第6回イスラム人口研究懇談会(日本人口学会イスラム人口研究委員会)のお知らせ
2002年1月21日(月)
東洋文庫談話会のお知らせ
2002年1月25日(金)
連続公開講演会「イスラーム地域研究のフロンティア ― イスラーム世界の統一性と多様性」
2002年2月2日(土)、 3日(日)、3月9日(土)、10日(日)
第7回イスラム人口研究懇談会(日本人口学会イスラム人口研究委員会)
2002年4月5日(金)
◆日本中東学会特別講演会「パレスチナ・イスラエルの現状を考える」
2002年4月30日(火)
こちらをご覧下さい
日本中東学会第18回年次大会
2002年5月11日(土)、12日(日)
こちらをご覧下さい
第10回ジャウィ文書研究会
2002年5月18日(土)
科学研究費「海外学術調査総括班」研究連絡会 講演会
2002年6月11日(火)
第11回ジャウィ文書研究会
2002年6月22日(土)
東京外国語大学AA研棟竣工記念シンポジウム
「だれが世界を翻訳するのか-アジア・アフリカの未来から」
平成14年6月29日(土)
第8回イスラム人口研究懇談会(日本人口学会イスラム人口研究委員会)
2002年7月5日(金)
(財)東洋文庫特別講演会
"Europe's Intellectuals and the Challenge of Islam"
2002年7月5日(金)
上智大学特別講演会「21世紀世界と地域研究」
2002年7月10日(水)
ジャウィ文書研究会主催勉強会「ジャウィ入門」
2002年5月18日(土)、6月22日(土)、7月13日(土)
第12回ジャウィ文書研究会
2002年7月13日(土)
聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会(新・第1回研究会)
2002年7月24日(水)
ハサン・ハナフィー教授と意見を交換する会
2002年7月30日(火)
第1回中東学会世界大会(WOCMES)
2002年9月8(日)-13日(金)
セミナー「文明間の対話:ポスト9.11とイスラム世界」
2002年9月20日(金)
シャルル・ジェネカン先生講演会
2002年9月24日(火)、25日(水)
第13回ジャウィ文書研究会
2002年9月29日(日)
シリーズ「旅するアジア」第5回講演会
2002年10月8日(火)
韓国中東学会第11回年次大会
2002年10月11(金)-10月13日(日)
第14回ジャウィ文書研究会
2002年10月12(土)
第2回国際シンポジウム「イスラムとIT」~イスラムを支える技術革新と歴史文化~
2002年10月12(土)-10月13日(日)
第9回イスラム人口研究懇談会
2002年10月15日(火)
Ibrahim bin Abu Bakar 先生講演会
2002年10月21日(月)、23日(水)
日本中東学会第6回公開講演会「共存のイスラーム」
2002年11月2日(土)→こちらをご覧下さい
第15回ジャウィ文書研究会
2002年11月9日(土)
日本学術会議公開講演会 シンポジウム「地域学の現状と課題」
2002年11月9日(土)
聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会(新・第2回研究会)
2002年11月9日(土)
日本沙漠学会2002年度秋季シンポジウム
2002年11月16日(土)
日本イスラーム考古学25周年記念第10回エジプト調査関連公開研究会『紅海文化とナイル文化』
2002年11月23日(土)、24日(日)
シンポジウム「ジャウィ文書研究の可能性-壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ-」
2002年12月1日(日)
シンポジウム「文明誌の構築に向かって」
2002年12月6日(金)
国際シンポジウム "Arabian Nights and Orientalism in Resonance"
2002年12月12日(木)-13日(金)
シンポジウム "Islam: Fostering Peace and Dialogue in an Interdependent World"
2002年12月13日(金)
2002年度九州史学会イスラム文明学部会
2002年12月14日(土)、15日(日)
Farzin Vahdat氏研究会のお知らせ
2002年12月18日(水)
第10回イスラム人口研究懇談会
2002年12月19日(木)
Afghanistan: Perspective of Future Developments
2002年12月22(日)、23日(月)

「イスラーム地域研究」東京国際会議

イスラーム地域研究プロジェクト(研究代表者佐藤次高、東京大学)では、 来る10月5日~8日、かずさアーク(千葉県木更津市)を会場に 国際会議(The Dynamism of Muslim Societies: Toward New Horizons in Islamic Area Studies)を開催いたします。

Program

First Day ( 5 Oct. 2001 )
Opening Address 14:00-14:30 / Opening Lectures14:30-17:00
Reception 17:00-19:00
Second Day ( 6 Oct. 2001 )
<Room A>
Session 1: 10:00-13:00
Islamism and Secularism in the Contemporary Muslim World
Session 2: 14:30-17:30
The Public and Private Spheres in Muslim SocietiesToday: Gender and the New Media
<Room B>
Session 3: 10:00-13:00, 14:30-17:30
Ports, Merchants and Cross-Cultural Contacts
Third Day ( 7 Oct. 2001 )
<Room A>
Session 4: 10:00-13:00, 14:30-17:30
Sufis and Saints among the People in Muslim Societies
<Room B>
Session 5: 10:00-13:00, 14:30-17:30
Social Protests and Nation-Building in Muslim Societies
Fourth Day ( 8 Oct. 2001 )
<Room A>
Session 6: 10:00-13:00
Contracts, Validity, Documentation: Historical Researchof the Sharia Courts
<Room B>
Session 7: 10:00-13:00
Islamic Area Studies with Geographic Information Systems

Concluding Discussion: 14:30-17:30

参加される方は、下記のウェブページにアクセスいただき登録申し込みをおこなってください。

和文:http://www.kap.co.jp/dms/registration-j.htm
英文:http://www.kap.co.jp/dms/registration-e.htm

なお、インターネットをご利用でない方は、イスラーム地域研究総括班事務局に電話またはファックスでご連絡いただければ、 登録用紙をお送りいたします。ご登録いただければ、どなたでも参加できます。

〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックス
「イスラーム地域研究」総括班事務局
TEL:03-5841-2687, FAX:03-5841-2686
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/
i-office@l.u-tokyo.ac.jp

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第5回イスラム人口研究懇談会

 来る10月12(金)の午後に早稲田大学(本部キャンパス横)で第5回イスラム 人口研究懇談会が開催される運びとなりました。登録メンバー以外の方もふるってご 参加ください。広い意味でムスリムの人口問題に関連して入れば結構ですので、次回 以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、 JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。

 なお、研究懇談会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会参加 希望の場合は10月9日(火)の午後6時までにメールで小島宛h-kojima@ipss.go.jpにお知らせ下さい。

日時:2001年10月12日(金)午後3時~5時45分
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)
  (地図はhttp://www.human.waseda.ac.jp/jinsoken/guide-j.html#location)
プログラム:
3:00-3:30 会務報告・協議
3:30-4:30 阿久津正幸(慶應義塾大学大学院)
     「マドラサ教授の遍歴と学問経歴--6/12世紀アレッポを中心に」
4:30-4:45 休憩
4:45-5:45 松沢祐子(東北大学大学院)
     「バングラデシュの家族計画--人口抑制政策は、文化的社会的に受け入れられたのか?」
6:30-    懇親会 カルタゴ(中野、中東料理、TEL 3384-9324)

呼びかけ人:店田廣文(早稲田大学);小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

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セミナー「米国同時多発テロと国際社会」のご案内

中東調査会は、米国同時多発テロ事件を踏まえ、イスラムと国際社会、安全保障等について、 多くの方に身近な問題としてご理解いただきたいと考え、下記にて緊急セミナーを開催いたします。
どうぞ、多数お誘い合わせの上、ご参加賜りますれば幸いです。
なお、ご参加費の一部をアフガニスタン難民支援への寄附とさせていただきます。

●日時:
2001年10月18日(木)18:00~20:00
●場所:
日本記者クラブ10Fホール
(東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル10F)
●講師:
波多野 敬雄 氏(元国連大使、フォーリンプレスセンター理事長)
後藤 明 氏(東京大学東洋文化研究所教授、日本イスラム協会会長)
加藤 朗 氏(桜美林大学教授)
●次第:
18:00~19:00 自由討議
19:00~20:00 会場を交えた質疑応答
●参加費:
1,000円

お申込みは、メールに「ご氏名」「ご所属」「ご部署・お役職」「TEL番号」「FAX番号」をご記入の上、 oohara_m@hotmail.com に送信して下さい。

※先着300名様とさせていただきます

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緊急シンポジウム:
「テロ事件」と「報復戦争」を問う

9月11日にアメリカを襲った「テロ事件」と、現在行われている「報復戦争」を研究者はそれぞれの立場からどのように見るのか、 北九州市立大学外国語学部と法学部の教員有志でシンポジウムを開催いたします。 パネリストの教員どうしの、また参加者の方々との白熱した議論を行うつもりです。興味ある方のご参加を歓迎いたします。 入場は無料です。

<日時> 2001年10月19日(金) 18:00-20:40

<場所> 北九州市立大学本館C-301教室

第一部 18:00-19:00
「国際法・国際関係から考える」 司会・問題提起 田村慶子 (法学部)
「国際法の視点から」  二宮正人(法学部)
「国際連合の視点から」 望月康恵(外国語学部)
「アジアの国際関係の視点から」 田村慶子(法学部)
質疑応答
第二部 19:00-20:00
「地域研究から考える」 司会・問題提起 伊野憲治(法学部)
「アメリカの時代は続くか」 中野博文(外国語学部)
「英米特殊関係」 力久昌幸(法学部)
「イスラムとテロリズム」 マイケル・ペン(法学部) *通訳 漆原朗子(文学部)
質疑応答
第三部 20:00-20:40
全体討論「日本の進むべき道」 司会 伊野憲治(法学部)
問題提起「日本国憲法の視点から」 上脇博之(法学部)
全体討論

<主催> 北九州市立大学外国語学部・法学部有志

<連絡先>

望月康恵:
Tel/Fax: 093-964-4076
E-mail: mochizuki@kitakyu-u.ac.jp
田村慶子:
Tel/Fax: 093-964-4334
E-mail: keikott@kitakyu-u.ac.jp

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平成13年度秋期東洋学講座のご案内
(「旅と交流」のイスラーム世界)

第1回 10月16日(火)午後6時~8時
「イスラーム世界の旅人たち」--イブン・バッドゥータの『大旅行記』を読む
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授 家島 彦一氏
第2回 10月23日(火)午後6時~8時
「イスラーム世界における中国美術の伝播--トプカプ宮殿所蔵『サライ・アルバム』に見る絵画の交流
東亜大学教授 ヤマンラール水野 美奈子氏
第3回 10月30日(火)午後6時~8時
「イブラヒムのユーラシア旅行」--パン・イスラム主義と日本
東洋文庫研究員・東京大学教授 小松 久男氏

※各回とも会場にて午後5時30分から「財団法人東洋文庫」の ハイビジョンを放映しますので、どうぞご覧ください。

会場:財団法人東洋文庫(東京都文京区本駒込 2-28-21)
電話:03-3942-0121
地図:http://www.toyo-bunko.or.jp/tosho/Howto/TBmap.html

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The 10th International Conference of Korea Association of the Middle East Studies: The Middle East War and Peace

 KAMES(韓国中東学会)の第10回国際会議が、10月26日(金)から28日(日)まで、The Middle East War and Peaseというテーマで開催されます。参加は自由です。以下にプログラムを掲載いたしましたので、参加ご希望の方は、釜山外国語大学 Byoung Joo Hah教授(director of Executive, KAMES)にご連絡ください。

Professor Byoung Joo Hah, Pusan University of Foreign Studies
E-Mail: hah@pufs.ac.kr Tel: 82-11-839-3890 Fax: 82-51-645-4525
***********************************************

Date: October 26 _ 28, 2001
Venue: Lecture Hall, Kyung Hee University Seoul, Republic of Korea
Host: Korea Association of the Middle East Studies (KAMES)
Support: The Korea Research Foundation. Kyung Hee University

Brief Program

Saturday, October 27, 2001
09: 30 - 10: 00
Registration/Badges
Opening Ceremony
10: 00 - 10: 20 Opening Session
Opening Address: Dr. Jong Wee Kim (Hankuk University of Foreign Studies)
Welcoming Address: Dr. Kong-Jo Yoo (President of KAMES, Kyung Hee University)
Congratulatory Address: Mr. Joon Hee Lee (Director, Middle East and African Affairs Bureau, Ministry of Foreign Affairs and Trade)
Annoncement: Dr. Byoung Joo Hah (Pusan University of Foreign Studies)
10: 20 - 11: 00 Keynote Speeches "The Meaning of Peace"
Prenseters
Dr. Jong Wee Kim (HUFS)
Dr. Jae Ok Chun (Ewha Womans Uiv., Dean of the Graduate School of Theology), Chair
11: 00 - 11: 20 Break
Panel Meetings
11: 20 - 17: 30 Session "The Middle East Conflict: Historical Perspective"
12: 40 - 13: 30 Luncheon
13: 30 - 14: 50 Session "The Middle East Peace and Asian Perception"
14: 50 - 15: 10 Break
15: 10 - 17: 30 Session "The Middle East Peace Process"
17: 30 - 17: 40 Break
Concluding Session
17: 40-18: 50 Concluding Discussion
Closing Ceremony
18: 50 - 19: 00
Closing Remarks: Dr. Jong Pyung Park (HUFS)
Presidential Address: Dr. Kong-Jo Yoo (President of KAMES, Kyung Hee University)
Closing Address: Dr. Jong Wee Kim (HUFS)
Chair: Dr. Byoung Joo Hah (PUFS)
19: 00-21: 00 Dinner

* The Conference language is English.

List of Paper Presenters ("Titles of Papers")
Dr. Ahmed, Hassan E. (University of Khartoum, Sudan. hhag2@yahoo.com)
"The Water Dimension in the Middle East Conflict"
Dr. Alangari, AbdulRahman (King Saud University, College of Administrative Science. alanqari@yahoo.com)
"Saudi-Korean Economic Relations"
Dr. Hadi, Mahdi F. Abdul (Head of PASSIA (The Palestinian Academic Society for the Study of International Affairs, Jerusalem. passia@palnet.com)
"The Palestinian-Israeli Conflict Since Oslo - Where To?"
Dr. Musallam, Adnan (Bethelem University. musallam@bethlehem.edu al-liqa@p-ol.com)
"Palestinian Discourse on the Arab-Israeli Conflict and Prospects for Healing and Reconciliation"
Dr. Naor, Arye (Tel Aviv University, Israel. avor@bgumail.bgu.ac.il)
"Motivated Irrationality in Current Palestinian-Israeli Conflict"
Dr. Sadria, M. (Professor of Cross-Cultural/ East Asian Studies. Faculty of Policy Studies, Chuo University. sadria@po.fps.chuo-u.ac.jp)
"World Insertion, Social Changes, and Chanllenges to the Peace"
Dr. Tateyama, Ryoji (National Defense Academy. tateyama@nda.ac.jp)
"Transformation of the Arab-Israeli Relationship: From the Viewpoint of National Security"
Dr. Wang, Jinglie (wangjl@public.east.net.cn(wangjl))
"A Theoretic Analysis on Islamic Development in Middle East"
Dr. Chang, Byung Ock (Professor, HUFS. changbo@hufs.ac.kr)
"Islamic Fundamentalism and Terrorism."
Dr. Choe, Young Chol (Professor, Department of Jewish Studies, Konkuk University. ycchoe@hanmail.net)
"A Study on the Israeli-Palestinian Peace Process with Respect to the Issue of Jerusalem."
Dr. Hong, Seong Min (Director, Research Institute of the East-West Economy & Society (RIES). hong@hopia.net)
"Commercial Relations between Korea and the Middle East in the Medieval Ages."
Dr. Jung, Sang Ryul (HUFS. j9042@netsgo.com)
"The Jewish State, Zionism and the Palestine Conflict"
Dr. Lee, Hee-Soo (Professor, Hanyang University. lee200@dreamwiz.com)
"Discourse on the Dialogue Among Civilizations in the Contemporary Islamic World."
Dr. Lee, Jong Taek (Professor, Myongi University. jong@mju.ac.kr)
"The Study on the Hizb Allah."
Dr. Shim, Ui Sup (Professor, Myongi University. Shimus@wh.mju.ac.kr)
"World Economic Order and Economic Sanction in the Middle East."
Dr. Song, Kyung Keun (Professor, Cho-Sun University. gksong@chosun.ac.kr; gksong@hanmail.net)
"A Study on the Reformation of al-Azhar since 1798."
Dr. Woo, Duck Chan (Professor, Dep. of Central Asian Studies, Pusan University of Foreign Studies. tnshan@taejo.pufs.ac.kr)
"The Prospect for Economic Relation between China and Kazakhstan: with Emphasis on the Constructions of Pipelines"

* To the present, more than twenty papers will be presented at the conference.
* All the agendas are tentative.

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日本の地域研究・国益・友好を考える国際会議 「再考・アラブと日本:地域研究・国益・友好」
「イスラーム地域研究」(IASプロジェクト主催・国際会議)

日本人を含め多数の犠牲者を出したアメリカ合衆国での同時多発テロ、激しさを増すパレスチナ・イスラエル紛争、 日本の原油輸入の9割近くがペルシャ湾からの原油に依存している現状。 これらを考えるとき、日本もアラブ・イスラーム世界の動向に無縁ではいられない。 モノ、ヒト、カネ、技術が国境を越えて移動する現代、アラブ・イスラーム世界では激動が続き、そこでの社会変容は急である。

 ところで、地域研究は、特定地域を包括的に、そしてそこに内在する固有の文化でもって理解しようとする学問である。 ここに文化とは、地域社会の人間関係を成り立たせている習慣や人びとのものの考え方の総称であるが、 これまで我が国におけるアラブ・イスラーム地域研究は、こうした文化を踏まえつつ、十分な地域理解に努めてきたであろうか。 また、かかる地域理解を可能とさせる対象地域との具体的なかかわり合いはどうあるべきなのか。

 これまで、数多くの日本人が、様々な分野で、アラブ・イスラーム世界とかかわり合いをもってきた。 そのなかで、アラブ・イスラーム世界についての情報も蓄積されてきた。 しかし、そうした経験や蓄積は、これまでの我が国とアラブ・イスラーム地域との交流に生かされてきたのだろうか。

 本シンポジウムは、かかる現状を鑑みて、地域研究、援助、外交、ジャーナリズム、ビジネスなど、 様々な分野でアラブ・イスラーム世界と関わり合ってきた我が国の専門家、我が国との交流に積極的なアラブ人研究者、 同じ問題を抱えているであろう東アジアの研究者が集い、自由で率直な意見交換をするなかで、 日本とアラブ世界・アラブ諸国との関係を再考し、その将来はどうあるべきかについて探ることを目的とする。

-------------------------

日時:11月12日(月曜日)、13日(火曜日)
●12日(月曜日):13:30-17:00(第1セッション「総論」)
   (17:30よりレセプション)
●13日(火曜日):10:00-17:30
   (第2「文化」、第3「経済」、第4「政治」、の各セッション)


場所:国際協力事業団(JICA)国際協力総合研修所国際会議室
JR総武線市ヶ谷駅下車徒歩10分(地図は、 国際協力総合研修所のホームページ をご参照ください)
(新宿区市谷本村町10-5。電話:3269-2911(代表))
主催:文部省科研費「イスラーム地域研究プロジェクト」
(プロジェクト代表:佐藤次高・東京大学教授)
後援:国際協力事業団(JICA)国際協力総合研修所
(参加費は無料です。会場の都合がありますので、出席をご希望の方はファックスでお申し込みください。
用紙はこの案内状の最後をご参考ください。)
*本件についてのお問い合わせは「イスラーム地域研究プロジェクト」事務局
(電話03-5841-2687、ファックス03-5841-2686)にお願いいたします。

<プログラム>

● 第1日(11月12日月曜日)
(同時通訳付き)(13:30開会)

プロジェクトリーダー挨拶(佐藤次高)(13:30-13:40)

第1セッション「総論」(13:40-17:00)

基調報告
加藤博(一橋大学大学院経済学研究科教授、日本中東学会会長)
パネリスト
1.松浦正三(国際協力事業団無償資金協力部部長)
2.片倉邦雄(大東文化大学国際関係学部教授、元駐エジプト大使)
3.Muhammad El-Sayed Selim(カイロ大学アジア研究所所長、カイロ大学政経学部教授、エジプト)
4.Massoud Daher(レバノン大学教授、日本研究者、レバノン)
コメンテーター
1.Byoung Joo Hah (プサン外国語大学教授、韓国中東アフリカ研究所課長、韓国)
2.Yang Guang (西アジア・アフリカ研究所部長、教授、中国)
司会:加藤博
総合司会:水島多喜男
(途中休憩時間:15:30-15:45)
レセプション 17:30-19:30
(同じ建物の中で行います)
● 第2日(11月13日火曜日)
(同時通訳なし)

第2セッション「文化交流」(10:00-11:45)

パネリスト
1.大塚和夫(東京都立大学人文学部教授)(司会・基調報告)
2.牛木久雄(国際協力事業団国際協力専門員)
3.川床睦夫(中近東文化センター主任研究員)<
4.鈴木雅之(国際交流基金日本研究部)
5.師岡カリーマ・エル・サムニー(NHK国際放送アナウンサー)

第3セッション「経済」(13:15-15:00)

パネリスト
1.福田安志(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第2部長)(司会・基調報告)
2.柴興志(コスモ石油海外協力センター課長)
3.武石礼司(富士通総研主任研究員)
4.水島多喜男(徳島大学総合科学部教授)
5.武藤幸治(立命館アジア太平洋大学太平洋マネジメント学部教授)

第4セッション「政治」(15:15-17:00)

パネリスト
1.臼杵陽(国立民俗学博物館地域研究企画交流センター教授)(司会・基調報告)
2.青山弘之(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第2部研究員)
3.飯塚正人(東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所助教授)
4.藤原和彦(中東ジャーナリスト、元読売新聞特派員)
5. 松本弘(日本国際問題研究所主任研究員)

まとめ・閉会の辞(加藤博)(17:00-17:10)

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出席申し込みについて
*下記の項目を明記してファックスでお申込みください。
定員に達し次第締め切らせていただきます。
ファックス:03-5841-2686
(「イスラーム地域研究プロジェクト」事務局「再考:アラブと日本」担当)
国際シンポジウム「再考・アラブと日本:地域研究・国益・友好」出席申し込み
1.ご氏名
2.会社名・学
校名
3.部署名・役職名
4.ご連絡先( 住所・電話・ファックス・E-mailアドレス)
5.ご出欠(以下の3項目についてご連絡ください)
・シンポジウム(12日)
・セッション(13日)
・ レセプション(12日夜)
*レセプションの参加料は5000円です。 代金は当日研修所入り口で申し受けます。
*会場が満席で出席を受付できないときの連絡のため、連絡先は必ずご記入ください。

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日本学術会議東洋学研究連絡委員会主催学術シンポジウム 「アジアとは何か」

「アジア」に対する関心が近年高まって来て、政治の世界でもその重視が叫ばれている。 しかし、「アジア」という言葉によって意味されるところは人によって様々に異なる。
アジアを西洋に対比されるものとして一つに考えるのか、アジアの中に異なったものがあることを前提にして、 その上にグローバルな認識を築くのか。 このシンポジウムでは、種々の角度からそれを歴史的に検討し、 最終的には、日本がアジアとどう関わるべきなのかを考える試みである。

日時:
平成13年11月17日(土)午後1時~5時
場所:
大正大学3号館323教室(東京都豊島区巣鴨3-20-1、TEL.03-3918-7311)
地下鉄都営三田線「西巣鴨駅」下車徒歩2分
司会:
代田智明、徳永宗雄、林佳世子、二木博史(東洋学研連委員)
開会挨拶・趣旨説明:
辛島 昇(東洋学研連委員長)
パネリスト:
弥永信美(翻訳家)
「アジアは(どのような意味で)存在するのか」
羽田 正(東京大学東洋文化研究所教授)
「東洋学とアジア研究」
白石 隆(京都大学東南アジア研究センター教授)
「日本とアジア-アジアの中の日本」
渡辺 浩(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
「日本はインドか」
ディスカッサント:
長崎暢子(龍谷大学国際文化学部教授)
小森陽一(東京大学大学院総合文化研究科教授)
<討論>
閉会挨拶:
池田知久(東洋学研連委員)

-入場無料・参加自由-
共催:大正大学、財団法人東方学会、比較思想学会、日仏東洋学会

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The 1st International Conference of The Research Institute of the Middle East Politics & Society

韓国ソウル市Myong Ji 大学において、中東政治社会研究所の第一回国際会議が、東アジア諸国の中東政策をテーマに開催されます。 関心のある方は、先方に直接お問い合わせ下さい。
***********************************************

The Research Institute of the Middle East Politics & Society will have The 1st International Conference in Myong Ji University, Seoul, Korea on November 24. The conference will be centered around The Far East Countries Policies to the Middle East.

The provisional schedule of this conference is as follows :
_ Date : November 24, 2001 (Sat) a.m 10:00 ~ 13:00
_ Place : Myong Ji University, The Mail Bldg 1f.
_ The official language is English and Japanese

_ Conference contact :
Dr. Chang Se Won (Secretary)
MP: 82-11-9995-3130
FAX : 82-2-300-1763
E-Mail: sewonwahid@hotmail.com

Dean
The Research Institute of the Middle East Politics & Society
Lee Jong Teak

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第5回日本中東学会公開講演会の開催

日本中東学会では、本年度も文部科学省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」による、第5回公開講演会を下記のような形で開催いたします。

●日時:2001年12月8日(土)13時~17時
●場所:名古屋市名古屋国際会議場1号館
(〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1-1)
Tel: 052-683-7111
URL: http://www.u-net.city.nagoya.jp/ncc/
●講演会名:21世紀のイスラームとイスラーム世界
(日本とイスラームの関係を中心に)

●講演者:佐藤次高(東京大学)、小林寧子(南山大学)、山岸智子(明治大学)

中京地区での開催は初めてとなりますので、会員の方々にはお知り合いをお誘い合わせの上、幅広い参加をお待ちしております。

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九州史学会・イスラム文明学部会

 今年も、九州の「熱い」冬がやってまいりました。 来る12月9日(日)、下記の要領で九州史学会・イスラム文明学部会を開催いたします。 午前中に研究発表を三本行い、午後にはイスラーム地域研究との 共催でシンポジウム「イスラーム世界の書記と書記術」を行います。 皆様、どうぞ日程を空けてご参加くださいますよう、ご案内かたがたお願い申し上げます。

● 日時: 12月9日(日)
● 場所: 九州大学箱崎文系キャンパス(福岡市)

午前の部: イスラム文明学部会 研究発表 (10時半開始)

柴 泰登 (九州大学大学院・大学院生)
「ザラフシャン川流域のゾロアスター教信仰 ──サーサーン朝期からムスリム侵入期まで──」
冨田 理 (熊本県立甲佐高等学校・講師)
「`Aja'ib al-Athar にみる民衆運動とアシュラーフ」
  
堀井 優 (日本学術振興会・特別研究員)
「オスマン朝のエジプト征服とヴェネツィア人居留民社会」

午後の部: シンポジウム「イスラーム世界の書記と書記術」

谷口 淳一 (京都女子大学文学部・助教授)
「書記の手引書としての『カリフ宮廷の儀礼』」
渡部 良子 (東京大学大学院人文社会系研究科・大学院生)
「ペルシア語書記術の成立──13世紀まで──」
清水 和裕 (神戸大学文学部・助教授)
「『カリフ宮廷の儀礼』と祖父アブー・イスハーク・アッサービー」
莵原 卓 (東海大学文学部・教授)
「ファーティマ朝時代の書記の分類と職掌」

また、前日の8日(土)には九州史学会全体の公開講演、懇親 会も開催されますので、 こちらの方も併せてご参加いただけるとありがたく存じます。
時節柄ご多忙の折とは存じますが、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
Tel & Fax : 092-642-2384
事務担当: 西村淳一 j-nishimura@par.odn.ne.jp

# 準備の都合上、ご参加予定の方は下記のいずれにご参加かを明記の上、お葉書、 あるいはFax, e-mailにて当方までお知らせください。

*12月9日午前のイスラム文明学部会 研究発表
*12月9日午後のシンポジウム「イスラーム世界の書記と書記術」
*12月9日夜のイスラム文明学部会の懇親会

# 会場までの交通手段および福岡での宿泊施設に関しては、下記のホームページをご参照ください。
http://ha7.seikyou.ne.jp/home/hiroi/islam/

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「アフガニスタン空爆を読み解く:国際政治と地域研究の接点から」

 9月11日の米国同時多発テロの発生と、それに続くアフガニスタンに対する米国の攻撃、ターリバーン政権の崩壊によって、国際政治は大きな転換点を迎えています。この一連の展開は、地域研究者、特にイスラーム研究者による個別事例の詳細な分析と、国際政治の全体的な枠組みとを組み合わせることなくして、正確に捉えることはできません。何が米国を直接対象にしたテロを誘発したのか。テロに対して戦争で応じるという「新しい戦争」の持つ意味は何か。そして戦後のアフガニスタンに対して国際社会が「支配」でも「無関心」でもない新たな関わり方ができるのか。このようなさまざま問題群を巡り、下記のような形で公開研究会を実施いたします。皆様の積極的なご参加をお待ちしております、

開催日時:12月12日(水)午後4時から8時まで

開催場所:東京大学(本郷)法文二号館二階2番大教室

<プログラム>
16:00-16:10 問題提起 酒井啓子(アジア経済研究所)
16:10-16:40 「最近のアフガニスタン情勢」
 
田中浩一郎(国際開発センター、前国連アフガニスタン特別派遣団政務官)
16:40-17:10 「今日のイスラーム運動におけるターリバーンとビン・ラーディンの位置」
 
飯塚正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
17:10-17:40「米国外交政策とイスラーム運動:対米「ジハード」出現の背景」
 
松永泰行(日本大学)
17:40-17:50 休憩
17:50-18:20「正義と報復の谷間で:米国の正戦概念とアフガン空爆」
 
木村正俊(法政大学)
18:20-18:50 「国際政治におけるアフガン空爆が持つ意味」
 
藤原帰一(東京大学)
18:50-19:50 討論
 

出席を希望なさる方は12月11日までに「イスラーム地域研究」1班事務局(清水由里子:ias-hiro@l.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください。(なお本研究会は、アジア経済研究所「アフガン空爆の影響とそれへの反応」研究会との合同で行っております。)

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中央大学大学院総合政策フォーラム「イスラーム社会と日本――研究の最先端から」

 中央大学大学院総合政策研究科では,大学院授業の一貫として毎年半期ずつ,フォーラムと銘うって各種の 現代的課題をとりあげ,学外の講師もお招きして講座を開設しています。

 本年度9月25日からの後期は,標記のタイトルのもとに下記の要領・予定表のように開講いたします。本 来の受講生以外の方の参加も歓迎します。

 もともとイスラームをさまざまな角度から理解を深めようという趣旨で企画したものです。しかし米国にお ける悲惨なテロの発生は,イスラームそのものへの誤解・曲解を増幅させかねない状況です。こうした時こ そ,日本におけるイスラーム研究が注目されるのではないかとも考え,この場をお借りして広報させていただ くことにいたしました。関心をおもちの方々の積極的なご参加をお待ちしております。受講は無料で事前の登録は必要ありませんが、会場の都合により、定員は先着80名とさせていただきます。

 当フォーラムは9月25日から開講し,毎回ほんらいの受講学生以外にも多くの関心をお持ちの方に参加し ていただき,いよいよ後半に入ろうとしています。米国における大規模テロへの反応としてのアフガニスタン爆撃の継続は,ますますイスラームへの理解を深める必要性を感じさせます。わが国のイスラーム研究の多角的な蓄積が,これまで多彩な講師陣によって披瀝されていますが,今後もそうした研究成果をつうじて議論の輪がひろまるきっかけを提供することも,この際このフォーラムに課せられた役割であろうと考えています。 広く一般の方々にもこのフォーラムは開かれています。参加になんら制限はありません。その場におこしく だされば結構です。関心をお持ちの方々の積極的なご参加をお待ちしております。 (中央大学大学院総合政策研究科:片倉もとこ・梅村坦・清水芳見)

日時:2001年9月25日~2002年1月8日 毎週火曜日 18:10~19:40
場所:中央大学市ヶ谷キャンパス(旧アジア経済研究所)9階:2910室
地図:http://ccs.ic.chuo-u.ac.jpのアクセスガイドをご覧ください)
都営新宿線「曙橋駅」A3出口徒歩3分/地下鉄丸の内線「四谷三丁目駅」徒歩8分
JR「市ヶ谷駅」徒歩13分/JR「四ッ谷駅」徒歩12分
フォーラムII「イスラーム社会と日本――研究の最先端から――」予定表

●9月25日
片倉もとこ
「イスラーム社会と日本をめぐって」梅村坦・清水芳見(スケジュール確認・基礎参考文献解説など運営をめぐって)
●10月2日
佐藤次高(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
「日本のイスラーム研究:焦点と未来への展望」
●10月9日
後藤 明(東京大学東洋文化研究所教授)
「預言者ムハンマドと現代にいきるムハンマド」
●10月16日
私市正年(上智大学アジア文化研究所教授)
「地域研究とイスラーム」
●10月23日
小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
中央アジアにおけるイスラーム復興:歴史と現在」
●10月30日
大塚和夫(東京都立大学人文学部教授)
「ムスリムの人生儀礼――命名、割礼、結婚そして葬儀」(スライド使用)
●11月6日
中西久枝(名古屋大学大学院教授)
「現代イラン女性の素顔――ヴェールの向こう側」
●11月13日
中村光男(千葉大学名誉教授)
「東南アジアにおけるイスラームと市民社会」
●11月20日
鷹木恵子(桜美林大学国際学部教授)
「イスラーム聖者信仰と社会・国家」
● 11月27日
臼杵 陽(国立民族学博物館・地域研究企画交流センター助教授)
「パレスティナ問題,イスラーム,そして日本:米国自爆テロ・アフガニスタン空爆に寄せて」
●12月4日
東長 靖(京都大学助教授)
「スーフィズムの現代的課題」
●12月11日
駒井 洋(筑波大学教授)
「日本のムスリム社会」
●12月18日
山内昌之(東京大学大学院総合文化研究科教授)
「IT時代の日本とイスラーム」
●1月8日
閉講(総括・討論) 片倉もとこ・梅村坦・清水芳見

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第6回イスラム人口研究懇談会(日本人口学会イスラム人口研究委員会)のお知らせ

 来る1月21(月)の午後に国立社会保障・人口問題研究所(三田線内幸町・千代田線霞ヶ関)において下記の通り、第6回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。登録メンバー以外の方もふるってご参加ください。広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連して入れば結構ですので、次回以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。

 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島h-kojima@ipss.go.jp宛にメールで1月18日(金)の午後6時までにお知らせ下さい。

日時:2001年1月21日(月)午後3時~5時45分
場所:国立社会保障・人口問題研究所(日比谷国際ビル6F)第4会議室
(地図はhttp://www.ipss.go.jp
プログラム:
3:00-3:30 会務報告・協議
3:30-4:30 仙波友理(中央大学大学院)
     「在日ムスリムの生活とネットワーク--埼玉県春日部市の事例を中心に--」
4:30-4:45 休憩
4:45-5:45 山岸智子(明治大学)
     「来日イラン人をめぐる諸問題」
7:00-   懇親会 BAB(池袋、ペルシャ料理、TEL 3971-3074)

呼びかけ人:店田廣文(早稲田大学);小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

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東洋文庫談話会のお知らせ

 さて、このたび東洋文庫奨励研究員・高松洋一氏の受入期間がこの3月で終了することになりますので、 この機会に下記の要領にて研究発表会を催したいと存じます。 ご多用中恐縮でございますが、ご参加下さいますようご案内申し上げます。 なお、参加費は無料となっております。

日時:2002年1月25日(金)15:00~17:00
場所:東洋文庫 3F 講演室
演題:「勅令・台帳・抜粋-18世紀オスマン朝文書行政における情報処理について-」
発表者:高松洋一(東洋文庫奨励研究員)
司会:永田雄三研究員

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連続公開講演会「イスラーム地域研究のフロンティア ― イスラーム世界の統一性と多様性」

(1)2002年2月2日(土)、 3日(日) 京都:龍谷大学
(2)2002年3月9日(土)、10日(日) 東京:東京大学

 私たちは、1997年4月から科学研究費補助金を受けて、5年計画の「イスラーム地域研究プロジェクト」を開始しました。 この間、内外の研究者の幅広い参加と協力を得て、多数の研究会、セミナー、国際シンポジウムを開催し、イスラーム世界の歴史と文化、 そして今や世界規模に拡大した現代イスラーム地域の政治や社会の動態について多彩な研究を積み重ねてきました。 そこで、今年3月にこの研究プロジェクトを終えるにあたり、これまでの研究成果をふまえて今後の研究を展望するとともに、 若い世代の皆様に関心をもっていただこうという趣旨から、この「イスラーム地域研究のフロンティア」と題する公開講演会を企画しました。 昨年9月11日の同時多発テロ事件の後、ともすれば「過激な原理主義」のイメージで見られがちなイスラーム世界が、 実際にはどれほど多様で豊穣な文化や社会を作り上げてきたのかをあらためて認識する機会となれば幸いです。

「イスラーム地域研究のフロンティア ― イスラーム世界の統一性と多様性(1)」

【日時と講演内容】

●2月2日(土)13:00~18:00
佐藤 次高(東京大学人文社会系研究科)
「イスラーム地域研究の夢と現実」
小松 久男(東京大学人文社会系研究科)
「中央アジアのイスラーム復興」
岸本 美緒(東京大学人文社会系研究科)
「中国から見たイスラーム社会」
羽田 正(東京大学東洋文化研究所)
「イスラーム地域研究の先にあるもの」
●2月3日(日)10:00~17:30
私市 正年(上智大学アジア文化研究所)
「地域研究とイスラーム:スーフィー教団の調査から得た成果」
清水 学(宇都宮大学国際学部)
「アフガニスタン問題:中東・南アジア・中央アジアのはざま」
林 佳世子(東京外国語大学外国語学部)
「『一枚の文書』からみるイスラーム地域研究」
三浦 徹 (お茶の水女子大学文教育学部)
「比較史の可能性」
加藤 博(一橋大学経済学研究科)
「市場社会としてのイスラーム世界」
大塚 和夫(東京都立大学人文学部)
「イスラーム・地域研究・人類学」
【会場】
龍谷大学 大宮学舎 清和館3階大ホール
京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1
【交通】
JR「京都」から徒歩12分
阪急電車「四条大宮」から市バスで約5分「七条大宮」下車
【問い合わせ】
「イスラーム地域研究」事務局
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部アネックス
Tel:03-5841-2687 e-mail:i-home@l.u-tokyo.ac.jp

※事前の参加登録は必要ありません。
※2月2日(土)は、講演会終了後に懇親会(参加費2000円)を予定しています。
皆様ふるってご参加ください。

※この公開講演会につづき、東京でも公開講演会を開催します。
詳細は下記をご覧下さい。

「イスラーム地域研究のフロンティア ― イスラーム世界の統一性と多様性(2)」

【日時と講演内容】

日時:2002年3月9日(土)~10日(日)
場所:東京大学本郷キャンパス法文2号館2階2番大教室

プログラム:
●3月9日(土)10:00~18:00
午前の部10:00~12:00

桝屋 友子(東京大学東洋文化研究所助教授)
「日本とイスラーム美術」
黒木 英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授)
「多元的都市社会の発展的研究に向けて:ポスト9.11世界における二元論」

昼休憩 12:00~13:00
午後の部13:00~18:00

柳橋 博之(東京大学大学院人文社会系研究科助教授)
「ある思考様式としてのイスラーム法学」
近藤 信彰(東京都立大学人文学部史学科助手)
「ウラマーとファトワー」
休憩
東長 靖 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授)
「スーフィズム・聖者研究の現状と課題」
子島 進 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助手)
「イスラーム的NGOの探求-現代イスマーイール派の展開を軸に」

●3月10日(日)10:00~18:00
午前の部10:00~12:00

山岸 智子(明治大学政治経済学部助教授)
「地域研究の素材と方法をめぐる悩み」
赤堀 雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)
「人類学と中東研究からイスラーム地域研究へ-民衆の聖者信仰を事例に-」

昼休憩 12:00~13:00
午後の部13:00~18:00

新免 康 (中央大学文学部教授)
「中国ムスリムとイスラーム地域研究」
帯谷 知可(国立民族学博物館地域研究企画交流センター助手)
「中央アジア地域研究の現場から」
酒井 啓子(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第二部副主任研究員)
「国際政治の中のイスラーム社会」
飯塚 正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授)
「現代イスラーム運動の統一性と多様性」
臼杵 陽 (国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授)
「イスラームとユダヤ教のはざまで-中東イスラーム世界のユダヤ人」

*問い合わせ:
「イスラーム地域研究」事務局
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部アネックス
Tel:03-5841-2687
e-mail:i-home@l.u-tokyo.ac.jp (担当:名久井 綾)

※なお、この連続公開講演会は「イスラーム地域研究プロジェクト」最終年度の全体集会として行われます。

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第7回イスラム人口研究懇談会(日本人口学会イスラム人口研究委員会)のお知らせ

来る4月5(金)の午後に早稲田大学本部キャンパス横(地下鉄東西線早稲田)において下記の通り、第7回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。登録メンバー以外の方もふるってご参加ください。広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連して入れば結構ですので、次回以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。

 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(h-kojima@ipss.go.jp)宛にメールで4月3日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。

日時:2002年4月5日(金)午後3時~5時45分
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)
(地図はhttp://www.human.waseda.ac.jp/jinsoken/guide-j.html#location

プログラム:
3:00-3:30 会務報告・自己紹介
3:30-4:30 青山温子(名古屋大学)「中東と北アフリカにおけるリプロダクティブ・ヘルス」
4:30-4:45 休憩
4:45-5:45 竹内治子(東京大学)「バングラデシュの農村の小児の気管支喘息の疫学調査」
6:30- 懇親会 (大久保 ベンガル料理「カベリ」)

呼びかけ人:
店田廣文(早稲田大学)
小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

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第10回ジャウィ文書研究会

第10回ジャウィ文書研究会ご案内

We are going to hold the 10th meeting of the Study Group of Jawi Documents in Southeast Asia as follows.

Date and Time : May 18, 2002, Sat. 10:30-18:30
Venue: Sophia University, Bldg.No.9, 3rd. Floor, Room 357

Program

10:30-12:00
(1) 勉強会「ジャウィ入門」第1回
「アラビア文字の基本」東長靖(京都大学)
The Basics of the Arabic letters. by TONAGA Yasushi (Kyoto University)
("Beginning Jawi" series, part 1.)(In Japanese)
13:00-18:30
(2)Analysis of the Petitions Written in "Jawi" by Maranao Ulama in the 1930s ". by KAWASHIMA Midori.(Sophia University).(In English)
(3) 資料情報交換・成果報告についての打ち合わせ (In Japanese)
Forum: Exchange of information on Jawi studies, and discussion on our activities.
(4) ジャウィ・テキスト"Al Munir" 講読 (In Japanese)
Reading of a Jawi text, "Al Munir" (A journal published in Western Sumatra in 1910s by "modernist" Muslims.)

In order to provide an an opportunity for non-Japanese speaking scholars to participate in the workshop, the second session will be conducted in English. In the other sessions, the Japanese language will be used, although we will switch from Japanese to English, or vice versa, whenever necessary. Please contact Midori Kawashima of Sophia University by e-mail, at QYG02577@nifty.ne.jp for further details.

Al Munir の講読参加を希望される方は、テキスト等についてのご連絡を差し上げますので 下記事務局 midori-k@sophia.ac.jp にお問い合わせください。

なお、ジャウィ文書研究会は、ニューズレター発行を開始いたしました。 このニューズレターは、研究会の記録、および、ジャウィ文書研究に役立つ情報提供を目的としており、 研究会場で出席者に配布しています。第1号は、ジャウィ文書研究会の概要、および、 昨年開催した勉強会や研究会(合計10回)の報告要旨を収録しています(22ページ)。 次回研究会会場でも配布いたします。研究会に出席できない方で、ニューズレターの入手を希望される方は、 あて先を記入し、190円分の切手を貼ったA4サイズ返信封筒を事務局にお送りくだされば、郵送いたします。

連絡先
〒102-8554 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学アジア文化研究所
川島緑研究室 ジャウィ文書研究会事務局
電話:03-3238-3697, 3943 FAX:03-3238-3690
midori-k@sophia.ac.jp

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科学研究費「海外学術調査総括班」研究連絡会 講演会

 科学研究費「海外学術調査総括班」は、科研・海外学術調査の各組織が その調査の実施をスムーズに行うことができるようにとの目的で、毎年1回 「研究連絡会」を行っていますが、それと合わせて、海外学術調査に関わる テーマで「講演会」も開催しております。
 今回は「地域紛争・政治的暴力と国際環境」との総合テーマのもとに、以 下のような要領で講演会を開きます。
 参加は、無料・自由ですので、ご関心のある方はふるってご参加下さい。

日時:2002年6月11日(火)10:00~12:45

場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(3階303)

住所:東京都府中市朝日町3-11-1
電話:042-330-5618(海外学術調査総括班事務局)
FAX :042-330-5610
e-mail:gisr@aa.tufs.ac.jp

交通:
西武多摩川線「多磨」駅下車、徒歩5分
または京王線「飛田給」駅下車、循環バス6分
「東京外国語大学東」停留所下車、徒歩0分

入場無料、参加自由

進行担当:黒木英充 研究分担者
司  会:木村秀雄 研究分担者
挨  拶:宮崎恒二 アジア・アフリカ言語文化研究所長  10:00~10:05

総合テーマ:地域紛争・政治的暴力と国際環境

講演者・講演タイトル:
○ 山根 聡(大阪外国語大学外国語学部助教授)  10:05~10:50
「地域紛争」にすりかわる対立-南西アジアの情勢から
○ 恒川恵一(東京大学大学院総合文化研究科教授)  10:50~11:35
「暴力」現象から見た現代のラテンアメリカ地域の特徴
○ 栗本英世(大阪大学大学院人間科学研究科助教授・研究分担者)  11:35~12:20
地域紛争はどこまで「地域的」か―北東・東アフリカの事例から
○ 総合討論  12:20~12:45

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第11回ジャウィ文書研究会

第11回ジャウィ文書研究会ご案内
11th meeting of the Study Group on Jawi Documents in Southeast Asia

以下の要領で第11回ジャウィ文書研究会を開催いたします。初心者向け「ジャ ウィ入門」第2回に加え、ベトナムのチャムのジャウィに関する報告なども予 定しています。ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。今回初めて 参加される方は、準備の都合上、事務局にご一報ください。

We are going to hold the 11th meeting of the Study Group of Jawi Documents in Southeast Asia as follows. Please contact Midori Kawashima of Sophia University by e-mail, at QYG02577@nifty.ne.jp for further details.

DATE AND TIME: June 22, 2002, Sat. 10:30-18:30
VENUE: Sophia University, Bldg.No.9, 3rd. Floor, Room 357 (5 minutes walk from JR & Subway Yotsuya station)

PROGRAM
10:30-12:00

(1) 勉強会「ジャウィ入門」第2回 (In Japanese)
「アラビア文字の伝播の中でのジャウィの位置づけ」東長靖(京都大学)
"Spread of the Arabic Letters and the Place of Jawi in it".
by TONAGA Yasushi (Kyoto University) ("Beginning Jawi" series, part 2) (See below for the outline)

13:00-18:30

(2) 報告(In English)
"Cham Documents and Cham Jawi in Vietnam".
by SHINE Toshihiko (Tokyo University Graduate Course). (See below for the outline)
(3) 資料情報交換・研究活動についての打ち合わせ (In Japanese)
Forum: Exchange of information and discussion on our activities.
(4) ジャウィ・テキスト"Al Munir" 講読 (In Japanese)
Reading of a Jawi text, "Al Munir" (A journal published in Western Sumatra in 1910s by "modernist" Muslims.)

OUTLINES OF THE PRESENTATIONS:

(1)「アラビア文字の伝播の中でのジャウィの位置づけ」東長靖(京都大学)
1.前回の課題の結果をとりまとめてご紹介します。各人がどのような工夫をしたかを、実際に見比べてみましょう。
2.ペルシア語、ウイグル語、トルコ語、中国語など、アラビア語以外の様々な言語をアラビア文字で表記する場合、 それぞれがそれぞれの工夫をしているものです。 これを検討することにより、アラビア文字で、他の言語を標記する際の問題点を整理します。
3.さらに、その問題点がジャウィの場合はどう解決されているかを検討します。 ジャウィの表記方法には地域的差異、時間的変化がありますが、ジャウィ表記の多様性も、 アラビア文字の伝播の時間的、空間的広がりの中でとらえると、理解しやすくなるでしょう。
(2) "Cham Documents and Cham Jawi in Vietnam". by SHINE Toshihiko
1. The Cham in Vietnam: history, culture, religion, society, economy and politics.
2. Cham Documents: language, paper, pen, ink and character.
3. Researchers of Cham documents: French, Cham and Japanese.
4. Current preservation situation of Cham Documents in Cham village.
5. Cham culture promotion programmes by present government.
6. Traditional Akhar Thrah writing.
7. Present Akhar Thrah writing in school education.
8. The appearance of Akhar Jawi as a new writing language.
9. Present Akhar Jawi writing in school education.
10. Conclusion and Q&A.

(4) Al Munir の講読については、近日中にレジュメ作成担当者からの連絡メイルをお送りいたしますので、 ご協力くださいますようお願いします。また今回、初めて研究会への参加を希望される方も、 テキスト等についてのご連絡を差し上げますので事務局にお問い合わせください。

ジャウィ文書研究会ではニューズレター第2号を発行しました(8ページ)。 このニューズレターは、研究会の記録、および、ジャウィ文書研究に役立つ情 報提供を目的としており、研究会場で出席者に配布しています。研究会に出席 できない方で、ニューズレターの入手を希望される方は、あて先を記入し、 160円分の切手を貼ったA4サイズ返信封筒を事務局にお送りくだされば第1号 (22ページ)とあわせて郵送いたします。

ニューズレター編集部(=事務局)では、研究工具や資料の紹介、文献の紹介、 研究報告、調査報告など原稿を募集しています。投稿を希望される方は、事務 局にご連絡ください。

事務局では、発行元より許可を得て、William Marsden, A Dictionary and Grammar of the Malayan Language vol.2 の複製を20部作成し、前回研究会 会場で2000円で販売しました。残りが6部ありますので次回研究会午後の部(3) の際に希望者に販売いたします。

前回参加された方へ: お配りした研究会名簿の中の、國谷徹氏のメイルアドレスの一部に誤りがあ りました。VGNをUGNにご訂正ください。

連絡先
〒102-8554 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学アジア文化研究所
川島緑研究室 ジャウィ文書研究会事務局
電話:03-3238-3697, 3943 FAX:03-3238-3690
E-mail: QYG02577@nifty.ne.jp; midori-k@sophia.ac.jp

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東京外国語大学AA研棟竣工記念シンポジウム
「だれが世界を翻訳するのか-アジア・アフリカの未来から」

主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

期日:平成14年6月29日(土)

場所
東京外国語大学 研究講義棟 1階 マルチメディアホール
所在地:府中市朝日町3-11-1
交通:西武多摩川線「多磨」駅下車徒歩5分あるいは
京王線「飛田給」駅下車、循環バス「東京外国語大学東」下車徒歩3分
または「東京外国語大学前」下車徒歩0分

参加費:無料

プログラム

総合司会 三尾 裕子(AA研)

<10:10~10:40>

基調報告「だれが世界を翻訳するのか」
真島 一郎(AA研)

<10:40~12:10>

セッション1「だれのための言語科学か-普遍文法という幻想」
座長 豊島 正之(AA研)
報告 峰岸 真琴(AA研)
コメント 富盛 伸夫(東京外大)、上田 雅信(北海道大)

<13:20~14:50>

セッション2「21世紀に国民国家をつくる―反復と翻訳の向こう側へ」
座長 小熊 英二(慶應義塾大)
報告 永原 陽子(AA研)
コメント 佐原 徹哉(明治大学)、根本 敬(AA研)

<15:10~16:40>

セッション3「多元性の海を泳ぎわたる通訳たち-言葉、モノ、権力の媒介者」
座長 大澤 真幸(京都大)
報告 黒木 英充(AA研)
コメント 杉島 敬志(京都大)、崎山 政毅(立命館大)

<17:00~18:15>

総括討論
座長 宮崎 恒二(AA研所長)
コメント 大澤 真幸、小熊 英二、豊島 正之、西谷 修(東京外大)
問い合わせ先:東京外国語大学 研究協力課 総務係 電話 042-330-5592

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第8回イスラム人口研究懇談会

 来る7月5(金)の午後に早稲田大学本部キャンパス南門横(地下鉄東西線早稲田)において下記の通り、 第8回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。 登録メンバー以外の方もふるってご参加ください。 広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等) に関連して入れば結構ですので、次回以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。 修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。

 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を 希望される方は小島(h-kojima@ipss.go.jp)宛にメールで 7月3日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。

日時:2002年7月5日(金)午後3時~5時45分
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)
  (地図はhttp://www.human.waseda.ac.jp/jinsoken/guide-j.html#location)
プログラム:
3:00-3:30 会務報告・自己紹介
3:30-4:30 小山内泰代(国立国際医療センター)
      「パキスタン・イスラマバード農村地域における女性の健康改善への取り組み」
4:30-4:45 休憩
4:45-5:45 石原広恵(一橋大学大学院)
     「レバノンの結婚法、とくに選択的市民婚法導入をめぐる論争について」
6:30-   懇親会 (南新宿 びすとろ「ひつじや」)

呼びかけ人:店田廣文(早稲田大学);小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

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(財)東洋文庫特別講演会
"Europe's Intellectuals and the Challenge of Islam"

来る7月5日(金)、財団法人東洋文庫にて特別講演会が開催されます。 関心のおありになる方は、どうぞご参加ください。(聴講は無料です)

日時:平成14年7月5日(金)午後3:00~4:30

会場:(財)東洋文庫3F会議室

演題:"Europe's Intellectuals and the Challenge of Islam"(in English)

講師
Prof. Renate Holub
(カリフォルニア大学バークレイ校 Interdisciplinary Studies 学科長)

司会:佐藤次高氏(東洋文庫研究部長)

連絡先
財団法人東洋文庫
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
TEL: 03-3942-0121
Website: http://www.toyo-bunko.or.jp/

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上智大学特別講演会「21世紀世界と地域研究」

上智大学大学院(地域研究専攻)では下記の講演会を開催いたします。 これは地域研究の魅力や重要性を、とくに若い学部生や大学院生に知っていただくための企画です。 ふるってご参加ください。

「21世紀世界と地域研究」

日時:2002年7月10日(水)17:15~20:00

場所:上智大学中央図書館8階L-812会議室

入場無料(どなたでも入場できます)

交通案内:JR、地下鉄四ツ谷駅下車 徒歩5分

プログラム

石澤良昭(東南アジア史学、東南アジアの文化遺産研究)
「アンコール遺跡で大量の廃仏発見」
私市正年(歴史学、中東・北アフリカ地域研究)
「民衆を忘れたアルジェリアのイスラーム原理主義」
幡谷則子(都市社会学、ラテンアメリカ地域研究)
「ラテンアメリカ・フィールドノートから―地域を学ぶとは―」
主催
上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻
〒102-8554 千代田区紀尾井町7-1
TEL 03-3238-3697 / FAX 03-3238-3690

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ジャウィ文書研究会主催勉強会「ジャウィ入門」

ジャウィ文書研究会主催勉強会「ジャウィ入門」のご案内

ジャウィ文書研究会は、マレー語・インドネシア語、フィリピン諸語、チャム語や他のインドネシア諸語など、 東南アジアのオーストロネシア語族諸言語のアラビア文字表記を「広義のジャウィ」として研究対象とし、 それらを研究により積極的に利用することを目的として、昨年4月よりほぼ毎月、研究会を開催し、 ジャウィ表記を基礎から学んだり、ジャウィ資料の所在や研究への利用、ジャウィ表記の法則やその地域的差異、 時代的変化などを検討してきました。

このたび、私たちは、ジャウィを使いこなせる研究者層の拡大を目的として、初心者向け勉強会、 「ジャウィ入門」を3回シリーズで開催いたします。 ご関心のある方のご参加をお待ちしています。 参加希望の方は、末尾のフォームの項目を記入したメールを、事務局 midori-k@sophia.ac.jp にお送りください。

日程:2002年5月18日(土)、6月22日(土)、7月13日(土)午前10時半から12時

場所:上智大学四ッ谷キャンパス(JR・地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)

各回の内容紹介

第1回 5月18日(土)10:30-12:00  上智大学9号館3階357号室
「アラビア文字の基本」東長靖(京都大学)
1.アラビア文字にこれまで全くふれたことのない人を対象として、 アラビア文字の基本を、練習を交えながら説明します。 できれば当日までに、何度かアラビア文字のアルファベット表(*)をにらんできて下さい。
2.ある文字体系で別の言語を書く場合、どのような不都合が生じ、 どのような工夫が必要になるかについて、入門的な説明をします。
3.上記をふまえて、日本語の文章をアラビア文字で表記するという問題を出します。 この課題を通じて、アラビア文字による他言語表記の問題点を実感してもらいます。 また、皆さんの創意工夫も発揮してもらいます。 5月末か6月10日頃までに提出して下さい。
第2回 6 月22日(土)10:30-12:00 上智大学9号館3階357号室
「アラビア文字の伝播の中でのジャウィの位置づけ」東長靖
1.前回の課題の結果をとりまとめてご紹介します。各人がどのような工夫をしたかを、実際に見比べてみましょう。
2.ペルシア語、ウイグル語、トルコ語、中国語など、 アラビア語以外の様々な言語をアラビア文字で表記する場合、それぞれがそれぞれの工夫をしているものです。 これを検討することにより、アラビア文字で、他の言語を標記する際の問題点を整理します。
3.さらに、その問題点がジャウィの場合はどう解決されているかを検討します。 ジャウィの表記方法には地域的差異、時間的変化がありますが、ジャウィ表記の多様性も、 アラビア文字の伝播の時間的、空間的広がりの中でとらえると、理解しやすくなるでしょう。
第3回 7月13日(土)10:30-12:00 上智大学9号館4階458号室
「ジャウィの基本」山本博之(東京大学)
ジャウィの綴り方は時代や地域によって異なりますが、いずれの場合にも 「母音をどうやって表記するか」が中心的な問題となります。 読み手からすれば「表記されていない母音をどうやって補うか」が問題となります。 今回は、「マレー語文法の父」と称されるザアバ(Za'ba)によって 1940年代に書かれたジャウィ綴りの指南書を基礎としつつ、時代差や地域差の説明を適宜織り込むことによって、 20世紀を通じてマレー世界で用いられていた多様なジャウィ綴りを読み解く基本的な法則を習得することを目標とします。 主な内容は、母音、接辞、アイン とハムザ の用法、慣用綴りなどで、それぞれ法則を説明した後、 簡単な練習を通じてそれらの法則を身につけます。 練習では実際に辞書を使いながらジャウィを読むことになるため、特にマレー語・インドネシア語の初学者は (簡単なものでいいので)辞書を持参してください。

なお、5月18日(土)、6月22日(土)、7月13日(土)の午後には、 ジャウィ文書に関する研究報告や中級者対象の講読会 (テキスト:1910年代に西スマトラで発行されたイスラーム近代派の雑誌「アル・ムニール」)も行います。 こちらへのご参加も歓迎いたします。詳細は下記にお問い合わせください。

問合せ先
〒102-8554東京都千代田区紀尾井町7-1
上智大学アジア文化研究所 川島緑研究室
 
電話 03-3238-3697 Fax 03-3238-3690
e-mail: midori-k@sophia.ac.jp

*****事務局へ送信するメールの項目ここから****

勉強会「ジャウィ入門」に参加します。

名前:
所属:
専門分野:
郵送先住所:
電子メイルアドレス:
電話番号:

*****事務局へ送信するメールの項目ここまで****

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第12回ジャウィ文書研究会

第12回ジャウィ文書研究会ご案内
12th Meeting of the Study Group on Jawi Documents in Southeast Asia.

日時 : 2002年7月13日(土)10:30-18:30
場所: 上智大学四ツ谷キャンパス9号館458号室(前回と異なります)(JR、地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)

プログラム

10:30-12:00
(1) 勉強会「ジャウィ入門」第3回
「ジャウィの基本」山本博之(東京大学)(下記説明参照)
13:00-18:30
(2) 「マレーシア・イスラーム党の政治思想:ハーディ・アワン・トレンガヌ州主席大臣の著作を中心に」(仮題)中田考(山口大学)
(3) 資料情報交換・研究活動についての打ち合わせ
(4) ジャウィ・テキスト"Al Munir" 講読

(1)「ジャウィの基本」の説明
ジャウィの綴り方は時代や地域によって異なりますが、 いずれの場合にも「母音をどうやって表記するか」が中心的な問題となります。 読み手からすれば「表記されていない母音をどうやって補うか」が問題となります。 今回は、「マレー語文法の父」と称されるザアバ(Za'ba)によって 1940年代に書かれたジャウィ綴りの指南書を基礎としつつ、 時代差や地域差の説明を適宜織り込むことによって、 20世紀を通じてマレー世界で用いられていた多様なジャウィ綴りを読み解く 基本的な法則を習得することを目標とします。 主な内容は、母音、接辞、アイン とハムザ の用法、慣用綴りなどで、 それぞれ法則を説明した後、簡単な練習を通じてそれらの法則を身につけます。 練習では実際に辞書を使いながらジャウィを読むことになるため、 特にマレー語・インドネシア語の初学者は(簡単なものでいいので)辞書を持参して ください。

今回、初めて研究会への参加を希望される方には、 テキスト等についてのご連絡を差し上げますので 事務局 midori-k@sophia.ac.jp にご一報ください。

ジャウィ文書研究会ではニューズレター第3号を発行しました(20ページ)。 主な収録内容は「コンピューターでジャウィを書く」「第10回研究会記録」、 「ジャウィ文献カタログの紹介」です。研究会場で出席者に配布しています。 出席できない方で、ニューズレターの入手を希望される方は、あて先を記入し、 160円分の切手を貼ったA4サイズ返信封筒を同封の上、 希望号数を事務局にご連絡くだされば、郵送いたします。

連絡先
〒102-8554 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学アジア文化研究所
川島緑研究室 ジャウィ文書研究会事務局
電話:03-3238-3697, 3943 FAX:03-3238-3690
QYG02577@nifty.ne.jp; midori-k@sophia.ac.jp

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聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会(新・第1回研究会)  

私たちは「イスラーム地域研究プロジェクト」で過去5年間にわたって、スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象とも言うべきものを対象に、研究会を続け、幸いにもディシプリン・地域を超えた研究者の、継続的な参加を得てきました。
 その成果は、昨年度の上記プロジェクト国際会議(於・千葉県木更津市)で本研究会の主要メンバーがパネルを組むことですでに公開されています。さらに、今秋の第1回国際中東学会(於・ドイツ、マインツ)におけるパネル発表や、来年度刊行予定のイスラーム地域研究和文叢書第6巻『聖者信仰と神秘主義』(仮題)、さらに2回の国際会議パネルをふまえた英文論文集の公刊が、本研究会の活動の結実として予定されています。
 これまでの5年間の歩みのなかで私たちは、スーフィズム・タリーカ・聖者信仰という三者をアプリオリに重ね合わせて考えてきたこれまでの考え・定説を解体することには十分成功したものの、それに代わる新しい考えを再構築することは、依然私たちの前に残された問題となっています。
 こういった問題意識にたって、私たちはこの研究会を、再び新たに立ち上げたいと思っています。
 「イスラーム地域研究プロジェクト」で積み上げてきた人的ネットワーク、共通の知的土壌を武器に、新しい若手の研究者をも巻き込んで、さらに研究を発展させたいと願っています。
 新研究会の立ち上げとしまして、第1回研究会を次のように企画しました。
 なお、この研究会はイスラーム世界研究懇話会との共催の形で開催されます。

日時:7月24日(水)午後2時~6時

場所
京都大学・文学部東館3階・法学部第10演習室
(参加予定者には後日、交通機関や地図についてご連絡いたします)
発表
東長靖(京都大学)
「スーフィズム再考-スーフィズムの分析枠組をめぐって」
赤堀雅幸(上智大学)
「スーフィズムおよび聖者信仰をめぐる人類学理論の整理と展望」

今回は、1回目ということもあり、過去5年間の研究の成果を総括しつつ、今後にむけての問題を提起することをめざします。当日は、今後の研究会の運営方法等についても、ご相談したいと思います。研究会終了後には、懇親会を予定しております。

皆様の積極的なご参加をお願いする次第です。なお、当日気が向いての参加も歓迎しますが、地図等の情報をお送りする関係もありますので、参加希望者は
赤堀(m-akahor@sophia.ac.jp
まで事前にメールでご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

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ハサン・ハナフィー教授と意見を交換する会  

このたび,国際交流基金設立30周年を記念して来日されるエジプト国カイロ大学教授ハサン・ハナフィー氏(専攻・イスラム哲学)を囲んで,以下のような「教授と意見を交換する会」を企画しました.急な話であり,またウィークデイでの会合ですが,教授と自由に意見を交換する良い機会だと思いますので,ぜひ皆様,お誘い合わせの上,ふるってご参加いただけるよう,ご案内申し上げます.
なお,会の終了後,ささやかな懇親会を設けますが(会費2000円程度),そこでの参加者のおおよその数を予め知っておきたいと思いますので,参加いただける方は, 加藤博(kato@econ.hit-u.ac.jp)にご一報ください.

題目:「2001年9月11日以降のアラブ世界」

日時:7月30日(火)午後3時-6時

場所:一橋大学(東京都国立市)西キャンパス 本館・特別応接室

連絡先:加藤 博(一橋大学、E-mail:kato@econ.hit-u.ac.jp

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第1回中東学会世界大会(WOCMES)

上記の研究集会が、欧米諸国の中東学会(北米・英独仏伊)の共催によって、2002年9月にマインツ(ドイツ)で開催されます。 日本中東学会としては、刊行物を頒布するブースを設けるとともに、 イスラーム地域研究プロジェクトで活発な活動をおこなっているスーフィズム研究グループと相談し、 同グループを母体として、Sufi Saints and Non-Sufi Saints: Sacredness, Symbolism, andSolidarityというテーマで パネルを応募することにいたしました(申請代表者:東長 靖会員、京都大学)。

個人で研究発表に応募する場合は、2001年12月15日までに要旨(300-400語)を提出し、 翌02年2月15日までに採否が通知されます。 実行委員会から、応募要領と日本の研究者からの応募を求めるメールが事務局に届いています。 大会の概要や応募要領は、ホームページで見ることができます。

会議名: First World Congress for Middle EasternStudies

開催日時:September 8-13, 2002

開催場所:University of Mainz, Germany

連絡先
WOCMES Secretariat
Center for Research on the Arab World (CERAW),
University of Mainz, Institute of Geography, 55099 Mainz, Germany,
Phone: + 49-6131-3922846, -3923446, -3922701
Fax:+ 49-6131-3924736,
e-mail: wocmes@geo.uni-mainz.de
http://www.wocmes.de

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セミナー「文明間の対話:ポスト9.11とイスラム世界」

「文明間の対話:ポスト9.11とイスラム世界」
笹川平和財団・東西研究所共催(先着100名様)

2001年9月11日の米国同時多発テロ事件の悲劇から1年が経過した現在、国際情勢は大きく変化しました。 テロリズムを封じ込めるための国家間の協力関係が世界規模で構築され、 米軍はアフガニスタンでのテロリスト掃討作戦を継続中であり、このために中央アジアにも米軍が駐留する等、 東西冷戦期には想像だにしなかった状況が現出しつつあります。 欧米の一部からはイスラム脅威論が湧出し、一方、イスラム世界においても反米の怨嗟の声が日毎に高まっております。 両者の溝の深まりは、ハンチントンの描く「文明間の衝突」という対立の構図に利用され、 異文化・異文明間の相互理解を阻害する要因となっております。 9.11以降の世界秩序再編への理解を深めるため、このセミナーを通じて、 イスラム文明および宗教の視点から国際情勢を展望しつつ、異文化・異文明間の対話に資する場を提供したいと考えます。 是非ご参加下さい。

日 時:平成14年9月20日(金)10:00~17:00 (開場:9:30)

場 所
国際連合大学 5F エリザベスローズ 国際会議場
渋谷区神宮前5-53-70(*駐車場の用意がございませんので、ご了承下さい。)
プログラム
10:00 開会挨拶:田淵 節也(笹川平和財団・会長)
10:05 第一部「9.11後のイスラム文明との対話」
司会進行:松本健一(麗沢大学・国際経済学部・教授)
発 表 者:
1) Prof. Azyumardi Azra (Rector, the State Institute of Islamic Studies, Indonesia)
2) Prof. Mehmet Bayraktar (Dean , Department of Islamic Philosophy, Faculty of Religion, Ankara University: Turkey)
3) Lecturer from Saudi Arabia
11:10 コーヒーブレーク
11:25 討 論 者:田所 昌幸(慶應義塾大学・法学部・教授)および第一部の発表者3名
12:30 昼食
14:00 第二部「9.11後のイスラムと世界秩序の再構築」
司会進行:田所 昌幸(慶應義塾大学・法学部・教授)
討 論 者:
1) Mr. John Edwin Mroz (Founder and President, East West Institute, New York)
2) Prof. Ahmet Akyurek (Chairman, Anatolian Development Foundation, Turkey)
3) 松本健一(麗沢大学・国際経済学部・教授)
4) Prof. Azyumardi Azra (Rector, the State Institute of Islamic Studies, Indonesia)
5) Lecturer from Saudi Arabia
6) 田中 明彦(東京大学・東洋文化研究所・所長)
15:30 コーヒーブレーク
15:45 質疑応答および自由討論
16:55 閉会挨拶:入山 映(笹川平和財団・理事長)
17:00 閉会

事務局:笹川平和財団 近藤、池田 (Tel 03-6229-5401)

参加をご希望の方は、下記の必要事項をご記入の上、 9月17日までにFAX(03-6229-5471)にてご返送願います。

----------参加申込書フォームここから-------------

セミナー参加申込用紙

Fax to : 03-6229-5471

笹川平和財団 文明間対話事務局(松長・近藤・池田)行
文明間の対話:ポスト9.11とイスラム世界

日 時:平成14年9月20日(金) 10:00~17:00
場 所:東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学 5階 エリザベスローズ

【  】終日参加致します
【  】午前の部のみ参加致します
【  】午後の部のみ参加致します

ご氏名:
英文:

ご所属:
英文:

お肩書:
英文:

ご連絡先:

今後の案内状発送先等に変更のご希望がありましたら、ご記入下さい

----------参加申込書フォームここまで-------------

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シャルル・ジェネカン先生講演会

このたび、日仏会館の招聘で来日されるジュネーブ大学文学部長シャルル・ジェネカン (C. Genequand、専門は中世イスラム思想史)先生をお呼びして、下記要領で連続講演会を開催いたします。 講演会の参加費は無料で、どなたでもご参加いただけますので、皆様、ふるってご参加ください。

●第1回講演会

講演題目「イスラム世界とイスラム諸国家」(講演には通訳がつきます)

日時:2002年9月24日(火)午後6時
会場:日仏会館601会議室(入場無料・通訳付)
主催:日仏会館(TEL:03-5421-7641、電子メール:h.hayashi@mfj.gr.jp、 HP:http://www.mfj.gr.jp/に地図があります。)
*ご不明の点は主催者(担当・林)までお問い合わせください。

●第2回講演会

講演題目「アラビア哲学における懐疑主義」(講演は英語で行われ、通訳はつきません)

日時:2002年9月25日(水)午後3時 (なお、午後6時ごろより、先生を囲んでの懇親会を予定しております。)
会場:東京大学本郷キャンパス法文2号館・イスラム学研究室
主催:東京大学文学部イスラム学研究室(TEL:03-5841-3778、電子メール:shams@l.u-tokyo.ac.jp
*ご不明の点は、主催者(担当・内藤)までお問い合わせください。

両講演会とも、一人でも多くの皆様のご参加を心よりお待ち申しております。
(日仏会館、東京大学文学部イスラム学研究室)

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第13回ジャウィ文書研究会

以下のとおり、第13回ジャウィ文書研究会を開催いたします。ご関心の ある方はぜひご出席くださいますようご案内いたします。なお、午前の部 の講読に始めて参加される方は、ジャウィ文書研究会事務局までご一報ください。

日時:2002年9月29日(日)10時30分より18時30分ごろ

場所
上智大学四ツ谷キャンパス10号館322号室(前回と異なります)
(JR、地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)
プログラム
(1) ジャウィ・テキスト"Al Munir" 講読
レジュメ作成担当:西芳実(東京大学大学院)・服部美奈(岐阜聖徳学園大学)
(2)「ジャウィ文書研究の意義 -壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ」川島緑(上智大学)
(3)「ジャウィ文書から見る1955年のマラヤとインドネシアの総選挙」山本博之(東京大学)
(4) 成果報告に向けての打ち合わせ

10月以降の研究会予定は以下の通りです。

10月12日(土)
11月16日(土)

連絡先
〒102-8554東京都千代田区紀尾井町7-1
上智大学アジア文化研究所 川島緑研究室
電話 03-3238-3697 Fax 03-3238-3690
e-mail: QYG02577@nifty.ne.jp; midori-k@sophia.ac.jp

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シリーズ「旅するアジア」第5回講演会

シリーズ「旅するアジア」第5回
インド洋海域の果たした歴史的役割
―海の視点からアジアの歴史を見直す―

講師:家島 彦一 氏

日時:2002年10月8日(火)午後5時30分~7時

場所:上智大学中央図書館9階921室

入場無料

交通案内:JR・地下鉄線四ツ谷駅下車徒歩5分

家島彦一(やじま ひこいち)/早稲田大学教授
東京生まれ。1966~2002年、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所でイスラム社会文化史、東西交渉史を研究し、現在は早稲田大学教育学研究科(大学院)特任教授。
7世紀に始まるイスラム世界の形成と展開の諸過程を「交通・商業」の面から研究。1971年以来、インド洋・アラビア海におけるダウ船貿易の実地調査を継続し、インド洋海域世界の歴史に注目する。主著に『イスラム世界の成立と国際商業』(岩波書店)、『海が創る文明-インド洋海域世界の歴史』(朝日新聞社)、『イブン・バットゥータ大旅行記』(訳注)1-8巻(平凡社)など。
問合先
上智大学アジア文化研究所
〒102-8554 千代田区紀尾井町7-1
TEL 03-3238-3697 / FAX 03-3238-3690

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韓国中東学会第11回年次大会

参加を希望される方は、直接実行委員会にお問い合わせ下さい。 また、日本中東学会会員で英語で発表される方3名を求めております。 現在、加藤博会長が発表することが決まっていますが、さらに多数の参加者を募っております。 大会発表は、12日(土)になりますので、関心のあるかたは、 日本中東学会事務局または加藤博会長に、至急ご連絡ください。 若手の方も、どうか遠慮なく手を挙げてください。日韓双方の学会の刺激になります。

The 11th International Conference of Korea Association of the Middle East Studies
"Civilization and Modernization in the Middle East"

Date: October 11-13, 2002

Friday, October 11, 2002
Welcoming Reception: All Foreign Participants
Saturday, October 12, 2002
Registration/Badges
Panel Meetings

Venue: Lecture Hall, Hankuk University of Foreign Studies (HUFS), Seoul, Republic of Korea
Host: Korea Association of the Middle East Studies (KAMES)
Support: The Korea Research Foundation HUFS
* The Conference language is English.

--The 11th International Conference of KAMES Organizing Committee--

Conference President:
Dr. Joo-Young Sohn (HUFS)
E-Mail: jysohn@hufs.ac.kr
Committee Chair:
Dr. Byoung Joo Hah (Director of KIMA, PUFS)
E-Mail: hah@pufs.ac.kr MP: 82-11-839-3890
Secretary, Executive Office
Dr. Dal Seung Yu (HUFS)
E-Mail: kames99@hanmail.net MP: 82-17-370-3571
Institute of Middle East Studies (IMES)
Center for International Area Studies
San-89 Wangsan-ri, Mohyeon-myon, Yongin-shi,
Kyongki-do 449-791, S. Korea

KAMES Website: http://kames.web.riss4u.net/

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第14回ジャウィ文書研究会

以下のとおり、第14回ジャウィ文書研究会を開催いたしますので、ご関心のある方はぜひご出席くださいますようご案内いたします。

日時:2002年10月12日(土)13時より18時30分ごろ

場所
上智大学四ツ谷キャンパス10号館322号室(前回と同じ)
(JR、地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)

プログラム

(1)ジャウィ文書 講読:
1950-60年代シンガポールで発行されたジャウィ誌「カラム」掲載記事の見出し
レジュメ作成担当:西芳実(東京大学大学院)
(参加希望の方には詳細をご連絡しますので事務局にご一報ください。)
(2)西尾寛治(東京女子大学)
「マレー語圏におけるジャウィの概念」
(3)服部美奈(岐阜聖徳学園大学)
「西スマトラのジャウィ文書 ―20世紀前半のイスラーム関連出版物から―」

(4) 成果報告に向けての打ち合わせ
<重要 ---研究会予定訂正--- >

以前、11月の研究会予定を11月16日とご連絡いたしましたが、これは誤りです。以下のように訂正いたします。

11月9日(土)

なお、この秋、岡山大学で開催される東南アジア史学会研究大会2日目(12月1日)午前に、ジャウィ文書研究会参加者が中心となって、会員自由企画として「ジャウィ文書研究の可能性」というセッションを開催することが決まりました。詳細については後日ご連絡いたしますが、こちらもぜひご出席くださいますようお願いいたします。

ジャウィ文書研究会では、研究会報告要旨、資料紹介などを中心としたニューズレターを発行しています(1-5号既刊)。郵送もできますので、入手を希望される方は事務局にご一報ください。

連絡先
〒102-8554東京都千代田区紀尾井町7-1
上智大学アジア文化研究所 川島緑研究室
電話 03-3238-3697 Fax 03-3238-3690
e-mail: QYG02577@nifty.ne.jp; midori-k@sophia.ac.jp

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第2回国際シンポジウム「イスラムとIT」
~イスラムを支える技術革新と歴史文化~

主催:早稲田大学、早稲田大学国際情報通信研究センター

共催
ユネスコ、早稲田大学空間科学研究所、早稲田大学エジプト学研究所
後援
外務省、文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、笹川平和財団

日時:10月12日(土)~13日(日)

場所:早稲田大学 井深大記念ホール



<10月12日(土)13:00~17:00>

来賓挨拶:
マハムード・カリル(駐日エジプト大使)
河野洋平(衆議院議員)
講演:
マイケル・ハドソン(ジョージタウン大学教授、元北米中東学会会長)
「政治的イスラムの行方~情報技術、危機にある社会、米国の挑戦~」
佐藤次高(東京大学教授)
「イスラム史の中の技術革新」

<10月13日(日)10:00~18:00>

【セッション1】
「情報技術がイスラム社会にどう影響を与えたか」
保坂修司(防衛大講師)、デイル・アイケルマン(ダートマス大教授)、店田廣文(早大教授)、長谷川奏(早大エジプト学研究所)
【セッション2】
「情報技術革新がイスラム経済にどのようなインパクトを与えたか」
北村歳治(早大教授)、孫崎享(防衛大教授)、ハカン・ヤブス(ユタ大教授)、畑中美樹(国際開発センターエネルギー環境室長)
【セッション3】
「文化遺産とイスラム」
山崎芳男(早大教授)、松本慎二(ユネスコ)、吉村作治(早大教授)、ソーニャ・ラムジ(国連)、高木規矩郎(早大客員教授)
申込方法
maat@gaea.ocn.ne.jp迄、氏名、住所、希望入場日、人数をお知らせ下さい。おって地図入りの入場証をお送り致します。
問い合わせ
「イスラムとIT」事務局 (03)5285-1303 担当:田中・松田

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第9回イスラム人口研究懇談会

 来る10月15(火)の午後に国立社会保障・人口問題研究所(地下鉄三田線内幸町、千代田線霞ヶ関、JR線新橋)において下記の通り、 第9回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。登録メンバー以外の方もふるってご参加ください。 広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連して入れば結構ですので、 次回以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。

 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加される方は10月11日(木)の午後6時までに メールで小島宛(h-kojima@ipss.go.jp)にお知らせ下さい。

日時:2002年10月15日(火)午後3時~5時45分

場所
国立社会保障・人口問題研究所(日比谷国際ビル6F)
第4会議室(#619)
(地図はhttp://www.ipss.go.jp/
プログラム
3:00-3:30 会務報告・自己紹介
3:30-4:30 田村幸恵(津田塾大学大学院) 「委任統治期パレスチナにおける労働移動」
4:30-4:45 休憩
4:45-5:45 山田和子(コーエイ総合研究所)「人口・保健医療分野援助の総合評価分析」
7:00- 懇親会 (吉祥寺 「アフリカ大陸」)
呼びかけ人
店田廣文(早稲田大学);小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

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Ibrahim bin Abu Bakar先生講演会

平素は当研究室の活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、当研究室では、今回、日本学術振興会の招聘で来日中のマレーシア国立大学(Universiti Kebangasaan Malaysia) イスラム学部助教授イブラヒム・ビン・アブ・バカル先生(Dr. Ibrahim bin Abu Bakar、専門はイスラム神学)先生による 連続講演会を開催いたします。
講演は英語で行われ、参加費は無料です。どなたでもご参加いただけますので、皆様、ふるってご参加ください。

(東京大学文学部イスラム学研究室)


<第1回講演会>
演題:Islamic Dogmas between Muslim Rationalists and Traditionalists
日時:2002年10月21日(月)午後3時
会場:東京大学文学部イスラム学研究室

<第2回講演会>
演題:Radical Religious Groups in Malaysia
日時:2002年10月23日(水)午後3時
会場:東京大学文学部イスラム学研究室

なお、ご不明の点については、東京大学文学部イスラム学研究室
(TEL: 03-5841-3778、e-mail: shams@l.u-tokyo.ac.jp、担当・内藤)
までお問い合わせください。

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第15回ジャウィ文書研究会

以下のとおり、第15回ジャウィ文書研究会を開催いたします。ご関心のある方は、ぜひご出席くださいますようご案内いたします。

日時:2002年11月9日(土)11時より19時ごろ

場所
上智大学四ツ谷キャンパス図書館9階911号室(前回と異なります)
(JR、地下鉄四ツ谷駅より徒歩5分)

*図書館の入り口で、このページをプリントアウトしたものを見せてお入りください。

プログラム

11:00-13:00
(1) ジャウィ文書 講読:「カラム」誌
レジュメ作成担当:西芳実(東京大学大学院)
(教材をご希望の方は事務局にご一報ください。翻字案提出の詳細については、別途ご連絡いたします)
14:00-19:00ごろ
(2)國谷徹(東京大学大学院)
「植民地支配下のジャウィ研究 ―蘭領東インドおよび英領マラヤを事例として―」
(3)菅原由美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員)
「ジャワ社会におけるペゴン使用の意味」
(4)奥島美夏(神田外語大学)
Devastation and Revitalization of "Tanah Tidung", or Coastal Nortrheast Borneo (19-20C): An Ethno-historical Reconstruction from Written and Oral Resources of Sabah and East Kalimantan"
(ボルネオ北東岸の無人化と再移住)
(5)論文構想
西芳実 他
(6)成果報告に向けての打ち合わせ

*****

なお、この秋、岡山大学で開催される東南アジア史学会研究大会2日目(12月1日)午前に、 ジャウィ文書研究会参加者が中心となって、会員自由企画として「ジャウィ文書研究の可能性」という セッションを開催することが決まりました。 詳細については後日ご連絡いたしますが、こちらもぜひご出席くださいますようお願いいたします。

ジャウィ文書研究会では、研究会報告要旨、資料紹介などを中心としたニューズレターを発行しています(1-6号既刊)。 郵送もできますので、入手を希望される方は事務局にご一報ください。 (到着後、郵送料実費分切手を送っていただくことになります。)

連絡先
〒102-8554 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学アジア文化研究所
川島緑研究室 ジャウィ文書研究会事務局
電話:03-3238-3697, 3943 FAX:03-3238-3690
e-mail: QYG02577@nifty.ne.jp; midori-k@sophia.ac.jp

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日本学術会議公開講演会
シンポジウム「地域学の現状と課題」

主催:日本学術会議太平洋学術研究連絡委員会地域学研究専門委員会

協力
日本学術会議太平洋学術研究連絡委員会・歴史学研究連絡委員会・東洋学研究 連絡委員会・文化人類学民俗学研究連絡委員会・人文地理学研究連絡委員会・政治学 研究連絡委員会・経済政策研究連絡委員会・地理学研究連絡委員会

協賛:日本中東学会、日本アフリカ学会、日本南アジア学会ほか

期日:2002年11月9日(土) 10:20~17:30

場所:東京 専修大学神田校舎7号館731教室(地下鉄九段下、下車)

プログラム
総合司会 辛島昇(大正大学文学部教授)
開会挨拶 河野博忠(日本学術会議第三部長、常磐大学国際学部教授)
メッセージ 押川文子(国立民族学博物館地域研究企画交流センター長)
第1部 地域学とは何か 10:35~12:00
司会:宇野重昭(島根県立大学長)
基調報告:板垣雄三(日本学術会議第一部長、東京大学名誉教授)
討論
第2部 (マルチ)ディシプリンから地域学へ 13:00~14:35
司会:原洋之介(東京大学東洋文化研究所教授)
発題:尾本惠市(桃山学院大学文学部教授),木畑洋一(東京大学大学院総合文化研究科教授),河野博忠(上記),桜井由躬雄(東京大学大学院人文社会研究科教授),野間晴雄(関西大学文学部教授),松原正毅(国立民族学博物館民族社会研究部教授)
第3部 総合討論 総合的パラダイムを求めて 14:55~17:15
司会:板垣雄三(上記)・富永智津子(宮城学院女子大学教授、国立民族学博物館客員教授)
リードオフ:立本成文(中部大学国際関係学部教授),冨田正彦(宇都宮大学農学部教授),和田 英太郎(総合地球環境学研究所教授),松浦啓一(独立行政法人国立科学博物館動物 部室長),酒井啓子(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第2部主任研究員)
自由討論
結語および閉会の辞 辛島昇(上記) 17:30終了
問い合わせ先
日本学術会議事務局学術課
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
Tel. 03-3403-1056 Fax. 03-3403-1982
http://www.scj.go.jp/

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聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会(新・第2回研究会)

2002年度より再出発した聖者信仰・スーフィズム・タリーカをめぐる研究会は、幹事のうち2名(東長・赤堀)が、日本中東学会の派遣によりドイツでの中東研究世界大会でのパネル運営と発表を行っていましたため、しばらく研究会をお休みしてしまいました。まことに申し訳ありません。おかげさまで、発表、セッションともに成功裏に終わることができました。その成果については、また近日中にご報告させていただきます。

さて、大学では夏休みも明けて、お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが、今年度第2回の研究会を開催いたしたく存じます。今回は少壮気鋭のお二方に発表をお願いいたしますので、関心がおありの方はぜひご参加いただけますようお願い申し上げます。

日時:2002年11月9日(土) 13:00-17:00

会場
上智大学7号館12階第4会議室
(JR中央線・総武線/営団地下鉄丸の内線・南北線四谷駅下車、徒歩5分)
(北門はいってすぐの、もっとも目立つ12階建ての白い建物です。当日は北門が閉鎖されておりますので、正門からお入りください。四谷駅をおりると、北門がすぐに目に入りますが、正門は土手沿いに下った大学の西側にあります。)
発表1
中西竜也(京都大学大学院文学研究科歴史文化学専攻東洋史学専修)
「漢文イスラーム文献におけるスーフィズムと治国平天下」
発表2
矢島洋一(京都大学文学部研修員)
「タリーカの形態と機能に関する問題点の整理」(仮題)

中西さんには、新しく開拓されつつある中国ムスリムの研究について、近日中に発表される予定の論文の中間発表を、矢島さんには先頃まとめられた博士号申請論文の研究を生かした問題提起的発表を、ご披露いただけると思います。

研究会終了後には懇親会を予定しております。

当日飛び入りの参加も歓迎しますが、おおよその人数を把握いたしたく存じますので、参加をご予定の方には赤堀までメイルにてご連絡いただけるようお願い申し上げます。

なお、本研究会は2002-2003年度においては、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)(2)「東アラブおよびトルコにおけるスーフィズム・聖者信仰複合の学際的研究」(研究代表者:後藤明・東京大学・文学部・教授)として推進されております。

赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)
m-akahor@sophia.ac.jp

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日本沙漠学会2002年度秋季シンポジウム

<サウディ・アラビア関連シンポジウムのお知らせ>

日本沙漠学会は、下記の要領で「サウディ・アラビア:沙漠研究の新天地」と題するシンポジウムを開催いたします。 奮って参加くださるよう、ご案内申し上げます。

主催:日本沙漠学会

共催:日本ナイル・エチオピア学会、日本西アジア考古学会

日時:2002年11月16日(土) 9:30~17:30

場所
国土環境株式会社 GEカレッジ・ホール
東急田園都市線「駒澤大学」駅下車、桜新町駅方向徒歩15分
TEL:090-4019-8778(シンポジウム当日のみ)

参加費:無料(ただし、資料代1000円)

参加の場合は、下記の参加申込項目をご記入の上、 サウディ・アラビア研究会までFAXかE-mailにてご返送下さい。

-参加申込項目-

●氏名(ふりがな):
●連絡先住所:
●電話番号:
●所属:

申し込み先
サウディ・アラビア研究会
住所:東京都杉並区西荻北5-1-4-301
Fax:03-5311-5871
E-mail: fuji-tyo@pa2.so-net.ne.jp<

締 切:11月10日

--------

『サウディ・アラビア:沙漠研究の新天地』 プログラム

2002年11月16日(土)

09:00 開場

09:30~10:30 『北部紅海沿岸生物環境・生物インヴェントリー調査』
「沙漠沿岸環境調査の全体像」松島 昇
「生物環境を地図で捉える(GIS編)」五味 謙隆
「情報を捉え、環境保全に活用する」岸 昭
10:30~11:30 『アスィール山地のビャクシン林に関するJICA研究協力』
「アスィール山地のビャクシン林における植物社会学的研究」大場 秀章ほか
「ビャクシン林における気象観測」高山 晴夫ほか
「ビャクシンの整理およびビャクシン林の生態的特徴」山本 福壽
「サウディ・アラビア西南部ビャクシン林における野生動植物利用と伝統的な資源管理」縄田 浩志
11:30~12:00 『砂漠に適応した動物たち』庄武 孝義
12:00~13:00 昼食
13:00~13:40 『アラビア史研究の現状と可能性』後藤 明
13:40~14:40 『サウディ・アラビアの考古学』
「プレ・イスラーム時代の考古学」辻村 純代
「イスラーム考古学」「碑文調査」川床 睦夫
14:40~15:40 『サウディ・アラビアの開発展望』
「サウディ・アラビアの社会変容と開発」中村 覚
「原油・天然ガス開発とサウディ・アラビア経済の将来」武石 礼司
「非石油分野の製造業の発展と問題点」福田 安志

15:40~16:00 休憩

16:00~17:30 『総合討論』
議長: 牛木 久雄(国際協力事業団、国際協力専門員)、川床 睦夫

【参加グループと発表者】
◎アスィール山地のビャクシン林に関するJICA研究協力グループ
代表:大場 秀章 (おおば ひであき、東京大学総合研究博物館・教授)

メンバー:
山本 福壽 (鳥取大学農学部・教授)
高山 晴夫 (鹿島建設株式会社 技術研究所 環境技術研究部 生物環境グルー プ・グループ長)
縄田 浩志 (京都大学大学院人間・環境学研究科・博士課程)

◎北部紅海沿岸生態系に関するJICA開発調査グループ
代表:松島 昇 (まつしま のぼる、財団法人自然環境研究センター・研究主幹)

メンバー:
五味 謙隆 (アジア航測株式会社海外事業部・技術部長)
岸 昭 (環境生物株式会社・社長、国土環境株式会社・執行役員)

◎京都大学霊長類研究所サウディ調査グループ
代表:庄武 孝義 (しょうたけ たかよし、京都大学霊長類研究所・教授)

◎サウディ・アラビア遺跡発掘計画JICA調査グループ
代表:川床 睦夫 (かわとこ むつお、財団法人中近東文化センター・主任研究員)
メンバー:辻村 純代 (国士舘大学イラク古代文化研究所・共同研究員)

◎現代サウディ・アラビア研究グループ
代表:福田 安志 (ふくだ さだし、JETROアジア経済研究所地域研究第二部・部長)

メンバー:
中村 覚 (神戸大学国際文化学部・助教授)
武石 礼司 (富士通総研経済研究所・主任研究員)

◎アラビア史研究グループ
代表:後藤 明 (ごとう あきら、東洋大学文学部・教授)

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日本イスラーム考古学25周年記念
第10回エジプト調査関連公開研究会
『紅海文化とナイル文化』

2002年10月、日本におけるイスラーム時代エジプトの発掘調査は25周年を迎えました。 そこで、11月23日、24日に開催いたします恒例の公開研究会『紅海文化とナイル文化』(第10回)を 「日本イスラーム考古学25周年記念」大会と位置付け、ゲスト・スピーカーをお招きして、開催いたしたいと存じます。 第1日目と第2日目午後は、25周年記念大会として記念スピーチと記念講演を予定いたしております。 エジプトからは、長く文化省考古最高会議イスラーム・コプト考古局 で発掘部長、局長などの要職を歴任され、 現在は同会議顧問を務めておられるファフミー博士をゲスト・スピーカーとしてお招きいたしました。 また、調査隊をさまざま な側面から支えてくださった日本の方々にも記念スピーチ・講演をお願いいたしました。 第2日目の午前は、恒例の公開研究会として、早稲田大学古代エジプト調査隊、筑波大学アコリス調査隊、 (財)中近東文化センター・イスラーム・エジプト調査隊によ る2002年度夏期発掘調査報告を行います。 奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます。

日時
2002年11月23日(土) 13:00-17:40(開場 12:30)
2002年11月24日(日) 10:00-17:00
会場
中近東文化センター 大講堂
※当日は新館側の入口よりお入り下さい。

受付:同上

参加費:無料

プログラム
第1日目 2002年11月23日(土)

―日本イスラーム考古学25周年記念大会―
司会 真道 洋子
―開会式―
13:00-13:10 開会の辞 川床 睦夫
13:10-13:20 挨拶 三笠宮崇仁親王殿下
13:20-13:30 挨拶 カレム駐日エジプト・アラブ共和国大使閣下(同時通訳あり)
13:30-13:40 -休憩-
―記念スピーチ―
13:40-14:00 「イスラーム考古学の進展を期待する」菊池 徹夫
14:00-14:20 「フスタート遺跡とトゥール遺跡の調査に参加して」吉田 章一郎
14:20-14:40 「砂漠のイコン」高橋 榮一
14:40-15:10 「イスラーム考古学に寄せて」板垣 雄三
15:10-15:25 -休憩-
―記念講演第1部―
15:25-16:25 "The Excavations of Fustat between 1966 to 1969" Dr. Fahm_ 'Abd al-'Al_m(同時通訳あり)
16:25-17:25 「日本におけるイスラーム考古学25年史」川床 睦夫
―閉会の辞―
17:25-17:40 御礼 櫻井 清彦
18:00-19:30 懇親会 挨拶 加賀美 秀夫、牟田口 義郎

第2日目 11月24日(日)

―調査報告―
司会 真道 洋子
10:00-11:00 「早稲田大学調査隊による2002年度夏期発掘調査報告」吉村 作治、 西坂 朗子
11:00-12:00 「筑波大学調査隊による2002年度夏期発掘調査報告」―アコリス遺跡の発掘調査― 川西 宏幸
12:00-13:00 「中近東文化センター調査隊による2002年度夏期発掘調査報告」―ラーヤ・トゥール地域の考古学的調査― 川床 睦夫
13:00-14:00  -昼食-
―記念講演第2部―
司会 川床 睦夫
14:00-15:00 「異文化間交流史の中の紅海文化圏」家島 彦一
15:00-16:00 「マムルーク朝時代の奴隷商人とカーリミー商人」佐藤 次高
16:00-17:00 「中近東地域にもたらされた東アジア陶磁器」長谷部 楽爾

--------

1.ご参加の場合は、下記の参加申込項目をご記入の上、(財)中近東文化センターまでFAXにてご返送下さい。

-参加申込項目-

●氏名(ふりがな):
●連絡先住所:
●電話番号:
●所属:
●第1日目(11/23):出席/欠席
●第1日目懇親会:出席/欠席
●第2日目(11/24):出席/欠席
●第2日目昼食弁当:要/不要
●今後も公開研究会のご案内を希望されますか?:はい/いいえ

〒181-0015
東京都三鷹市大沢3-10-31(財)中近東文化センター
FAX:0422-31-9453

*2人以上でお申し込みの場合は、ご面倒でもお一人1部ずつご提出下さい。

締切 11月15日(金)必着
定員 150名(定員になり次第締め切らせていただきます。)

2.懇親会参加をご希望の方、第二日目の昼食弁当をご希望の方は、それぞれ下記の金額を11月15日(金)までにお振込み下さい。(キャンセルによる払い戻しはいたしません。)
※振込先は中近東文化センターにお問い合わせください。
懇親会 …6,000円
昼食弁当…1,000円

3.お車でのご来館はご遠慮下さい。

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シンポジウム「ジャウィ文書研究の可能性
-壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ-」

東南アジア史学会第68回研究大会2日目に、会員自由企画としてジャウィ文書に関するシンポジウムを開催いたします。どなたでも参加できますので、ご関心のある方はぜひご出席くださいますようご案内いたします。

各報告の要旨は、東南アジア史学会ホームページ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssah/
で閲覧可能です(近日中に掲載予定)。

日時:2002年12月1日(日)9:30-12:30

場所
岡山大学文学部(津島キャンパス)(岡山市津島中3-1-1)
文・法・経1号館3階文学部会議室

シンポジウム「ジャウィ文書研究の可能性
-壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ-」

1.川島緑(上智大学)
「見えない仕切りを開けて -ジャウィ文書研究の意義と課題-」
2.西尾寛治(東京女子大学)
「マレー語圏におけるジャウィの概念」
3.國谷徹(東京大学大学院)
「植民地支配下のジャウィ研究―蘭領東インドおよび英領マラヤを事例として―」
4.服部美奈(岐阜聖徳学園大学)
「西スマトラのジャウィ文書―20世紀前半のイスラーム関連出版物から―」
5.菅原由美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員)
「ジャワ社会におけるペゴン使用の意味」
6.山本博之(東京大学)
「ジャウィ誌『カラム』から見た1950年代のマレー・イスラム圏」

趣旨説明:

ジャウィとは一般的に、マレー語のアラビア文字表記を意味するが、ここでは ジャウィの概念を一般的な用法より広くとらえ、ジャワ語、スンダ語、ブギス 語、タウスグ語、マラナオ語なども含む、東南アジア現地語のアラビア文字表 記という意味で用いる。

日本ではこれまで、ジャウィ文書はほとんど研究に利用されてこなかった。研 究者の多くは、関心の欠如からその重要性を認識せず、ジャウィ文書は「存在 すれど見えないもの」として無視されて続けてきた。だが、ジャウィ資料は以 下の点で重要である。

1.ローマ字表記が普及する以前の時期や、浸透が遅れた地域や社会階層の人 々が書き著し、読み、伝えてきた文書であり、これらの社会を理解するために 不可欠な資料である。

2.イスラーム関係文書の多くがジャウィで書かれているので、東南アジアの イスラーム思想、イスラーム知識人、民衆イスラームの研究にとって、基本的 な一次資料である。

3.さまざまな地域や時代のジャウィ資料の比較検討により、東南アジア地域 内部の多様性や、多様なものの間のつながりを、資料に即して具体的に明らか にすることができる。

4.アラビア語圏やペルシア語圏(中東・南アジア、および、東南アジア各地 の中東・南アジア出身者コミュニティ)とのつながりを具体的に示す資料とし ての意味を持つ。

従って、ジャウィ文書を積極的に研究に利用することにより、個別の地域社会 の研究を深めることができるとともに、ジャウィを共有する人々が、個々の地 域社会や政治組織体の枠組みを越えて形成してきた絆を実証することが可能に なる。そしてそれは、東南アジア、南アジア、中東という既成の地域概念を相 対化する可能性を持っている。この企画はその出発点である。6つの先駆的な 報告をきっかけとして、ジャウィ文書研究の可能性、問題点、その克服方法に ついて、参加者とともに自由で活発な議論を行いたい。(川島緑)

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シンポジウム「文明誌の構築に向かって」

主催:日本学術会議文明誌の構築特別委員会

協力:文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「古典学の再構築」

とき:12月6日(金)午後1時30分~5時30分

ところ
日本学術会議大会議室(2階)
(地下鉄千代田線「乃木坂」駅下車、青山霊園方面出口左へ1分)

開会の辞 岡田守彦(人類学、筑波大学名誉教授、特別委員会幹事)
開催趣旨 板垣雄三(歴史学、東京大学・東京経済大学名誉教授、特別委員会委員長)
講演

Part 1
柴田 翔(文学、共立女子大学文芸学部教授)
町田宗鳳(宗教学、東京外国語大学教授)
Part 2
池内 了(天文学、名古屋大学大学院理学研究科教授)
鷲谷いづみ(保全生態学、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
伊東俊太郎(科学史、麗澤大学教授・同比較文明文化研究センター長)
討論
閉会の辞 宮家 準(宗教学、國學院大學神道文化学部教授、特別委員会幹事)

入場無料

開場:午後1時

問い合わせ先:日本学術会議事務局(03-3403-5706)

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国際シンポジウム
Arabian Nights and Orientalism in Resonance
(アラビアンナイ トとオリエンタリズム)

期日:12月12日(木)-13日(金)

場所:国立民族学博物館(大阪府、吹田市)

主催:国立民族学博物館、林原財団

主旨、プログラム、要旨についての詳細は、民博ホームページ内のこちらの サイトをご覧ください。(末尾にテキスト形式で貼り付けてあります)
http://www.minpaku.ac.jp/research/symposia/2002/20021212/

一般公開されません。ただし、聴講を希望される方は、上記ウェブサイト記載の連絡先に、事前にご一報ください。

その他:使用言語は英語(通訳なし)。

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シンポジウム
Islam: Fostering Peace and Dialogue in an Interdependent World

イスラム諸国会議機構および国連大学の共催によるシンポジウム Islam: Fostering Peace and Dialogue in an Interdependent Worldの案内です。 参加を希望される方は、下記のReply Sheetに必要事項をローマ字で記入し、 指定のところにファックスまたは電子メール でお送りください。 また、当日入場の際には、Reply Sheetの提示を求められます。 会場では、日本語ー英語ーフランス語の同時通訳が利用できます。

The symposium, jointly organized by the Ambassadors of the member countries of the Organization of the Islamic Conference (OIC) and the United Nations University, is intended to deepen mutual understanding of Islam and other religions and to promote stronger relations of friendship and cooperation between Japan and the Muslim world.

The symposium will open with a keynote speech by His Excellency Dr. Mahathir bin Mohamad, Prime Minister of Malaysia. Experts from Africa, Asia and the Middle East will in two ensuing panels discuss their insights and views, focusing on past and present channels of exchange between Muslim countries and Japan and on issues of philosophy and values common to both cultural spheres. Please refer to enclosed programme for a detailed overview of the structure of the event. Simultaneous Japanese-English-French interpretation will be available.

Symposium
Islam: Fostering Peace and Dialogue in an Interdependent World
13 December 2002, 14.00-17.30 hours
U Thant International Conference
UN House
5-53-70 Jingumae
Shibuya-ku, Tokyo 150-8925

PROGRAMME

14:00-14:15 Opening remarks
Hans van Ginkel, Rector, United Nations University
Rachad Farah, Ambassador of the Republic of Djibouti, Dean of the Organization of the Islamic Conference Group (OIC)
Representative of the Ministry of Foreign Affairs
14:15-14:45 Keynote Address
Mahathir bin Mohamad, Prime Minister of Malaysia

14:45-15:15 Questions & Answers

15:15-15:25 Break

15: 25-16:25 Panel 1: Routes of Exchange and Interaction

Coordinator: Moustapha Ciss Honorary Ambassador of the Republic of Senegal
Heita Kawakatsu, Professor, International Research Centre for Japanese Studies, Kyoto
Shaikh Saleh bin Abdul Aziz Al Asaikh, Minister for Islamic Affairs, Endowment, Dawa & Guidance, Saudi Arabia

16:30-17:30 Panel 2: Sharing Philosophical Foundations and Values

Coordinator: Ahmed Esmat Abdel Meguid, Former Secretary General, League of Arab States
Nurcholis Madjid, Rector, University of Paramadina, Indonesia
Akira Goto, Professor, Toyo University

Jointly organized by: United Nations University and the Ambassadors of the member countries of the Organization of the Islamic Conference
Supported by: The Ministry of Foreign Affairs of Japan, Japan Ruling Parties Parliamentary League for Islam

Reply Sheet

Please register by Friday, 6 December 2002

Registration Form

Symposium
Islam: Fostering Peace and Dialogue in an Interdependent World

Date: 13 December 2002
Registration: UN House 2F Registration Area 13:30-14:00
Venue: U Thant Conference Hall (3F) 14.00-17:30
United Nations University
UN House
5-53-70 Jingumae
Shibuya-ku, Tokyo 150-8925

Simultaneous Japanese- English- French interpretation will be available.

To: Islam Conference Secretariat
(Fax: 03-3499-2828, Email: islam@hq.unu.edu)

Please fill out a form for each participant and please use Roman characters.

Name:
Title:
Organization:
Address:
Tel:
Fax:
Email:

N.B.: We will get in touch with you only if there is a change in the programme or if no more seats are available. For directions to UNU, please see: http://www.unu.edu/hq/ginfo/unu-location.html

For security reasons, please present a copy of this reply sheet at the time of registration.

Due to insufficient space, please be advised that the parking area at UNU is unavailable for general public use.

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2002年度九州史学会イスラム文明学部会

 来る12月14日(土)~15日(日)、下記の要領で2002年度九州史学会を開催いたします。 14日(土)には公開講演、15日(日)には部会ごとに研究発表を行います。 皆様ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますよう、御案内かたがたお願い申し上げます。

会場:九州大学箱崎文系キャンパス(福岡市)

日程

12月14日(土) 公開講演(13:30~17:00)
服部英雄(九州大学・教授)
「中世における被差別大衆を考える」
小松久男(東京大学・教授)
「韃靼人イブラヒムの軌跡:イスラーム世界・ロシア・日本」
12月15日(日) 研究発表
【午前の部】 イスラム文明学部会 研究発表 (10:30~)
村山 さえ子(九州大学大学院・大学院生)
「ウマイヤ朝期のカーティブについて」
長野 芳彦(九州大学大学院修士課程修了)
「ヒジュラ暦3~4世紀地理書の『ダイラム』認識」
五十嵐 大介(中央大学大学院・大学院生)
「後期マムルーク朝のムフラド庁」
【午後の部】(13:00~)
イスラム文明学研究室10周年記念特別企画
清水 宏祐(九州大学大学院人文科学研究院・教授)
「イスラム文明学研究室の10年」
八尾師 誠(東京外国語大学外国語学部・教授)
「現代イランにおける“地方”の意味ー「地方史・誌」の観点からー」
永田 雄三(明治大学文学部・教授)
「地方名家の誕生ーカラオスマンオウル家の事例からー」
【夜の懇親会】イスラム文明学部会の懇親会(18:30~)
連絡先
九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
Tel & Fax : 092-642-2384
事務担当:村山さえ子(saekomr@lit.kyushu-u.ac.jp

#15日(日)夜には慣例の懇親会を設けております。こちらもどうかふるってご参加下さい。 なお、準備の都合上、参加予定の方は下記のいずれかを明記の上、お葉書、 あるいはFax, e-mailにて当方までお知らせください。

  • 12月15日午前のイスラム文明学部会 研究発表
  • 12月15日午後のイスラム文明学研究室10周年記念特別企画
  • 12月15日夜のイスラム文明学部会の懇親会

#会場までの交通手段および福岡での宿泊施設に関しては、下記のホームページをご参照ください。
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/his_isla/

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第10回イスラム人口研究懇談会

第10回イスラム人口研究懇談会は、1月開催予定でしたが、 来る12月19日(木)の午後に国立社会保障・人口問題研究所(地下鉄三田線内幸町、千代田線霞ヶ関、JR線新橋)において下記の通り、開催される運びとなりました。登録メンバー以外の方もふるってご参加ください。広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連して入れば結構ですので、次回以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。

 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加される方は12月18日(水)の午後6時までにメールで小島宛(h-kojima@ipss.go.jp)にお知らせ下さい。

日時:2002年12月19日(木)午後3時~5時45分

場所:国立社会保障・人口問題研究所(日比谷国際ビル6F)
第5会議室(#619)
(地図はhttp://www.ipss.go.jp
プログラム:
3:00-3:30 会務報告・自己紹介
3:30-4:30 大河原知樹(日本学術振興会) 「オスマン朝末期の人口構造(仮題)」
4:30-4:45 休憩
4:45-5:45 松村ミカ(コーエイ総合研究所)「マレイシア国サバ州における貧困格差是正の試み--調査結果とパイロットプロジェクトの実施--
7:00-   懇親会 (日暮里 イラン・トルコ料理 「ざくろ」)

呼びかけ人:店田廣文(早稲田大学)・小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

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Farzin Vahdat氏 研究会のお知らせ

国立民族学博物館・地域研究企画交流センターではハーヴァード大学からFarzin Vahdat氏を招き、一橋大学大学院経済学研究科の協力の下、下記のとおり東京と大阪において研究会を開催いたします。ご関心のある方は是非ご参加ください。

日時 12月18日(水) 17:30-19:00
場所 一橋大学職員集会所
題目 「イスラムにおけるモダニティ」(仮題、使用言語は英語)
会の終了後に懇親会を予定しております。
研究会にご参加いただける方は、一橋大学 加藤博宛(e-mail: kato@econ.hit-u.ac.jp)に、 できるだけご連絡いただければ幸いです。もちろん、飛び入りも歓迎です。

日時 12月20日(金) 13:30-17:00
場所 国立民族学博物館研究部大演習室(4階)
題目 「イスラムとモダニティ-9・11後を考える」(仮題、日本語通訳付き)
ご参加いただける場合は、地域研・臼杵(e-mail: usuki956@idc.minpaku.ac.jp) まで ご連絡いただければ幸いです。

なお、Farzin Vahdat氏は現在、ハーヴァード大学社会学部講師、専門は社会学(批判 理論)で、近代イスラム思想をエンパワーメントの観点から再検討しています。主著 に、
God and Juggernaut: Iran's Intellectual Encounter With Modernity, Syracuse University Press, 2002.

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Afghanistan: Perspective of Future Developments

関心のある方は直接、下記のDavoud Charmi氏の連絡先にお問い合わせください。

期日:2002年12月22(日)-23日(月)

主催:イラン・イスラム共和国外務省付属「政治・国際問題研究所」(IPIS)、イラン、テヘラン市

Topics
1) The Bonn Process: Evaluation of Progress
2) The Reconstruction of Afghanistan: Extent of Implementation
3) The Political, Economic and Social Challenges of Transitional Government
4) Afghanistan's Future Constitution
5) Afghanistan and the Region
6) The Future of Afghanistan: Global Responsibility

参加:参加希望者は、11月21日までに、発表要旨(paper abstract)をAfghanistanference@dre-mfa.gov.irに送付すること。

その他:明記はされていませんが、発表者には航空券と宿泊施設が主催者から提供されると思われます。

詳細問合せ先
Mr. Davoud Charmi, Counsellor, IRI Embassy-Tokyo.
Tel: 03-3446-8011(代), Fax: 03-3446-9002

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