東京大学 杉山清彦
- 16:30 ~ 17:00
- 全体討論
- イスラム文明学部会懇親会 午後6時開始
九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1 Tel & Fax: 092-642-2384
URL: http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_isla/
事務担当: 小笠原弘幸
Mail to: his.isla@gmail.com
返信フォーム
※ 準備の都合上、ご参加予定の方は、11月30日(日)までに、下記の返信フォームにご記入の上、e-mailにて当方(his.isla@gmail.com)まで返信下さいますようお願い申し上げます。
○ 12月14日 ( 参加 ・ 不参加 )
○ 12月14日夜 イスラム文明学部会の懇親会 ( 参加 ・ 不参加 )
○ ご芳名 ( )
○ ご所属機関 ( )
※ もしご支障がありませんでしたら、下記の項目にもご記入いただけますよう、お願い申し上げます。
○ ご住所 ( )
○ お電話番号 ( )
アジア中東学会連合(AFMA)第10回大会のご案内
すでにニューズレターやMLにてお知らせしてまいりましたが、アジア中東学会連合(AFMA) 第10回大会”De/Re-constructing Middle East Studies from Asian Perspectives:Towards the 20th anniversary of the AFMA”(2014年12月13-14日、京都大学)の開催が迫ってきました。
大会は、16パネルにまとめられ、基調報告としてカイロ・アメリカン大学のネリー・ハンナ教授、テヘラン大学のサラ・シャリーアティ教授が来日招聘をお受けくださいました。また、加盟学会である中国、韓国、モンゴルの中東学会からの報告の他にも、シンガポール国立大学中東研究所やイラクのバグダード大学、英国中東学会会員など、世界中から広範な参加を得ています。
多くの会員の方々のご参加をお待ちしております。
The 10th Conference of Asian Federation of Middle East Studies Associations (AFMA)
De/Re-constructing Middle East Studies from Asian Perspectives:
Towards the 20th anniversary of the AFMA
- Date:
- December 13 (Sat) -14 (Sun), 2014
- Venue:
- Kyoto University (Clock Tower), Kyoto, Japan
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/clocktower/
- Organized by:
- Japan Association for Middle East Studies (JAMES, currently AFMA presidency)
- Chinese Association for Middle East Studies (CAMES)
- Korean Association of Middle East Studies (KAMES)
- Mongolian Association of Middle East Studies (MAMES)
- Sponsored by:
- Japan Society for the Promotion of Science (JSPS), Grants-in-Aid for Scientific Research
- Kyoto University Foundation
- Day 1 (December 13 [Sat.])
- 9:00-12:30 Morning Session (Open to the public), International Hall, Clock Tower
- 9:00-10:20 Opening Remarks: Mari OKA (head of AFMA organizing committee, JAMES)
- Welcome Remarks: Prof. Yoshiko KURITA (JAMES)
- Remarks from Member Associations of AFMA: Prof. Pan Guang (CAMES)
- Prof. Byung Ha Hwang (KAMES)
- Prof. Nyamzagd (MAMES)
- Congratulatory Speech by Guest of Honor:
- Prof. Falah al-Assadi (President, Mustansiriya University, Baghdad-Iraq)
- 10:20- 12:40 Keynote Lectures
- Prof. Nelly Hanna (American University in Cairo)
- “Formulating New Approaches to the Study of the Middle East, with special reference to Egypt.”
- Prof. Sara Shariati (University of Tehran)
- “Reconstruction of Self: Re-reading the theory of ‘Returning to the Self’ of Ali Shariati in the post-colonial perspective”
- 14:00-16:00 Afternoon Session I Room III
- Panel A-1: On Syria (Chair: Hidemitsu Kuroki, Discussant: Housam Darwisheh)
- Shizuka Imai (Japan Society for the Promotion of Science/JAMES)
- Jordan and the Syrian Crisis: The Politics of Refugee Protection
- Peter Sluglett (National University of Singapore)
- Deadly implications: the rise of sectarianism in Syria
- Noriko Sato (Pukyong National University/JAMES)
- The Group-based Claims erode the Area of Commonality between Christians and Muslims in Syria
- Panel B-1: Economy I (Chair /Discussant: TBA ) Room I
- Ai Kawamura (Kyoto University/JAMES)
- Crafting Dispute Resolution System for Islamic Finance: Reflections on the Cases from the Gulf and Southeast Asia
- Jiang Yingmei (Chinese Academy of Social Sciences/CAMES)
- Financial Globalization and Middle East Financial Security
- Babak Rahimi (University of California)
- E-Commerce, sanctions and State Regulation: the Case of Iran
- Panel C-1: Broad Networks in Asia: from the West to East (Chair /Discussant: Tomoko Yamagishi) Room IV
- Carimo Mohomed (British Society for Middle Eastern Studies),
- Rethinking the "Middle East" as an Object of Study
- Houchang E. Chehabi (Boston University),
- Turko-Persian Athletic Practices and Traditions: An Asian Perspective
- Pan Guang (Shanghai Center for International Studies/CAMES),
- Understanding China's Role in Changing Middle East
- Panel D-1: Rise and Fall of the Global Power : Past and Present (Chair /Discussant: TBA ) Room II
- Kangsuk Kim (Hankuk University of Foreign Studies/KAMES)
- Nasser's Search for Regime Security and the Failure of U.S.-Egyptian Rapprochement during the Kennedy Years
- Tang Zhichao (Chinese Academy of Social Sciences/CAMES)
- US strategically Retreat from Middle East and Its Influence
- Idir Ouahes (University of Exeter, UK)
- Socio-Economic Links of the Interwar French Empire's Holdings in East and West Asia
- 16:15-18:15 Afternoon Session II
- Panel A-2: On Egypt (Chair /Discussant: Eiji Nagasawa) Rm. III
- Byung Ha Hwang (Chosun University/KAMES),
- Analysis of the Main Topics of Egyptian Constitution 2012 and Its Evaluation
- - Focused on the Topics on Islam and Military -
- Masaki Okado (Sophia University/JAMES),
- A Study of Egyptian Migrants in Kuwait and their Social networks
- Junko Toriyama (Ochanomizu University/JAMES),
- Playing in between multiple female roles: A hidden problem behind low female labor participation in prerevolutionary Cairo
- Panel B-2: New Industrial Challenges in Middle East (Chair /Discussant: Shin Yasuda) Rm. I
- Suwan Kim (Hankuk University of Foreign Studies/KAMES),
- Neo-Hallyu in the Middle East, the major part of the Korean Creative Economy
- Wei Min (Shandong University/CAMES),
- Tourism Development and Re-construction of Middle East
- Bukhary Essam Amanallah (Al-Imam Mohammed Ibn Saud Islamic University/JAMES)
- Building Indigenous Solar Energy Industry in Saudi Arabia: Present Situation and Future Prospects
- Panel C-2: The Israeli-Palestinian Conflict (Chair /Discussant: TBA) Rm. IV
- Hiroyuki Suzuki (University of Tokyo/ JAMES)
- The First Palestinian Intifada: An Analysis of Mobilizing Leaflets
- Tina Ottman (Kwansei Gakuin University/ JAMES)
- Deconstructing ‘collective trauma’ and the Israel-Palestine conflict: To what extent is the concept of ‘collective trauma’ necessary to peacebuilding in the Israeli-Palestine conflict?
- Joshua Rickard (National University of Singapore)
- Divided Identities: Isolation and Social Agency in Palestine after the Second Intifada
- Panel D-2: The role of Japan in Arab/ Muslim Societies (Chair /Discussant: Toru Miura) Rm. II
- Mahmoud Al-Qaysi (Baghdad University, Iraq)
- Toward a Network of Collaboration Between AFMA and the Iraqi Associations,
- Academia interested in Middle Eastern and East Asian Studies
- Abrar Abdulmanan Bar (Keio University/JAMES)
- Japanese Experience for Women Empowerment in Higher Education: Lessons for Arab World
- Hiroshi Kojima (Waseda University/JAMES)
- Correlates of Halal Food Consumption in Japan, Korea and Taiwan
- 18:30- 20:00 General Meeting of AFMA
- Day 2 (December 14 [Sun.])
- 9:00-11:00 Morning Session I
- Panel A-3: On Turkey (Chair /Discussant: Masamichi Iwasaka) Rm.III
- Kohei Imai (Japan Society for the Promotion of Science/JAMES)
- Turkey’s omnidirectional diplomacies during the Justice and Development Party (JDP) era
- Xiao Xian (YunNan University/ CAMES)
- China and Turkey: A New Strategic Partnership
- Jang Ji-Hyang/ Peter Lee (The Asan Institute for Policy Studies/ KAMES)
- Korea and Turkey as Emerging Middle Powers: A Comparative Study
- Panel B-3: Political Economy and Contemporary Social Issues (Chair /Discussant: TBA) Rm. I
- Ali Kadri (National University of Singapore)
- How to Address Political Economic Issues in the Arab World
- Yushi Chiba (University of Tokyo/ JAMES)
- Media and Regulation in Contemporary Arab Countries: Historical Perspective
- Purev Lkhagvasuren (Ministry of Education and Science/ MAMES)
- Current situation of a Khoton Ethnic Group of Mongolia:
- The Population Settlement and Level of Education
- Panel C-3: “Arab Spring” and social situation in the Arab world (Chair /Discussant: TBA) Rm. IV
- Chan Ki Park (Myungji University/ KAMES)
- The Arab Spring Revisited: A Study on the Comparison of the Arab Spring in Tunisia and Egypt, Applying the Method of Agreement
- Ahmed Naili (Ministry of Foreign Affairs, Libya)
- The Arab Spring and the Libya case - Affects on Asia
- Nassima Neggaz (National University of Singapore)
- Discourses of the Revolution: Syria’s Changing Linguistic and Identity Landscape since March 2011
- Panel D-3: Arts and Literature (Chair /Discussant: TBA) Rm II
- Bahattin Yaman (Suleyman Demirel University, Turkey)
- The Perception of Mahdi in Ottoman Culture and Miniature Paintings
- Sung Il Kwang (Konkuk University / KAMES)
- Reclaiming the Past: Mamluk Past in Egyptian Historical Novels of Early Twentieth Century
- Nele Lenze (National University of Singapore, Singapore)
- Protest Poetry in Bahrain: Cultural Expression in Public Spaces and Online
- 11:15-12:45 Morning Session II
- Panel A-4: Security, Conflicts and Refugees (Chair /Discussant: Peter Sluglett) Rm. III
- Miyuki Kinjo (Ritsumeikan University/JAMES) /Taizo Imano (Osaka City University /JAMES)
- From Conflict Resolution to Conflict Management: The Transformation of Israeli Labor Party during the Peace Process
- Marie Sato (Kyoto University/JAMES)
- Jordan at the Cross-road of Refugee Influxes - Middle Eastern Conflicts in the Eyes of Refugee Studies
- Oyunsuren Samdandash (National University of Mongolia/MAMES)
- Security Issues the Middle East
- Panel B-4: Modern Political Thought (Chair /Discussant: TBA) Rm. I
- Jeongmin Seo (Hankuk University of Foreign Studies/ KAMES)
- The Role of the Religious Elite in the Arab Political Change
- Matthieu Serge Claude Rey (National University of Singapore)
- What did ‘parliamentarism’ Mean in the Middle East in the Mid-XXth century?
- Panel C-4: Zionism and Islam in Policymaking in the West (Chair /Discussant: Akira Usuki) Rm. IV
- Chisako Omoso (Hyogo University/JAMES)
- Ideological Background of Islamic Policy in Japan before World War II: The Connection between the Army and Nihon Kokkyo Daidosha
- Yoshihiro Yakushige (Kyoto University/JAMES)
- Mandatory Palestine and Japanese Colonial Policy: Yanaihara Tadao and the Gentile Zionism
- Shigeto Kondo (Keio University/ JAMES)
- Saudi Arabia’s Palestine Policy and the United States, 1945–1948
- Panel D-4: Modern Islamic Thought (Chair /Discussant: TBA) Rm. II
- Ayaka Kuroda (Kyoto University/ JAMES)
- Can an Islamic State Achieve Religious Coexistence? Reflections upon Dr. al-‘Awwa’s Islamic Civilizational Project
- Qolamreza Nassr (Hiroshima University/ JAMES)
- Ayatollah Taleqani and the Iranian Revolution of 1979: A Review of His Islamic Ideology and Role
なお、一日目のパネルのあと、懇親会を予定しております。
パネル自体への参加は無料ですが、報告・司会などを予定されている方以外で懇親会に参加される場合は、1000円の参加費が必要となります。ご参加ご希望の方は、
afma2014kyoto[atマーク]yahoo.com
にご一報ください。
プログラムおよび会の詳細については、
http://www.mideast.site90.com/afma/10thAFMAConference.html
をご覧ください。
(なお、パネルの時間帯、順番などは、今後も変更となる可能性があります。その都度ホームページ上でアップデートしますので、随時ご確認ください。)
上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を開始いたしました。
2014年度の第2回研究会を以下のように開催いたします。皆様ふるってご参加下さい。
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会第2回研究会のお知らせ
- 日時:
- 2014年12月13日(土) 15:00-17:00
- 場所:
- 上智大学市ヶ谷キャンパス 研究棟6階会議室
- http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/religion/news/141213.html
- *正門を入ってすぐ右手の建物です。
- エレベーターは5階までなので、5階から6階へは階段をご利用ください。
- *なお、会場の警備の関係から、ご参加の方は12月5日(金)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。
- 連絡先:asia-africa@sophia.ac.jp
- 報告者:
- 黒田 祐我(信州大学人文学部 准教授)
- 報告タイトル:
- 「信仰を替えることの意味―中世スペインの事例―」
- コメント:
- 渡辺 祥子(アジア経済研究所 研究員)
- 要旨:
- 我々は、現在の状況から考えて、キリスト教からイスラームへ、あるいはその逆へと改宗することが多大な困難を伴うと想像してしまう。ましてや、十字軍やジハードといった「聖戦」が注目されがちな中世という古い時代においては、なおさらのことであったと即断しがちである。本報告は、ちょうど両信徒が混住し、接触を繰り返していた中世のイベリア半島を舞台として、改宗することは可能であったのか?そして可能であったのであれば、その歴史的意義とは如何なるものであったのかを、具体的な事例を提示しながら、現代アフリカ世界の混沌とした状況を議論していくための歴史的枠組みを提示することを目指すものである。
- 主催:
- 上智大学イスラーム研究センター
- 共催:
- 早稲田大学イスラーム地域研究機構
大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074
asia-africa@sophia.ac.jp
『アラブ・イスラーム哲学における唯物論的諸傾向』哲学班研究会
イスラームとマルクス主義をめぐる理論上の諸問題 I
―現代中国の現況とその可能性をめぐる座談会―
開催趣旨
科学研究費助成事業(基盤研究B)「アラブ・イスラーム世界におけるマルクス主義の展開―運動・哲学・歴史像をめぐって」は、中東(特にアラブ地域)におけるマルクス主義の展開過程の特質を、運動、思想、社会的・歴史的背景の面から明らかにすることを目的とし、マルクス主義を、ヨーロッパからの単なる「移植」の産物として見るのではなく、地域の現実との格闘の中で発展してきた運動・思想として捉え、そのプロセスを動態的に分析することをめざしつつ、特に、地域に根ざした「知」の伝統(アラブ・イスラーム哲学の蓄積等)との葛藤・対話の中でどのような独自の展開が見られたかに注目し、イスラームの歴史・哲学・思想研究の成果を活かしつつ分析を深め、①現代中東における社会運動をめぐる研究に新たな視角をもたらすと共に、②非ヨーロッパ世界におけるマルクス主義の展開過程をめぐる研究の深化にも比較の視座から寄与することをめざすべく、進められている研究プロジェクトです。
今回、愛知大学国際中国学研究センター(政治外交班)、同国際問題研究所西北地域研究プロジェクト、同国際コミュニケーション学部アジア協同体論講座の招聘により来日する、長年西北ムスリム研究に携わっていらっしゃる王建新蘭州大学教授(中山大学元教授)をお迎えし、最近の「中国共産党、党員の宗教禁止徹底 民族対立の深刻化恐れ」といった報道もあるところを踏まえつつ、中国におけるイスラームとマルクス主義をめぐる理論上の諸問題をめぐって、率直な意見交換を行う座談会形式の研究会を企画いたしました。みなさまのご参加と活発なる議論をお待ちしております。
- 開催趣旨説明
- 鈴木規夫 愛知大学教授
- 座談への発話
- 「中国におけるイスラームとマルクス主義」をめぐって
- 王 建新 蘭州大学教授
- 開催日程
- 2014年12月12日(金) 17時~19時
- 開催場所
- 愛知大学東京霞ヶ関オフィス(霞が関コモンゲート西館37階)
- http://www.aichi-u.ac.jp/tokyo/access.html
- コーディネーター
- :鈴木規夫(愛知大学国際コミュニケーション
- 学部教授・同国際中国学研究センター運営委員/政治外交班代表・同国際問題研究所西北地域研究プロジェクト主査)
お問い合わせは、
鈴木規夫研究室 norioszk@vega.aichi-u.ac.jp
或いは、
愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)事務室
Tel: 052(564)6120 Fax: 052(564)6220
URL: http://iccs.aichi-u.ac.jp/ まで
科学研究費助成事業(基盤研究B)「アラブ・イスラーム世界におけるマルクス主義の展開―運動・哲学・歴史像をめぐって」「哲学・思想」班/愛知大学国際中国学研究センター(政治外交班)/同国際問題研究所西北地域研究プロジェクト/同国際コミュニケーション学部アジア協同体論講座:共催研究会
2014年度第2回「イスラームとジェンダー」研究会のお知らせ
NIHUプログラム・イスラーム地域研究早稲田大学拠点(WIAS)は、下記のとおり、2014年度第2回「イスラームとジェンダー」研究会を開催いたします。今回は、イランの医療・福祉分野をフィールドとして調査研究をされてきた細谷幸子氏を講師としてお招きし、女性の身体を巡るイスラームと医療倫理に関するテーマでお話をして頂きます。ご関心のある方々の参加をお待ちしております。
- 日時:
- 2014年12月11日(木)18:00-19:30
- 場所:
- 早稲田大学120-4号館4階405会議室(旧早稲田実業学校校舎)
- (http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html の地図をご覧下さい)
- 1. 報告タイトル:
- 「イランの『治療的人工妊娠中絶法』をめぐる議論」
- 2. 講師:
- 細谷幸子 (イラン国立エマーム・ホメイニー病院脳・脊髄神経研究センター国際研究員)
- 3. 報告概要:
- イランでは、2005年に「治療的人工妊娠中絶法」が成立した。1979年のイスラーム革命以降、イランでは、母の救命を目的とした人工妊娠中絶以外は禁止とし、母に重罰を科す政策をとっていた。2005年成立のこの法律の特色は、胎児の異常を理由に限定的に人工妊娠中絶を許可したところにある。今回の発表では、人工妊娠中絶をめぐる欧米や日本の倫理的議論との違いを踏まえながら、法制定までの経緯と議論を中心に報告する。
- 4. 参加自由・事前連絡不要
※本研究会に関するお問い合わせは下記のメールアドレスまでお願いいたします。
e-mail: info[at]islam.waseda.ac.jp
([at]を@に変えてご送信下さい)
主催:早稲田大学イスラーム地域研究機構
(「人間文化研究機構(NIHU)プログラム・イスラーム地域研究」早稲田大学拠点)
--------------------
イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.islam.waseda.ac.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
KIASグローバル研究セミナー
「ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使 講演会」のお知らせ
KIASグローバル研究セミナー
「ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使 講演会」のお知らせ
京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)は、ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使をお迎えし、パキスタンと日本の外交や貿易、経済関係など二国間の友好関係について講演会を開催します。
パキスタンの古代史から近代までの概要、現在の人々の暮らしや豊かな自然、歴史文化、産業や経済、平和維持活動への貢献など多岐に渡り解説をいただきます。
皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。
- 共催:
- 科研費基盤(B)「南アジア諸語イスラーム文献の出版・伝播に関する総合的研究」
- 【日時】
- 2014年12月9日(火)10時~11時20分
- 【場所】
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(A447)
- 以下のリンク先の地図をご参照ください。
- リンク先(上)にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 【プログラム】
- 講演者:ファルーク・アーミル(駐日パキスタン大使)
- 講演タイトル:Pakistan Today & Pakistan - Japan Relations
- (今日のパキスタンとパキスタン-日本の関係について)
- 【使用言語】英語(通訳なし)
準備の都合上ご参加いただける場合はinq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jpにご連絡ください。
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
Dear all,
You are cordially invited to the lecture by Mr. Farukh Amil, Ambassador of Pakistan in Japan.
This lecture is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS) and Grant-in-Aid for Scientific Research (B) “General Research on the Publication and Transmission of Islamic Books in the South Asian Languages" (JSPS, Kyoto University) and scheduled as follows.
Please feel free to join us.
- [Date and Venue]
- Date:
- 9 December 2014, 10:00-11:20
- Venue:
- Meeting Room (AA447), Research Bldg. No. 2, Kyoto University
- Access Map
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- [Program]
- Speaker: Farukh Amil (Ambassador of Pakistan)
- Title: “Pakistan Today & Pakistan – Japan relations”
- [Language]
- English
If you can join us, please send us an e-mail.
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
*********************************************
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************
第14回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
12月8日(月)の18:30より、14回目の「映画から見る中東社会の変容」研究会を開催します。
今回の題材は『明日になれば』(レバノン、2012)です。
「書くことで、芸術作品で、自分たちを表現することができるかぎり、人々は癒されるんだ。」 内戦の不安が続くレバノンのベイルートで、若いアーティストたちは何を考え、何を求めてそれぞれの活動を続けているのか。本研究会では、このドキュメンタリー作品を通して「表現すること」や「生きること」の意味を考えてみたい。
今回の研究会では、梅若ソラヤ監督に作品解説をしていただくとともに、東京外国語大学・AA研の黒木英充さんからレバノンの歴史的・文化的状況に関する解説をいただきます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
以下、ご案内です。
- 【日時】
- 2014年12月8日(月)17:45開場、18:30開始
- ※通常の曜日・時間と異なりますのでご注意ください。
- ※18:40を過ぎますと建物のドアが開かなくなります。必ずそれ以前にお入りください。
- 【場所】
- 東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
- ※ エレベーターを降りて正面の部屋です
- 【監督とのQ&A】
- 梅若ソラヤ監督
- 【コメンテーター】
- 黒木英充氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
- 【題材】
- 『明日になれば』
- レバノン 2012、梅若ソラヤ監督
- アラビア語音声、日本語・英語字幕
- 【テーマ】
- 「表現」
- 【主催】
- 中東映画研究会
- 【共催】
- 東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」
- 東京大学・東洋学研究情報センター・セミナー
準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
mecinema2014@gmail.com
収容人数を超えますとご参加いただけない場合があります。ご了承ください。
詳細はこちら:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7749
11月
イスラーム地域研究・若手研究者の会11月例会のお知らせ
イスラーム地域研究・若手研究者の会11月例会のお知らせ
日本中東学会メーリングリストに登録されている皆さまこんにちは。来る11月29日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会11月例会を開催いたします。
11月例会の報告は、南部真喜子さん(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程)にお願いしました。
本報告では、パレスチナ被占領地の文化的空間に表出する政治囚人のアイコン化に着目し、抵抗の象徴としての囚人像の形成と変遷を社会政治学的観点から考察していただく予定です。
これまで以上の多くの皆様の参加をお待ちしております。
- 日時:
- 11月29日(土) 14時~17時30分
- 会場:
- 早稲田大学 早稲田キャンパス120-4号館405, 406会議室
- 報告者:
- 南部真喜子 氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程)
- 題目:
- パレスチナ被占領地における政治囚人のアイコン化に見る抵抗運動の変遷
- コメンテーター:
- 立山良司 氏(防衛大学校名誉教授/日本エネルギー経済研究所客員研究員)
- (会場地図:http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/organization/contact.html)
研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内
近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
科研費「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」(基盤研究(B)・研究代表者:堀川徹)では、NIHUイスラーム地域研究プログラム東洋文庫拠点との共催により、以下の要領で第4回「近代中央ユーラシア比較法制度史研究会」を開催いたします。ふるってご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
- 日時:
- 2014年11月29日(土) 13:00~21:00
- 場所:
- B-nest(ビネスト)・静岡市産学交流センター 7階演習室1
- 〒420-0857 静岡市葵区御幸町3番地21 ペガサート7階
- 会場アクセス: http://www.b-nest.jp/default.html
- 【プログラム】
- 13:00~13:10 開会挨拶 (堀川徹)
- 13:10~13:30 出席者自己紹介
- 13:30~13:40 話題提起 磯貝健一氏 (追手門学院大学国際教養学部)
- 13:40~15:40 研究報告・質疑応答(1)
- 大江泰一郎氏 (静岡大学名誉教授)
- 「ロシアの同性愛宣伝禁止法―伝統・デモクラシー・人権」
- 16:00~18:00 研究報告・質疑応答(2)
- 和崎聖日氏 (京都大学地域研究統合情報センター・研究員)
- 「ウズベキスタンの婚姻解消に関する『法』制度と農村生活―相続と財産分与の問題」
- 18:15~19:00 総合討論
- 19:30~21:00 懇談会:今後の研究計画についての打ちあわせ会議
※研究会・懇談会の会場準備のため、ご参加の旨、事前にお知らせいただけますなら幸いです。
※特に遠方からご参加の方は、早めにご連絡ください。旅費の準備についてご相談いたします。
※出張依頼書が必要な方は、宛名も含め、お知らせください。
―事務連絡先:磯貝(isomasu3☆mbe.nifty.com)
AA研ベイルート若手研究者報告会報告者募集のお知らせ
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)は、下記の通り、レバノン共和国ベイルートにおける研究拠点「中東研究日本センター」 Japan
Center for Middle Eastern Studies(JaCMES)を会場に、若手研究者の研究報告会「日本における中東・イスラーム研究の最前線」Middle Eastern and
Islamic Studies in Japan: The State of the Art を開催します。これは、日本の若手研究者が進めている中東・イスラーム研究の最新の成果を、レバノンをはじめとする中東の研究者たちに広く知っていただくとともに、専門家同士の密度の濃い議論の場を提供することを目的としています。
若手研究者の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
- 1.日程
- 2014(平成26)年11月29日(土)
- 2.会場
- Japan Center for Middle Eastern Studies (JaCMES)
- 2nd Floor, Azariyeh Building (Lazarists Center) A2-1, Bashura, Emir Bashir Street, Beirut Central District, LEBANON
- http://meis2.aacore.jp/base_beirut
- 3.応募資格
- 以下の条件を全て満たす者とします。
- a.日本において中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類 学・政治学・イスラーム学など)を専攻している者。国籍は問わない。
- b. 2014年4月1日現在、年齢42歳未満の者。
- c.応募時に大学院博士後期課程に在籍している者、もしくはそれと同等以上の研 究業績を有する者。博士号の有無、有職者であるか否かを問わない。
- d.応募時までに日本もしくは海外の学会等において研究報告を行った経験のある者。
- 4.会議の概要
- 報告者は25分間で英語により研究報告を行い、その後20分間コメンテータほか参加者との質疑応答を行うこととします。
- 5.派遣内容
- 報告者には日本からベイルートまでのエコノミークラス航空券による旅費と報告会の日程を含めて4日間程度の滞在費を東京外国語大学の規程に従って 支給します。
- 6.募集人数
- 5名程度
- 7.応募締切
- 2014(平成26)年7月11日(金)当日消印有効
応募書類・内容の詳細については、以下のWebページをごらんください。過去の参加者の感想も掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/report_beirut_seminar
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第7回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第7回(通算13回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第7回研究会は、史料講読をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。
- 【日時】
- 11月28日(金)17:00〜19:00
- *今回は金曜日の開催になりますので、ご注意ください。
- 【場所】
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- 【講読史料】
- Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
- 【講読箇所】
- 第15章「護られたる王国の徴税の規則(qarar-i jam')と税規定(qanun)と農作物などの(ray')と換算(tas'ir)について」
- Mar‘ashī 8140: 105-123. = image 55-64.
- Majlis 6544: 50b-57a. = image 57-63.
- Āstān-i Quds 7148: 45a-52b. = image 46-54.
- 【担当】
- 阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任研究員)
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)
の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)
の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、
「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
===リンク=================
- 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:
オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/) - 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
- 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
ご不明な点がありましたら、連絡先(wkmisr[at]islam.waseda.ac.jp [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。
「多様化する海外体験学習と質保証」研究大会のお知らせ
大学教育における「海外体験学習」研究会(JOELN) 2014年度年次大会のご案内
- 【テーマ】
- 多様化する海外体験学習と質保証
- 【日程】
- 11月22日(土)23日(日)
- 【会場】
- 東洋大学 白山キャンパス
- 【概要】
- 2014年のJOELNの年次大会は、東洋大学と共催の形で、同大白山キャンパスにおいて開催します。テーマは、「多様化する海外体験学習と質保証」です。
近年、従来からの留学や短期研修に加えて、海外インターンシップ、国際ボランティア、フィールドワークなどが盛んに実施されるようになりました。
また、大学が主催する研修に加えて、第三者機関による海外研修や留学も多様化しています。
文部科学省の「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」の採択校となった東洋大学に、同プログラムのネットワークを通じて、さまざまな海外体験学習プログラムに参加した学生が日本中から集います。
彼ら彼女たちが語る「海外で何を学び、いかに成長したのか」についての報告から、私たちも多くの学びがあることを期待しています。
多様化する海外学習に関して、学習成果を分析し質保証をはかっていくことも喫緊の課題となっています。
JOELNとしては、プログラミングの観点からこの課題に取り組みます。
11/23の大会2日目午前の全体集会「海外体験学習におけるプログラミング」は、日本においてフェアトレード・コーヒーの販売に取り組む学生たちが、ラオスのコーヒー生産者を訪れた事例を取り上げます。
この午前の全体集会では、事前学習、海外研修、事後学習の3つの段階において、教員がどのようにプログラムを組めば、効果的な学びの体験を参加者に与えられるのかについて事例に即して考えます。
この全体集会を受け、午後には希望者を募り、プログラミングに関するワークショップを行います。
2日目午後の分科会では、「海外体験学習をとおした学生の学びと帰国後の展開 」と題して、北海道大学、同志社女子大学、東京国際大学、桃山学院大学の学生たちが発表します。
ぜひ、今年度の年次大会にもご参加ください。
当日のタイムテーブル・参加申込み方法については、下記のURLをご高覧ください。
http://joeln.jp/service.html
皆様のご参加をお待ちしております。
東洋大学国際地域学部 教授
子島進
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
東洋大学白山キャンパス8号館3階 第14研究室
電話・FAX 03-3945-8094
NEJIMA Susumu
Professor
Faculty of Regional Development Studies, Toyo University
Hakusan 5-28-20, Bunkyo-ku, Tokyo, JAPAN
nejima@toyo.jp
tel/fax 81-3-3945-8094
中国ムスリム研究会第28回定例会のお知らせ
以下のように、2014年11月15日(土)に中国ムスリム研究会第28回定例会を開催することとなりました。今回は、小野亮介氏(慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程)、真田安氏(駿河台大学経済学部非常勤講師・東洋大学アジア文化研究所客員研究員)に日頃の研究成果をご発表いただきます。お忙しいとは存じますが、多数の会員の皆様のご参加をお待ちしております。
なお、準備の関係上、参加人数を事前に確認する必要がございます。大変恐縮ではございますが、参加ご希望の方は11月8日(土)までに当事務局のメールアドレス(MuslimsInChina@hotmail.com)へご連絡ください。その際、懇親会への出欠に関しましてもお書き添えいただけましたら幸いに存じます(定例会終了後、近くのハラールレストランで懇親会を予定しております)。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
【中国ムスリム研究会第28回定例会のご案内】
- 日時:
- 2014年11月15日(土)14:00~17:15
- 場所:
- 早稲田大学早稲田キャンパス9号館9階917会議室
- *アクセスマップ(http://www.china-waseda.jp/wiccs/contact.html)
- *キャンパスマップ(http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html)
- プログラム(発表・質疑応答ともに45分)
- 14:00~15:30 発表1
- 発表者:小野亮介(慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程)
- テーマ:「アメリカ人たちの見た新疆カザフ人難民:スリナガル・キャンプと第三国移住プログラム」
- 15:30~15:45 休憩
- 15:45~17:15 発表2
- 発表者:真田 安(駿河台大学経済学部非常勤講師・東洋大学アジア文化研究所客員研究員)
- テーマ:「清朝支配初期カシュガリアのオアシス権力をめぐる伯克bek間抗争―オアシス権力構造の究明によせて2 アクス・ウシュ・ヤルカンド事件の検討―」(仮)
- 懇親会:定例会終了後、会場近くで懇親会を開く予定です。
その他、ご不明な点につきましては、中国ムスリム研究会事務局までお問合わせください。
第13回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
11月12日(水)の夕刻、13回目の「映画から見る中東社会の変容」研究会を開催します。
今回の題材は「酔っ払った馬の時間」(2000、イラン)です。
イラン・イラク国境の山岳地帯に住む、クルド人の姉弟たちの物語。親を失った少年アヨブは、難病の兄の手術代を稼ぐため、危険な密輸業に携わる。それは寒さに凍える馬に酒を飲ませて峠を越すという、想像を絶する過酷な旅だった・・・。
国をもたない民族、クルド人。自らもその一人として生きる、バフマン・ゴバディの初監督作品。
カンヌ映画祭カメラドール受賞。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
以下、ご案内です。
- 【日時】
- 2014年 11月12日(水)18:30-(いつもと開始時刻が異なりますのでご注意ください)
- 【場所】
- 東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
- ※ エレベーターを降りて正面の部屋です
- 【コメンテーター】
- 山口昭彦氏(聖心女子大学・教授)
- 【題材】
- 「酔っ払った馬の時間」
- (バフマン・ゴバディ監督作品、イラン、2000年)
- 【テーマ】
- 「家族」
- 【主催】
- 中東映画研究会
- 【共催】
- 東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」
ご参加希望の方は会場設営のため、こちらのアドレスにまでご一報頂きますようお願いいたします。
mecinema2014@gmail.com
詳細はこちら
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7436
「東方アジアにおけるイスラームの諸相―思想・美術・コレクション」のお知らせ
2014年11月9日(日)に下記シンポジウム「東方アジアにおけるイスラームの諸相―思想・美術・コレクション」を慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催いたします。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
シンポジウム「東方アジアにおけるイスラームの諸相―思想・美術・コレクション」
- 日時:
- 2014年11月9日(日)14:00-17:00
- 場所:
- 慶應義塾大学 日吉キャンパス (横浜市港北区日吉4-1-1)来往舎2階 大会議室
- プログラム:
- 14:00-14:15
- 趣旨説明(鎌田由美子)
- 14:15-14:45
- 中西竜也(京都大学白眉センター特定助教)
- 「中国ムスリムとそのイスラーム」
- 14:45-15:15
- 髙橋三和子(慶應義塾大学非常勤講師)
- 「初期近代ヨーロッパ、イングランドにおける珍品蒐集―古今東西のアイテムから成る空間」
- 15:15-15:30
- 休憩
- 15:30-16:00
- 神田惟(オックスフォード大学東洋学研究科M.Phil.課程/東京大学人文社会系研究科博士課程)
- 「『好み』と『言説』:日本におけるイスラーム陶器蒐集(1921-1989)の分析」
- 16:00-16:30
- 鎌田由美子(慶應義塾大学経済学部専任講師)
- 「東南アジアにおける『イスラーム美術』展示―インドネシアを中心に」
- 16:30-17:00
- 総括と質疑
入場無料、事前申込不要です。多くの方のご来場をお待ちしています。
連絡先:慶應義塾大学 鎌田由美子 kamada@a6.keio.jp
本シンポジウムは、科学研究費(若手B「東方アジアにおけるイスラーム美術の発展・受容・コレクション形成をめぐる基礎的研究」代表 鎌田由美子)の助成と、慶應義塾大学教養研究センターの後援を受けて行われます。
10月
セミナー「イスラームと女性」のご案内
下記の要領でセミナーが開催されますので、ご関心のある方は、ぜひご参加ください。本セミナー「預言者ムハンマド(彼に平安あれ)の教えについて」は、イスラームおよびムスリム社会に対する日本での理解を進めるため、ムスリム関係団体の共催で毎年実施されています。
預言者ムハンマド(彼に平安あれ)の教えについて第7回セミナー
7th International Seminar on Prophet Muhammad (SAW)
「イスラームと女性 Women in Islam」
- 開催日時:
- 2014年10月26日(日)
- 13:00 ‐ 17:00 (受付:12:00)
- 会場:
- 東京大学弥生講堂(東京大学農学部内)
- 営団地下鉄南北線「東大前」駅下車2分
- http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html
- 講師:
- ヤスミーン河田尚子(ムスリマ互助会アル・アマーナ代表)
- ムハンマド・ムムターズ・アリー(マレーシア国際イスラーム大学神学・比較宗教学部准教授)
- アハマド前野直樹(ファトフ・イスラーム学院大学シャリーア学部卒、日本企業勤務)
- (入場無料・登録不要)
主催:日本ムスリム平和連盟
共催:東京大学イスラーム文化研究会・日本ムスリム協会他
連絡先:seminar@j-muslims.org
発信者:会員 長沢栄治(東京大学イスラーム文化研究会顧問)
TIAS民主化班研究会のご案内(インドネシア特集)
NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班は、科研費プロジェクト「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」(代表:酒井啓子・千葉大教授)と合同にて、下記の研究会を行ないます。
今年、議会選挙ならびに大統領選挙が実施されたインドネシアの特集です。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
- 日時・場所
- 2014年10月26日(日) 午後2時から6時
- 東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階 大会議室
- http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
- 最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
- 報告
- 1. 増原綾子氏(亜細亜大学) 「インドネシア民主化と選挙」
- 2. 見市健氏(岩手県立大学) 「インドネシアの選挙と宗教、エスニシティ」
参加ご希望の方は、会場準備の都合がありますので10月24日(金)までに東京大学拠点事務局までご連絡ください。
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
連絡先メールアドレス: c-asias<a>l.u-tokyo.ac.jp
(<a>を@に変えて送信してください)
AA研創立50周年記念講演・シンポジウムのご案内
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)は、本年、創立50周年の節目の年を迎えました。
そこで、創立50周年記念事業の一環として、下記の通り10月24日(金)に公開の講演・シンポジウムを開催いたします。
これまで半世紀の研究活動を振り返るとともに、これからの半世紀に向け、研究の方向を展望します。
みなさまのご参加を心よりお待ち申しあげております。
講演・シンポジウムには、どなたも無料でご参加いただけます。
参加を希望される方は、事前にお名前(必須)、お名前のフリガナ(必須)、メールアドレス(必須)、ご職業、勤務先/学校名を明記したメールを、下記アドレスまでお送りください。メールのタイトルには、「AA研50周年講演・シンポ参加申込」とご入力ください。
anniv50entry[at]aa-ken.jp (送信する際は、[at]を@に変更してください。)
・申し込みは1人1回とし、複数の申し込みは無効とします。
・申し込みは先着順となります。100名の定員となり次第、締め切りとなります。
・取得した個人情報は、当記念講演・シンポジウム以外の目的で使用することはありません。
・申し込み後、営業日(平日)3日以内に返信メールをお送りします。返信メールが届かない場合は、申し込みができていない可能性がございますので、お問い合わせください。
講演・シンポジウムを含むAA研創立50周年記念事業につきましては、下記サイトもご覧いただければさいわいです。
アジア・アフリカ言語文化研究所創立50周年記念講演・シンポジウム
- 【日時】
- 2014(平成26)年10月24日(金) 13:00~16:30
- 【場所】
- 一橋講堂
- http://www.hit-u.ac.jp/hall/file/menu-016/file_01.pdf
- 【プログラム】
- 13:00-13:10 開会挨拶 三尾裕子アジア・アフリカ言語文化研究所長
- 13:10-13:50 記念講演 「アジア・アフリカ研究におけるAA研-回顧と展望」石井溥 AA研元所長
- 13:50-14:00 休憩・準備
- 14:00-16:30 シンポジウム
- 14:00-14:20 シンポジウム趣旨説明 太田信宏(AA研准教授)
- 14:20-14:50 中山俊秀(AA研教授)「文法とコミュニケーションの怪しい体系性―ありのままの言語研究の挑戦」
- 14:50-15:20 深澤秀夫(AA研教授)「マダガスカルの村で〈世界〉をおちこちに読む―人が集まって暮らす景観が語るもの」
- 15:20-15:30 休憩
- 15:30-16:00 黒木英充(AA研教授)「シリア内戦の奈落の底から―重層的現実に対する地域研究の挑戦」
- 16:00-16:30 床呂郁哉(AA研准教授)「グローバル/ローカルを超えて―東南アジアの海域世界から見た新しい世界のかたち」
- 16:30-16:35 閉会の挨拶 太田信宏(AA研准教授)
- ※司会 太田信宏(AA研准教授)
シンポジウム趣旨
アジア・アフリカ言語文化研究所は、アジア・アフリカ地域を対象とした言語学、人類学、歴史学の研究を推進するために1964年に創立されました。研究所には、広大なアジア・アフリカ地域がもつ多様性・多元性を、言語、文化、歴史の側面から解き明かすとともに、それらの学問領域――言語学、人類学、歴史学――の発展にもアジア・アフリカの事例研究を通じて貢献することが期待されていました。1960年代のアジア・アフリカでは植民地支配からの解放が進みましたが、当時は諸地域の個性・多様性を探求することが、普遍性を掲げる諸学問の発展に直結すると信じられた時代でした。
しかし、50年という時の流れとともに、諸学問の領域においても、アジア・アフリカの現場においても、状況は大きく変わりつつあります。学問の領域では以前より、欧米の「近代」が生み出した価値や知識の体系を「普遍」的なものであるとして、それらに基づいて世界を分別し、秩序付ける一元的な世界認識が批判されるようになっています。また、アジア・アフリカの国々の経済力と政治力が増大するとともに、地域の「固有な」文化や価値観が見直され、それらを主張し擁護する声も高まりつつあります。諸学問の「普遍性」それ自体が揺るがされ、問い直されているとも言えるでしょう。
その一方で、グローバル化が進展する現在、世界が標準化し均質化し、これまでに人類が世界各地域で育んできた文化的な多様性・多元性が失われつつあるのではないか、という危機感を抱く人々も少なくありません。アジア・アフリカ諸地域の「発展」と一面では結びついたグローバル化が、文化的多様性・多元性の危機とその主張の双方を同時代に生み出しつつあることは皮肉なことです。このような現実をふまえるならば、グローバル化の進展が、世界各地の固有性や多元性を押し潰しているとの認識は、当の固有性や多元性の現実を軽んじていると言えるでしょう。グローバル化を巧みに利用し、したたかに独自の存在として自己を主張している地域や文化も多々存在します。
現在、均質化・一元化された世界と対置される多元的世界を探求することが求められています。しかしそれは、現実にはない理想を現実化する営為というよりも、既にそこにある現実をいかに認識するのかという問題なのかもしれません。しかし、均質化の現象と一元的論理を疑うことが、多様で多元的で雑然とした「現実」を網羅することで終わってしまうとしたら、それはグローバル化に対抗するどのような構成力をももちえないでしょう。そこを終着点ではなく出発点として、雑多な諸要素の無秩序とも見える集まり、無関係とも見える並存の内に全体性を把握すること―これこそが、均質化された、あるいは一元的な世界に対置されうる多元的世界を探求することの意義ではないでしょうか。多様性と多元性にみちた現実のある意味での渾沌性を確認し、そこから多様性と多元性を内包する全体性をいかに構想してゆくのかに、多元的世界の認識/実現はかかっていると言えるでしょう。
このシンポジウムでは、現在のAA研の共同研究の中軸を成す四つの基幹研究から選出されたAA研所員が登壇します。それぞれが研究対象とする渾沌とした現場の姿を紹介しながら、全体のあり方を見通す知と認識の可能性を、みなさんと共に考えたいと思います。
【お問い合わせ先】
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
電話番号:042-330-5600
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第6回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第6回(通算12回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第6回研究会は、史料講読をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。
- 【日時】
- 10月20日(月)17:00〜19:00
- *日程に変更がありましたのでご注意ください
- 【場所】
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- 【講読史料】
- Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
- 【講読箇所】
- 第15章「庇護されたる王国の税収の規定(qarar-i jam')と租税法(qanun)、様々な物品の増加(ray')や換算(tas'ir)について」
- Mar‘ashī 8140: 103-123. = image 54-64.
- Majlis 6544: 49b-57a. = image 56-63.
- Āstān-i Quds 7148: 44a-52b. = image 45-54.
- 【担当】
- 阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任研究員)
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)
の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)
の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、
「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
===リンク=================
・東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:
オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
・上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
・『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
ご不明な点がありましたら、連絡先(wkmisr[at]islam.waseda.ac.jp [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。
公開シンポジウム「21世紀の政治と暴力―中東、アフリカ、アジア、中南米の事例から」のご案内
公開シンポジウム 「21世紀の政治と暴力―中東、アフリカ、アジア、中南米の事例から」
- 日時
- 2014年10月19日(日)午後2時~午後5時半 (開場 午後1時半)
- 会場
- 東京大学本郷キャンパス 山上会館2階 大会議室
- ≪プログラム≫
- 趣旨説明 大串和雄(東京大学)
- 第1部 アイデンティティと武力紛争
- 14:10~14:40 酒井啓子(千葉大学)
- 「イラクにおける宗派意識の政治化過程の国内要因と国外要因」
- 14:40~15:10 武内進一(アジア経済研究所)
- 「アフリカの紛争に見る変化と継続――マリ、中央アフリカの事例から考える」
- 第2部 グローバル化と組織犯罪
- 15:10~15:40本名純(立命館大学)
- 「越境組織犯罪の脱安全保障化に向けて――東南アジアの人身取引対策にみる国家と市民社会のせめぎあい」
- 15:40~16:10狐崎知己(専修大学)
- 「中米における暴力と市民の安全保障のジレンマ」
- 第3部 コメントと討議
- 16:30~16:50コメント 藤原帰一(東京大学)
- 16:50~17:20 質疑応答
- 17:20~17:30 閉会の辞
*事前予約は必要ありませんが、定員(90席)に達した場合には入場できないことがあります。
イスラーム地域研究 2014 年度合同集会「グローバル・イスラームの最前線―変貌の時代を読む―」のご案内
NIHUプログラム・イスラーム地域研究京都大学拠点(KIAS)はイスラーム地域研究2014年度合同集会「グローバル・イスラームの最前線―変貌の時代を読む―」を下記要領にて開催いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
2014年度NIHU合同集会公開講演会
「グローバル・イスラームの最前線―変貌の時代を読む―」
- 日時:
- 2014年10月18日(土)14:30-17:30
- 場所:
- 京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
- (アクセスは案内文下のアクセス・交通機関をご参照ください)
- *一般公開・入場無料
- プログラム
- 14:00 開場
- 14:30 開会の辞
- 桜井啓子(早稲田大学)
- 14:35 主催者挨拶
- 東長靖(京都大学)
- 14:40 「現代イスラーム思想の拡散とマウドゥーディー著作の翻訳」
- 山根聡(大阪大学)
- 15:10 「現代イスラーム主義組織のグローバル性:レバノン・ヒズブッラーの革命闘争」
- 末近浩太(立命館大学)
- 15:40 休憩
- 15:55 「イスラーム神秘主義の現代的意義」
- 東長靖(京都大学)
- 16:25 「不安定化するグローバル資本主義とイスラーム経済の可能性」
- 長岡慎介(京都大学)
- 16:55 質疑応答
- 17:25 閉会の辞
- 三浦徹(お茶の水大学)
*準備の都合上、参加をご希望の方は
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp あてにご連絡いただければ幸いです。
- <アクセス・交通機関>
- 地図URL
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/pdf/campus.pdf
- 最寄り駅:
- 京阪電鉄『神宮丸太町駅』下車。川端通を北へ徒歩約5分。
- JR京都駅から
- ・タクシー:『荒神橋東詰(こうじんばしひがしづめ)の稲盛財団記念館へ』とご指定ください(約30分)。
- ・JRと京阪電鉄:JR奈良線 各停 城陽行『東福寺』駅下車。京阪本線に乗り換え各停 出町柳行『神宮丸太町』駅下車。所要時間約18分。川端通を北へ徒歩約5分。
- ・市バス:205系統か4系統か17系統『荒神口(こうじんぐち)』下車。所要時間約30分。バス停より徒歩約5分。
- ・京都バス:17系統『荒神橋(こうじんばし)』下車。所要時間約30分。バス停から道路を渡ってすぐ。
- 阪急河原町駅から
- ・市バス :59系統か37系統か17系統で「荒神口」下車、バス停より徒歩約5分。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
アラブ文学関連3企画ー越境・表現・アイデンティティ
越境・表現・アイデンティティ -アラブ文学との対話
多様な現代アラブ文学を英語で紹介する雑誌『Banipal』を引っさげ、世界を行き来する編集者サミュエル・シモン。レバノンで生まれ育ち、カナダで作家としてデビューしたラウィ・ハージ。激動するエジプトの日々を作家の目でとらえたモナ・プリンス。そしてレバノンに暮らすパレスチナ難民として長大なメモワールを刊行したムハンマド・ハッシャーン。彼らの来日を機に、困難な世界を大胆に行き来する文学/言葉との出会いの場を作り出したいと思います。
■Multifaceted self and spatial imagination: Working discussion with Rawi Hage
(自己多面化と空間構想力―ラウィ・ハージ氏を囲んで)
- Interviewed by Hidemitsu Kuroki (Professor, Tokyo University of Foreign Studies)
- 聞き手:黒木英充(東京外国語大学教授)
- 【日時】
- 2014年10月17日(金)18:00~19:45(開場17:30)
- Date & Time:
- 2014 10/17 Fri(open:17:30)
- 【会場】
- 如水会館 コンファレンスルーム
- 東京都千代田区一ッ橋2-1-1/竹橋駅(地下鉄東西線)1b出口から徒歩4分/神保町駅(地下鉄半蔵門線・都営地下(open:17:30)2014 10/17 Fri鉄三田線および新宿線)A9出口徒歩3分
- Place:
- Josuikaikan(Conference Room), 2-1-1 Chiyoda-ku, Tokyo
- 3-4 minutes walk from “Jimbocho” or “Takebashi” subway stations
- ※参加費無料・使用言語:英語(通訳なし)
- Free to attend, Language: English
- 【主催】
- 成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)/科学研究費基盤研究(A)海外調査「レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク」(研究代表者・黒木英充)
- ※問い合わせ先は本メールの一番下
ラウィ・ハージ(Rawi Hage)プロフィール
1964年、ベイルート生まれ。1975年に始まった内戦下のベイルートとキプロスで育つ。84年ニューヨーク、92年モントリオールに移住し写真と美術を学ぶ。2006年に内戦下のベイルートを少年の視点でとらえた「デニーロ・ゲーム」を発表(日本語訳は2011年、白水社より刊行)。
■パレスチナ難民のオーラルヒストリーを聴く―ムハンマド・ハッシャーン氏を迎えて
- 【日時】
- 10月18日(土) 14:00~(開場13:30)
- 【場所】
- 成蹊大学10号館 2階・大会議室
- 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1 吉祥寺駅北口より徒歩約15分・バス乗り場1番2番より関東バスで約5分「成蹊学園前」下車
- ※参加費無料・逐次通訳あり
- ムハンマド・ハッシャーン(Muhammad Khashan)プロフィール
- 1934年、パレスチナのソフマータに生まれ、長年レバノンの難民キャンプで暮らす。2007年よりメモワールの執筆を開始、『北部境界線』として刊行される。ウェブサイトやアラブ紙に寄稿、詩作も行なう。
■越境・表現・アイデンティティ―アラブ文学との対話
ラウィ・ハージ/モナ・プリンス/サミュエル・シモン氏を迎えて
- コメント:小野正嗣(作家/フランス文学)・山本薫(アラブ文学)太田昌国(ラテンアメリカ文学/現代企画室)
- 【日時】
- 10月19日(日)13:00~ (開場12:30)
- 【場所】
- 成蹊大学10号館 2階・大会議室
- (アクセスは上記10月18日の項に記載)
- ※参加費無料・逐次通訳あり
- ※終了後19時頃より6号館地下カフェテリアにてレセプションを行なう予定です。
モナ・プリンス(Mona Prince)プロフィール
1970年エジプト生まれ。文学博士。現在スエズ大学芸術学部助教授(英文学)。2008年、激しい愛の行程を描いた「インニーウハッデスカ・リタラー(あなたが分かるように話す)」を発表。2011年「アラブの春」には積極的に抗議行動に参加し、18日間の経験を記した「わが名は革命」を発表。
サミュエル・シモン(Samuel Shimon)プロフィール 1956年、イラクの貧しいアッシリア系の家庭生まれ。1979年、映画製作にあこがれて単身でイラクを出る。アラブ諸国を移動したのち、パリで暮らす。1996年にロンドンに移住し、現代アラブ文学を英語訳で紹介する『Banipal』誌を刊行。アラブ作家や知識人の友人を多数もつ。
※ラウィ・ハージ氏については10月17日の企画の項に記載
【主催・問い合わせ先】成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
Tel: 0422-37-3549 Fax: 0422-37-3866
メールアドレス:caps@jim.seikei.ac.jp
http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
大阪大学「アラブ文学との対話(10/14)」ほか4件のお知らせ
■1■アラブ文学との対話 ―サミュエル・シモン/モナ・プリンス/ラウィ・ハージ氏を迎えて
- 聞き手:
- 岡真理(アラブ文学/京都大学大学院教授)・藤井光(翻訳家/同志社大学准教授)
- 【日時】
- 10月14日(火)17:00~ (19:30終了予定)
- 【場所】
- 大阪大学 豊中キャンパス 全学教育推進機構C棟101教室
- 阪急電車宝塚線石橋駅・大阪モノレール柴原駅よりそれぞれ徒歩15分
- ※参加費無料・逐次通訳あり
多様な現代アラブ文学を英語で紹介する雑誌「Banipal」を引っさげ、世界を行き来する編集者サミュエル・シモン。アッシリア・コミュニティで生まれ育ち、イラク人であってもアラブではないはずの彼は、現在旺盛にアラブ文学を世界に広め伝える活動をしています。レバノンで生まれ育ち、カナダで作家としてデビューしたラウィ・ハージ。過酷な内戦を目撃した彼は、母語のアラビア語ではなく英語で執筆し、世界中で高い評価を受けています。激動するエジプトの日々を作家の目でとらえたモナ・プリンス。足元からの激しい批判や反発を受けつつも、自由な発言を追及します。
さまざまな矛盾を抱えながら、文学への情熱を糧に生き、移動を続けるアラブ圏出身の作家たちの声に耳をすませたいと思います。
【参加者プロフィール】
モナ・プリンス Mona Prince
1970年エジプト生まれ。文学博士。現在スエズ大学芸術学部助教授(英文学)。2008年、激しい愛の行程を描いた「インニーウハッデスカ・リタラー(あなたが分かるように話す)」を発表。2011年「アラブの春」には積極的に抗議行動に参加し、18日間の経験を記した「わが名は革命」を発表。
ラウィ・ハージ Rawi Hage
1964年、ベイルート生まれ。1975年に始まった内戦下のベイルートとキプロスで育つ。84年ニューヨーク、92年モントリオールに移住し写真と美術を学ぶ。2006年に内戦下のベイルートを少年の視点でとらえた「デニーロ・ゲーム」を発表(日本語訳は2011年、白水社より刊行)。
サミュエル・シモン Samuel Shimon
1956年、イラクの貧しいアッシリア系の家庭生まれ。1979年、映画製作にあこがれて単身でイラクを出る。アラブ諸国を移動したのち、パリで暮らす。1996年にロンドンに移住し、現代アラブ文学を英語訳で紹介する「Banipal」誌を刊行。アラブ作家や知識人の友人を多数もつ。
- 【主催】
- 中東現代文学研究会/科研費基盤研究C「中東現代文学における「ワタン」表象とその分析」(代表:岡真理)/成蹊大学アジア太平洋研究センター
- ※問い合わせ先
- caps@jim.seikei.ac.jp(成蹊大学アジア太平洋研究センター)
■2■Multifaceted self and spatial imagination: Working discussion with Rawi Hage
(自己多面化と空間構想力―ラウィ・ハージ氏を囲んで)
Interviewed by Hidemitsu Kuroki (Professor, Tokyo University of Foreign Studies)
- 聞き手:
- 黒木英充(東京外国語大学教授)
- 【日時】
- 2014年10月17日(金)18:00~19:45(開場17:30)
- Date & Time:
- 2014 10/17 Fri(open:17:30)
- 【会場】
- 如水会館 コンファレンスルーム
- 東京都千代田区一ッ橋2-1-1/竹橋駅(地下鉄東西線)1b出口から徒歩4分/神保町駅(地下鉄半蔵門線・都営地下(open:17:30)2014 10/17 Fri鉄三田線および新宿線)A9出口徒歩3分
- Place:
- Josuikaikan(Conference Room), 2-1-1 Chiyoda-ku, Tokyo
- 3-4 minutes walk from “Jimbocho” or “Takebashi” subway stations
- ※参加費無料・使用言語:英語(通訳なし)
- Free to attend, Language: English
- 【主催】
- 成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)/科学研究費基盤研究(A)海外調査「レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク」(研究代表者・黒木英充)
ラウィ・ハージ(Rawi Hage)プロフィールについては、上記14日の企画欄を参照。
- 【問い合わせ先】
- 成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
- 〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
- Tel: 0422-37-3549 Fax: 0422-37-3866
- メールアドレス:caps@jim.seikei.ac.jp
- http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
- 【企画担当者連絡先】
- メールアドレス:tanami@ejs.seikei.ac.jp(田浪)
■3■パレスチナ難民のオーラルヒストリーを聴く―ムハンマド・ハッシャーン氏を迎えて
- 【日時】
- 10月18日(土) 14:00~(開場13:30)
- 【場所】
- 成蹊大学10号館 2階・大会議室
- 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1 吉祥寺駅北口より徒歩約15分・バス乗り場1番2番より関東バスで約5分「成蹊学園前」下車
- ※参加費無料・逐次通訳あり
ムハンマド・ハッシャーン(Muhammad Khashan)プロフィール
1934年、パレスチナのソフマータに生まれ、長年レバノンの 難民キャンプで暮らす。2006年のイスラエルによるレバノン侵攻により長年連れ添った妻を失ったことをきっかけに、メモワールの執筆を開 始、『北部境界線』として刊行される。ウェブサイトやアラブ紙に寄稿、詩作も行なう。
- 【問い合わせ先】
- 上記17日の企画と同じ
■4■越境・表現・アイデンティティ―アラブ文学との対話
ラウィ・ハージ/モナ・プリンス/サミュエル・シモン氏を迎えて
- コメント:
- 小野正嗣(作家/フランス文学)・山本薫(アラブ文学)太田昌国(ラテンアメリカ文学/現代企画室)
- 【日時】
- 10月19日(日)13:00~ (開場12:30)
- 【場所】
- 成蹊大学10号館 2階・大会議室
- (アクセスは上記10月18日の項に記載)
- ※参加費無料・逐次通訳あり
- ※終了後19時頃より大学内の施設でレセプションを行なう予定です。
- 【問い合わせ先】
- 上記17日の企画と同じ
都内での3企画に関しては、ポスター・チラシがダウンロードできます。
- ・ポスターのデータ
- http://firestorage.jp/download/a065bcba0be69e8f74b8289023a6b5194d9ba38c
- ・チラシのデータ
- http://firestorage.jp/download/d6f7c09242b447c0c1b80bf6ba84c9b396be15a1
「中世地中海世界の聖人と聖性をめぐって」研究会のお知らせ
10月11日(土)に早稲田大学にて、下記の要領にて研究会が開催されます。
西洋史、イスラーム史の両分野の若手研究者2名に報告をしていただく形式の研究会です。
ご多忙の中恐縮ですが、皆様お誘いあわせの上、ふるってご参加ください。
- 日時:
- 2014年10月11日(土)14:00-17:30
- 場所:
- 早稲田大学戸山キャンパス33号館16階第10会議室
- テーマ
- 「中世地中海世界の聖人と聖性をめぐって」
- 報告1:
- 木村容子「中世末期における聖性の収集・記録・伝達-フランシスコ会厳修派を中心に」
- 報告2:
- 辻明日香「マムルーク朝期コプト教会における聖人崇敬」
なお、この研究会は早稲田大学高等研究の「新しい世界史の可能性」プロジェクトと、「「教会と社会」研究会-中近世のヨーロッパ-」(“Ecclesia et Societas” workshop, 略称ES研)との共催です。
詳細は追ってES研HP(http://es-ken.info/)にて公開される予定です。
フランスのイスラモフォビアとハラールに関する講演
下記のとおり、2014年度第2回アジア・ムスリム研究会を開催します。
2014年度第2回アジア・ムスリム研究会
- 日時:
- 10月10日(金)16:30-18:00
- 場所:
- 早稲田大学早稲田キャンパス第14号館8階804会議室
- http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
- 仮題:
- 「フランスのイスラモフォビアとハラール」
- 講師:
- 森 千香子(一橋大学)
会場が手狭なため、参加予定の方は前日までに小島(kojima@waseda.jp)にお知らせいただけると助かります。
よろしくお願い申し上げます。
「前近代南アジアにおけるイスラームの諸相ー在来社会との接触・交流・変容」のご案内
NIHUプログラム・地域研究間連携研究の推進事業「南アジアとイスラーム」(IAS-INDAS連携事業)、「南アジア・イスラーム国際関係」研究班は、下記要領にて、シンポジウム「前近代南アジアにおけるイスラームの諸相―在来社会との接触・交流・変容―」を開催いたします。
シンポジウムでは、前近代の南アジアにおいて、イスラームがどのように現象し、インド社会と関係を切り結んだのかを、イスラーム社会と在来社会という問題設定そのものが孕む問題・文学におけるメタファー・翻訳と学知・生活とスーフィズム・イスラームと在来宗教との関係などを通し、幅広い観点から扱います。イスラームと「インド的要素」という二項対立的構図をこえた「何か」が明らかになればよいと考えています。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
IAS-INDAS連携研究シンポジウム
「前近代南アジアにおけるイスラームの諸相―在来社会との接触・交流・変容―」
- 【日時】
- 2014年10月5日(日)13:00-17:30
- 【場所】
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 【プログラム】
- 13:00 開会
- あいさつ
- 13:05-13:45
- 真下 裕之(神戸大学)
- 「「インド史」の成り立ちについて:「ヒンドゥー時代」と「ムハンマド教徒時代」」
- 13:45-14:25
- 北田 信(大阪大学)
- 「感覚のカクテル~ダカニー・ウルドゥー語詩におけるメタファーの変遷」
- 14:25-14:40
- 休憩
- 14:40-15:20
- 榊 和良(北海道武蔵女子短期大学)
- 「翻訳文化の示す学知と創造性」
- 15:20-16:00
- 二宮 文子(青山学院大学)
- 「生活の知恵として読むスーフィー語録」
- 16:00-16:15
- 休憩
- 16:15-16:55
- 小倉 智史(日本学術振興会)
- 「ムスリム社会形成期カシミールにおけるイスラームと在来宗教」
- 16:55-17:30
- 総合討論
会場準備の都合上、参加をご希望の方は、
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
までご一報いただけますようお願い申し上げます。
共催:
科研費基盤研究B「南アジア諸語イスラーム文献の出版・伝播に関する総合的研究」
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
「英領インドにおける諸宗教運動の再編-コロニアリズムと近代化の諸相」のお知らせ
NIHUプログラム・地域研究間連携研究の推進事業「南アジアとイスラーム」(IAS-INDAS連携事業)、「現代社会の政治と思想」研究班は、下記要領にて、シンポジウム「英領インドにおける諸宗教運動の再編-コロニアリズムと近代化の諸相」を開催いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
IAS-INDAS連携研究シンポジウム
「英領インドにおける諸宗教運動の再編-コロニアリズムと近代化の諸相」
- 【日時】
- 2014年10月3日(金)14:00-18:00
- 【場所】
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 【プログラム】
- 14:00-14:10
- 挨拶 三尾 稔(国立民族学博物館)
- 14:10-15:00
- 杉本 良男(国立民族学博物館)
- 「ネオ・ヒンドゥイズムの系譜学」
- 15:00-15:50
- 東 聖子(早稲田大学)
- 「スィク教改革運動とインド独立運動によるスィク・アイデンティテイの改編」(仮題)
- 15:50-16:05
- 休憩
- 16:05-16:55
- 山根聡(大阪大学)
- 「ウルドゥー語の「イスラーム化」によるムスリム改革運動の大衆化」
- 16:55-18:00
- 総合討論
- 司会:三尾 稔(国立民族学博物館)
会場準備の都合上、参加をご希望の方は、
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
までご一報いただけますようお願い申し上げます。
共催:
科研費基盤研究B「南アジア諸語イスラーム文献の出版・伝播に関する総合的研究」
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640
FAX:075-753-9641
東京大学スルタン・カブース学術講座シンポジウムのご案内
このたび東京大学は,10月2日および3日に,世界のカブース学術講座担当者らが一堂に会するシンポジウム「第3回スルタン・カブース学術講座シンポジウム:持続的発展に向けた水資源の管理」を開催いたします。2日目の10月3日(金)には,下記の要領で,一般公開によるセッションを開催します。各セッションは,中東地域に関わる,世界で活躍する研究者らの最新の研究成果に触れる機会となっています。
皆様のご来場をお待ちしています。
- 行事:
- 第3回スルタン・カブース学術講座シンポジウム 研究発表セッション
- 日時:
- 2014年10月3日(金)9:30ー16:30(受付9:00から)
- 会場:
- 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター地下2階
- 伊藤謝恩ホール
- プログラム:
- 東京大学中東地域研究センターの下記ウェブ・サイトでご確認ください。
- https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/topics/613.html
- 備考:
- 一般公開・入場無料
- 問合せ:
- 東京大学中東地域研究センター事務局
- info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp / 03-5465-7724
9月
アジュマルディ・アズラ氏公開講演会
アジュマルディ・アズラ氏(インドネシア国立イスラーム大学ジャカルタ校教授)公開講演会のご案内
さて、このたび、インドネシアのアジュマルディ・アズラ教授(国立イスラーム大学ジャカルタ校歴史学教授および同大学院長)は、2014年度の福岡アジア文化賞学術研究賞を受賞し、福岡における授賞式・記念講演のため、来日の運びとなりました。この機会に、同教授の公開講演会を、東京においても下記の通り行いますので、ご案内申し上げます。ご関心のある方は、どうぞ、ご参加ください。
インドネシア国立イスラーム大学ジャカルタ校前学長、現同大学院長であるアジュマルディ・アズラ氏。アラビア語文献による東南アジア近現代史の研究、インドネシアにおけるイスラーム教育近代化の推進、イスラーム穏健派を代表する公共的知識人としての活躍、さらに国際的な異文化・異宗教間相互理解への貢献が高く評価され、2014年度福岡アジア文化賞学術研究賞の受賞者となりました。ここに、日本財団アジア・フェローシップの国際選考委員を務める同氏の受賞を記念し、「インドネシアにおけるイスラームと民主主義:選挙後の情勢展望」と題し、本財団主催の公開講演会を開催いたします。世界最大のイスラーム教徒人口を抱える国、印度・米国に次ぐ世界第三の民主主義国、さらにアセアンの中核として、国際政治経済の一翼を担うまでに成長して来たインドネシア。今後の同国情勢の展開の見通しについて、今年4月の総選挙、7月の大統領選挙の結果の分析を踏まえ、率直に語っていただきます。
- 日時:
- 2014年9月25日(木)18:00-20:00
- 場所:
- 日本財団2階大会議室
- 入場料:
- 無料
- 主催:
- 日本財団
- 後援:
- インドネシア大使館、外務省、日本インドネシア協会
- プログラム:
- 17:30- 受付開始
- 18:00-18:10 開会挨拶:田南立也 日本財団常務理事
- 18:10-19:15 講演:アジュマルディ・アズラ氏 ジャカルタ国立イスラーム大学大学院長
- 19:15-20:00 質疑応答
- 司会:
- 中村光男・千葉大学名誉教授
- 言語:
- 英語、日本語(同時通訳あり)
- お申込み:
- こちらのURLよりお申込みください。http://bit.ly/YrP3ef
アジュマルディ・アズラ氏(Prof. Azyumardi Azra) 略歴
1955年3月4日生(59歳)。インドネシアの歴史学者。
インドネシア国立イスラーム大学ジャカルタ校歴史学教授兼同大学院長。アジュマルディ・アズラ氏は、近代イスラーム思想史研究の優れた歴史学者、革新的な教育者、中道・穏健なイスラームを説く公共的知識人である。インドネシアにおける多元的で調和ある市民社会の形成に尽力し、イスラーム文化の深い理解に基づく実践的な活動は、国際社会においても異文化間の相互理解に大きく貢献している。
1955年に西スマトラ・パダン市近郊に生まれ、ジャカルタ・イスラーム高等学院を卒業後、フルブライト留学生として米国コロンビア大学に学び、中東研究で修士号、歴史学で博士号を取得した。
初めてアラビア語史料を用いて、近代における中東と東南アジアのウラマー(イスラーム知識人)のネットワークの発展を明らかにした主著『東南アジアにおけるイスラーム改革主義の諸起源』(2004年)の他、多数の著書・論文を発表している。
1998年より国立イスラーム高等学院ジャカルタ校の学長に就任。同校を理工医、人文社会科学を包含した総合大学として、国立イスラーム大学ジャカルタ校に昇格させ、同大学の初代学長を務めた(2002-06年)。2010年から2012年には、国際アジア歴史学会の会長を務め、また、オックスフォード、ハーヴァード、ライデン、メルボルン大学など、国際的な学術・研究機関でも研究・教育職を歴任している。
さらに、インドネシア国家研究評議会およびインドネシア学術会議の主要メンバーとして、インドネシア共和国の教育・研究政策立案にも重要な役割を果たしている。2005年には、同国最高の国民的栄誉である「マハプトラ勲章」を受章した。
日本財団では、長年、アジア・フェローシップの国際選考委員を務めている。近年、福岡アジア文化賞は、「アジアのノーベル賞」と言われるフィリピンのマグサイサイ賞に並ぶ権威と名誉を帯びるようになっている。この度、福岡アジア文化賞委員会は、同氏の国際的貢献を讃え、その2014年度学術研究賞を同氏に授与した。
この件に関するお問い合わせ
担当部署:日本財団 国際協力グループ
担当者:田中、福田
電話番号:03-6229-5181(平日9:00〜17:00)
E-mail: cc@ps.nippon-foundation.or.jp
http://www.nippon-foundation.or.jp/news/articles/2014/47.html
ワークショップ「混迷するイラク政治とイスラーム国の行方」のお知らせ
シリア内戦を機に、シリアで拠点を築いてきたISIS(イラクとシャームのイスラーム国)は、本年6月、イラクのモースルを陥落させ、世界を震撼させました。その後ISISはカリフ制の再興を宣言、「イスラーム国」と名を変えて、シリアからイラク北・西部に勢力を広げています。その不寛容な政策によって、キリスト教徒など少数宗派、民族が弾圧され、人道的な危機を招いています。
そのような危機に際して、アメリカの圧力もあって首相3選を目指していたヌーリー・マーリキーに代えて、ハイダル・アバーディが次期イラク首相に選ばれました。これを期に、いかに政権内の権力分有を進め、疎外された社会、政治勢力を政権内に取り込むことができるかが、重要となります。しかし、イスラーム国に対する対応は、イラクのみで可能なものではなく、シリアはむろんのこと、周辺のアラブ、中東諸国全体の課題として、極めて深刻な問題です。
このような問題意識から、以下の日程でワークショップを開催することといたしました。
- 日時:
- 9月23日(祝) 10時-13:30時
- 場所:
- 東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム
- http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/#access
- 住所:
- 〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10
- TEL&FAX: 03-5805-3254
- 主催:
- 「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」研究会(平成26年度 科学研究費補助金( 基盤A一般、代表者 酒井啓子)
プログラム
(9:45 開場)
- 10:00-10:10
- 趣旨説明 酒井啓子(千葉大学 法政経学部・教授)
- 10:10-10:45
- 報告① 山尾大(九州大学大学院比較社会文化研究院・講師)
- 「政権交代は本当に起こったのか――マーリキー政権の8年とアバーディー政権の成立を考える」
- 10:45-11:20
- 報告② 吉岡明子 ((財)日本エネルギー経済研究所 中東研究センター・主任研究員)
- 「拡大する北部戦線とクルドの将来-土地と石油のポリティクス」
- 11:20-11:50
- 高岡豊(中東調査会・研究員)
- 「ISISの内部構成とシリア内戦との関連」
- 11:50-12:00
- 休憩
- 12:00-12:15
- コメント 保坂修司((財)日本エネルギー経済研究所 中東研究センター・主任研究理事)
- 12:15-12:25
- コメント 松永泰行(東京外国語大学・教授)
- 12:25-13:30
- 総合討論
席に限りがありますので、ご出席ご希望の方は、kei1040051@yahoo.co.jpまで、お名前とご所属をお知らせください。定員となりましたら、締め切らせていただきます。
なお、当日は休日のため、建物の入り口が施錠されています。ドアの指示に従って、部屋を呼び出してください。
酒井啓子 Keiko SAKAI
AA研中東イスラーム研究セミナー受講生募集のお知らせ
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、今年度も下記の要領で全国の大学院生を対象とした「中東☆イスラーム教育セミナー(第10回)」を開催し、受講生
を募集いたします。なお、このセミナーは、地域研究コンソーシアムの協賛を受けて行われるものです。
大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
- 1. 開催期間
- 平成26年9月20日(土)~23日(火・祝)の4日間
- 2. プログラム
- 6名の講師によるそれぞれ1時間の講義+受講者の中の希望者による40分程度の研究発表
- 講師(敬称略)
- 加藤博(エジプト社会経済史・イスラーム文明論)
- 桜井啓子(イスラーム地域研究・イラン地域研究)
- 黒木英充(中東地域研 究・東アラブ近代史)
- 森正美(文化人類学・フィリピン研究)
- 澤江史子(現代トルコ研究・比較政治学)
- 苅谷康太(西アフリカ・イスラーム地域研究)
- 3. 開催場所
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
- 4. 応募資格
- イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。たとえ ば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を志す大学院生、またはそれに相当する研究歴を持つ者で、受講期間を通じて講義に出席し、討論に積極的に参加する意思を持つ者。
- 5. 募集人員
- 約25名。
- 6. 受講料
- 無料。
- 7. 応募締切
- 平成26年6月20日(金)(当日消印有効)
応募方法については以下のサイトをご覧ください。
過去のプログラム・参加者の感想もこちらに掲載されています。
http://meis2.aacore.jp/meis_educational_seminar
なお、博士論文執筆者等を対象とする中東☆イスラーム研究セミナーは本年は12月19日(金)から21日(日)まで開催されます。
こちらの応募締切は10月3日(金)となっています。
詳細はこちらをご覧ください。
http://meis2.aacore.jp/meis_research_seminar
国際シンポジウム「激動する湾岸アラブ諸国を読み解く
:君主制、移民、湾岸経済の展望」のお知らせ
アジア経済研究所と宇都宮大学国際学部多文化公共圏センターは、両機関の研究者が参加した科学研究費補助金基盤研究の研究成果等をもとに、国際シンポジウムを開催いたします。
湾岸アラブ諸国は今日まで権威主義的な君主体制を維持していますが、2011年に始まった「アラブの春」の影響を受け、政治的に大きく揺れ動いています。湾岸諸国の経済成長を支えているのは石油収入だけではなく、国民人口を凌駕する移民労働者も大きな役割を果たしてきました。移民を大量に受け入れながらも社会と政治の安定と経済成長を達成してきた湾岸アラブ諸国は、自国民若年層への雇用創出、移民労働力の自国民への転換が課題となっています。
湾岸アラブ諸国は石油の供給元としてだけでなく、グローバル経済の中で日本との経済的なつながりを強めており、また最近では日本が直面する移民受入政策を議論する際に参照すべき事例としても注目を集めています。こうした状況を踏まえ、国内外の研究者を招聘して、湾岸アラブ諸国における移民と統治をテーマとしたシンポジウムを開催します。
みなさまのご参加をお待ちしております。
- 開催日時
- 2014年9月17日 (水曜) 13時00分~16時00分(開場:12時30分)
- 会場
- ジェトロ本部5階展示場 (東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階)
- プログラム(一部英語、同時通訳あり)
- 13:00~13:10 挨拶・趣旨説明
- セッション1:湾岸の経済と君主制の今
- 13:10~13:30 「湾岸アラブ諸国の国家-ビジネス関係:政策決定におけるビジネスアクターの役割」
- マーク・ヴァレリー氏(英エクセター大学社会科学・国際研究学部講師)
- 13:30~13:50 「高まる透明性と説明責任要求:湾岸アラブ諸国における議会政治の展開と経済政策の決定プロセス」
- 石黒大岳(アジア経済研究所地域研究センター研究員)
- 13:50~14:00 休 憩
- セッション2:湾岸の経済と移民の今
- 14:00~14:20 「アラビア半島の国際都市における移民と労働力、そしてビジネス」
- アンドリュー・ガードナー氏(米ピュージェット・サウンド大学社会学・人類学部准教授)
- 14:20~14:40 「湾岸アラブ諸国のエスノクラシー:移民に依存する労働市場と体制の安定性」
- 松尾昌樹氏 14:40~14:50 休 憩
- セッション3:湾岸の現体制は安定的に維持されうるか
- 14:50~15:50 質疑応答、総合ディスカッション
- コーディネーター: 堀拔功二氏(日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究員)
- 討論者:マーク・ヴァレリー氏、アンドリュー・ガードナー氏、松尾昌樹氏、 石黒大岳
- 15:50~16:00 挨 拶
参加ご希望の方は、事前に参加登録が必要となります。インターネットで以下のサイトにアクセス頂き、登録をお願いいたします。学会関係者向けの先行登録の締め切りは8月18日となっております。
※8月18日より一般参加者向け参加登録受付を開始いたしますが、定員に達し次第、参加登録が締め切られますので、お早目の登録をお願いいたします。
事前参加登録サイトアドレス http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Sympo/140917.html
問い合わせ先:アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課 電話:043-299-9536
公開講演会「世俗社会における宗教回帰
―トルコと中国の事例から―」のご案内
東京国際大学国際交流研究所は科学研究費補助金基盤研究(A)による活動の一環として、日本トルコ文化交流会との共同開催で、9月15日月曜日に、トルコと中国から専門家を招いて、「世俗社会における宗教回帰――トルコと中国の事例から――」をテーマに、以下の日程で、公開講演会を開催します。中国から回族の研究者を招聘することは、あまりないことですので、ご関心のある方のご参加を期待いたします。
講演は英語と中国語で行われますが、日本語翻訳ペーパーを配布します。また中国語には通訳をつけます。質疑応答(17:00~17:30)も通訳つきです。
講演会への参加は自由で、事前申し込みも不要です。興味のある方はお気軽にご参加ください。
なお、講演会終了後に、軽いトルコ料理を頂きながら懇親会を開き、交流を深めたいと思います。懇親会に参加ご希望の方は当日、会場で会費2000円をお支払いください。
- 【日時】
- 2014. 9. 15(月)15:00~18:00(受付開始14:30~)
- 【場所】
- 東京都新宿区西新宿1-19-8新東京ビル10階
- 【講師名と発表テーマ】
- ① アドナン・アスラン教授
- スレイマン・シャー大学(トルコ・イスタンブル)人文社会学部長
- 発表テーマ「トルコにおける宗教多元主義と新たなイスラーム運動」
- ②哈宝玉(Ha Baoyu)教授
- 中国陕西师范大学中国西部边疆研究院中国陕西师范大学教授
- Northwest National Research Center at Shaanxi Normal University
- 発表テーマ「中国におけるイスラーム研究の特徴と将来像」
- 問い合わせ先:
- 東京国際大学国際交流研究所(科学研究費補助金基盤研究(A)「変革期のイスラーム社会における宗教の新たな課題と役割に関する調査・研究」代表:塩尻和子)E-mail:iiet@tiu.ac.jp
日本トルコ文化交流会については、http://www.nittokai.org/ をご覧ください。サイトには本講演会の案内も出ています。
研究会「10世紀エジプトの修道院における生活」ご案内
このたび、若手コプト史研究者の方をお招きして、以下のような研究会を開催することとなりました。
残暑が厳しいなか恐縮でございますが、ご参加いただけましたら幸いです。
- 日時
- 2014年9月8日(月) 15:00-18:00
- 場所
- 東京大学東洋文化研究所 3階 第一会議室
- 報告者
- Chrysi Kotsifou (Van Leer Jerusalem Institute)
- 報告タイトル
- ‘Life in a 10th-century Egyptian Monastery and the Scribal Practices at the Monastery of St. John the Little’
- 要旨
- This lecture will present the excavation at the monastery of St. John the Little in Wadi n ‘Natrun with an emphasis on the inscriptional material unearthed there. The Coptic dipinti place the inhabitants of the manshubiya under excavation into the vibrant monastic world of 10th c. Egypt, a world that was economically quite well-off, and certainly very highly educated. Further, this inscriptional material demonstrates that the monks who executed them were not only literate but copyists of manuscripts, as well.
- 関連文献
- Chrysi Kotsifou, “Books and Book Production in the Monastic Communities of Byzantine Egypt,” in The Early Christian Book, edited by William E. Klingshirn and Linda Safran, Washington, DC: The Catholic University of America Press, 2007, pp. 48-66.
- https://www.dropbox.com/s/ln2t5162eb927gk/KotsifouBooksArticle.pdf
- 問い合わせ先
- 辻明日香(日本学術振興会特別研究員(PD)) astsuji@gmail.com
写真家天野恵利交流会「恋するサウジ」
第三回天野恵利交流会★六本木ネフェルティティ
タイトルは「恋するサウジ」。アラブ最大の国、サウジアラビアの魅惑と現地情報満載にお届け致します!
ナビゲーターはお馴染み、イスラーム、中東と「世界平和」を願う写真家、天野恵利。ゲストスピーカーには、エッセイストであり、イラストレーターでもあり、サウジ通と言えばこの方という、郡司みさおさん。女性目線でお伝えする、目からウロコなお話し満載。
今回はネフェルティティのオーナー河本イマド様のご厚意を得て、アラビアンナイトな雰囲気満載の空間でアラブのデザートとドリンクを頂きながらの交流会を開催します。二人のプロジェクターや小道具を使っての「サウジ、中東イスラム」トークをお楽しみください。
- 2014年9月6日(土)、9月7日(日)
- 場所: ネフェルティティ東京(六本木)
- 13:50
- 受付開始
- 14:00
- スタート
- 知られざるサウジの女性たちのこと、現地情報満載のお話し
- 15:00
- デザートとドリンクタイム&トークライブ、ご参加者の皆様からのQ&Aタイム
- 16:00
- 終了
- 参加費:
- \3500(大学生以下\2500)完全予約制。
お問い合わせ、お申し込み:伝承体験TAMATEBAKO
Tel:080-4884-3698
mail:info@tamatebako-d.jp
9/3受付終了、9/3以降キャンセル不可。
ご予約はお早めに!お待ちしています。お知らせ拡散も大歓迎です! 天野恵利
8月
第4回 卒論を書くための情報検索リテラシーセミナー開催のお知らせ
NIHUイスラーム地域研究東洋文庫拠点は、中東・イスラーム地域研究の分野でこれから卒論・修論を書こうという学生のために、文献を上手に検索し、利用するためのセミナーを開催します。
アラビア文字資料や研究文献の検索方法を集中して学ぶ良い機会になるかと存じます。学生の皆様にご周知いただきますようお願い申し上げます。
「第4回 卒論を書くための情報検索リテラシーセミナ-」
- 【日時】
- 2014年8月5日(火)10:00~17:00
- ※関西等遠方からの参加がある場合には開始時刻を30分遅らせる可能性があります。
- 【場所】
- 財団法人東洋文庫 2階講演室 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
- (JR山手線/東京メトロ南北線駒込駅から徒歩8分、都営地下鉄三田線千石駅から徒歩7分)
- 最寄り駅からのアクセスは、こちらの地図をご覧下さい。http://tbias.jp/access/
- 【対象】
- ▶イスラーム地域研究の分野でこれから卒論または修論を執筆する予定の方
- ▶原則としてノートPCを持参できる方 ※PCのご持参が困難な方はご相談下さい。
- 卒論・修論を執筆する学生の参加を優先しますが、人数に余裕があれば、学生以外の方も参加できます。
- 【参加費】
- 無料(要申込)
- 【プログラム】(予定)
- 1.「東洋文庫閲覧室の利用方法と書庫見学」
- 2.「論文作成の技法」 担当:三浦徹(東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室室長・お茶の水女子大学教授)
- 3.「現地語資料の検索と利用」 担当:徳原靖浩(NIHUイスラーム地域研究研究員/東洋文庫)
- 4.「研究文献の検索と利用」 担当:後藤敦子(東洋文庫)
- 5.「調査地での資料散策」 担当:錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授)
- 6.検索実習「文献リストを作ろう!」
- 参考:
- 三浦徹・後藤敦子・徳原靖浩・柳谷あゆみ共著『イスラームを学ぶ:史資料と検索法』山川出版社、2013
- 【募集人数】
- 先着20名
- 【募集締め切り】
- 7月11日(金) 17:00
- 【応募方法】
- 以下の必要事項をご記入の上、下記の申込専用メールアドレスに応募してください。応募締め切り後一週間以内に参加者を決定し、メールで詳細をご連絡します。
- 1.氏名:
- 2.所属大学(機関)、学部、学年:
- 3.論文テーマまたは専攻テーマ(できるだけ詳しく):
- 4.主に研究に用いる言語(日本語以外):
- 5.郵便番号・住所:
- 6.確実に連絡の取れるe-mailアドレスおよび電話番号:
- 7.ノートPC持参の可否、OSの種類:
- 8.アンケートにお答え下さい。選考資料になります。
- Q1.このセミナーに参加しようと思った動機は何ですか?(自由記述)
- A1.
- Q2.普段の学習・研究において、研究に使いたい文献が見つからなくて困ったことがありますか?(自由記述)
- A2.
- Q3.普段の学習・研究において必要な文献をどこで探すことが多いですか?(複数回答可 不要な選択肢を削除して下さい)
- A3.大学図書館(OPAC含む)、公共図書館・国会図書館、Google等検索エンジン、その他( )
- Q4.その他に研究や資料検索においてお困りのことや知りたいことがあればお教え下さい。(自由記述)
- A4.
申込専用アドレス: literacy2014(a)tbias.jp ※(a)部分を@に変えてご利用ください。
申込メール受信後、2日以内にこちらから申込受付確認のメールをお送りします。 確認のメールが届かない場合は、申込メールがこちらに届いていないことが考えられますので、必ず7月12日までにinfo@tbias.jpまでお問い合わせ下さい。参加者決定後にご連絡いただいてもご希望に添えかねる場合がありますので予めご了承下さい。
お問い合わせ先:
公益財団法人東洋文庫研究部 イスラーム地域研究資料室
TEL&FAX: 03-3942-0235 e-mail: info@tbias.jp (担当:徳原)
「民族の罠――ユダヤ人とパレスチナ人の場合」開催のお知らせ
本年度より奉職することになりました埼玉大学で8月2日(土)14時より、下記のようなシンポジウムを開催することになりました。
北浦和駅(東京や新宿から30~40分)からバスで15分という少々不便な場所ですが、どうぞお気軽にご参加ください。
埼玉大学研究機構テニュアトラック第1回シンポジウム
「民族の罠――ユダヤ人とパレスチナ人の場合」
過去1世紀にわたって繰り広げられてきたいわゆるパレスチナ問題は、パレスチナの地をめぐってユダヤ人とパレスチナ人の間で繰り広げられてきた紛争として理解されている。しかしより本質的には、それは「民族」という概念にまつわる闘争である。この概念は、ある範囲の人々が、幾世代にもわたって、社会的・経済的・法的・文化的に他の人々から区別される存在であることを意味する。それゆえ、近代社会において民族は、政治的にきわめて重要な存在であるとみなされる。
ユダヤ人が「普通の民族」になることを目指して始まったシオニズム運動、そしてイスラエル国家建設は、パレスチナの地で、「パレスチナ人」というもう一つの民族と対峙することになった。だが1世紀前、それぞれの前身とされる人々は必ずしも「民族」という概念を自らに当てはめようとしていたわけではなかった。例えばユダヤ人は、ユダヤ人であるのと同時にロシア人やポーランド人でもあった。パレスチナ人は、イスラームを介してネットワークが広がるアラブ世界の混淆性に深く根ざしていた。なぜ彼らの一部は、自らをあえて民族として喧伝していくことになったのか。パレスチナをめぐって、ユダヤ人とパレスチナ人とのあいだにはいかなる相互作用があったのか。そしてこうした過程のなかで、彼らは何を失ったのか。
本シンポジウムでは、ユダヤ人やイスラエル、パレスチナ人にまつわる歴史と現状に即して、民族概念が近現代史において持ってきた魔力と陥穽について幅広く議論していきたい。
- 報告
- 鶴見太郎(埼玉大学研究機構・教養学部)「「ロシア・ユダヤ人」と「ユダヤ人」のあいだ」
- 田浪亜央江(成蹊大学アジア太平洋研究センター)「〈ベドウィン〉と〈パレスチナ人〉のあいだ――先住民概念をめぐって」
- 鈴木啓之(東京大学大学院総合文化研究科)「承認と否定のはざまで――和平交渉と『パレスチナ人』(仮)」
- 討論者
- 澤田和彦(埼玉大学教養学部、ロシア文学・日露関係史)
- 宮田伊知郎(埼玉大学教養学部、アメリカ都市史・南部史)
- 司会
- 山崎敬一(埼玉大学教養学部、社会学・エスノメソドロジー)
- 日時:
- 2014年8月2日(土)、14:00~17:30
- 場所:
- 埼玉大学理工学研究科棟7階国際セミナー室
- http://www.saitama-u.ac.jp/koho/guide/map/campusmap.html
- (上記構内図の31番の建物です。構内図は南が上になっています)
- アクセス:
- JR京浜東北線「北浦和」駅からバス15分
- JR埼京線「南与野」駅からバス10分
- JR武蔵野線「西浦和」駅からタクシー10分
北浦和駅からは、ロータリー先左側バス停埼玉大学行バス(土曜は12分毎)
南与野駅からは、駅前から埼玉大学ないし志木駅東口行バス(20~30分毎)
もしくは、大宮方向に徒歩3分程度の埼大通沿いにある南与野駅入口バス停から埼玉大学行バス(土曜は12分毎)
埼玉大学のバス停は正門入ってすぐのロータリーにあります。
ラッシュ時や雨の日等、バスの経路が渋滞し、倍かかることがあります。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
第81期ペルシア語集中講座参加者募集のお知らせ
このたび、サアディー財団とガズヴィーンのエマーム・ホメイニー大学の共催により、第81期ペルシア語集中講座が開講されることとなりました。この講座は、ペルシア語教育の普及を目的として、ペルシア語教育に携わっておられる先生方や、将来ペルシア語教育を担う学生の皆様を対象とするものです。期間は2014年8月2日から27日までとなっております。
つきましては、いささかショートノーティスとなりますが、5月22日(木)を期限として、この講座に参加を希望される方々を募集いたしたく存じます。この講座にご興味がおありの方は、募集要項及び応募フォームのPDFファイルをお送りし、合わせて申し込みに関する注意事項などをお知らせいたしますので、下記のアドレスまでご連絡いただければ幸いです。
皆様のご応募をお待ちしております。
7月
スーフィズム・聖者信仰研究会第1回研究会のご案内
「スーフィズム・聖者信仰研究会」では7月28日(月)に今年度第1回目の研究会を開催いたします。
今回は京都大学大学院の山本直輝氏に、オスマン朝期のスーフィズムに関する研究発表をお願いしました。奮ってご参加ください。
- 日時:
- 2014年7月28日(月) 16:30~17:30
- 場所:
- 上智大学四谷キャンパス第2号館10階2-1015a教室
- (JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷駅)
- *第2号館: 正門を入って左手にあるビルです。
- *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
- http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
- http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya
- 研究発表 16:30-17:30
- 山本直輝(京都大学大学院)「オスマン朝期のイスラーム改革―ビルギヴィーのシャリーア絶対主義的タサウウフ」
*夕方の開催となっております。開始時間にご注意ください。
*会場準備の都合上、ご参加いただける方は、事務局<ias-iac@sophia.ac.jp>
までご連絡頂けると幸いです。
上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4(市谷キャンパス)
TEL&FAX: 03-3238-4074
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/
研究会「南北アメリカのレバノン・シリア移民」のご案内
研究会「南北アメリカのレバノン・シリア移民」のご案内
科学研究費(基盤研究A・海外調査)「レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク―自己多面化と空間構想力」(研究代表者・黒木英充)では、次のような公開研究会を企画しております。ご関心のおありの方々の積極的なご参加を歓迎いたします。
レバノン系・シリア系(シリア・レバノン系など呼称は多様です)の移民は世界中に拡散していますが、とりわけ南北アメリカ大陸において、そのプレゼンスは顕著なものがあります。移民研究は、移住先の地域における適応や社会形成の問題、移住元の地域との相互関係、さらには異なる移住先地域を含めたグローバルなネットワーク形成の問題など、時間と空間を行き交うダイナミックなテーマです。今回はアルゼンチンとカナダを対象に、現地調査の成果を踏まえた報告がなされます。
- 日時:
- 2014年7月26日(土) 15:00-18:10
- 場所:
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)3階
- 304マルチメディア会議室
- http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
- 当日は研究所入口自動ドアが施錠されているため、外階段より3階までお越し頂く形になります。予めご不便をお詫びいたします。
- 内容:
- 15:00-16:30 報告1 大場樹精(上智大学イベロアメリカ研究所・特別研究員)
- 「シリア・レバノン系移民コミュニティの二つの選択——20世紀初頭ブエノスアイレス市における適応のかたち」
- 16:40-18:10 報告2 池田昭光(東京外国語大学AA研・ジュニアフェロー)
- 「カナダ、アルバータ州エドモントンのレバノン移民——理容業従事者に関する調査の予備的報告および展望」
それぞれの報告時間は質疑・討論の時間を含みます。
- 参加費:
- 無料
- 事前登録:
- 不要
- 主催:
- 科学研究費(基盤研究A・海外調査)「レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク―自己多面化と空間構想力」
- 問い合わせ先:
- 黒木英充(東京外国語大学AA研) kuroki@aa.tufs.ac.jp
SIAS7月26日研究会のお知らせ
上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」研究班では、今年度の研究テーマを「ポリティカル・エコノミー論とイスラーム運動」として研究活動を行うことにしました。
この度、7月26日(土)に第2回研究会を開催することになりましたので、以下の通りお知らせいたします。
- 日時:
- 2014年7月26日(土) 13:00~17:10
- 場所:
- 上智大学四ツ谷キャンパス2号館6階
- 603号室(総合グローバル学部会議室)
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/accessguide/access_yotsuya
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
プログラム
- 報告(1)13:00~15:00
- ケイワン・アブドリ(神奈川大学アジア研究センター客員研究員)
- 「イラン・イスラーム共和国における国有コングロマリットの形成と含意:「被抑圧者財団の事例」」
- 報告(2)15:10~17:10
- 岩崎えり奈(上智大学)「エジプトの革命と社会経済変容」
**参加をご希望の方は、会場設営の関係上、7月23日(水)までに
SIAS事務局のメール(ias-iac@sophia.ac.jp)宛に
ご連絡をお願いいたします。**
主催: NIHU「イスラーム地域研究」プロジェクト
上智大学拠点イスラーム運動と社会運動・民衆運動研究会
共催: 科学研究費・基盤研究(B)
「現代中東におけるムスリム同胞団の総合的研究:
各国での政治活動と国際ネットワーク」(代表:横田貴之)
ヤコブ・ラブキン氏の特別講演会について
【アジア経済研究所】
7月23日に職場のアジア経済研究所で以下のような講演会を企画しております。ご関心のある皆さまはぜひ下記のURLにアクセスされ、申し込みのうえご参加くださいますように。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/140723.html
なお7月4日(金曜)18時から7月7日(月曜)9時30分の間は、システムメンテナンスのためお申し込みができませんのでこの点ご注意ください。
アジア経済研究所では、ユダヤ史・ロシア史・国際関係論の第一人者であるモントリオール大学教授ヤコブ・ラブキン氏の来日の機会をとらえて、特別講演会「中東における危機の根源:脱近代主義の視点から」を開催します。
中東のみならず世界的な潮流の1つと考えられる「脱近代主義」をキーワードに、「アラブの春」以降の中東政治情勢について、イスラエルとロシア・中国・インドとの関係にも注目しつつ、東西冷戦の終結後の比較的長期の視点から講演を行います。
さらに講演後、アジア経済研究所および国内の中東研究者と討論を行い、短期的・個別的な政治情勢の分析に流れがちな中東の現状分析に、ひとつの長期的かつ地域横断的な視点を加えることを試みます。
- 開催日時
- 2014年7月23日 (水曜) 13時30分~17時00分(開場:13時00分)
- 会場
- ジェトロ本部5階展示場
- (東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階)
- 最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
パレスチナ研究会7月定例会のお知らせ
2014年度第3回 パレスチナ研究班 定例研究会
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点(TIAS)
- ■日時
- :7月23日(水)14:00~18:00
- ※今回は平日開催で、開始時刻がいつもより1時間遅くなります。ご注意ください。
- ■会場:
- 東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階第一会議室(いつもの会場の隣の部屋です)
- http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
- 最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
- 東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
- ◆報告1:武田祥英(千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程)
- 「戦間期におけるパレスチナ/イラクにおける英国の石油政策の展開プロセス」
- 【主要参考文献
- 1.藤田進「パレスチナの土地と農民――ヨーロッパ管理下から植民地化への道」『21世紀歴史学の創造 第三巻 土地と人間』有志舎、2012年、215-275頁。
- 2.Marian Kent, Oil and Empire – British Policy and Mesopotamian Oil 1900-1920 –, London, 1976.
- 3.Jacob Norris, Land of Progress: Palestine in the Age of Colonial Development, 1905-1948, Oxford, 2013.
- ◆報告2:
- 今野泰三(日本国際ボランティアセンター パレスチナ事業現地代表/大阪市立大学院 都市文化研究センター研究員)
- 「パレスチナ・ガザ地区における国際援助とNGOの機能」
- 【主要参考文献】
- 1.子島進(2014)「ムスリムとNGO―信仰と社会奉仕活動」(イスラームを知る21)山川出版社
- 2.Benoit Challand (2009) Palestinian Civil Society: Foreign Donors and the Power to Promote and Exclude. London and New York: Routledge.
- 3.Sara Roy (2011) Hamas and Civil Society in Gaza: Engaging the Islamist Social Sector. Princeton and Oxford: Princeton University Press.
※参考文献は参加のための必読文献というわけではなく、当日配布も致しません。ご関心のある方は、ご自身で事前にお読みおき願います。
※研究会のメンバーで非関東圏からご出席頂き、旅費の支給が必要な方は、事前に担当者(佐藤)まで連絡をお願い致します(宿泊費の要否もご連絡下さい)。その他お問い合わせは下記までご連絡下さい。
*7月前半に予定されていた招聘ゲストの講演会は、10月に延期となりました。仔細が決まりましたら、またご連絡させて頂きます。
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
連絡先メールアドレス: c-asias[a]l.u-tokyo.ac.jp
([a]を@に変えて送信してください)
(メールアドレスが2013年4月より変更されておりますので、ご注意下さい)
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第4回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第4回(通算10回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
【第4回研究会】
- 日時:
- 7月21日(月)16:00-19:00
- 場所:
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- *今回は月曜日16時からの開催になりますのでお間違いのないようお気をつけ下さい。
- 講読内容:
- サファヴィー朝期のペルシア語簿記術指南書:Ghiyāth al-Dīn Kirmānīの簿記術論文
- 第13章「様々な暦とそれに関連する事柄について」;"Awwal-i sal-i shamsi..."から
- 担当:
- 阿部尚史(東京大学総合文化研究科特任研究員)
- Mar‘ashī 8140: 96-100. = image 50-52.
- Majlis 6544: 46a-48a. = image 52-54.
- Āstān-i Quds 7148: 40b-42b. = image 42-44.
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡係までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、 「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
===リンク=================
- 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
- ・上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
- ・『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
=======================
ご不明な点がありましたら、連絡係熊倉(wkmisr[at]islam.waseda.ac.jp [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。
AA研「近世イスラーム国家と周辺世界」研究会のお知らせ
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、2014年度より新規共同研究課題「近世イスラーム国家と周辺世界」を開始いたします。
これはオスマン朝、サファヴィー朝、ムガル朝などの国家のあり方をを周辺世界との交渉を含めて考察していこうというものです。
第一回研究会を下記のとおり開催いたします。
中央アジアに関するものですので、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
- 日時:
- 2014年7月20日(日)14:00-18:00
- 会場:
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
- (府中市朝日町3-11-1)
- マルチメディア会議室(304)
- プログラム
- 1. 近藤信彰(AA研)
- プロジェクト趣旨説明
- 2. 木村暁(AA研共同研究員,筑波大学)
- 「近世中央アジアにおけるハン号の意義変容--ブハラ王権の事例から」
- 3. Aftandil ERKINOV
- (ILCAA Visiting Professor,Tashkent State Institue of Oriental Studies)
- “Negotiating Islam?: People and Governor-Generals in Turkestan, 1867-1917.”
参加自由・無料
イスラーム地域研究・若手研究者の会7月例会のお知らせ
イスラーム地域研究・若手研究者の会
7月例会のお知らせ
来る7月19日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会7月例会を開催いたします。
本例会は通例となっている個人報告ではなく、『マグリブにおける国家と権力―マフザン概念の再考』と題し、マグリブ地域の政治制度に関するシンポジウムの形式をとります。同地域で国家の中央政府とその行政・軍事機構を指して伝統的に用いられてきたマフザン(原義は倉庫)という言葉を手掛かりに、5人の報告者がそれぞれ専門とする時代の国家と社会の関係を分析し、その通時的な変遷と地域的特異性について議論する予定です。
なお、本例会はマグリブ地域の歴史上および現代の政治・社会制度を専門とする若手研究者によって2013年に結成されたマフザン研究会との共催となります。
シンポジウム形式の例会は、若手研究者の会初の試みとなります。これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
- 日時:
- 7月19日(土)13時~17時30分
- 会場:
- 早稲田大学早稲田キャンパス8号館411教室
- 会場地図(http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html)
- プログラム:
- 13:00-13:10 全体説明
- 13:10-13:40 報告1 野口舞子氏(お茶の水女子大学大学院)
- 「ムラービト朝・ムワッヒド朝期における『マフザン』と部族」
- 13:40-14:10 報告2 篠田知暁氏(名古屋大学非常勤講師)
- 「ポルトガル王のマフザン兵」
- 14:10-14:20 休憩
- 14:20-14:50 報告3 所木綿子氏(日本学術振興会特別研究員(PD))
- 「アルジェリアにおけるマフザン部族―仏植民地統治における制度化」
- 14:50-15:20 報告4 関佳奈子氏(上智大学総合グローバル学部特別研究員)
- 「20世紀初頭のモロッコにおける『マフザン』と『スィーバ』」
- 15:20-15:50 報告5 白谷望氏(上智大学大学院)
- 「独立後モロッコにおける権威主義体制の仕組み―政治構造の分析を中心に」
- 15:50-16:00 休憩
- 16:00-16:30 コメント
- 森本一夫氏(東京大学東洋文化研究所准教授)
- 齋藤剛氏(神戸大学大学院国際文化学研究科准教授)
- 16:30-17:30 全体討論
入場無料・事前予約は不要です。
研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の長沼までお願い致します。
e-mail: naganuma_hide0630@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内
Said Arjomand氏講演会のお知らせ
東文研セミナーのご案内
東洋文化研究所班研究「ペルシア語文化圏研究」では、宗教と政治の関係などを軸とした多様で多産な研究で知られ、Journal of Persianate Studiesの編集長を務めておられるサイード・アルジョマンド教授を招き、以下の要領で講演会を開催いたします。事前の出席連絡などは必要ありません。ぜひ奮ってご参加下さい。
The ‘King of Islam’: An Idea and Its Typological Significance Speaker: Said Amir Arjomand (Distinguished Service Professor of Sociology/Director of the Stony Brook Institute for Global Studies, State University of New York at Stony Brook)
- Abstract:
- The revival of the Persian idea of kingship in the tenth century posed a challenge to the Abbasid Caliphate. Al-Ghazali (d. 1111) coined the term, the ‘King of Islam’ (malik/pādshāh-i Islām) to associate Sultan Sanjar with Islam directly, bypassing the Caliph. The idea was transmitted to India by the conquering slave generals who created the Delhi Sultanate. In Iran itself, meanwhile, Ghazan Khan adopted the title of King of Islam upon his conversion in the last decade of the thirteenth century, thus grafting the Persian idea of kingship upon yet another type of Islamicate political regime: the Il-Khanid nomadic empire. The lecture is an essay in Begriffsgeschichte (conceptual history) of this important concept in the history of Islamicate political discourses.
- Date and Time:
- 16 July, 2014 (Wed) 16:00-18:00
- Venue:
- Room 304, 3rd Floor, Institute for Advanced Studies on Asia (Toyo Bunka Kenkyujo), University of Tokyo
- (7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo; http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/index.html)
- Contact Person:
- Kazuo Morimoto morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac.jp
*The lecture is open to public; no registration is required.
** Professor Arjomand is giving another lecture on July 12 at Waseda University (for further information: http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/)
ジェトロ・アジア経済研究所 夏期講座のご案内
ジェトロ・アジア経済研究所は、東京と大阪で夏期公開講座を開催します。
今注目される中東情勢の中から専門家がテーマを厳選し、多角的な視点で解説します。
是非ご参加ください。
〔東京会場〕
- 日時
- 7月14日(月)10時55分~16時30分
- 受講料
- 4000円(アジ研賛助会員、ジェトロ・メンバーズ、学生は割引あり)
- 場所
- ジェトロ本部5階ABCD会議室(東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル)
- 申し込み締め切り
- 6月30日(月)
テーマ 「中東:体制維持と指導者選出」
- 10:55-11:00
- 「中東について知るために」
- (アジア経済研究所図書館利用案内)
- 11:00-11:10
- 「概観」
- 間 寧(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ長)
- 11:10-12:00
- 「ポスト内戦期のアルジェリア」
- 渡邊祥子(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ)
- 13:00-13:50
- 「Egypt’s 2014 Presidential Elections」
- *このコマのみ講義および資料は英語となります。(同時通訳はありません)
- Housam Darwisheh(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ)
- 13:50-14:40
- 「GCC諸国の後継問題」
- 石黒大岳(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ)
- 14:50-15:40
- 「トルコの大統領選挙」
- 間 寧(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ長)
- 15:40-16:30
- 「国民対話完了後のイエメン:連邦国家は船出できるか」
- 佐藤寛(アジア経済研究所研究企画部長)
詳細および参加申し込みにつきましては以下のページをご覧ください。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/2014summer/02.html
〔大阪会場〕
- 日時
- 7月16日(水)13時30分~16時30分
- 受講料
- 2000円(アジ研賛助会員、ジェトロ・メンバーズ、学生は割引あり)
- 場所
- 大阪商工会議所6階「白鳳・桜の間」(大阪市中央区本町橋2番8号)
- 申し込み締め切り
- 7月9日(水)
テーマ 「中東の新政権:「アラブの春」後のエジプトとトルコ」
- 13:30-14:20
- 「8月大統領選挙」
- 間 寧(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ長)
- 14:20-15:10
- 「エジプトの移行プロセスと経済課題」
- 土屋一樹(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ)
- 15:20-16:10
- 「エジプトビジネスのチャンスとリスク:揺れ動く政治情勢と変わらぬ潜在性」
- 藪中愛子(ジェトロ途上国貿易開発部途上国貿易開発課長代理)
- 16:10-16:30
- 質疑応答
詳細および参加申し込みにつきましては以下のページをご覧ください。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/2014summer/2014_osakasummer.html
社会運動論研究会のお知らせ「社会調査データから見るエジプトの1月25日革命」
社会運動論研究会の7月研究会は、アラブの春をテーマとして開催します。
どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。
- 日時:
- 2014年7月12日(土) 14:00~18:00
- 場所:
- 大阪経済法科大学麻布台セミナーハウス4階中研修室
- http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
- 報告:
- 加藤博(一橋大学)・岩崎えり奈(上智大学)
- 「社会調査データから見るエジプトの1月25日革命」(仮)
以下の本がもとになった報告になりますが、その後の動向についてもお話いただきます。
加藤博・岩崎えり奈『現代アラブ社会: アラブの春とエジプト革命』東洋経済新報社、2013年
社会運動論研究会運営委員会
KIASグローバル研究セミナー:Claudia Baumgart-Ochse 氏講演会のお知らせ
京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、EUインスティテュート関西、京都大学科学研究費基盤研究(C)「中東現代文学における「祖国(ワタン)」表象とその分析」は、2014年7月9日(水)に下記要項にてClaudia Baumgart-Ochse 氏講演会を開催します。皆様の多数のご参加をお待ちしております。
- 日時:
- 2014年7月9日(水)16時30分~18時
- 場所:
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
- 地図:
- 以下のリンク先の地図をご参照ください。
- 上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 使用言語:
- 英語(通訳なし)
- プログラム:
- 講演者:Dr. Claudia Baumgart-Ochse (Researcher and member of the
- Executive Board, Peace Research Institute Frankfurt)
- 講演タイトル:"Palestine and the International Statebuilding Agenda: A Way Forward to Peace?"
- 講演者プロフィール:
- http://www.hsfk.de/Staff.10.0.html?&no_cache=1&L=1&detail=171&cHash=7240350ed2
なお準備の都合上ご参加いただける場合には必ずinq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jpにご連絡ください。
*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************
Dear all,
You are cordially invited to the lecture by Dr. Claudia Baumgart-Ochse. This lecture is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS), EUIJ-Kansai and Grant-in-Aid for Scientific Research (C) "Representation and analysis of Homeland / Watan in Modern Middle Eastern Literature" (JSPS, Kyoto University) scheduled as follows.
- [Date and Venue]
- Date:
- 16:30-18:00 on 9th July, 2014
- Venue:
- Research Building No. 2, 4th Floor, Conference Room (AA447)
- Maps:
- *Access Map for Yoshida Main Campus
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/yoshida_all.htm
- *Access Map for Research Bldg. No. 2
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/main.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- [Language]
- English
- [Program]
- Speaker: Dr. Claudia Baumgart-Ochse (Researcher and member of the Executive Board, Peace Research Institute Frankfurt)
- Title: "Palestine and the International Statebuilding Agenda: A Way Forward to Peace?"
- Profile of the speaker:
- http://www.hsfk.de/Staff.10.0.html?&no_cache=1&L=1&detail=171&cHash=7240350ed2
If you can join us, please do send us an e-mail for registration.
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
-------------------------------------------------------------
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
-------------------------------------------------------------
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
懇談会「チャガタイ・トルコ語とペルシア語」のご案内
東京大学東洋文化研究所班研究「ペルシア語文化圏研究」では、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所に外国人研究員として滞在中のアフタンディル・エルキノフ先生(タシュケント国立東洋学研究所;http://tdshi.academia.edu/AftandilErkinov)をお招きして、以下の要領で研究懇談会を催します。皆さまぜひ奮ってご参加下さい。
- 話題提供:
- アフタンディル・エルキノフ教授「ナヴァーイー著『両言語間の裁定』およびチャガタイ・トルコ語とペルシア語との関係」
- (※エルキノフ先生にはペルシア語でお話しいただき、それを東文研の森本一夫が日本語に訳します)
- 日時:
- 7月8日(火)16:45-18:30
- 場所:
- 東京大学(本郷キャンパス)東洋文化研究所3階302号室(第二会議室)
- 説明:
- エルキノフ先生には、標記のテーマについて、参加者の構成などに応じて内容を調整していただきながら、自由にお話し願います。通訳をあわせて80分程度の話題提供となる予定です。その後、自由に討論をいたします。使用言語は状況を見ながら適宜と考えています。
- 連絡先など:
- この懇談会は自由参加で事前の登録などは必要ありません。問合せ先は
- 森本一夫 morikazu[at]ioc.u-tokyo.ac.jp
(以上)
東京大学中東地域研究センター公開シンポジウムのご案内
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)は,中東とその周辺地域を「資源・開発・政治」という視座から読み解く公開シンポジウムを,下記のように開催します。「アラブの春」から三年が経ち,中東地域の政治は国際政治や地域情勢に大きく揺さぶられています。そして,その背後では資源をめぐるポリティクスが見え隠れしています。今,中東で起きている政治変動を,資源そして開発の観点からはどのように理解できるでしょうか。
シンポジウムでは,資源,経済,そして地域研究の専門家にご講演いただき,当該問題について議論を深めます。
皆様のご来場をお待ちしています。
UTCMES公開シンポジウム
「資源・開発・政治 〜中東とその周辺地域の視座〜」
- 日時:
- 2014年7月5日(土)13:30-17:00
- 会場:
- 東京大学駒場キャンパス アドミニストレーション棟
- 学際交流ホール
- プログラム:
- 13:30
- 開会の挨拶
- 13:35-14:05
- 小林良和(日本エネルギー経済研究所化石エネルギー・電力ユニット石油グループマネージャー)
- 「国際石油天然ガス市場と中東地域」
- 14:05-14:35
- 土屋一樹(アジア経済研究所地域研究センター研究員)
- 「エジプトのエネルギー問題:スィースィー新政権における財政と開発への影響」
- 14:50-15:20
- 高橋基樹(神戸大学国際協力研究科教授)
- 「資源の呪いを超えて〜世界経済の構造転換と西インド洋圏開発の課題」
- 15:20-15:50
- 猪口相(資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部政策課国際室 課長補佐)
- 「中東における省エネルギー導入計画の現状と課題」
- 16:00-17:00
- パネルディスカッション
- 17:00
- 閉会の挨拶
入場無料・事前参加不要
その他の詳細については,当センターの下記ウェブサイトをご覧いただければ幸いです。
https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/topics/588.html
問い合わせ先:
東京大学中東地域研究センター
03-5465-7724
info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp
WIAS:公開シンポジウム
『革命後イランにおける映画と社会』
公開シンポジウム『革命後イランにおける映画と社会』のご案内
1979年の革命後、イラン政府が欧米諸国と敵対する一方で、イラン映画はキアロスタミやマフマルバーフなど巨匠を多数輩出し、世界的に高い評価を得てきました。日本にも多くのイラン映画ファンが存在し、両国の映画交流も拡大しつつあります。
今回、トヨタ財団研究助成・イラン映画研究プロジェクトとNIHUプログラム・イスラーム地域研究早稲田大学拠点「イスラームとジェンダー研究会」は、公開シンポジウム『革命後イランにおける映画と社会』を下記の通り、開催します。イラン映画の背景を理解するための報告に加え、プロジェクトの一環として制作された初公開のドキュメンタリー映画2作品も上映致します。
皆さま奮ってのご参加をお待ち申し上げております。
- 日時:
- 2014年7月5日(土)13時〜17時45分
- 会場:
- 早稲田大学11号館5階 505教室
- アクセス:
- http://www.waseda.jp/eng/campus/map.html
- 使用言語:
- 日本語(サミーニー氏の講演のみ英語・抄訳あり)
- 参加費無料、事前登録不要
【プログラム】
- 13:00-14:45 第一セッション
- 司会: 森田豊子(鹿児島大学講師)
- ケイワン・アブドリ(神奈川大学客員研究員)「イランの映画産業史;政治経済学的アプローチから」
- ゴドラトッラー・ザーケリー(テヘラン大学世界研究学部日本研究学科研究員)「日本とイランの映画交流」
- 貫井万里(公益財団法人 日本国際問題研究所研究員)「1979年イラン革命後の映画政策」
- コメンテーター : 鈴木珠里(大東文化大学国際関係学部講師)
- 14:45-15:00 休憩
- 15:00-17:45 第二セッション
- 司会: 井堂有子(東京大学大学院博士課程)
- ナグメ・サミーニー (テヘラン大学芸術学部助教授・脚本家)映像紹介(英語)
- "To Be Marginalized, or Not To Be Marginalized : Women As Cinema Directors In Iran”上映(監督:Mona Zandi 日本語字幕あり)
- 鈴木均(日本貿易振興機構アジア経済研究所上席主任調査研究員)映像紹介
- 『聖木と井戸: イランの地方小都市調査から』上映(監督:鈴木均、日本語字幕あり)
- コメンテーター: 川瀬慈(国立民族学博物館文化資源研究センター助教)
- 主催: トヨタ財団研究助成・イラン映画研究プロジェクト
- 「人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究」早稲田大学拠点(イスラームとジェンダー研究会)
お問い合わせ先:
〒162-0041東京都新宿区早稲田鶴巻町513 早稲田大学120-4号館3階 早稲田大学イスラーム地域研究機構
TEL:03-3203-4748
E-mail: zanan@islam.waseda.ac.jp
Public Symposium: Post-Revolutionary Iranian Cinema and Society
- Date:
- July 5 (Friday), 2014, 13:00-17:45
- Venue:
- Waseda University, No. 11 Bldg., 5F 505 Room
- Map :
- http://www.waseda.jp/eng/campus/map.html
- Language:
- Japanese (except Dr. Samini’s English Presentation)
- 【Program】
- 13:00-14:45
- [ The First Session] in Japanese
- Chairperson: Ms. Toyoko Morita (Lecturer, Kagoshima University)
- Mr. Keivan Abdoly (Visiting Researcher, Kanagawa University) “History of Iran's Movie Industry; From a Political Economy Point of View”
- Mr. Ghodratollah Zakeri (Researcher, Institution of Japanese Studies, Department of World Studies, University of Tehran) “The Encounter between Iranian Cinema and Japanese Cinema”
- Dr. Mari Nukii (Research Fellow, the Japan Institute of International Affairs) “The Iranian Cinema Policy of the Post-Revolutionary Era”
- Commentator: Ms. Shuri Suzuki (Lecturer, Department of International Cultures, Daitobunka University)
- 14:45-15:00 Break
- 15:00-17:45
- [The Second Session] in English and Japanese
- Chairperson: Ms. Yuko Ido (Doctoral Program, the University of Tokyo)
- Dr. Naghmeh Samini (Assistant Professor, Department of Arts, University of Tehran & Playwright) Introduction in English
- Film Screening "To Be Marginalized, or Not To Be Marginalized : Women As Cinema Directors In Iran” (Directed by Ms. Mona Zandi, Persian Language with English and Japanese Subtitles)
- Dr. Hitoshi Suzuki (Chief Senior Researcher, JETRO Asian Economic Research Institute, Japan) Introduction
- Film Screening “The Sacred Trees And The Water Well: From the Fieldwork Records on the Small Towns in Iran”(Persian Language with Japanese Subtitles)
- Commentator: Dr. Itsushi Kawase (Assistant Professor, National Museum of Ethnology, Osaka)
Organized by the Toyota Foundation Research Grant Program(Iranian Cinema Studies Project and Islam) and NIHU Program Islamic Area Studies, IAS Central Office at Waseda University (Gender Studies Group)
Contact: Organization for Islamic Area Studies, Waseda University (WIAS)
120-4 Bldg. 3F, 513 Waseda Tsurumaki-cho, Shinjuku-ku, Tokyo, 162-0041
Tel & Fax: +81-3-3203-4748
E-mail: zanan@islam.waseda.ac.jp
イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.islam.waseda.ac.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
第3回オスマン史研究会開催のご案内
科研費基盤(B)「17~19世紀オスマン帝国における近代社会の形成」(研究代表者:秋葉淳)は、NIHUプログラムイスラーム地域研究東洋文庫拠点と共催で、第3回オスマン史研究会を下記の要領で開催することとなりました。
この度の研究会では、オスマン帝国の首都イスタンブルの街区の形成や機能について博士論文を準備している守田まどかさんと、オスマン帝国の祝祭に関する研究をされている奥美穂子さんに報告をお願いしました。
皆様ふるってご参加ください。
「第3回オスマン史研究会」
- 【日時】:
- 2014 年7月5日(土)14:10~17:20
- 【場所】:
- 東洋文庫7階会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)
- 会場アクセス:
- http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
- 【プログラム】
- 司会
- 秋葉淳
- 14:10~15:30
- 守田まどか(東京大学大学院)
- 「18世紀オスマン帝国の移住規制政策と街区:イスタンブルにおける地方出身者の社会統合過程を中心に」
- 15:50~17:20
- 奥美穂子(明治大学兼任勤講師)
- 「オスマン帝国の「王の祝祭」を支えたモノとヒト:1582年祝祭のための物資・人員調達と支出」
連絡先:秋葉淳
千葉大学・東洋文庫
akibajun(a)yahoo.co.jp
第55回イスラム人口研究懇談会
(2014年度第1回アジア・ムスリム研究会)
来る7月4日(金)の午後に早稲田大学早稲田(本部)キャンパス14号館(地下鉄東西線「早稲田」駅下車または都バス「西早稲田」バス停下車)において下記の通り、第55回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。
今回は2014年度第1回アジア・ムスリム研究会としても開催させていただくことになりました。
早稲田大学大学助手の島田大輔さんが修士論文のためのご研究を踏まえ、日本の戦時下の回教政策に関する報告をしてくださいますので、是非ご参加ください。
懇親会は会場からバス1本で行ける「ビストロひつじや」の四谷3丁目店で開催する予定です。
第13回から原則として報告者を1人とすることにしましたが、広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、9月以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。
修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。経験談については複数制をとっておりますので、お知り合い等をお誘いの上、奮ってご応募ください。
なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(kojima@waseda.jp)宛にメールで7月2日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。しばらく来られなかった方々にも参加していただければ幸いです。
店田 廣文(早稲田大学) 小島 宏(早稲田大学)
- 日時:
- 2014年7月4日(金)午後4時30分~6時00分
- 場所:
- 早稲田大学早稲田キャンパス14号館10階1060共同研究室
- (地図は http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html )
- プログラム:
- 16:30-17:20 島田大輔 (早稲田大学社会科学部)
- 「戦時下日本の回教政策ー大日本回教協会と外務省を中心にー」
- 17:20-17:35 自己紹介・休憩
- 17:35-18:00 質疑応答
- 18:45- 懇親会 四谷3丁目 地中海料理「ビストロひつじや」四谷3丁目店
- ( http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13150608/ )
6月
公開講演会「レバノンが生んだ世界的詩人 カリール・ジブラン」
レバノン大使館、日本レバノン友好協会主催による以下の講演会のご案内を差し上げます。
多数のみなさまのご参加をお待ちしております。
なお、ご参加には事前のお申込みが必要です。
公開講演会「レバノンが生んだ世界的詩人 カリール・ジブラン」
- 【日時】
- 平成26年6月30日(月) 14:00-16:00
- 【会場】
- JICA地 球ひろば 2F 国際会議場 東京都新宿区市谷本村町10-5
- 地図:http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
- 【プログラム】
- 開会の御挨拶
- モハメッド・エル・ディブ駐日 レバノン大使
- 第1講演(日本語)
- 森 晋太郎 アラビア語通訳・翻訳者、東京外国語大学非常勤講師
- 「移民詩人ジュブラーン・ハリール・ジュブラーン
- (カリール・ジブラン)の世 界:その生涯とアラビア語作品を中心に」
- 第2講演(日本語)
- 鷲 見朗子 京都 ノートルダム女子大学教授、放送大学客員教授
- 「カリール・ジブランの代表作 『預言者』
- ~ 時空を超えて愛される魅力~」
- 歌
- エル・クーリィ・麻由
- 「レバノンを代表する歌手 フェイルーズがうたうジブランの詩による歌曲の紹 介」
- 閉会の御挨拶
- 堀口松城 元駐レバノン日本大使
- 司会 黒木英充 東京外国語大学教授
- 主催:
- レバノン大使館、日本レバノン友好協会
- 後援:
- JICA(国際協力機構)
- 【事前申込要】
- 【入場無料】
お申し込みは6月20日(金)までにレバノン大使館 Fax 03-5114-9952 または e-mail: ambaliba@cronos.ocn.ne.jp まで
お名前、ご所属・役職、ご住所、
電話・ファクス番号、電子メールアドレスとともにお送りください。
平成26年度海外学術調査フォーラムのご案内
下記のように、本年度の海外学術調査フォーラムおよび海外学術調査フェスタが開催されます。
これは、科研費等で海外調査にでかけられる方々のための集まりです。
南・西アジア・北アフリカ分科会では、深見奈緒子さんに「文化遺産を軸とした災害復興―インド西部地震とハドラマウト洪水の場合」という題でお話いただきます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
【平成26年度「海外学術調査フォーラム」開催、および「海外学術調査フェスタ」出展募集のご案内】
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、6月28日(土)に平成26年度「海外学術調査フォーラム」を開催いたします。
本フォーラムは、海外の諸地域に向けて研究調査に出発する科学研究費・基盤研究(海外学術調査)関係の代表者の方々と(希望がある場合には)研究分担者や研究各機関事務担当の方々にお集まりいただき、調査経験の豊富な方々を交えて、当該地域に関する様々な問題を中心に情報交換を行い、科学研究費・海外学術調査における研究調査活動の円滑化をはかるという目的のもと、毎年開催されております。平成22年度からは参加者枠を広げ、今後新たに科研申請を考えておられる方、異分野の研究者との接点を求めている方など、研究者であればどなたでもご参加いただけるように改善いたしま した(従来どおり、関係する事務担当の方々もご参加いただけます)。
分野を越えた海外調査を行う研究者が集う本フォーラムにあわせて、「海外学術調査フェスタ」と名付けたポスターセッションの場を設けております。本事業につきまして発表者および展示企画を募集しておりますところ、ふるってご応募下さいますようお願い申し上げます。
海外学術調査フェスタでは、次のような発表・展示のご応募を期待しております。
- 科学研究費補助金新学術領域研究、GCOEプログラム、JST/JICA事業等の学際的研究チームによる成果、中間報告、研究計画
- より小規模な科研費等による他分野との萌芽的共同研究の成果、中間報告、研究計画
- 他分野の共同研究者を求める個人研究者・研究グループの成果、中間報告、研究計画
当研究所内の発表・展示スペースにおきまして、1件につきパネル(180cm×90cm)1枚、ご希望に応じデスク等を用意いたします。くわしくは下記URLをご参照のうえ、ホームページの「お申込みフォーム」からお申し込み下さい。分野を越えた研究者への成果発表の場、新たな研究領域 創設の呼びかけの場、学会に準ずる成果発表の場などとしてこの機会を積極的に活用いただければ幸甚に存じます。
みなさまのご参加を心よりお待ち申しあげております。
- 【日時】
- 平成26年6月28日(土)10:30~19:30
- 【場所】
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
- 【申し込み方法】
- (1)海外学術調査フォーラムへのご参加
- 平成26年5月9日(金)より参加申し込み受付を開始いたします。
- 平成26年6月16日(月)までに下記電子フォームにてお申し込み下さい。
- 電子フォームへのアクセスはこちら: http://www.aa.tufs.ac.jp/~gisr/forum.html
- (2)〔海外学術調査フェスタ〕会場での発表・展示をご希望の方
- 平成26年3月24日(月)より募集を開始いたしております。
- 平成26年6月16日(月)までに下記電子フォームにてお申し込み下さい。
- 電子フォームへのアクセスはこちら: http://www.aa.tufs.ac.jp/~gisr/forum/festa.html
- 【問い合わせ】
- 東京外国語大学AA研 海外学術調査総括班事務局
- 〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
- TEL 042-330-5618 E-mail:gisr@aa.tufs.ac.jp
- URL:http://www.aa.tufs.ac.jp/~gisr/index.htm
第11回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
以下の通り、第11回「映画から見る中東社会の変容」研究会のご案内を差し上げます。
今回は名匠タウフィーク・サーレフ監督による『太陽の男たち』(原作:ガッサーン・カナファーニー)を取り上げます。
コメンテーターには、本映画に日本語字幕を付けられた山本薫先生をお迎えいたします。
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7436
- 【日時】
- 2014年 6月25日(水) 17:30- (開場:17:00)
- 【場所】
- 東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
- ※エレベーターを出て正面の部屋です
- 【コメンテーター】
- 山本薫氏 (東京外国語大学)
- 【題材】
- 『太陽の男たち』
- タウフィーク・サーレフ監督
- シリア、1972年(107分)アラビア語音声、日本語字幕
- 【テーマ】
- 「越境」
- イラクの都市バスラに集まった3人のパレスチナ人、アブー・カイス、 アスアド、マルワーン。 仕事を求めて産油国クウェートへの密入国を図るが、難民である彼らに 多額の手配料を支払う余裕はなかった。 そこに現れるもう一人のパレスチナ人アブー・ハイザラーン。 彼の運転する給水車のタンクに身を潜め、3人は国境越えを決意する。 早逝の小説家ガッサーン・カナファーニーの名作を原作に、 照りつける太陽の下で4人のパレスチナ人の運命が交差する。
- 【主催】
- 中東映画研究会
- 【共催】
- 東京大学・東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」
- 東京大学・東洋学研究情報センター・セミナー
準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
middleeastcinema[at]gmail.com
*なお、今回より1点変更がございます。
静かな上映と研究会実施のため、18時(東洋文化研究所入り口の施錠時間)
以降のご来場は今回より原則ご遠慮頂けましたら幸いです。
研究会の趣旨をご理解頂き、以上ご協力を何とぞよろしくお願いいたします。
上智大学「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会のお知らせ
研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」の発足と研究会のご案内
上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結(2013年7月)に基づき、2014年4月、研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を発足いたしました。
本研究プロジェクトは、アジア、中東・北アフリカ、サハラ以南のアフリカの諸地域において、政治的にも社会的にもますます重要な問題になっている諸宗教間の関係を、歴史と現状の両面から分析することを目指しております。
当面は、2年間のプロジェクトとして開始し、今年度は、アジア・アフリカ諸地域におけるキリスト教とイスラーム教を中心に、近年益々対立構造を強めつつある異なる宗教間、あるいは同一宗教内の異なる宗派間の対立の構造を歴史的背景から分析・検討して行きたいと考えています。
第1回研究会を以下のように開催いたします。どなたでもご参加を歓迎いたします。
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会第一回研究会
- 日時:
- 2014年6月22日(日) 16:30-18:00
- 場所:
- 上智大学市ヶ谷キャンパス 研究棟6階会議室
- http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_ichigaya
- *正門を入ってすぐ右手の建物です。
- エレベーターは5階までなので、5階から6階へは階段をご利用ください。
- 報告者:
- 飛内悠子(日本学術振興会特別研究員PD、大阪大学)
- 報告題名:
- 「暫定期間と南スーダン独立後のハルツームにおける移住者地区:「宗教」の役割を巡って」
- コメント:
- 吉田早悠里(名古屋大学高等研究院)
なお、会場の警備の関係から、ご参加の方は6月18日(水)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。
連絡先:asia-africa@sophia.ac.jp
- 主催:
- 上智大学イスラーム研究センター
- 共催:
- 早稲田大学イスラーム地域研究機構
大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学イスラーム研究センター
03-3238-4073/4074
asia-africa@sophia.ac.jp
公開講演会「中東文化の中のアメリカ」のご案内
中東現代文学研究会では、6月21日(土)に「中東文化の中のアメリカ」と題して下記の公開講演会を開催します。一人でも多くの方々にご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
公開講演会「中東×アメリカ―中東文化の中のアメリカ」
6月21日(土) 14:00~17:00 (13:30開場)
- 会場:
- 早稲田大学26号館多目的講義室(地下1階)
- 地図:
- http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
- 第1部 基調講演
- 1. 貫井万里(日本国際問題研究所) 「イラン人のアメリカ―憧れの国、大悪魔の国」
- 2.福田義昭(大阪大学) 「新世界より―現代エジプト小説の中のアメリカ」
- 3.山本薫(東京外国語大学) 「ヒップホップ・パレスチナ-中東に広がるラップ音楽」
- 第2部 パネルディスカッション
- 貫井万里・福田義昭・山本薫 + にむらじゅんこ(東京大学)
- 司会 岡真理(京都大学)
- 主催:
- 中東現代文学研究会
- 共催:
- 早稲田大学イスラーム地域研究機構
- 科研費基盤研究(C)「中東現代文学における「ワタン(祖国)」表象とその分析」
イスラーム地域研究・若手研究者の会 6月例会のお知らせ
イスラーム地域研究・若手研究者の会
6月例会のお知らせ
来る6月21日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会6月例会を開催いたします。
6月例会の報告は、岩本佳子さん(大阪市立大学大学院・研究員)にお願いしました。
本報告では、15-17世紀のバルカン半島において、中央政府の命令にしたがい、様々な奉仕活動に従事していたユリュク、タタール、ミュセッレム諸集団を通じて、オスマン朝が域内の様々な人々をどのように管理し、その支配に組み込んでいたのかを明らかにして頂く予定です。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
- 日時:
- 6月21日(土) 14時~17時30分
- 会場:
- 早稲田大学早稲田キャンパス120-4号館4階、405・406会議室
- 報告者:
- 岩本佳子 氏(大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター・研究員)
- 題目:
- 近世オスマン帝国における「遊牧民」と国家 ルメリのユリュク、タタール、ミュセッレムを中心に
- コメンテーター:
- 齋藤久美子 氏(慶應義塾大学・非常勤講師)
- (会場地図:http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/organization/contact.html)
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内
近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
科研費「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」(基盤研究(B)・研究代表者:堀川徹)では、イスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催により、以下の要領で第3回「近代中央ユーラシア比較法制度史研究会」を開催いたします。ふるってご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
なお、上記科研費の今年度最初の研究会ですので、今後の研究計画に関する会議を行ないます。上記科研費のメンバーの方、日程的に可能な方は、その後の懇親会も含め、ご参加いただきたく、お願い申し上げます。
- 日時:
- 2014年6月21日(土) 14:00~20:30
- 場所:
- 京都外国語大学国際交流会館4階会議室(No.941)
- 会場アクセス:
- http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/campus/access/index.html
- 【プログラム】
- 14:00~14:10 開会挨拶 (堀川 徹)
- 14:10~14:20 出席者自己紹介
- 14:20~15:50 研究報告・質疑応答(1)
- 中山 顕 (名古屋大学大学院法学研究科・研究生)
- 「左翼社会革命党の裁判所構想にみる革命期ロシアのもう一つの『国法諸原理』」(仮題)
- 15:50~16:10 コーヒーブレーク
- 16:10~17:40 研究報告・質疑応答(2)
- 木村 暁 (筑波大学人文社会系・特任研究員)
- 「ブハラ・アミール国の司法システム:カーズィーとムフティーの役割を中心に」
- 17:50~18:20 総合討論
- 18:30~20:30 科研費による研究計画に関する会議
- 20:30~ 懇親会
※遠方からご参加の方には旅費を準備しますので、その旨早めにご連絡ください。また、出張依頼書が必要な方は、宛名も含め、お知らせください。
事務連絡先:磯貝(isomasu3☆mbe.nifty.com) ※☆を@に変えてご利用下さい。
連絡先:堀川 徹 京都外国語大学国際言語平和研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel.: 075-322-6055 メールアドレス: to_horik☆kufs.ac.jp ※☆を@に変えてご利用下さい。
展示『静謐なる聖地』のご案内
展示『静謐なる聖地』のご案内(5/12~6/20)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、ただいま下記の展示会を開催中です。
お誘いあわせの上、ぜひ足をお運びください。ご来場をお待ちしております。
展示『静謐なる聖地 ―石版風景画に見る19世紀半ばのパレスチナ・レバノン』
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所50周年記念事業)
- 日時:
- 2014年5月12日(月)~2014年6月20日(金)10:30〜17:00
- (土・日・祝日は休場)
- 場所:
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所資料展示室(1F)
- http://www.aa.tufs.ac.jp/paleb2014/koutuuannnai.html
- (最寄駅: 西武多摩川線 多磨駅より徒歩約5分
- または京王線 飛田給駅より多磨駅行きバス
- 東京外国語大学前停留所 下車徒歩1分(バス所要時間約10分))
エルサレムは,ユダヤ教,キリスト教,イスラームにとって共通の聖地です。古来,この地はとりわけヨーロッパ人にとって憧れの場所であり,多くの巡礼者が訪れ,旅行記を書き,風景画を描いてきました,1851年から翌年にかけて,オランダ人の元海軍将校ファン・デ・フェルデは,この地を旅して旅行記を著し,実測地図を作製し,写実的な風景を描きました。本展では,100点に及ぶ石版画のうち33点と簡略地図を高精度デジタル版で展示します。数々の国際的紛争に翻弄される前の静謐なる聖地のすがたを,どうぞご覧ください。
詳しくはこちらのウェブサイトを参照ください。
http://www.aa.tufs.ac.jp/paleb2014/index.html
- 使用言語:
- 日本語
- 入場:
- 無料 (事前申し込み:不要)
- 主催:
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
- 基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」
- お問い合わせ:
- フィールドサイエンス研究企画センター (FSC)
- 電話:042-330-5665, 5618 / email: fsc_office[at]aa.tufs.ac.jp
- [at]を@に変更して送信ください。
※ AA研主催の「中東☆イスラーム教育セミナー、研究セミナー、ベイルート若手報告会」もただいま参加者を募集中です。
詳しくは http://meis2.aacore.jp/ をご覧ください。
Dear all, You are cordially invited to the exhibition which will be held by the Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies.
We are very much looking forward to your participation.
ILCAA exhibition
"The Holy Land in Tranquility - Palestine and Lebanon as Seen in
Lithographic Landscapes from the Mid-Nineteenth Century"
- Date/Time:
- 12 May 2014 (Mon.) - 20 June 2014 (Fri.) 10:30‐17:00
- (Closed on weekends and holidays)
- Details:
- Jerusalem is a holy city for Judaism, Christianity, and Islam. Since ancient times, the area has been held sacred, particularly by the Europeans, and is visited by numerous pilgrims, who record their travel and paint its landscapes. From 1851 to the following year, former Dutch naval officer (Van de Velde) published a travelogue, created a survey map, and painted photo-realistic landscapes. This exhibition will display 33 items within the hundred lithographs and a simplified map in high precision digital version. It will display the tranquility of the holy land as it was before it came to be at the mercy of many international disputes.
- For details, please see the following link: (text in Japanese, English, French)
- http://www.aa.tufs.ac.jp/paleb2014/eng/index.html
- Language:
- Japanese
- Admission
- Free
- No registration is required.
- Organized by
- Core Project “Human Mobility and Formation of Plural Societies in the Middle East and the Muslim World,”Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies
- Venue:
- ILCAA 1F
- http://www.aa.tufs.ac.jp/en/about/access (access map)
- Inquiries:
- Field Science Center (FSC), ILCAA, TUFS
- Contact
- TEL: +81-(0)42-330-5665, 5618 / email: fsc_office[at]aa.tufs.ac.jp
- Please change [at] to @.
第二回 食のハラール性に関する国際シンポジウム「グローバルな視点から見る宗教的規範とフードビジネス」のお知らせ
平素お世話になっております。会員の岡井宏文と申します。
国際シンポジウム「グローバルな視点から見る宗教的規範とフードビジネス」(主催:東京工業大学「ぐるなび」食の未来創成寄附講座)のお知らせです。
下記の通りご案内申し上げます。
第二回 食のハラール性に関する国際シンポジウム
グローバルな視点から見る宗教的規範とフードビジネス
The 2nd International Symposium on Food Halalness
Religious Norm and Food Business: a Global Perspective
- 日程:
- 2014年6月17日(火曜) 10:00~
- Date:
- June 17th 2014 (Tuesday) 10:00
- 言語:
- 日本語・英語(同時通訳あり)
- Language:
- English & Japanese(with simultaneous interpretation)
- 参加費および定員:
- シンポジウム:無料(定員300名)
- Participation Fee:
- Free of charge (First 300 applicants only)
- 懇親会:3,000円(定員100名)
- Reception : \3,000 (First 100 applicants only)
- ※いずれも事前申込が必要です(締め切り:5/30)
- Pre-registration is required by 30th of May.
- http://main-container.jp/halal2014/#pagetop
- 会場:
- 東工大蔵前会館くらまえホール
- Venue:
- Kuramae Hall,Tokyo Tech Front (Kuramae Kaikan),
- プログラム
- (English version of the program follows after Japanese version)
- 開場/受付開始 9:30M
- 午前の部 10:00~12:25
- 第一部 グローバルなハラール肉貿易の展開
- 「南米のハラールチキン:認証とグローバルビジネス」
- 話者:
- Sh. Ali Achcar
- スイスハラール ハラール認証サービス マドリード支局長
- (元CDIAL Halal 宗教的責任者)
- 「確実なハラール体制を採用した食肉輸出の方法 ニュージーランドにおける効率的なハラール肉生産」
- 話者:
- Dr. Anwar Ghani
- AgResearch 研究主幹
- ニュージーランド・イスラム組織連盟(FIANZ)会長
- 午後の部 13:40~17:40
- 第二部 「宗教的な食品認証を巡る動向:ハラール食品とコーシャー食品について」
- 「米国におけるハラールビジネスとその認証プロセス」
- 話者:
- Dr. Mian Nadeem RIAZ
- 米国テキサスA&M大学食物タンパクR&Dセンター所長
- 「ヨーロッパ5か国におけるムスリム消費者とユダヤ消費者の食行動と認識」
- 話者:
- Dr. Florence BERGEAUD-BLACKLER
- エクスマルセイユ大学 国立科学研究センター研究員
- 第三部 「宗教的規範を巡る国際的食ビジネスの動き」
- 「文化及び消費からグローバルに見るハラールサービス」
- 話者:
- Dr. Jonathan A.J. WILSON
- ロンドン グリニッジ大学上級研究員
- ジャーナル・オブ・イスラミック・マーケティング誌編集長
- 「製造業のためのグローバルなハラール基準作成の試み」
- 話者:
- Darhim Dali Hashim, BSc (Hons), A.C.A.
- チタ・カピタル株式会社GCFO
- 国際ハラール統合連盟(IHI Alliance)理事
- マレーシア国際イスラーム大学研究評議会メンバー
- 18:00~20:00 レセプションパーティ(ノーアルコール、3000円)
- 於:蔵前会館ロイヤルブルーホール
- 主催:
- 東京工業大学大学院イノベーションマネージメント研究科「ぐるなび」食の未来創成寄附講座
- 後援:
- 一般財団法人 食品産業センター
- 協力:
- 早稲田大学イスラーム地域研究機構
- (日本学術振興会拠点形成事業(B型アジア・アフリカ学術基盤形成型)))
- 早稲田大学重点領域研究機構アジア・ムスリム研究所
【本シンポジウムに関するお問い合わせ】
申込・懇親会等に関して
(株)コンベックス初田、岡
halal2014@convex.co.jp
TEL 03-3589-3363
シンポジウムの内容に関して
東工大寄附講座
halalsympotokyotech@gmail.com
TEL 03-3454-8705
内線8919(阿良田)/8918(瀬下)
Program
- Registration opens at
- 9:30
- Morning Session
- 10:00~12:25
- Part 1. Global Expansion of Halal Meat Trade
- "Halal Poultry in South America:Certification and Global Business"
- Sh. Ali Achcar
- Former Religious Responsible, CDIAL Halal
- "A Cohesive Approach to Robust Halal System of Meat Export:
- "New ZeaLand Way of Creating Efficiencies in Halal Production of Meat"
- Dr. Anwar Ghani
- Senior Scientist, AgResearch and President of Federation of Islamic Associations of New Zealand (FIANZ)
- Afternoon Session 13:40 - 17:40
- Part 2: Current Food Certification based on Religion: Halal Food and Kosher Food
- "Halal Business in the United States and its Certification Process"
- Dr. Mian Nadeem RIAZ
- Director, Food Protein R&D Center, Texas A&M University, Texas
- "Eating Behavious and Recognition among Muslim and Jewish Consumers in European Countries"
- Dr. Florence BERGEAUD-BLACKLER,
- Anthropologist PhD.,
- Research fellow at CNRS, Aix Marseille University
- Part 3.「Current International Food Business related with Religious Norm」
- "A Culture and Consumption-Based Global Perspective on Halal Offerings"
- Dr. Jonathan A.J. WILSON
- Senior Academic at the University of Greenwich, London;
- Editor-in-chief of the Journal of Islamic Marketing
- "Developing Global Halal Standards for Industry"
- Darhim Dali Hashim , BSc (Hons), A.C.A.
- Group Chief Financial Officer, Cita Kapital Sdn Bhd;
- Director, IHI Alliance; Member, Board of Studies at International Islamic University Malaysia
- 18:00~20:00 Reception Party (No Alchohol, 3000 yen) at Royal Blue Hall, Kuramae Kaikan
If you have any inquiries, please feel free to contact us at halal2014@convex.co.jp
SIAS 6月8日研究会のお知らせ
2014年度SIAS「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」第1回研究会のお知らせ
上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」研究班では、今年度の研究テーマを「ポリティカル・エコノミー論とイスラーム運動」として研究活動を行うことにしました。
これまで、イスラーム運動に関して経済的視点からの分析が殆どなされてこなかったので、今年はぜひ経済的諸要因とイスラーム運動やいわゆる「アラブの春」などの政治・社会運動との関係を、地域間の比較を視野に入れつつ分析したいと思います。
第1回では「ポリティカル・エコノミー論」の理論的な枠組みや研究史を、今井真士さんにご報告いただきます。
この研究分野の理論的なことを学ぶ、またとない機会ですのでふるってご出席ください。
また、本研究グループは横田貴之さんを中心に、ハサン・バンナーの著作の翻訳出版(岩波書店)の作業も進めております。
翻訳作業はほぼ終えたので、史料からみえるバンナー思想とムスリム同胞団についてご報告をしていただきます。
- 日時:
- 6月8日(日) 13:30~17:30
- 場所:
- 上智大学四ツ谷キャンパス2号館(10階)1015-a
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/accessguide/access_yotsuya
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
- 時間:
- 13:30~17:30
- プログラム
- 諸連絡:
- 13:30~13:40
- 報告(1)13:40~15:30
- 福永浩一 氏(上智大学大学院)・横田貴之氏(日本大学・准教授)
- 「ハサン・バンナー論考―史料から見えるバンナーの思想と社会」
- 報告(2)15:40~17:30
- 今井真士氏 (日本学術振興会特別研究員PD)
- 「政治経済(学)的要因から政治体制論の系譜を辿る」
*会場の定員の関係上、出席される方は、必ず5月31日(土)までにご連絡ください。
*本研究会は、科学研究費・基盤研究(B)
「現代中東におけるムスリム同胞団の総合的研究:各国での政治活動と国際ネットワーク」
(代表:横田貴之)との共催により開催されます。
上智大学イスラーム研究センター
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1(市谷キャンパス)
TEL&FAX: 03-3238-4073
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/
東大中東センター 特別講演会のお知らせ(中世グルジア史)
東京大学中東地域研究センターは、中世グルジア史に関する講演会を下記のように開催いたします。
ビザンツ帝国とイスラム世界の間で活動した、バグラト朝に関する興味深い話が期待されます。
皆様のご来場をお待ちしています。
UTCMES Special Lecture
- Title:
- The Royal Ideology of the Medieval Georgian Bagratids:
- Exceptionalism and the Limits of Byzantinization on the Edge of the Iranian World
- (Its abstract is available on our web site)
- https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/en/topics/581.html
- Speaker:
- Dr. Stephen H. Rapp Jr., (Sam Houston State University (USA))
- Date and Venue:
- 16:00-18:00 Saturday 7th, June 2014
- Media Lab. 2, 1st Floor
- Building no. 18, Komaba Campus
- The University of Tokyo
- (The lecture is in English, free, and open to public)
- Contact:
- The University of Tokyo Centre for Middle Eastern Studies
- info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp
- tel: 03-5465-7724
5月
チェコ科学アカデミー東洋研究所主催国際会議のお知らせ
チェコ科学アカデミー東洋研究所より、プラハでの国際会議(英語・フランス語)のお知らせをいただきましたので回覧させていただきます。
- テーマ:
- The Protest Movements in the Contemporary Middle East
- 日程:
- 2014年5月29日・30日
- 報告申し込み期限:
- 2014年3月1日
- ※旅費等は各自の負担となります。
詳細は以下のサイト、さらにそのなかの“More information can be found here.”をご覧ください。
http://www.orient.cas.cz/sd/novinky/hlavni-stranka/The_Protest_Movements.html
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」2014年度第2回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第2回(通算8回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第2回研究会は、史料講読(担当渡部良子氏)をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。
【第2回研究会】
- 日時:
- 5月26日(月)17:00-19:00
- 場所:
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- *今回は月曜日の開催になりますのでお間違いのないようお気をつけ下さい。
- 担当:
- 渡部良子氏(東京大学文学部・非常勤講師)
- 講読史料:
- Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
- 写本:
- Mar‘ashi写本8140、議会図書館写本3117、議会図書館写本6544
- 講読箇所:
- サファヴィー朝期のペルシア語簿記術指南書:Ghiyāth al-Dīn Kirmānīの簿記術論文
- 序論(Muqaddama)
- 第11章「抹消の記号である打消線(tarqīn)について」(続き):用例「al- tahwil」から
- Mar‘ashī 8140: 90-91. = image 47-48.
- Majlis 3117: 73a-73b. = image 75-76.
- Majlis 6544: 43b-44a. = image 50.
- Āstān-i Quds 7148: 38a-38b. = image 39-40.
- 第12章「何を先に記録するのが適切かという判断について」
- Mar‘ashī 8140: 91-93. = image 48-49.
- Majlis 3117: 73b-75b. = image 76-78.
- Majlis 6544: 44a-45a. = image 50-51.
- Āstān-i Quds 7148: 38b-40a. = image 40-41.
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡係までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
===リンク=================
- 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
- 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
- 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
ご不明な点がありましたら、連絡係熊倉(wkmisr[at]islam.waseda.ac.jp [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。
公開講演会「18~19世紀オスマン建築にみられる西洋の影響とその受容」のお知らせ
5月16日に公開講演会を開催致します。皆様のお越しをお待ちしております。
公開講演会「18~19世紀オスマン建築にみられる西洋の影響とその受容」の御案内
後期オスマン時代の芸術や建築にみられる西洋化の諸相についてトゥルグト・サネル氏にご講演いただきます。
- 【日時】
- 2014年 5月16日(金)18:30-20:30
- 【場所】
- 立教大学池袋キャンパス 本館2階 1203教室
- 【講師】
- トゥルグト サネル 氏(イスタンブル工科大学建築学部建築史学科教授、立教大学招聘研究員)
*申込不要
*使用言語:トルコ語(通訳あり)
*詳細は下記のURLをご覧ください。
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2014/05/14194/
- 【主催】
- 立教大学アジア地域研究所 http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/CAAS/
- 【問合せ先】
- 立教大学アジア地域研究所 TEL:03-3985-2581
4月
第9回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
4月30日の夕刻、九回目の「映画から見る中東社会の変容」研究会を開催します。
今回は、エチオピアからスーダンに逃れてきたキリスト教徒の親子を描いた『約束の旅路』を題材とします。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
以下、ご案内です。
- 【日時】
- 2014年 4月30日(水)17:30-
- 【場所】
- 東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
- 【コメンテーター】
- 臼杵陽氏(日本女子大学教授)
- 【題材】
- 『約束の旅路』
- ラデゥ・ミヘイレアニュ監督、フランス、2005年
- アムハラ語・ヘブライ語・フランス語音声、日本語訳
- 【テーマ】
- 「成長」
- 1984年、スーダンの難民キャンプ。エチオピアから逃れてきたキリスト教徒の母子。エチオピア系ユダヤ人だけがイスラエルに脱出できることを知り、母は9歳の息子に「生きなさい。生きて、そして何かになるのです」と命じる。少年はユダヤ人と偽り、張り裂けんばかりの悲しみを胸にイスラエルへの飛行機に乗った。エチオピアのユダヤ人をイスラエルに移送する「モーゼ作戦」の史実を背景として、母たちの愛を道しるべに、逆境と苦しみを乗り越えていく1人の少年の人生を描く。この映画を通して「成長」について考えたい。
- 【主催】
- 中東映画研究会
- 【共催】
- 東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」
準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
middleeastcinema@gmail.com
ポスターはこちら:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/files/img/SEM20140430midmovie1.pdf
東大中東地域研究センター公開シンポジウム開催のご案内
東京大学中東地域研究センターは,下記の要領で,西アジア史および中東地域文化論に関する公開シンポジウムを開催します。
シンポジウムでは,東京外国語大学や慶応義塾大学などにお勤めになり,西アジア史および中東地域の研究を長く牽引してきた,三木亘先生の研究成果とその意義を,本人を交えたシンポジウムの形で回顧するとともに,今後の中東地域および世界史の研究方法について展望します。
皆様のご来場をお待ちしています。
東京大学中東地域研究センター 2014年度公開シンポジウム
「悪としての世界史ー三木亘の中東地域文化論」
- 日時:
- 2014年4月20日(日)13:30~17:30
- 会場:
- 東京大学駒場キャンパス21KOMCEE
- 地下1階レクチャーホール
- 共催:
- 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
- 入場無料,事前参加申込不要です。
【プログラム】
第一部 「三木先生のお仕事を振り返る」
- (1)新井高子(詩人,埼玉大学准教授)
- 「声の史学に耳傾けて―『悪としての世界史』刊行の道行きとともに」
- (2)三木亘(慶応義塾大学特選塾員)
- 「私の世界史論,中東地域論」
第二部 シンポジウム「三木史学をめぐって」
- (1)家島彦一(東京外国語大学名誉教授)
- 「人間移動文化論を中心に」
- (2)羽田 正(東京大学教授)
- 「新しい世界史との関係を中心に」
- (3)三木 亘
- 「発表への応答」
- モデレーター:杉田英明(東京大学教授)
- 質疑応答
問い合わせ先:
東京大学中東地域研究センター
info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp
03-5465-7724
詳細につきましては,当センターのホームページをご覧下さい。
https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/topics/437.html
イスラーム地域研究・若手研究者の会 4月例会のお知らせ
4月例会の報告は、鈴木啓之さん(東京大学大学院総合文化研究科博士課程・日本学術振興会特別研究員[DC])にお願いしました。
本報告では、大衆蜂起「インティファーダ」(1987~1993年)の展開するなかヨルダン川西岸地区とガザ地区(パレスチナ被占領地)において、PLO主導の和平交渉がどのように評価されていたのかを、当時の政治声明の内容などから明らかにしていただく予定です。
- 日時:
- 4月19日(土)14時~17時30分
- 場所:
- 早稲田大学・早稲田キャンパス120-4号館4階・405・6会議室
- 報告者:
- 鈴木啓之氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程・日本学術振興会特別研究員[DC])
- コメンテーター:
- 藤田進氏(東京外国語大学元教授)
- 題目:
- 「蜂起と和平交渉:インティファーダ(1987~1993年)のなかでの言説から」
(地図:http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/organization/contact.html)
研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の水上までお願い致します。
e-mail: rymizukami@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」
2014年度第1回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、今年度第1回(通算7回目)となる研究会を下記要領で開催いたします。
第1回研究会は、史料講読(担当渡部良子氏)をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。
【第1回研究会】
- 日時:
- 4月18日(金)17:00-19:00
- 場所:
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- 担当:
- 渡部良子氏(東京大学文学部・非常勤講師)
- 講読史料:
- Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
- 写本:
- Mar‘ashi写本8140、議会図書館写本3117、議会図書館写本6544
- 講読箇所:
- 第13章「様々な暦とそれに関連する事柄について」
- (写本:Mar‘ashī 8140: 94-100 (image 49-52); Majlis 6544: 45a-48a (image 51-54); Āstān-i Quds 7148: 40a-42b (image 41-44))
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡係までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
===リンク=================
・東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
・上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
・『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
=======================
ご不明な点がありましたら、連絡係熊倉(wkmisr@islam.waseda.ac.jp)までご連絡ください。
第54回イスラム人口研究懇談会のお知らせ
来る4月11日(金)の午後に早稲田大学早稲田(本部)キャンパス14号館(地下鉄東西線「早稲田」駅下車または都バス「西早稲田」バス停下車)において下記の通り、第54回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。早稲田大学大学院のZhanna Karchiganovaさんが博士論文の一部として研究を進めているカザフスタンのスカーフ問題に関する報告をしてくださいますので、是非ご参加ください。報告は流ちょうな日本語ですが、パワポは英語になります。懇親会は報告者に合わせてハラールのウイグル・レストランで開催することになりました。
第13回から原則として報告者を1人とすることにしましたが、広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、5月以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。経験談については複数制をとっておりますので、お知り合い等をお誘いの上、奮ってご応募ください。
なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は桜の開花シーズンの週末、混雑が予想され、予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(kojima@waseda.jp)宛にメールで4月9日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。しばらく来られなかった方々、特にイスラーム圏や西欧のスカーフ問題に詳しい方々に参加していただければ幸いです。
店田 廣文(早稲田大学) 小島 宏(早稲田大学)
- 日時:
- 2014年4月11日(金)午後4時30分〜6時00分
- 場所:
- 早稲田大学早稲田キャンパス14号館8階804会議室
- (地図は http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html )
- プログラム:
- 16:30-17:20
- Zhanna Karchiganova (早稲田大学社会科学研究科博士後期課程)
- 「カザフスタンのスカーフ問題」 (パワポでは"Headscarf issue in Kazakhstan")
- 17:20-17:35
- 自己紹介・休憩
- 17:35-18:00
- 質疑応答
- 19:00-
- 懇親会 初台・西新宿 ウイグル料理「シルクロード・タリム」
- http://www.oasis-tarim.com/foods/aboutus.html TEL03-6276-7799)
3月
東洋文庫談話会のご案内
東洋文庫では、このたび下記の要領にて談話会を開催いたします。聴講は無料です。
皆様のご参加をお待ちしております。
- 会場:
- 公益財団法人東洋文庫 二階講演室
- ※会場地図などに関しましては、下記HPにてご確認下さい。
- (http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html)
- 日時:
- 2014年3月31日(月) 15:00~16:30(開場14:30~)
- 演題:
- 「ナイル灌漑から見た15–16世紀エジプトの村落社会と国家」
- 発表者:
- 熊倉 和歌子 氏(日本学術振興会特別研究員PD)
- (司会:林 佳世子・東洋文庫研究員)
問い合わせ先:
公益財団法人東洋文庫・研究部
住所:〒113-0021
文京区本駒込2-28-21
E-mail: harayama@toyo-bunko.or.jp
2013年度イラン研究会開催のお知らせ
第32回となる2013年度(日本)イラン研究会開催のお知らせです。
今回は、大東文化大学東洋研究所との共催となります。プログラムは発表予定者のほかに、参加者の研究近況報告などからなっていますが、飛び入り報告も可能です。
予約も不要ですので、関心のあるかたは、お誘いあわせのうえ、ふるってご参加ください。
2013年度 イラン研究会 プログラム
- 開催場所:
- 大東文化大学(板橋校舎)大東文化会館 3階302号室・2階ラウンジ
- 〒175-0083 東京都板橋区徳丸2丁目4番21号 ℡:03-5399-7399
- 池袋から東武東上線下り東武練馬駅北口下車徒歩3分
- http://www2.daito.ac.jp/jp/modules/profile/index.php/J03-00-4371-01
- 日程:
- 第1日目:
- 3月29日(土) 午後1時から
- 12:30 開場
- 13:00 開会
- 個人研究発表
- 13:10~13:50 千葉昌子(東京大学)
- 「ニザーミー詩編『神秘の宝庫』に描かれた《二人の学者》」
- 14:00~14:40 中村菜穂(東京外国語大学)
- 「魅惑する都市- ―詩人ナーデル・ナーデルプールのテヘラン」
- 14:40~15:00 休憩
- コンフェション
- 15:00~15:30 追悼
- 15:30~17:00 参加者によるコンフェション(研究近況など)
- 懇親会 17:30(大東文化会館近くの場所を予定)
- 第2日目:
- 3月30日(日) 午前10時か~午後3時頃
- 09:30 開場
- 10:00 開会
- 個人研究発表
- 10:00~10:40 遠藤健太郎(慶応大学)
- 「父と過ごした日々―『ジャマールザーデ回想録』を読む」(仮題)
- 10:40~11:20 阿部 哲(アリゾナ大学)
- 「「環境主義科学」とイラン国家:イランにおける自然概念の再生成」
- 11:20~12:00 林 裕(東京大学)
- 紛争影響下の日常-アフガニスタンカーブル州北方郡部のロ-カルガバナンス‐」
- 12:10~13:00 休憩
- 参加者コンフェション
- 13:00~15:00
- 15:30 閉会
2013年度日本中央アジア学会年次大会
公開パネル・セッションのお知らせ
下記のように、来る3月29日(土)、日本中央アジア学会年次大会(於江ノ島)において公開パネル・セッション「資源管理から見る帝国統治と中央アジア――土地・家畜・水・人――」が開催されることになりましたので、ご案内いたします。
朝早くからの開催となりますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- 【日時】
- 3月29日(土)9:00~12:30
- 【会場】
- KKR江ノ島ニュー向洋1階サロン(正面玄関を入り右手すぐの部屋です)
- サイト:
- http://www.kkrenosima.com/index.htm
- 電話番号:
- 0466-23-7710
- アクセス:
- 江ノ島電鉄江ノ島駅下車、徒歩5分
- 湘南モノレール湘南江の島駅下車、徒歩5分
- 小田急電鉄片瀬江ノ島駅下車、徒歩10分
- 【パネルタイトル】
- 「資源管理から見る帝国統治と中央アジア――土地・家畜・水・人――」
- 【各報告タイトル】
- 野田仁(早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員・研究院講師)
- 「帝国が見るカザフ遊牧民の土地と家畜:19世紀の紛争解決の事例から」
- 小沼孝博(東北学院大学文学部准教授)
- 「清朝治下の東トルキスタンにおける政治権力と在地商人」
- 塩谷哲史(筑波大学人文社会系助教)
- 「水資源と開発をめぐるロシア帝国権力と中央アジア南部定住地域」
- 秋山徹(早稲田大学イスラーム地域研究機構研究助手)
- 「人的資源の活用から見るロシア帝国の中央アジア統治:イギットを事例として」
- 【趣旨説明】
- 秋山徹(同上)
- 【司会】
- 小松久男(東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授)
- 【コメンテイタ】
- 宇山智彦(北海道大学スラブ研究センター教授)
※本パネル・セッションは、NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点の共催で行われます。
参加をご希望される方は、以下のフォーマットに必要事項をご記入のうえ、3月26日(水)までに日本中央アジア学会年次大会事務局jacas_workshop@yahoo.co.jpまでご連絡くださいますようお願いいたします。
===================
日本中央アジア学会年次大会公開パネル・セッションに参加します
ご氏名:
ご所属:
ご連絡先(メールアドレス):
※車でお越しの方へ:会場の駐車場は無料でご利用いただけますが、駐車スペースの関係上、事前にお知らせください。
===================
お問い合わせ等がございましたら、下記の年次大会事務局の方にお願いいたします。
日本中央アジア学会年次大会実行委員
山﨑典子(東京大学大学院博士課程)
日本中央アジア学会年次大会事務局
E-mail: jacas_workshop@yahoo.co.jp
日本中央アジア学会HP
http://www.jacas.jp/
2014国際ノウルーズ祭へのお誘い
イラン大使館では、イランの新年であるノウルーズを3月21日に迎えるにあたり、下記の日程・会場にて2014国際ノウルーズ祭を開催いたします。
当日はイランの著名な音楽家アブドルホセイン・モフターバード氏を招いてのイラン伝統音楽コンサートも予定されております。入場は無料です。
- 日時:
- 3月28日(金) 17:00-18:30, 19:00-20:30の2回(共に同内容です)
- 会場:
- 港区芝浦港南区民センター(http://www.kissport.or.jp/sisetu/sibaura/)
イベントに参加をご希望の方は、3月23日(日)までに下記のご連絡先までFAXもしくはEメールにてご氏名・ご連絡先をお伝えいただき、お申し込みください。
イラン文化交流センター
FAX: 03-5421-2788
Eメール: culture@icro-jp.org
AA研中東・イスラーム機関研究員発表会のお知らせ
アジア・アフリカ言語文化研究所の基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」(MEIS2)では、以下のように研究機関研究員発表会を開催いたします。
2人の機関研究員の方に、日頃の研究成果を報告していただきます。
平日ではございますが、皆様のご参加をお待ちしております。
基幹研究「中東・イスラーム圏における人間移動と多元的社会編成」研究機関研究員発表会
- 日時
- 2014年3月28日(金) 14:00-18:00
- 会場
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 マルチメディアセミナー室(306)
- 福島 康博氏 (AA研研究機関研究員)
- 「マレーシアのイスラーム金融前史の範囲と視点」
- 藤波 伸嘉 氏(AA研研究機関研究員)
- 「オスマン帝国と国際法—ブルンチュリ『公法会通』とハサン・フェフミ・パシャ『国際法概説』」
- (参加自由・無料)
講演会「アルジェリアの貧困問題」のご案内
中東を揺るがした2011年のアラブ政変の背景に、青年層の貧困問題や失業問題が横たわっていたことは確かですが、アラブ諸国は貧困・失業問題にどのような対策をとっているのでしょうか。
NIHUプログラム「イスラーム地域研究」では、アルジェリアからRaouf Kacimiアルジェ大学教授をお招きして、イスラームの伝統的な貧者救済制度と現代的な福祉政策の両面から、アルジェリアの貧困問題についてご講演いただくことになりました。
皆様ふるってご参加下さい。
- 講師:
- Raouf Kacimi氏(アルジェ大学・CREAD研究員、社会学部教授)
- 日時:
- 2014年3月25日 17:30〜19:00
- 会場:
- 上智大学四ツ谷キャンパス10号館 10-B-105a教室
- (JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
- *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/accessguide/access_yotsuya
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
- 演題:
- アルジェリアの貧困問題
- 言語:
- 英語(通訳なし)
*準備の都合上、ご出席予定の方は
上智大学イスラーム研究センター事務局(ias-iac@sophia.ac.jp)まで
ご連絡ください。
主催:NIHUプログラム「イスラーム地域研究」早稲田大学拠点
共催:NIHUプログラム「イスラーム地域研究」上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」
*本講演会は、早稲田大学と上智大学とのイスラーム地域研究に関する学術協定(大学間連携による共同研究)に基づく講演会です。
上智大学イスラーム研究センター
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1(市谷キャンパス)
TEL&FAX: 03-3238-4073
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/
AA研「近世イスラーム国家と多元的社会」研究会のお知らせ
アジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究課題「近世イスラーム国家と多元的社会」では、下記の通り研究会を開催いたします。
本課題最後の研究会となりますので、皆様、是非、ご参加ください。
- 日時:
- 2014年3月25日(火)14:00-18:00
- 場所:
- 東京外国語大学アジア言語文化研究所マルチメディア会議室(304)
- アクセス
- http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
- プログラム:
- 小野浩氏(京都橘大学)
- 「アク・コユンル スルターン・ヤァクーブのファルマーン1通から」
- 堀井優氏(同志社大学)
- 「近世エジプトのヴェネツィア人」(仮題)
- (参加自由・無料)
国際ワークショップ「アルメニアとイランの簿記術」
国際ワークショップ "Armenian and Persian Bookkeeping Systems: A Comparison"のご案内
Workshop "Armenian and Persian Bookkeeping Systems: A Comparison"
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、オックスフォード大学のEdmund Herzig氏を招いて、下記の通り、国際ワークショップを開催いたします。
行政・税務の分野で広がったイラン式簿記術と商業を中心に活躍していたアルメニア人の簿記術は、イスラーム圏において併存していたにもかかわらず、その両者が比較検討されたことはありませんでした。本ワークショップは、この両者を比較しようとする、世界初めての試みです。
Edmund Herzig氏はイラン・サファヴィー朝期のアルメニア商人の活動について1991年に学位を取られ、この分野の第一人者でいらっしゃいます。
最近のお仕事として、Iran and the World in the Safavid Age (共編著, 2012)がございます。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。
- 日時:
- 2014年3月23日(日)13:30−17:00
- Sunday, 23th March 2014, 13:30−17:00
- 会場:
- 東京外国語大学本郷サテライト4Fセミナー室
- 4th Floor, Hongo Satellite, Tokyo University of Foreign Studies
- (東京都文京区本郷2-14-10/ 2-14-10 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo)
- 地図はこちら
- http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
- プログラム:
- WATABE Ryoko (Part-time Lecturer, the University of Tokyo)
- "The importance of Persian siyaq manuals for the studies on fiscal administration and bookkeeping system in Persianate societies: A comparative case study on Ilkhanid and Safavid manuals"
- Edmund HERZIG (University of Oxford)
- "Armenian Merchants and their Bookkeeping System during the Safavid Period"
- (参加自由・無料)
主催:「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B))
共催:イスラーム地域研究東洋文庫拠点
第12回中央アジア古文書研究セミナーのご案内
以下の要領で、科学研究費補助金「近代中央ユーラシア地域における帝国統治の比較法制度・法社会史的研究」とNIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催により、本年度の「中央アジア古文書研究セミナー」を開催いたします。お忙しいとは存じますが、ふるってご参加いただきたくご案内申し上げます。
尚、セミナー終了後、引き続いて来年度の研究計画について話し合いの場を持ちたいと思います。その後の懇親会を含め、日程的に可能な方は、ぜひこちらにもご参加いただきたくお願い申し上げます。
- 日時:
- 2014年3月22日(土) 12:00~20:30 ※終了後、懇親会を行ないます。
- 場所:
- 京都外国語大学国際交流会館4階会議室(No.941)
- ※会場アクセス: http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/campus/access/index.html
- 【プログラム】
- 12:00-12:20
- 趣旨説明(堀川)、参加者自己紹介
- 12:20-13:50
- 文書講読(1)「ブハラとヒヴァの婚姻認証文書」
- 講師: 矢島洋一 (奈良女子大学研究院人文科学系)
- 13:50-14:10
- コーヒーブレーク
- 14:10-17:30
- 文書講読(2)「帝政期フェルガナ州のタズキラとファトワー」
- 講師: 磯貝健一 (追手門学院大学国際教養学部) (15:40-16:00 休憩)
- 17:30-17:40
- 休憩
- 17:40-18:40
- 総合討論
- 19:00-20:30
- 来年度研究計画についての打ちあわせ
- ※21:00~
- 懇親会
参加を希望される方は、資料送付宛先を明記の上、電子メールまたは郵便にて下記までご連絡ください。古文書講読で使用する資料を事前に郵送いたします。
昼食は各自で済まされたのち、セミナーにご参加願います。また、旅費(原則として3月22日~23日の1泊2日)を準備しますので、不要な方、あるいは、宿泊されない方はその旨ご連絡ください。
尚、事務手続きの関係上、参加の受付は3月3日(月)をもって締め切らせていただきます。
連絡先: 堀川 徹 京都外国語大学国際言語平和研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel.:075-322-6055 メールアドレス:to_horik(a)kufs.ac.jp
※メールアドレスについては、送信時に(a)を@に置き換えてください。
羽田記念会特別講演会「バルブ文化芸術遺産プロジェクト」のご案内
下記のように、来る3月19日(水)にオクスフォード大学よりEdmund Herzig教授をお迎えして、羽田記念会特別講演会が開催されることになりましたので、ご案内いたします。
なお、今回はユーラシア文化研究センター(羽田記念館)改修工事中のため、京都大学本部キャンパス内人文科学研究所本館にて開催されますのでご注意ください。
皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。
特別講演会 Edmund Herzig教授講演会
- 日時:
- 2014年3月19日(水)15:00より
- 会場:
- 京都大学人文科学研究所1階セミナー室1
- 【講演】
- The Balkh Art and Cultural Heritage Project:
- New Research in the Urban History and Archaeology of Afghanistan and Central Asia
- 【講演者】
- Edmund HERZIG氏(オクスフォード大学東洋学部教授)
- (使用言語:英語 通訳無)
Edmund Herzig教授はアルメニア、コーカサス史研究の第一人者であり、近年ではBalkh Art and Cultural Heritage Project(http://balkhheritage.org)の責任者として、アフガニスタン北部の重要史跡バルフをめぐる文献、遺物、貨幣史料 の総合的研究を行っておられます。詳細は案内ポスターをご参照ください。 ※案内ポスター(PDF版):http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2014 /02/Herzig_20140319.pdf
この講演会に関するお問い合わせは、人文科学研究所稲葉研究室(075-753-6968)またはユーラシア文化研究センター (075-491-6027、電子メール:eurasia-haneda@bun.kyoto-u.ac.jp(大崎・杉山・塩野崎)にお願いいたします。
イスラーム地域研究・若手研究者の会 3月例会のお知らせ
3月例会の報告は、法貴遊さん(京都大学大学院文学研究科西南アジア史学専修・博士後期課程)にお願いしました。
本報告では、イスラーム圏医学史研究において非常に重要であり、現在、約1,800点の医学関連史料が発見されているオールド・カイロのベン・エズラ・シナゴーグのゲニザから発見された文書(ゲニザ文書)から書簡と処方箋を取り上げ、平凡な医者たちの医学知と医学実践の一側面を明らかにしていただく予定です。
- 日時:
- 3月15日(土)14時30分~18時30分
- 場所:
- 早稲田大学・早稲田キャンパス120-4号館4階・405・6会議室
- 報告者:
- 法貴遊氏(京都大学大学院文学研究科西南アジア史学専修・博士後期課程)
- コメンテーター:
- 矢口直英氏(国士舘大学非常勤講師)
- 題目:
- 「カイロ・ゲニザの医学関連史料について」
- (地図:http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/organization/contact.html)
- 研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の水上までお願い致します。
e-mail: rymizukami@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内
東洋文庫談話会のご案内
東洋文庫では、このたび下記の要領にて談話会を開催いたします。
聴講は無料です。皆様のご参加をお待ちしております。
- 会場:
- 公益財団法人東洋文庫 二階講演室
- ※会場地図などに関しましては、下記HPにてご確認下さい。
- (http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html)
- 日時:
- 2014年3月15日(土) 14:00~15:30(開場13:30~)
- 演題:
- 「パピルス文書と初期イスラーム時代史研究」
- 発表者:
- 亀谷 学 氏(日本学術振興会特別研究員PD)
- (司会:後藤 明・東洋文庫研究員)
- 問い合わせ先:
- 公益財団法人東洋文庫・研究部
- 住所:〒113-0021
- 文京区本駒込2-28-21
- E-mail: harayama@toyo-bunko.or.jp
KIAS WIAS: Aurangzeb Haneef 氏来日講演会のご案内
Aurangzeb Haneef 氏来日講演会(3/11, 3/15)のご案内
この度、人間文化研究機構(NIHU)プログラム・イスラーム地域研究と現代インド地域研究の連携事業(地域研究間連携研究の推進事業)では、下記の要領により講演会を開催いたします。
講演者のアウラングゼーブ・ハニーフAurangzeb Haneef 氏は、パキスタン・ラホールのLahore University of Management Sciences (LUMS)のTeaching Fellowで、国際的な平和構築や紛争調停をご専門とする新進気鋭の若手研究者です。以下が著作の一例です。
・“Education in Muslim Societies: Learning from the Past” in Basit, Abdul (ed.) (2012): Global Muslim Communities at a Crossroads: Understanding Religious Beliefs, Practices, and Infighting to End the Conflict, Praeger: Santa Barbara.
・“Islam: A system of Salaam/Peace” in Dietrich, Wolfgang et al (eds.) (2011): International Handbook on Peace, Palgrave McMillan: London/New York.
今回は京都大学と早稲田大学にて教育に関するご講演をいただきます。
公開の講演会(事前登録不要)ですので、ふるってご参加いただけますようお願い申し上げます。
【京都大学での講演会】
- 日時:
- 2014年3月11日(火) 16:00〜18:00
- 会場:
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
- 地図:
- 以下のリンク先の地図をご参照ください。
- 上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 演題:
- Education in Muslim societies: Past and Present
- 言語:
- 英語(通訳なし)
- お問い合わせ:
- 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
- 附属イスラーム地域研究センター事務局
- inq-kias (at) asafas.kyoto-u.ac.jp
- TEL:075-753-9640
【早稲田大学での講演会】
- 日時:
- 2014年3月15日(土) 16:00〜18:00
- 会場:
- 早稲田大学26号館702教室
- 地図:
- http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
- 演題:
- Manqulat over Ma`qulat: The curricula of contemporary Madrasas in Pakistan in comparison with the Muslim past
- 言語:
- 英語(通訳なし)
- お問い合わせ:
- 早稲田大学イスラーム地域研究機構
- info (at) islam.waseda.ac.jp
- TEL:03-5286-1749
Open Lectures by Aurangzeb Haneef
NIHU Program, Collaboration Studies between IAS and INDAS will present two open lectures by Mr. Aurangzeb Haneef from Lahore University of Management Sciences (LUMS). These lectures will focus on education in Muslim societies, and will be presented at Kyoto and Waseda Universities as detailed below. We realize this is a sudden announcement, but since these are open lectures (free of charge / no reservations required), we do sincerely hope you’ll find time in your busy schedules to join us for these special events.
[KIAS Open Lecture]
- Date:
- March 11th (Tue) 2014, 16:00-18:00
- Location:
- Kyoto University, Yoshida Main Campus,
- Research Building No. 2, 4th Floor, Conference Room (AA447)
- Maps:
- *Access Map for Yoshida Main Campus
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/yoshida_all.htm
- *Access Map for Research Bldg. No. 2
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/main.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- Presentation:
- "Education in Muslim Societies: Past and Present"
- Aurangzeb Haneef (Lahore University of Management Sciences)
- Language:
- English (without Japanese interpreting)
- Contact:
- The Center for Islamic Area Studies at Kyoto University -
- Graduate School of Asian and African Area Studies
- E-mail: inq-kias (at) asafas.kyoto-u.ac.jp
- TEL: 075-753-9640
[WIAS Open Lecture]
- Date:
- March 15th (Sat) 2014, 16:00-18:00
- Location:
- Waseda University, building 26, room 702
- Map:
- http://www.waseda.jp/eng/campus/map.html
- Presentation:
- "Manqulat over Ma`qulat: The Curricula of Contemporary
- Madrasas in Pakistan in Comparison with the Muslim Past"
- Aurangzeb Haneef (Lahore University of Management Sciences)
- Language:
- English (without Japanese interpreting)
- Contact:
- The Waseda Organization for Islamic Area Studies
- E-mail: info (at) islam.waseda.ac.jp
- TEL: 03-5286-1749
イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.ias-network.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
蜂起の空間的実践—「アラブの春」の抗議行動にみる広場と国家の関係性
東京大学東洋文化研究所では、3月6日(木)の午後、英国クィーンズ大学ベルファストのギハーン・セリーム氏をお迎えし、セミナーを開催いたします。
2010年以降のアラブの民衆革命を、空間という切り口から分析される予定です。セリーム氏はフクシマ問題にも関心が高く、今回も、中東・西アジアにとどまらない、多様な視覚からのお話をうかがえるものと思っております。
多くの方々のご参加をお待ちしています。
以下、ご案内です。
- 【日時】
- 2014年 3月6日(木) 15:00-17:00
- 【場所】
- 東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
- ※ エレベーターを降りて正面の部屋です
- 【報告者】
- ギハーン・セリーム氏 Dr. Gehan Selim
- 建築学講師、クィーンズ大学ベルファスト、英国
- 【題名】
- Spatial Practices of Revolt:Square-state relations during the Arab Spring protests
- 蜂起の空間的実践—「アラブの春」の抗議行動にみる広場と国家の関係性
- 【要旨】
- Mass protests during the Arab Spring in the Middle East have revealed layers of complex process of private/public patterns in massive urban revolt which are yet to be empirically and systematically investigated. This research investigates the quick pace by which the public space was reshaped and reproduced to assist its role as a space for resistance and revolt from the traditional state-driven system of power and control.
- By mapping patterns of interaction, social behavior and use of space with the physical characteristics and spatial order of Tahrir Square and its surrounding buildings during the Egyptian revolution, it is argued that socio-spatial practices that were at work in the Square, were already embedded in the memory and cognition of the individuals that could be recalled in different places and situations to inform actions.
- 中東における「アラブの春」での大衆の抗議行動は、都市部の大規模な蜂起に「公/私」をめぐる複雑な過程や諸相があることを明るみに出した。これについての経験的・体系的な調査の必要性を指摘しつつ、本報告では、伝統的な国家主導型の権力・支配システムからの抵抗や蜂起のための空間として、「公」空間がいかに素早く再形成・再生産されているのかを描き出す。エジプト革命の最中、タハリール広場やその周辺の建物では、どのようなやり取りや社会的振舞い、空間利用のパターンがあったのか。それらを物理的な状況と空間的秩序の中に位置づけながら、本報告では、広場で見られた社会的・空間的実践が革命の以前から、個々人の記憶や認識の中に埋め込まれていたものであったこと、また、その他の場所や状況でも行動の基点となっていたことを論じる。
- 【主催】
- 東文研・班研究 「中東の社会変容と思想運動」
- 【共催】
- TIAS「中東・イスラーム諸国の民主化」研究班
- 科研費基盤研究(A)アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎的研究
詳細はこちら:
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=ThuFeb131339012014
国際ワークショップ「ハラール食品のグローバリズム:イスラームとハラール市場に対する政府の規制」
早稲田大学アジア・ムスリム研究所より、同志社大学一神教学際研究センターとの共催で開催する国際ワークショップ(3/6)のお知らせです。
- 日時:
- 2014年3月6日(木)14:00〜17:15
- 場所:
- 同志社大学今出川キャンパス・神学館チャペル室
- 講演言語 :
- 英語(日本語への逐次通訳あり、質疑応答は日本語→英語の逐次通訳もあり)
- 司会:
- 森山央朗(同志社大学神学部准教授)
- 講演タイトル:1.ヨハン・フィッシャー氏(ロスキレ大学准教授(デンマーク))
- 「グローバルな市場におけるハラール製品の生産・貿易・規制」
- "Global Halal Production, Trade and Regulation" (Johan FISCHER)
- 2.フローランス・ベルゴオ=ブラクレー氏(地中海ヨーロッパ比較民族学研究所(フランス国立科学研究センター)主任研究員)
- 「ハラール食品基準の国際展開:ヨーロッパの事例」
- "The International Development of Halal Food Standards: the European Case"(Florence BERGEAUD-BLACKLER)
- 概要:
- イスラームの法で「合法」、「許された」モノやコトを意味するのがハラールである。ハラール食品はムスリムが安心して食べることのできるモノで、近年、その巨大な市場に世界的な関心が集まっている。このワークショップでは、デンマークとフランスからハラール食品に関する社会経済的研究の最前線で活躍 する2名の文化人類学者を招聘し、イスラームとグローバルな市場経済が交差するハラール食品の生産・流通とそれに対する政府・国際機関の規制について、ヨーロッパと東南アジアの事例を中心に議論を行う。
- 主催:
- 早稲田大学重点領域研究機構アジア・ムスリム研究所
- 共催:
- 同志社大学一神教学際研究センター
※登録不要、参加無料
連絡先:新宿区早稲田鶴巻町513 早稲田大学 120-4号館3階イスラーム地域研究機構気付アジア・ムスリム研究所事務局
Tel・Fax: 03-5286-1749
E-mail: asian-muslim@islam.waseda.ac.jp
WEB: http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/research/ams.php
国際シンポジウム「西欧と東アジアにおけるハラール食品消費」のお知らせ
国際シンポジウム「西欧と東アジアにおけるハラール食品消費」
- 日時
- 2014年3月4日(火)13:30〜17:00(13:00開場)
- 場所
- 早稲田大学 総合学術情報センター(18号館国際会議場1階)・井深大記念ホール *中央図書館と同じ棟1階
- 言語
- 日本語・英語(日英同時通訳あり)
- 講演者:
- 基調講演1「西欧におけるハラール食品消費」Florence BERGEAUD-BLACKLER (Research Fellow, IDEMEC/CNRS, France)
- 基調講演2「グローバルなハラール食品消費」Johan FISCHER (Associate Professor, Roskilde University, Denmark)
- 「中華文化におけるハラール食品とその消費」砂井紫里(早稲田大学研究助手)
- 「東アジアにおけるムスリム移民のハラール食品消費」小島宏(早稲田大学教授)
- 討論者:
- 阿良田麻里子(東京工業大学大学院特任講師)
要事前参加登録
申込締切 2014年2月28日(金)
電子メールで以下の情報をお送り下さい。
=======登録用フォーム=================
*必須項目
- 宛先:
- asian-muslim@islam.waseda.ac.jp
- 件名:
- 「参加申込み・3/4ハラール国際シンポジウム@早稲田」
1)氏名*
2)メールアドレス*
3)電話番号*
4)所属機関名*
5)どこでこのイベントを知りましたか?(該当する行を残して下さい)
□( )のホームページ
□( )のメーリングリスト
□掲示物やチラシをみて(掲示場所: )
□知人・友人から
□その他( )
========登録用フォームここまで=========
- 主催:
- 早稲田大学重点領域研究機構アジア・ムスリム研究所
- 共催:
- 早稲田大学イスラーム地域研究機構
- 協力:
- 東京工業大学「ぐるなび」食の未来創成寄附講座
- 申込み&問い合わせ
- 早稲田大学アジア・ムスリム研究所事務局
- asian-muslim@islam.waseda.ac.jp
- http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/en/research/ams.php
International Symposium “Halal Food Consumption in Western Europe and East Asia”
- Date and Time:
- March 4th, 2014
- 13:30-17:00 (13:00 open)
- Venue:
- Masaru Ibuka Auditorium
- 1st floor, Complex of Central Library and International Conference
- Center Waseda Campus, Waseda University, Tokyo, Japan
- http://www.waseda.jp/eng/campus/map.html
- Language:
- English and Japanese (simultaneous translation)
- Host:
- Institute for Asian Muslim Studies, Waseda University
- Co-host:
- Organization for Islamic Area Studies, Waseda University
- Speakers and Topics:
- Plenary Lecture 1: "Halal Food Consumption in Western Europe"
- Florence BERGEAUD-BLACKLER, Research Fellow, IDEMEC/CNRS, France
- Plenary Lecture 2: "Global Halal Consumption"
- Johan FISCHER, Associate Professor, Roskilde University, Denmark
- "Halal Food Consumption in Chinese Culture"
- Yukari SAI, Research Associate, Waseda University
- "Halal Food Consumption among Muslim Migrants in East Asia"
- Hiroshi KOJIMA, Professor, Waseda University
- Discussant:
- Mariko ARATA, Assistant Professor, Tokyo Institute of Technology
Pre-registration is required for the symposium by February 28th, 2014.
E-mail the completed registration form to the secretariat:
asian-muslim @islam.waseda.ac.jp
Registration Form
Name:
E-mail address:
Telephone No. :
Affiliation:
Notes:
2月
オイルショック40周年公開シンポジウム開催のお知らせ
オイルショック40周年公開シンポジウム「日本と中東 日本と石油―エネルギーにまつわる温故知新―」開催のお知らせ
このたびNIHUプログラム・イスラーム地域研究京都大学拠点「国際関係(国際組織・情報ネットワークを含む)」研究班は、オイルショック40周年、日章丸事件60周年にあたり公開シンポジウム「日本と中東 日本と石油」を開催いたします。
中東地域研究、アメリカ現代史研究、日本経済史研究の専門家が、様々な角度から、日本、石油、中東をめぐる様々な問題について議論します。
皆様のご来場をお持ち申し上げております。
公開シンポジウム「日本と中東 日本と石油―エネルギーにまつわる温故知新―」
<趣旨>
2013年は日本と石油、日本と中東との関わりにとってきわめて象徴的な年であった。1953年のいわゆる日章丸事件から60年、さらに1973年のオイルショックから40年。いずれも日本と中東・石油の関係を大きく変化させただけではなく、日本の経済やエネルギーの方向性をも変容させる大事件であった。そして現在、東日本大震災と福島第一原発事故を経て、迷走をつづけた日本の新しいエネルギー政策がようやく姿を現しはじめている。安倍政権は成立直後から積極的に中東外交を展開しており、「福島後」の新たなエネルギーの枠組のなかで中東は新しい役割を割り振られるようとしている。本シンポジウムは、日本と中東・石油の関係を回顧しながら、日本の中東外交やエネルギー政策のありかたを探っていこうとするものである。
- 日時:
- 2014年2月23日(日)13:30-17:30
- 場所:
- 京都大学川端キャンパス稲盛財団記念館3階大会議室
- (アクセスは案内文下のアクセス・交通機関をご参照ください)
- プログラム:
- 13:30-14:00
- 保坂修司(日本エネルギー経済研究所研究理事)
- 「日本と石油と中東をめぐる40年と60年と400年」
- 14:00-14:30
- 坂梨祥(日本エネルギー経済研究所研究主幹)
- 「イランから見た日章丸事件」
- 14:30-15:00
- 小野沢透(京都大学大学院文学研究科准教授)
- 「アラビア石油と国際石油秩序の変質」
- 休憩 15:00-15:10
- 15:10-15:40
- 小堀聡(名古屋大学大学院経済学研究科准教授)
- 「日本の高度成長とエネルギー問題」
- 15:40-16:10
- 堀拔功二(日本エネルギー経済研究所研究員)
- 「日本のエネルギー外交と中東」
- 休憩 16:10-16:20
- 16:20-17:20
- パネルディスカッション・質疑応答
- 17:20-17:30
- 小杉泰(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
- 総括・クロージングリマークス
*会場準備の都合上、参加をご希望の方は、事前にKIAS事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp までご連絡いただけると幸いです。
<アクセス・交通機関>
- 地図URL
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/pdf/campus.pdf
- 最寄り駅:
- 京阪電鉄『神宮丸太町駅』下車。川端通を北へ徒歩約5分。
- JR京都駅から
- ・タクシー:『荒神橋東詰(こうじんばしひがしづめ)の稲盛財団記念館へ』とご指定ください(約30分)。
- ・JRと京阪電鉄:JR奈良線 各停 城陽行(140円)『東福寺』駅下車。
- 京阪本線に乗り換え 各停 出町柳行(260円)『神宮丸太町』駅下車。
- 所要時間約18分。川端通を北へ徒歩約5分。
- ・市バス:205系統か4系統か17系統『荒神口(こうじんぐち)』下車。所要時間
- 約30分。バス停より徒歩約5分。
- ・京都バス:17系統『荒神橋(こうじんばし)』下車。所要時間約30分。バス停から道路を渡ってすぐ。
- ・阪急河原町駅から
- 市バス :59系統か37系統か17系統で「荒神口」下車、バス停より徒歩約5分。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
イスラーム地域研究・若手研究者の会 2月例会のお知らせ
2月例会の報告は、山﨑典子さん(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/日本学術振興会特別研究員(DC1))にお願いしました。
本報告では、1906年に中国を訪問し、中国イスラーム改革運動の指導者であった王寛などの知遇を得たロシアのタタール人ウラマー、アブデュルレシト・イブラヒムのユーラシア旅行記『イスラーム世界』を手がかりとして、清末ムスリム社会の諸相を明らかにしていただく予定です。
- 日時:
- 2月22日(土)14時30分~18時30分
- 場所:
- 早稲田大学・早稲田キャンパス120-4号館4階・405・6会議室
- 報告者:
- 山﨑典子氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/日本学術振興会特別研究員(DC1))
- コメンテーター:
- 小松久男氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任教授)
- 題目:
- 「アブデュルレシト・イブラヒムの中国旅行:ロシアのタタール人ウラマーが見た清末ムスリム社会」
- (地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html)
研究会に関するお問い合わせは、事務連絡担当の水上までお願い致します。
e-mail: rymizukami@yahoo.co.jp
研究会HP: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/index.html
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第 6 回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、第6回研究会を下記要領で開催いたします。
第6回の研究会は、史料講読(担当渡部良子氏)をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。
【第6回研究会】
- 日時:
- 2月20日(木)14:00-17:00
- 場所:
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- 担当:
- 渡部良子氏(東京大学文学部・非常勤講師)
- 講読史料:
- Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
- 写本:
- Mar‘ashi写本8140、議会図書館写本3117、議会図書館写本6544
- 講読箇所:
- 第10章「補足(hashw)と総額(bariz)およびそれに属するものの真実」(続き)
- 書式用例第10の後、「pushida namanad ki ...」から。
- (写本画像:Mar'ashi 8140: 45-47, Majlis 3117: 72-74, Majlis 6544: 48-49, Astan-i Quds 7148: 38-39)
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡係までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
研究会の概略
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。
(これまでの成果については下記リンクをご参照ください)
公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
リンク
- 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
- 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
- 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
ご不明な点がありましたら、連絡係熊倉(wkmisr@islam.waseda.ac.jp)までご連絡ください。
イスラーム美術 国際セミナーのお知らせ
2014年2月18日(火)、早稲田大学において、イスラーム美術史研究における著名な研究者であるウォルター・デニー教授を招聘し、3名の発表から成る「イスラーム美術コレクションの形成―ヨーロッパ、アメリカ、エジプト、アジア―」と題する国際セミナーを開催することになりました。
皆様のご来場をお待ちしております(予約不要、無料)。
- 日時:
- 2月18日(火)午後2時から4時30分
- 場所:
- 早稲田大学26号館 地下多目的講義室
- 発表者と内容:
- 真道洋子氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構、招聘研究員)「カイロ・イスラーム芸術博物館の歴史と現状」
- ウォルター・デニー氏(マサチューセッツ大学、教授)「イスラーム美術と西洋」
- 鎌田由美子(早稲田大学高等研究所、助教)「東南アジアにおけるイスラーム美術コレクション」
International seminar: "Collecting Islamic art in the West, Egypt and Asia"
- Date:
- February 18, 2014, 2:00 -4:30 pm
- Venue:
- Waseda University, Waseda Campus, Building no. 26, underground lecture hall
- Program:
- 2:00-2:05 Introduction
- 2:05-2:35 Dr. Yoko Shindo, Waseda University, "The history and current situation of the Islamic Art Museum, Cairo"
- 2:35-2:40 Q&A
- 2:40-3:30 Professor Walter Denny, University of Massachusetts at Amherst, "Islamic art and the West"
- 3:30-3:35 Q&A
- 3:35-3:50 Break
- 3:50-4:20 Dr. Yumiko Kamada, Waseda University "Islamic art collections in Southeast Asia"
- 4:20-4:30 Q&A
中央ユーラシア研究会・特別セミナー「イスラーム地域における聖廟参詣の諸相」のご案内
このたび、NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点中央ユーラシア研究会では、国立民族学博物館の外国人研究員として来日中のPedram KHOSRONEJAD氏(セント・アンドリューズ大学・研究員)をお招きして、特別セミナーを開催することとなりました。HOSRONEJAD氏よりご講演をいただきますとともに、菅原純氏、安田慎氏のお二人からもご報告をたまわる予定です。
イスラーム地域における聖廟参詣の様相とその歴史的背景について、それぞれの地域における政治的・社会的・文化的条件も視野に入れつつ、通地域的に考えるとともに、今後の研究の方向性についても展望したいと思います。
ご関心のある方々のご参加をいただければ幸いです。
中央ユーラシア研究会・特別セミナー「イスラーム地域における聖廟参詣の諸相」
- ◆日時:
- 2014年2月15日(土) 午後1時~5時半
- ◆会場:
- 東京大学東洋文化研究所3階第一会議室
- 住所:東京都文京区本郷7-3-1
- アクセス:地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅下車
- 地下鉄大江戸線本郷三丁目駅下車
- 地下鉄南北線東大前駅下車
- アクセス地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
- キャンパス地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
- ◆プログラム(タイトルには仮題も含まれます)
- 【講演】
- Pedram KHOSRONEJAD (University of St. Andrews)
- “Ziyarat, Shrines and their Mural Paintings in Iran: Historical background and resources”
- 【報告】
- SUGAWARA Jun (Tokyo University of Foreign Studies)
- “Comprehensive Approach to Islamic Sacred Sites in Xinjiang”
- YASUDA Shin (Teikyo University)
- “Formalizing 'Shi’ite' Sacred Sites: Renovation Movement of Sayyida Zaynab Shrine and Sih’ite Communities in Syria”
- ◆主催:
- NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点
- 共催:中央大学人文科学研究所研究チーム「イスラーム地域における聖地巡礼・参詣」
- ◆備考
- ※研究会での使用言語は基本的に英語です。
- ※研究会終了後、会場の近くで懇親会を予定しております。
会場準備の都合がございますので、参加を希望される方は、下記のフォームにご記載の上で、以下の連絡先にメールをご送信いただければ幸いです。
連絡先:新免 康
・アドレスy.shinmen□gmail.com
(□の所にアットマークを入れてください)
■中央ユーラシア研究会・特別セミナーに参加します。
■研究会後の懇親会に
参加します/参加しません (該当しない方を消してください)
ご氏名:
ご所属:
メール・アドレス:
第6回全国マスジド(モスク)代表者会議のご案内
第6回マスジド(モスク)代表者会議「地域コミュニティとマスジドの将来像」(仮題)
- 日時:
- 2014年2月9日(日曜) 13:30から17:10まで
- 場所:
- 早稲田大学・早稲田キャンパス(地下鉄東西線より徒歩5分)
- 18号館国際会議場(中央図書館と同じ棟3階)第3会議室
- 早稲田キャンパス内地図:http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
(以下は暫定版プログラムです)
- 主催
- 早稲田大学アジア・ムスリム研究所
- 早稲田大学多民族・多世代社会研究所
- 「人間文化研究機構(NIHU)プログラム イスラーム地域研究」早稲田大学拠点
第6回マスジド(モスク)代表者会議「地域コミュニティとマスジドの将来像」
- 日時:
- 2014年2月9日(日)
- 於:
- 早稲田大学・18号館国際会議場(中央図書館と同じ棟3階)第3会議室
- 総合司会:
- 早稲田大学アジア・ムスリム研究所長 小島宏
- 13:30-13:40 開会の挨拶
- 早稲田大学多民族・多世代社会研究所長 店田廣文
- 報告
- 13:45-14:15 「大塚マスジドからの報告」
- (報告者未定)
- 14:15-14:45 「熊本マスジドからの報告」
- 小嶋雅宏氏(熊本ムスリム協会 理事/広報・ダアワ部門委員)
- 14:45-15:15
- 休憩と礼拝 ( 14:54 サラート(ASR) )
- 15:15-16:15
- パネル・ディスカッション
- 司会:店田廣文
- パネリスト:マスジド代表者等の方々(未定)
- 16:15-17:00
- 総合討論
- 17:00-17:10 閉会の挨拶
- 早稲田大学アジア・ムスリム研究所長 小島宏
- 参考:
- MAGHRIB 17:17 ISHA 18:38
- 礼拝室:
- 18号館4階共同研究室1・2(男女別)
会議は公開ですが、人数把握のため、参加を希望される方は、下記のアドレス(イスラーム地域研究機構)まで、「代表者会議参加希望」と明記していただき、お名前、ご所属とともにお知らせください。万一、重要な変更事項があった場合には、直接、参加希望者のメールアドレス宛お知らせします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
参加希望連絡先メールアドレス:info@islam.waseda.ac.jp
なお、会場内での録音や写真撮影などは、禁止とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。皆様のご参加をお待ちしております。
早稲田大学アジア・ムスリム研究所長 小島 宏
連絡先:早稲田大学アジア・ムスリム研究所
PHONE&FAX:03-5286-1749 e-mail: asian-muslim@islam.waseda.ac.jp
Institute for Asian Muslim Studies will hold the Sixth Meeting of Representatives of Masjids in Japan "Local Community and Masjids' Future" (tentative) on 9th February (Sun.) 2014 at Waseda University. Those who will attend the event, please let us know your name and affiliation through the following e-mail address (info@islam.waseda.ac.jp).
- Date
- February 9th (Sun.) 2014, 13:30-17:10
- Venue
- Waseda University, Waseda Campus, No. 3 Conference Room, Bldg. 18
- (Complex of Central Library and International Conference Center)
- Map http://www.waseda.jp/eng/campus/map.html
- Organizer
- Institute for Asian Muslim Studies, Waseda University
- Institute of Multi-ethnic and Multi-generational Societies, Waseda University
- NIHU Program Islamic Area Studies, IAS Central Office at Waseda University
- Tentative Program:
- General Chair: Hiroshi Kojima, WU Institute for Asian Muslim Studies
- 13:30-13:40 Opening Remarks
- Hirofumi Tanada, WU Institute of Multi-ethnic and Multi-generational Societies
- 13:45-14:15
- Presentation by Otsuka Masjid [TBA]
- 14:15-14:45
- Presentation by Kumamoto Masjid (Mr. Masahiro Kojima)
- 14:45-15:15
- Break/Salat (ASR 14:54)
- 15:15-16:15
- Panel Discussion
- Chair: Hirofumi Tanada
- Panelists: Representatives of Masjids in Japan
- 16:15-17:00
- General Discussion
- 17:00-17:10
- Closing Remarks
- Hiroshi Kojima, WU Institute for Asian Muslim Studies
Notes: MAGHRIB 17:17 ISHA 18:38
ROOM for Salat : Meeting Room No. 1 and No. 2, 4F of Bldg. 18 (separated
for each gender)
Language Japanese
Contact: Institute for Asian Muslim Studies, Waseda University
E-mail: asian-muslim@islam.waseda.ac.jp
URL: http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/research/ams.html
Hiroshi KOJIMA, Director, WU Institute for Asian Muslims Studies
イスラーム地域研究中心拠点事務局
早稲田大学イスラーム地域研究機構
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町513
早稲田大学120-4号館3階
tel & fax: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp
早稲田大学イスラーム地域研究機構
http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/
NIHUプログラムイスラーム地域研究
http://www.ias-network.jp/
共同利用/共同研究拠点イスラーム地域研究拠点
http://www.islamicareastudies.jp/
ワクフに関する国際セミナーのお知らせ
国際ワークショップ「ワクフとイスラム経済」(2014年2月8日)のご案内
ワクフおよびイスラーム金融について、旺盛な研究活動をしている Murat Çizakça教授(マレーシア、イスラーム金融グローバル大学)をお招きしてワクフ(寄進)と経済に関する国際セミナーを開催します。
チザクチャ教授の講演(基調報告)をうけ、ヨーロッパ、中国、日本などの他地域の寄進や金融と比較しつつ、ワクフ(寄進、信託財産)のもつ経済・社会的機能について討議します。
ディスカッサントとして、松原健太郎教授(中国法制史)およびもう1名の方をお招きする予定です。
- 日時:
- 2014年2月8日(土) 14:00-17:00
- 場所:
- 公益財団法人東洋文庫 講演室(2階)
- 〒113-0021 東京都文京区本駒込2−28−21
- (JR山手線&東京メトロ南北線駒込駅より8分、都営地下鉄千石駅より徒歩7分)
- http://www.tbias.jp/access.html
- 講演 :
- Professor Murat Çizakça
- (INCEIF,The Global University of Islamic Finance Kuala Lumpur,MALAYSIA)
- "Islamic Wealth Management in History"
- ディスカッサント:
- 松原健太郎(東京大学法学研究科准教授、中国法制史)
- ほか1名
- 主催:
- 科学研究費補助金「ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究」(代表者三浦徹)
- 共催:
- イスラーム地域研究東洋文庫拠点
セミナーにご参加くださる方は、資料等の準備の関係上、下記三浦宛にご一報ください。もちろん、当日になってのご参加も歓迎いたします。
チザクチャ教授の主要著作:
イスラーム圏全般のワクフについて(インドや東南アジアをふくむ)
A History of Philanthropic Foundations: The Islamic World from the Seventh
Century to the Present, Istanbul, 2000を著し
イスラム金融(ワクフ、協業を含む)やイスラム経済の歴史的展開について
A Comparative Evolution of Business Partnerships : The Islamic World and
Europe, with specific Reference to the Ottoman Archives E.J. Brill 1996.
Islamic Capitalism and Finance: Origins, Evolutions and the Future, Kuala
Lumpur, 2011
CVは下記のサイトにあります。
www.muratcizakca.com
International Seminar on the Waqf and Islamic Economy
- Date:
- February 8th, 2014. 14:00-17:00
- Place:
- Toyo Bunko (The Oriental Library) Professor Murat Çizakça
- (INCEIF,The Global University of Islamic Finance, Kuala Lumpur,MALAYSIA)
- "Islamic Wealth Management in History"
- Discussants:
- Associate Professor Kentaro MATSUBARA (The University of Tokyo, Chinese Legal History) and others.
筑波大学北アフリカ研究センター特別セミナーのご案内
筑波大学北アフリカ研究センターより、特別セミナーのお知らせです。
下記の要領で特別セミナーを開催致します。
皆様におかれましてはご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。
この度は、以下のとおり、北アフリカ研究センター設立10周年記念事業の一環として、特別セミナー「北アフリカ・地中海地域におけるシーズ開発によるイノベーション拠点の確立」を開催いたします。
本セミナーでは、北アフリカ・地中海諸国より研究者を招聘し、日本と北アフリカ・地中海諸国との共同研究等の課題や成果を報告するとともに、今後の学術交流の展望について、広く意見交換する場を設けたいと考えております。
なるべく多くの方々にご参加いただきたく、ご所属先の方々、学生、お知り合いなどに下記情報を転送していただき、幅広くお声をおかけいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 日時:
- 平成26年2月7日(金)13:00-17:50
- 場所:
- 筑波大学 筑波キャンパス 大学会館 国際会議室
- 主催:
- 筑波大学北アフリカ研究センター
- 講演者:
- 基調講演 相澤益男 (独)科学技術振興機構顧問
- 講演Ⅰ Faysal Mansouri チュニジア・スース大学長
- 講演Ⅱ Said Ouaatar モロッコ・ハッサンII世農獣医大学長
- 講演Ⅲ Abdallah I. Husein Malkawi ヨルダン科学技術大学長
- 講演Ⅳ Berrezoug Belgoumene アルジェリア・サイダ大学長
- 講演Ⅴ Pierre Blanc ボルドー政治学院教授
- 講演Ⅵ Hatem Mustafa リビア・ザウィア大学工学部長
- 講演Ⅶ Alaa El-Sadek エジプト・アラブ世界若手研究者協会長
- セミナー参加費:
- 無料(セミナー参加の事前申し込みは不要です)
セミナー終了後に懇親会を予定しております(懇親会費:3,000円)。
懇親会への参加ご希望の方はFaxもしくはE-mailにて1月31日(金)までに下記までご連絡ください。
問い合わせ先:筑波大学北アフリカ研究センター
Tel: 029-853-3982, Fax: 029-853-5776 E-mail: arena@un.tsukuba.ac.jp
みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
【北アフリカ研究センター特別セミナーのご案内は、こちらのリンクからもご覧頂けます】
KIAS-IMS JOINT SEMINAR "Society and Culture of the Mediterranean World"開催のご案内
京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)は、釜山外国語大学地中海研究所(IMS)と共催で、第3回国際合同セミナー"Society and Culture of the
Mediterranean World”を下記要領にて開催します。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
- 日時:
- 2014年2月4日(火)13:00-17:20
- 場所:
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
- *以下のリンク先の地図をご参照ください。
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 使用言語:
- 英語
*合同セミナーのプログラムについては、下記英文案内をご覧ください。
*会場準備の都合上、参加をご希望の方は、事前にKIAS事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp までご連絡いただけると幸いです。
Dear all,
You are cordially invited to the 3rd KIAS-IMS joint seminar,
"Society and Culture of the Mediterranean World.”
This workshop is held under the auspices of Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS) and Institute for Mediterranean Studies at Pusan University of Foreign Studies (IMS) scheduled as follows.
[Date and Venue]
- Date:
- 4 February 2014, 13:00-17:20
- Venue:
- Conference Room (AA447), the 4th floor of Research Bldg. No. 2,
- Yoshida Main Campus, Kyoto University
- *Access Map for Yoshida Main Campus
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/yoshida_all.htm
- *Access Map for Research Bldg. No. 2
- http://www.kyoto-u.ac.jp/en/access/campus/main.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- [Language]
- English
For further details, please find the program attached below.
If you can join us, please send us an e-mail
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
Center for Islamic Area Studies at Kyoto University (KIAS)
Yoshida-Honmachi, Sakyo-ku, Kyoto 606-8501, Japan
TEL: +81 (75) 753-9640
FAX: +81 (75) 753-9641
e-mail: inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
[Program]
The Third Joint Seminar ofCenter for Area Studies and Graduate School of Asian and African Area
Studies, Kyoto University and
Institute for Mediterranean Studies, Pusan University of Foreign Studies
Society and Culture of the Mediterranean World
Date: 4 February, 2014
Venue: Conference Room, 4th Floor, Research Bldg. No. 2, Yoshida Main
Campus, Kyoto University
Opening Session (13:00-13:20)
Chair: IMAMATSU Yasushi (Researcher of NIHU[1] and Visiting Associate
Professor of ASAFAS[2])
TONAGA Yasushi (Deputy Director of KIAS[3] and Professor of ASAFAS)
“Welcome Speech”
Yoon, Yong-Soo (Director of IMS[4] and Professor in Arabic Dept)
“Greeting Speech”
Session 1: Religion and Society in the Mediterranean World (13:20-14:20)
Chair: Choi, Chun-Sik (Previous Director of IMS and Professor in French
Dept)
Woo, Duck-Chan (Professor in Turkish and Central Asian Dept)
“The Possible Solution of the Alevi Issue in Turkey”
MARUYAMA Daisuke (Postdoctoral Research Fellow of Japan Society for the
Promotion of Science, Kyoto University)
“Ethics and Education: Comparison between al-Tariqa al-Qaridiya and
al-Tariqa al-Rukayniya in Sudan”
Session 2: Politics and Society in the Mediterranean World (14:40-15:40)
|
Chair: Yoon, Yong-Soo
KURODA Ayaka (Graduate Student, ASAFAS)
“Islamic State and Religious Coexistence: Visions of Islamic
Intellectuals in Egypt”
KOSUGI Yasushi (Director of KIAS and Professor of ASAFAS)
“Nationalism, Confessionalism and Democratization: Reflections on Civil
War in Syria”
Session 3: Culture and Society in the Mediterranean World (16:00-17:00)
Chair: NAGAOKA Shinsuke (Associate Professor of ASAFAS)
Kang, Ji-Hoon (HK Researcher in IMS)
“A Study on Electronic Culture Atlas for Mediterranean Region Research”
Park, Eun-Jee (HK Research Professor in IMS)
“Maghrebi stardom in contemporary French cinema: the case of Sami Bouajila”
Closing Session (17:00-17:20)
Chair: IMAMATSU Yasushi
KOSUGI Yasushi
“Closing Remarks”
[1] NIHU=National Institutes for the Humanities of Japan
[2] ASAFAS= Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto University
[3] KIAS= Center for Islamic Area Studies, Kyoto University
[4] IMS= Institute of Mediterranean Studies, Pusan University of Foreign
Studies
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 附属イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
TIASパレスチナ研究班国際ワークショップ
「分割統治の政治学」のお知らせ
こんにちは、会員の錦田です。
NIHUイスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班では、昨年のラホール会議でご報告の予定でした先生をお招きし、国際ワークショップを開催することになりましたので、ご案内申し上げます。
国際ワークショップ 「分割統治の政治学―中東、東アジア、南アジア比較の視点から」
TIAS International Workshop "Politics of Partition from a Comparative Perspective"
- 日時:
- 2014年2月3日(月)15:00~18:15
- 会場:
- 東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階大会議室
- 使用言語:
- 英語(通訳なし)
- 15:00-Session(1)
- Prof.A.F.Mathew "Partitioned Boundaries: A Case of Subsumed history"
- Associate Professor, Indian Institute of Management(IIM), India
- Report (40min), Discussion (20min)
- 16:00-Session(2)
- Yu SUZUKI "The Process of British East Asian policy making, 1880-1894"
- Ph. D. Candidate, Department of International Relations, London School of Economics, UK
- Report (40min), Discussion (20min)
- 17:00-17:15 Tea Break
- 17:15-Session(3)
- Yoshihide TAKEDA "Significance of the city of Haifa -Rethinking British policy making on Palestine at the First World War -"
- Ph,D. Candidate, Graduate School of Humanities and Social Sciences, Chiba University, Japan
- Report (40min), Discussion (20min)
プログラムの詳細については、下記のリンクからもご覧頂けます。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/palestine/contents/info.html
大変お忙しい折とは存じますが、ご関心のある皆様のご来場をお待ちしております。
前日には同じ研究班の主催で、日本語での研究会も開催する予定です。
ご関心がおありの方は、こちらもどうぞよろしくお願い申し上げます。
Dear all,
You are cordially invited to the conference which will be held for the
comparative study of the British mandate period held by the NIHU
research group on Palestine/Israel studies.
TIAS International Workshop
"Politics of Partition from a Comparative Perspective"
- Date:
- 3 February, Mon. 2014
- Venue:
- Main Conference Room, 3rd Floor,
- Institute for Advanced Studies on Asia, the University of Tokyo
- Languate:
- Enlgish
- 15:00-Session(1)
- Prof.A.F.Mathew "Partitioned Boundaries: A Case of Subsumed history"
- Associate Professor, Indian Institute of Management(IIM), India
- Report (40min), Discussion (20min)
- 16:00-Session(2)
- Yu SUZUKI "The Process of British East Asian policy making, 1880-1894"
- Ph. D. Candidate, Department of International Relations, London School of Economics, UK
- Report (40min), Discussion (20min)
- 17:00-17:15 Tea Break
- 17:15-Session(3)
- Hideaki TAKEDA "Significance of the city of Haifa -Rethinking British policy making on Palestine at the First World War -"
- Ph,D. Candidate, Graduate School of Humanities and Social Sciences, Chiba University, Japan
- Report (40min), Discussion (20min)
There is also announcement of the detailed program in the following link:
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/palestine/contents/info.html#english
We are very much looking forward to your participation.
TIAS パレスチナ研究班 第5回定例研究会のお知らせ
NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点パレスチナ研究班では、このたび下記の通り2013年第5回定例研究会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
なお翌日には同じ東洋文化研究所にて、同班主催の国際ワークショップを開催いたしますので、こちらも奮ってご参加下さい。
2013年度第5回 パレスチナ研究班 定例研究会
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点(TIAS)
- ■日時:
- 2014年2月2日(日)15:00~19:10
- ■会場:
- 東京大学本郷キャンパス 東洋文化研究所 3階 第一会議室
- http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
- 最寄駅:東京メトロ丸ノ内線/都営大江戸線(4番出口) 本郷三丁目駅
- 東大・懐徳門から入って、緑の小道を抜けた右手、正面玄関に唐獅子像のある建物。
- ◆報告1:鈴木隆洋(同志社大学グローバルスタディーズ研究科博士後期課程)
- 「重複する政治経済の転換点と転向方向:イスラエルと南アフリカ2つの新自由主義経済改革とその政治」」
- 【参考文献】
- 1.Lipton, Merle. Capitalism and Apartheid : South Africa, 1910-1986.Wildwood House, 1986.
- 2.Edigheji, Omano ed. Constructing a Democratic Developmental State in South Africa : Potentials and Challenges. HSRC Press, 2010.
- 3.Shafir, Gershon and Yoav Peled eds. The New Israel : Peacemaking and Liberalization. Westview Press, 2000.
- ◆報告2:今井静(日本学術振興会特別研究員・立命館大学)
- 「ヨルダンのシリア難民受入とその背景―社会経済的インパクトと国際規範をめぐって―」
- 【参考文献】
- 1.Schaffer, Jesse, "The Impact of Syrian Refugees on Food Security in the Northern Badia" (2013).Independent Study Project (ISP)Collection.Paper 1633.
- 2.大矢根聡 2005 「コンストラクティヴィズムの視座と分析―規範の衝突・調整の実証的分析へ―」『国際政治』143、124-140
*参考文献は参加のための必読文献というわけではなく、当日配布も致しません。
ご関心のある方は、ご自身で事前にお読みおき願います。
※当日、会場となる建物の入口は、土日のため自動ドアが停止しています。入り口正面右手に備え付けの電話から、内線85899までご連絡ください。
NIHUプログラム・イスラーム地域研究 東京大学拠点
連絡先メールアドレス: c-asias〔a〕l.u-tokyo.ac.jp(〔a〕を@に変えて送信してください)
(メールアドレスが2013年4月より変更されておりますので、ご注意下さい)
UTCMES中東イスラーム世界セミナーのご案内
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)主催の「中東イスラーム世界セミナー:中東の思想と社会を読み解く」、最終回の第11回は東京大学の大稔哲也さんをお招きし、エジプトにおけるキリスト教徒の参詣・巡礼についてお話をうかがいます。
UTCMES中東イスラーム世界セミナー:中東の思想と社会を読み解く
第11回「ムスリム王朝支配下のエジプトにおけるキリスト教徒の参詣・巡礼」
- 概要:
- 今回のセミナーは三題からなります。まず、ムスリム王朝支配下のエジプトの非ムスリムについて、日本における研究の嚆矢を紹介します。次に、ムスリム王朝支配期である10~15世紀を中心として、エジプトのキリスト教徒による参詣・巡礼について具体的に見てゆきます。最後に、先月カイロや紅海沿岸の修道院・教会を幾つか巡ってきた折の様子などをご紹介します。
- 講師:
- 大稔哲也(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)
- 日時:
- 2014年2月1日(土)15:30~17:00
- 場所:
- 東京大学駒場キャンパス 18号館1階
- メディアラボ2
- http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/project_seminar2013ME_20140201.html
- 備考:
- 当日の直接の参加も可能ですが,参加をご予定の方は,近藤(yohei.kondo@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp),またはUTCMES事務局(info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp)までご一報いただければ幸いです。
1月
第7回「映画から見る中東社会の変容」研究会のお知らせ
1月29日(水)の夕刻、七回目の「映画から見る中東社会の変容」研究会を開催します。
今回の題材は『ガリレアの婚礼』です。
「我々も同席させるように」。
息子の結婚式を待ち望む父親に突きつけられた条件は、式にイスラエル軍の司令官を同席させることだった。思い悩む父と戸惑う新郎、そして反発する村人たち。初夜の儀式を迎え、花嫁は自らのなすべきことを思い、そして決断をくだす。今回はこの映画を通して「非日常」について考えます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
以下、ご案内です。
- 【日時】
- 2014年 1月29日(水)17:30-
- ※ 通常よりも30分遅い開始です。
- 【場所】
- 東京大学 東洋文化研究所 3階 第一会議室
- 【コメンテーター】
- ホサム・ダルウィッシュ氏(日本貿易振興機構アジア経済研究所・研究員)
- 【題材】
- 『ガリレアの婚礼』
- (ミシェル・クレイフィ監督作品、フランス・ベルギー、1987年)
- 【テーマ】
- 「非日常」
- 【主催】
- 中東映画研究会
- 【共催】
- 東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」
準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
middleeastcinema@gmail.com
詳細はこちら:
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7436
SIASシンポジウム
「アラブ政変の現状と課題―「アラブの春」はいまどこに?―」
NIHUプログラム「イスラーム地域研究」
上智大学拠点「イスラーム運動と社会運動・民衆運動」
2013年度シンポジウムのお知らせ
シンポジウム「アラブ政変の現状と課題―「アラブの春」はいまどこに?―」
2011年1月、明るい希望に満ちあふれていたアラブ世界は、いま正に混迷状況に陥っているように見えます。
エジプトは事実上のクーデタによって軍の力が復活し、革命の発端の国チュニジアでは議会は完全に出口の見えない袋小路に入っています。
リビアもイエメンも新憲法制定のめどは全くたたず、シリアは内戦状態です。
いったい、「アラブの春」とは何だったのでしょうか。
現時点でこれを全体としてどうとらえるかは、非常に重要なことであり、以下のようなシンポジウムを企画しました。どうぞふるってご参加ください。
- 日時:
- 2014年1月26(日)13:00~17:00
- 場所:
- 上智大学四ツ谷キャンパス2号館5階、2-508号室
- (JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
- *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/accessguide/access_yotsuya
- http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
- プログラム:
- 13:00-13:05 司会挨拶 岩崎えり奈(上智大学)
- 13:05-13:30 報告1 若桑遼(上智大学)「チュニジアの現状と課題」
- 13:30-13:55 報告2 横田貴之(日本大学)「エジプトの現状と課題」
- 14:55-14:20 報告3 小林周(慶応大学)「リビアの現状と課題」
- 14:20-14:45 報告4 加藤恵実(笹川平和財団)「イエメンの現状と課題」
- 14:45-15:10 報告5 高岡豊(中東調査会)「シリアの現状と課題」
- 15:10-15:20 休憩
- 15:20-15:35 総合コメント 私市正年(上智大学)
- 15:35-16:00 コメントへの回答
- 16:00-16:55 全体討論、質疑応答
- 16:55-17:00 司会挨拶 岩崎えり奈(上智大学)
*準備の都合上、ご出席予定の方は
イスラーム研究センター事務局(ias-iac@sophia.ac.jp)までご連絡ください。
- 主催:
- NIHU「イスラーム地域研究」プロジェクト 上智大学拠点イスラーム運動と社会運動・民衆運動研究会
- 共催:
- 科学研究費・基盤研究(B)「現代中東におけるムスリム同胞団の総合的研究:各国での政治活動と国際ネットワーク」(代表:横田貴之)
- 共催:
- 上智大学アジア文化研究所
上智大学イスラーム研究センター
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1(市谷キャンパス)
TEL&FAX: 03-3238-4073
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/
研究会「ビザンティン壁画とイスラーム工芸」のお知らせ
1月24日(金)に早稲田大学でビザンティン美術とムガル美術に関する研究会を行います。多くの方のご来場をお待ちしております。(予約不要・無料)
早稲田大学高等研究所 比較文明史セミナーシリーズ
「ビザンティン壁画とイスラーム工芸」
- 日時:
- 2014年1月24日(金) 16:00-18:30
- 場所:
- 早稲田キャンパス7号館1階ファカルティー・ラウンジ
- プログラム:
- 16:00-16:10
- 趣旨説明 早稲田大学 益田朋幸教授
- 16:10-16:50
- 佐々木淑美氏(東京文化財研究所 保存修復科学センター 日本学術振興会 特別研究員PD)
- 「ハギア・ソフィア大聖堂モザイクの材料・技法―調査研究と現場保存―」
- 16:50-17:30
- 質疑・休憩
- 17:30-18:10
- 山田篤美氏(歴史研究者・美術史家)
- 「真珠の世界史におけるムガル・ジュエリー」
- 18:10-18:30
- 質疑
早稲田大学高等研究所
助教(イスラーム美術史)
鎌田由美子
yumiko-kamada@est.hi-ho.ne.jp
「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」第5回研究会のご案内
東洋文庫拠点(TBIAS)共催「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、第5回研究会を下記要領で開催いたします。
第5回の研究会は、史料講読(担当渡部良子氏)をおこないます。
扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。
- 【第4回研究会】
- 日時:
- 1月23日(木)16:00-19:00
- 場所:
- 東洋文庫7階会議室(http://www.tbias.jp/access.html)
- *17:00以降は7階入口のドアが施錠されますので、その場合はドア横に設置されているインターホンで呼出してください
- 担当:
- 渡部良子氏(東京大学文学部・非常勤講師)
- 講読史料:
- Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
- 写本:
- Mar‘ashi写本8140、議会図書館写本3117、議会図書館写本6544
- 講読箇所:
- 第10章「補足(hashw)と総額(bariz)およびそれに属するものの真実」(後半):帳簿書式例第3から
- (写本画像:Mar'ashi 8140: 43-47, Majlis 3117: 70-74, Majlis 6544: 46-49, Astan-i Quds 7148: 36-39)
今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡係までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
===研究会の概略==============
本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一)の成果をもとに、さらなるステップを目指していくことを目的としています。(これまでの成果については下記リンクをご参照ください) 公募研究においては、14世紀半ばのイラン地域で作成された簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著)の訳注をおこないましたが、本研究では、他時代ペルシア語簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、「イラン式簿記術」がどのように受容され変化していったかについて検討していきたいと考えています。
===リンク=================
- 東洋文庫拠点、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」公募研究「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」について(http://www.tbias2.jp/public/)
- 上記公募研究における活動について(セミナー・研究会)(http://www.tbias2.jp/study/)
- 『簿記術に関するファラキーヤの論説』訳注(http://www.tbias2.jp/falakiyya/contents.html)
ご不明な点がありましたら、連絡係熊倉(wkmisr@islam.waseda.ac.jp)までご連絡ください。
IAS-INDAS 連携事業「南アジア現代社会の政治と思想」研究会のご案内
このたびNIHU「地域研究間連携研究の推進事業」(イスラーム地域研究(IAS)と現代インド地域研究(INDAS)の連携事業)は、下記要領にて研究会を開催いたします。
本研究会では、2013年パキスタン総選挙の分析を中心に、ムスリム諸派の動向などの報告が行われます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
- 【日時】
- 2014年1月17日(金)15:00-18:00
- 【場所】
- 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階第1講義室(AA401)
- http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
- http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf
- 【プログラム】
- 15:00-15:10
- 挨拶
- 15:10-16:00
- 黒崎卓(一橋大学)
- 「2013年パキスタン総選挙での投票行動に関する定量分析」(仮題)
- 16:00-16:50
- 山根聡(大阪大学)
- 「2013年総選挙をめぐるパキスタン情勢とムスリム諸派の動向」
- 16:50-17:10
- 休憩
- 17:10-17:30
- 中溝和弥(京都大学):コメント
- 17:30-18:00
- 質疑応答
会場準備の都合上、参加をご希望の方は、
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
までご一報いただけますようお願い申し上げます。
共催:
イスラーム地域研究京都大学拠点(KIAS)「国際関係(国際組織・情報ネットワークを含む)」研究班
科研費基盤研究B「9.11後のパキスタンにおける権力構造の変化に関する複合的研究」
科研費基盤研究B「南アジア諸語イスラーム文献の出版・伝播に関する総合的研究」
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属
イスラーム地域研究センター事務局
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640
FAX:075-753-9641
国際シンポジウム「〈法〉の移転と変容」のお知らせ
東洋大学国際哲学研究センターでは、下記の要領で国際シンポジウム「〈法〉の移転と変容」を開催いたします。
来聴自由・予約不要ですので、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日本語−英語の同時通訳がつきます。
- ◯日時:
- 2014年1月11日(土)13時00分-18時00分
- ◯場所:
- 東洋大学白山キャンパス6号館2階6210教室
- ◯パネリスト
- ・長谷川 晃(北海道大学)「異法融合の秩序学」
- ・岡 孝(学習院大学)「明治民法起草過程における外国法の影響――主としてドイツ民法第二草案とモンテネグロ財産法に目を向けて」
- ・二宮 正人(サンパウロ大学)「19世紀におけるブラジルの独立および共和制移行後における法典化」
- ・浅野 宜之(大阪大谷大学)「インド文化と近代法」
- ・桑原 尚子(高知短期大学)「政治の司法化とイスラーム:マレーシアを事例として」
- ・シマ=アヴラモヴィッチ(ベオグラード大学)「セルビア法――ビザンツとオーストリアの伝統のあいだで」
- ◯司会:
- 沼田 一郎(東洋大学)
- ◯趣意
- 人間は〈法〉を含む様々な社会規範の中に生きている。それは我々の生活のあらゆる側面に関わり、〈法〉は時として物理的な強制力をもって我々に向かってくる。意識するか否かにかかわらず、〈法〉は私たちのすぐそばに存在しているのである。しかし、例えば日本の近代法の多くは西洋法をその源泉としており、必ずしも生活実践の伝統に根ざしているのではない。近代的国家体制の確立が西洋法の継受を求めたのであって、明治以降の日本を含む多くの非西洋社会がそれを経験してきた。だが、外国法を継受することによって道徳や慣習などの伝統的法観念が死滅するわけではない。それらは互いに影響し合いながら、更には近代化をはじめとする社会の変動との相互作用の中で常に変わり続ける。上記の諸氏のご協力によって、今回のシンポジウムでは地球上に存在する様々な法系に見られる具体的な事例を通して、〈法〉と社会の現状と今後を考えてみたい。それと同時に、このような問題を考える際に欠くことのできないのが比較論的な視点である。そのための理論的な研究の最新の成果も紹介される予定である。
- ◯問い合わせ先
- 沼田一郎
- 東洋大学文学部東洋思想文化学科
- numata@toyo.jp
- 03-3945-4235
- 国際哲学研究センターHP:http://www.toyo.ac.jp/site/ircp/
アジア経済研究所図書館「資料展『イスラーム世界の女性たち』」開催について
日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館では、昨年11-12月にお茶の水女子大学附属図書館において「資料展『イスラーム世界の女性た』」を開催し好評のうちに終了しました。
引き続き会場をアジア経済研究所図書館に移し、内容を拡大して同資料展を開催します。
今回の資料展では、約350冊の図書と解説パネルの展示以外に、イスラーム世界の女性に関係した写真パネルを追加し、ギャラリートークを週1回開催します。
学生及び研究者はもとより、一般の方にとってもイスラーム世界のジェンダー・女性問題に関心をもつ機会となれば幸いです。ぜひご来館ください。
- 開催日時
- 2014年1月7日(火曜)~2月27日 (木曜)
- 10時00分~18時00分(平日・第1・第3土曜日)
- 会期中の休館日は、開館カレンダーをご参照ください。
- http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Info/index.html
- 会場
- アジア経済研究所図書館 1階閲覧室中央
- 千葉市美浜区若葉3-2-2
- プログラム
- 展示資料: アジア経済研究所図書館所蔵イスラーム世界の女性関連資料 約350冊
- 展示資料解説パネル、アジ研図書館紹介パネル等、約10枚
- 写真パネル 約20枚
- 貴重資料- 1930年代の資料でみる「イスラーム世界の女性」
- 配布資料: 展示資料リスト
- ≪ギャラリートーク≫:
- 会期中 毎週水曜日14:00~14:20
- http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Library/201401_islam.html