会員からの情報

過去の情報
2008年 | 2007年以前

このコーナーでは、学会メーリングリスト等に掲載した情報の中から、研究会・講演会以外の内容のものを紹介していきます。
本欄に掲載される情報は、必ずしも日本中東学会の意見あるいは判断を反映するものではありません。

このページのトップへ戻る

日本国際政治学会年次大会報告者募集のお知らせ

本学会の隣接学会である、日本国際政治学会の中東分科会で、2009年度研究大会(11月6日から8日まで神戸国際会議場で開催)の報告者を公募しています。

テーマは、「中東諸国あるいは地域の政治・社会・経済・文化・歴史等に関わる内容でアカデミックなもの」。理論的考察、分野・対象国・地域・ディシプリン横断的なもの、比較研究も歓迎しています。

ご興味のある方は、下記の詳細をご参照の上、5月10日の締切日までに連絡をお願いします。

ホームページ: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jair/committee/bunkakai/Middleeast.html

東京外国語大学
松永泰行
e-mail: matsunaga@tufs.ac.jp

このページのトップへ戻る

中東での映画祭のお知らせ

トヨタ財団アジア隣人ネットワーク採択プロジェクトから、中東での映画祭に関するお知らせです。シリア、レバノンへ留学中の方々、関係あると思われる方面へ転送してもらえれば幸甚です。

下記のリンク先にある、それぞれの映画祭の Program とScreening Listをクリックすると、フライヤーと上映作品リスト(画像、説明文付き)がダウンロードされます。
*ダウンロードはすぐに始まります。

http://web.mac.com/takaoken/iWeb/eizou_toyota/25ED9DE0-60F9-423A-8E7D-624FFAA5FB7E.html

*本プロジェクトの詳細については、 ホームページ のトップをご参照ください。
詳細は随時上記ウェブ・サイトにて公開いたします。

連絡先:
高尾賢一郎
e-mail:takaoken@aol.com

このページのトップへ戻る

中東での映画祭に向けた映像作品募集のお知らせ

トヨタ財団アジア隣人ネットワーク採択プロジェクトから、中東での映画祭に向けた映像作品募集のお知らせです。関係あると思われる方面への転送も歓迎いたします。トヨタ財団アジア隣人ネットワーク採択プロジェクト「映像実践と映像作品の新たな可能性を求めて-中東・東南アジア・日本の映像実践ネットワークの構築を通じて-」は、昨年度に続き、2009年2月16日(シリア、ダマスカス)と、同24日(レバノン、ベイルート)に、中東で映画祭を開催いたします。会場は、ダマスカス、ベイルートともに前回と同じです(前回の映画祭についての詳細は、下記のプロジェクトHPを参照ください)。そこで、今回も本映画祭で上映する映像作品を募集いたします。

(1)募集に関して
・提出いただく映像作品には、英語あるいはアラビア語の字幕を必須とします。また、フランス語字幕の場合は、ベイルートでのみの上映作品として選考いたします。
・メディアは、DVD(PAL形式とNTSC形式の両方)での提出をお願いします。
・作品内容のジャンルは、人類学映画、ドキュメンタリー映画、劇映画、アニメーションなど自由です。

(2)応募に関して
・映像作品の作品タイトル、長さ、簡単な作品内容紹介(100字以内)、制作者情報、撮影地情報、制作年を添えて、柳沢英輔まで、ご連絡ください。
・締め切りは2009年1月15日(木)といたします。

*前回の映画祭の内容を含む、本プロジェクトの詳細については、ホームページを参照ください。

このページのトップへ戻る

故吉岡俊輔先生(元気象大学教授)研究資料サイトの紹介

イスラーム地域研究東京大学拠点(TIAS)グループ2〈中東政治の構造変動〉では、「これまでの中東・イスラーム研究の先達者たちの歩みから学ぶ」という趣旨の下、「中東・イスラーム研究の先達者たち」プロジェクトを実施しています。
このプロジェクトの一環として、元本学会会員の故吉岡俊輔先生(元気象大学教授 2004年逝去)が遺された草稿・訳稿などをご遺族からお借りし、整理すると共に一部を電子画像化し、公開するサイトを7月に開設しました(イスラーム地域研究プロジェクト関係の方にはすでに8月はじめにご紹介したものです)。

下記URLのとおりです。
URL: http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/yoshioka-sensei/htlm/newpage1.html
このサイトをご覧になり関心をもたれた方は、東大拠点グループ2事務室(文学部アネックス棟)に同資料を保管しておりますので、連絡していただき、直接手にとって閲覧利用していただくようにお願いします。本研究資料サイトについて、皆さまのご意見をいただければ幸いです。

問い合わせ先 :
イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
住所: 〒113-0033
文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックス
イスラーム地域研究事務室、グループ2

また、本プロジェクトでは、戦後の日本の中東イスラーム研究の開拓者的世代に当たる先達の研究者の方へのインタビュー記録の作成も実施しており、近々、その第一号を刊行する予定です。

長沢栄治(東京大学東洋文化研究所)

このページのトップへ戻る

日本マレーシア研究会(JAMS)ディスカッションペーパー公開のお知らせ

平素より日本マレーシア研究会(JAMS)の活動に御理解と御協力を戴き誠にありがとうございます。
さて、このたびJAMSでは研究活動の一部をJAMSディスカッションペーパーとして公開することになりましたので皆様にお知らせいたします。

現在第一号として『「民族の政治」は終わったのか? 2008年マレーシア総選挙の現地報告と分析』をJAMSウェブサイト(http://jams92.org/)上で公開しております。
JAMSディスカッションペーパーは原則として電子データによるオンライン出版の形をとっていますが、一部の号のみ電子データのほかに紙媒体でも刊行しています。

JAMSディスカッションペーパーに関するお問い合わせはJAMS広報局(journal_web@jams92.sakura.ne.jp)までお寄せください。

よろしくお願いいたします。

日本マレーシア研究会広報局
(新井和広)

このページのトップへ戻る

パレスチナ1948Nakbaa アーカイブス版(完全版)についてのお知らせ

広河隆一事務所は現在、パレスチナ記録映画「パレスチナ1948・NAKBAA」(劇場版)の完成を受け、さらに研究資料的価値の高いアーカイブス版(完全版)の製作を進めています。このアーカイブス版は40~50時間に及ぶ長大な作品になり、英語版・日本語版がそれぞれDVDで30巻ずつになる予定です。英語版には、研究資料として活用しやすいように、検索番号を振ることにしています。これが完成した時には、販売するほか、英語版をパレスチナとイスラエルの中東関係研究所、NGO支援団体、パレスチナ難民キャンプなどに寄贈する予定です。

アーカイブス版は、世界で始めて明らかにされる多くの証言、資料映像が盛り込まれる予定になっており、イスラエル・パレスチナ問題に関して歴史的にとても重要なものになります。NAKBAを見直し、その記憶を共有するだけでなく、現在まで続くさまざまな問題、そして国家とアイデンティティの問題など、日本り知られていない多方面の問題に対して、解決法を探るスタートになると確信しております。

板垣雄三 氏(東京大学名誉教授)はこのアーカイブス版について次のように述べています。「広河隆一さんの40年にわたるパレスチナ問題との取り組みをつうじて蓄積された膨大な映像記録は、オラルヒストリーとして、また新時代のオラル・ヴィジュアルな史料集として、これからのパレスチナ・ユダヤ人問題研究はむろんのこと、中東・イスラーム研究、国際政治研究、「戦争と平和」研究をはじめあらゆる知的営みにとって、見過ごすことができない重要な作品です。検索・引証の装置を備えていて、学術的作業に応えうる仕事となっており、ひろく国際的な利用がすすむこととなるでしょう。そのような公共空間をひらくことを可能にするこのアーカイブス版の出現は、パレスチナ問題に対して真剣にかかわる日本社会にとっての、画期的事件でもあると確信します。」

  

ご関心のある方はhttp://www.hiropress.net/information/dvdbox/index.htmlをご覧になっていただければ幸いです。

臼杵 陽 Akira USUKI
日本女子大学文学部史学科
〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1(百年館高層棟709号室)
電話: 03-5981-3586(研究室)
Fax: 03-5981-3582(史学科研究室)
e-mail: usuki@fc.jwu.ac.jp

このページのトップへ戻る

エジプト議会議事録データベース公開のお知らせ

★★エジプト議会議事録データベース公開のお知らせ★★

このたび東京大学東洋文化研究所所蔵の立憲王制期エジプト議会議事録のデータベースが公開の運びとなりました。
データベースのURLは

http://ricasdb2.ioc.u-tokyo.ac.jp/egypt/script/

です。

また東京大学東洋文化研究所のHPのデータベース一覧からもアクセスできます。

http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/

このデータベースからは、立憲王制期エジプト議会の上院・下院の所蔵資料情報と議会日程表、上院議事録付録資料の索引、下院議事録議事録付録資料の全文入力資料、議会議事録の利用方法、そして下院の議事録本文の画像資料が利用できます。
立憲王制期エジプト議会議事録は、近現代エジプト研究の第一級の一次資料です。
しかしながら、同資料を所蔵する機関も限られており、加えて利用も困難な場合が多かったですが、多くの方々の協力を得てデータベースの公開にいたりました。
皆様のお名前をここに挙げずに失礼しますが、この場を借りてお礼申し上げます。
このデータベースは、注記にある一連の研究プロジェクトの成果として作成されました。
その中でもこれらのプロジェクトの成果をまとめたものとして財団法人東洋文庫から昨年刊行されたA Guide to Parliamentary Records in Monarchical Egyptをここに収録することを許可していだいたことについても感謝申し上げたいと思います。
このデータベースが日本のみならず世界の近現代エジプト研究者・中東研究者の多くの方々に広く利用されることを望んでおります。

長沢 栄治(東京大学東洋文化研究所)
池田 美佐子(名古屋商科大学外国語学部)

【注記】このデータベースは、以下に挙げる研究プロジェクトの成果です。日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「アラビア文字圏近現代データベースの手法の研究」および「中東コア地域の政治社会に関する基本資料データベース構築に向けての基礎研究」、東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センタープロジェクト、財団法人東洋文庫超域アジア研究部門現代イスラーム研究班。

長沢栄治
e-mail: nagasawa@ioc.u-tokyo.ac.jp
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学東洋文化研究所
電話番号03-5841-5887

このページのトップへ戻る

アジア経済研究所出版物アーカイブ(AIDE)公開のお知らせ

この度、アジア経済研究所がこれまで刊行してきた出版物を「AIDE」(アジア経済研究所出版物アーカイブ/Archive of IDE Publications)として公開いたしました。今回はまず図書約1700点のうち494冊、6092論文のうち4574論文を全文公開しております。刊行後10年を経過した出版物については無料で全文情報を閲覧・ファイルのダウンロードが可能です。刊行後10年以内の出版物についてはアジ研賛助会法人会員のみのサービスとなりますが、アジ研図書館、ジェトロ・ビジネスライブラリー(東京、大阪)の来館者はすべて無料で閲覧できます。また、来館できない方は、章別単位で文献複写サービスをご利用いただけます。
AIDEには以下の特徴があります。
・各出版物について章単位でのキーワード検索と全文情報の閲覧ができます。
・2004年以降の出版物については、本文のフルテキスト検索が可能です。
・2006年以降に刊行された出版物については全論文の目録情報を公開しています。
・ブラウジング機能を設けました。
・シリーズ名や地域・国、主題から論文の一覧をブラウズができます。

中東関係図書も多数公開しておりますので、ぜひご利用ください。

以上

泉沢 久美子 アジア経済研究所研究支援部
〒261-8545 千葉市美浜区若葉3-2-2
Email: izumisaw@ide.go.jp
URL: http://www.ide.go.jp
TEL:043-299-9547
FAX:043-299-9727

このページのトップへ戻る

映像作品募集のお知らせ

下記の要領で、映像作品を募集いたします。
若い方々のチャレンジお待ちしております。

失礼いたします
新井一寛 拝

※※以下、募集内容、転送歓迎※※

この度、2008年12月にベイルートで開催予定の国際映画祭 (コンペティション)に、「国際映画祭をつくる会」から作品を出品いたします。

企画名称:
Festival international du court-metrage des ecoles de cinema
日程:
2008年12月3日から6日
場所:
セント・ジョセフ大学、ベイルート(レバノン共和国)
http://www.usj.edu.lb/en/index.html

上記企画は、以前お知らせしたベイルートでの映像企画(下記*1参照)を機に情報提供を受けたもので、主催側から「つくる会」からの積極的な作品投稿の依頼を受けました。「つくる会」としては中東での協力者である先方へ是非作品を送りたいと思います。上記企画はドキュメンタリーの他、アニメーションと劇映画の作品も受け付けていますが、我々の公募からはドキュメンタリーと人類学作品を中心に提供します(ただしアニメーションについては公募とは別に若干提供予定)。

出品の意欲のある方は、まずは事前に下記までご連絡下さい。申請フォームをお送りします。

「つくる会」への作品応募締切は2008年5月5日(月)とします。

連絡先:
紺屋あかり (下記※2トヨタ財団採択プロジェクト企画協力者、京大ASAFAS)
E-mail: konya@asafas.kyoto-u.ac.jp (紺屋あかり)

応募要領は申請フォームを参照してもらいますが、重要な点を一部抜粋し、下記に記載します。

1.応募者条件
・学生(院生含む)

2.作品条件
・作品ジャンル:ドキュメンタリー、人類学映画
・作品時間:20分以内
・作品時期:2006年1月1日以降の作品
・字幕:英語、フランス語、アラビア語のいずれか

3.提出物(締切時点)
・作品(DVD、NTSC)
・5行程度の作品概要(英語または仏語)
・作品中の会話の全文を記したもの(英語または仏語)

主催機関であるイーザーヴ(IESAV: Institut d'etudes sceniques, audiovisuelles et cinematographiques)は、同公募における全上映作品50本程度の内、我々のプロジェクト(下記*2参照)が送る作品群から5本程度を現地で選抜し、上記企画で上映したいということです。また、ここで上映される作品は、欧州におけるイーザーブの協力機関・大学を通して、欧州でも上映される可能性があります。大きなチャン スですので、奮ってご出品ください。

*1.ベイルートでの映画祭
"Japanese Film Festival for Visual Anthropology and Documentary Film"
Date: Thursday, March 6 - Friday, March 7, 14:00-19:30, 2008
Venue: Universite St-Joseph, Theatre Monnot, Quartier jesuite, Rue de l'universite St-Joseph, Beyrouth, Lebanon flyer
URL:http://mt13.quickshareit.com/share/tm_flyer0af2a.pdf

*2.プロジェクト
2007年度トヨタ財団アジア隣人ネットワークプログラム採択プロジェクト「映像実践と映像作品の新たな可能性を求めて -中東、東南 アジア、日本の映像実践ネットワークの構築を通じて-」については下記URLを参照下さい。
http://www.toyotafound.or.jp

このページのトップへ戻る

現代中東イスラーム世界フィールド研究会より『評空間』新着記事のご案内

現代中東イスラーム世界・フィールド研究会から、研究会内コンテンツの『評空間』に下記の通り新着記事についてのご案内です。

上智大学大学院
若松大樹

「不在の他者を想像する--レバノン演劇の日本公演によせて」
(鵜戸聡、東京大学大学院)
http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/udo.htm

また、『評空間』は皆様からの研究成果、研究ノート、フィールド・ノートなどを募集しています。どなたでもどうぞ奮って投稿下さい。
投稿規程URL:http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/kukan-kitei.htm

このページのトップへ戻る

『評空間』新着記事

現代中東イスラーム世界・フィールド研究会からのお知らせです。

研究会内コンテンツの『評空間』に下記の通り新着記事を頂きました。
「2007年トルコ総選挙におけるMHPのアレヴィー票と「トルコ主義」―ピール・アフメット・エフェンディ追悼祭を通して―」
(若松大樹、上智大学大学院)
http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/kukan.htm
*『評空間』は皆様からの研究成果、研究ノート、フィールド・ノートなどを募集しています。どなたでもどうぞ奮って投稿下さい。
投稿規程:http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/kukan-kitei.htm
高尾賢一郎

このページのトップへ戻る

アラブ・フェスティバル2008

3月19日から「アラブ・フェスティバル2008」が、東京と京都で開催されます。
奮ってご参加ください。

詳細は次の専用ホームページをご覧ください。 http://www.arabfestival.net

失礼いたします

新井一寛 拝

このページのトップへ戻る

中東での映像企画のお知らせ

下記の三つの催しをお知らせします。在シリア、レバノンのお知り合いの方々に転送頂ければ幸甚です。

下記企画の開催にあたり、昨年末に今回の企画での上映作品及び招聘者を募集いたしました。がおかげさまで、多くの若手映像作家による作品群を上映できることとなり、感謝申し上げます。各三つの企画のそれぞれのフライヤーをダウンロードするリンクアドレスを企画概要の末尾に記載いたしますので、関係者各位への宣伝に使ってもらえると幸いです。リンクアドレスをクリックするとすぐにダウンロードが始まります。

企画1
"Japanese Film Festival for Visual Anthropology and Documentary Film"
Date: Thursday, March 6 - Friday, March 7 14:00-19:30
Venue: Université St-Joseph, Théâtre Monnot, Quartier jésuite, Rue de l'université St-Joseph, Beyrouth, Lebanon flyer URL: http://mt15.quickshareit.com/share/tm_flyera4019.pdf

企画2
"NETWORKING BETWEEN MIDDLE EAST AND JAPAN : Documentary Filmmaker and Researcher"
Date: Saturday, March 15, 13:00-18:00, Sunday,March 16, 11:00-18:00, 2008
Venue: 1st floor conference room, Semiramis Hotel, victoria bridge, Damascus, Syria
flyer URL: http://mt11.quickshareit.com/share/pf_flyerc07cb.pdf

※初日15日のみパブリックですが、会場のスペース上、参加人数に限りがございます。事前に参加申し込みをお願いします(高尾賢一郎、takoaken@aol.com までお願いします)。また、コーヒー・ブレイクやランチに参加頂く場合、当日それらの料金を徴収致します。ご了承下さい。

企画3
"Japanese Works: Documentary Film and Visual Anthropology 2008 in Damascus"
Date: Monday, March 17 - Tuesday, March 18, 2008, 19:30-21:30
Venue: Damascus Social Forum, Tilyany, Damascus, SYRIA
flyer URL: http://mt15.quickshareit.com/share/dsf_flyer41722.pdf

※2007年度トヨタ財団アジア隣人ネットワークプログラム採択プロジェクト「映像実践と映像作品の新たな可能性を求めて -中東、東南アジア、日本の映像実践ネットワークの構築を通じて-」については下記URLを参照下さい。
http://www.toyotafound.or.jp/search/?action=SubsidyMDetail&type=doSearch&id=D07-N-074

※「国際映画祭をつくる会」
日本の大学期間(京都)に、コンペティション部門を有する継続的(二年に一回)な国際映画祭を作るための会。同会は、日本の大学に、海外の大学に対抗できる国際映画祭をつくることで、日本の映像人類学、映像を活用した諸研究、ドキュメンタリー映画の発展に貢献することを目的としている。これにより、研究者とドキュメンタリー映像作家などとの交流が活発となり、既存のアカデミズムの枠組みが発展的に再構築され、日本の大学がより魅力的なものになると考えている。
同会の仮ホームページは以下のURLを参照下さい。
http://groups.yahoo.co.jp/group/Making-International-Film-Fes-Kyoto/

※企画内容の変更の可能性について
上記企画はいずれも開催地情勢の影響で、急な変更の可能性があります。その場合は迅速な告知を努めますが、参加を希望される方は予めお知らせ頂けると助かります。お知らせは下記までお願いします。

高尾賢一郎(上記トヨタ財団隣人ネットワークプログラム採択プロジェクト・企画協力者、本映画祭・会議責任者、同志社大学大学院神学研究科)
問い合わせ先:takaoken@aol.com

このページのトップへ戻る

中国ムスリム研究会(新事務局)からのお知らせ


先生各位
いつもお世話になっております。 首都大学東京の澤井でございます。 さて、中国ムスリム研究会では幹事を交代いたしました。 (本会の活動概況は下記をご参照ください。長文メールで申し訳ございません。) それにともない、会員登録・ML登録などの作業を進めているところでございます。  もし入会希望の方がいらっしゃいましたら、事務局(MuslimsInChina@hotmail.com)までご連絡いただけましたら幸いに存じます。  よろしくお願い致します。  澤井

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
氏名:澤井充生
所属:首都大学東京都市教養学部(助教)
専攻:社会人類学、回族研究
TEL:042-677-2062
E-mail:mitsumameo@hotmail.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【記】 中国ムスリム研究会の紹介

1. 経緯
 日本在住の研究者・大学院生が組織するウイグル歴史文化研究会と回族社会文化研究会(現回族研究会)は、2001年7月に中国ムスリム合同研究会第1回例会を、同年12月に第2回例会を開催しました。2002年5月には第3回例会を開催し、正式な研究会として発足しました。

2. 趣旨
 中国ムスリム研究会は、中華人民共和国のイスラーム系少数民族(おもにウイグル族や回族など)や中国から東南アジア・中央アジア・西アジアに移住したその移民にまつわる様々なテーマに関して検討を加え、知見を深めることを目的としています。
 本会の最大の特徴は、中国イスラームを共通の関心テーマとしながら、学問分野や所属先の違いをこえた、学際的な集まりであるという点です。また、日本の研究者・大学院生だけでなく、中国からの研究者や留学生の方々も参加されている点も特徴のひとつです。
 今後は、首都圏を中心に研究会を定期的に開催し、中国のイスラーム系少数民族に関する諸研究、ひいては中国および内陸アジア地域に関する研究の発展に貢献できればと願っております。

3. 連絡先
中国ムスリム研究会事務局
幹事:澤井充生(首都大学東京・助教)
   田中 周(早稲田大学大学院博士課程)
住所:〒192‐0397 東京都八王子市南大沢1‐1 5号館3階355
      社会人類学分野事務室 気付 澤井充生
TEL&FAX:042‐677‐2062
E-mail:MuslimsInChina@hotmail.com

4. 入会・参加方法
 中国イスラームに関心がある方ならどなたでも入会・出席することができます。入会希望の方は本研究会事務局までe-mailでご連絡ください。その際、氏名、所属先、住所、電話番号、メール・アドレスなどをお知らせください。おりかえしこちらからご連絡致します。

5. 大会・例会
 原則として、年2回のペースで例会を開催しています。歴史学、文化・社会人類学、地理学、宗教学など様々なアプローチから研究発表や調査報告が行われています。

【第1回例会】
 日時: 2001年7月14日(土)14:00-18:00
 研究発表: 発表60分、質疑応答30分
  ①澤井充生(東京都立大学大学院博士課程)
   「回族の清真寺管理運営制度と中国共産党の宗教政策――寧夏回族自治区銀川市城区の事例を中心に」
  ②菅原 純(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所COE研究員)
   「ウイグル文字文化の過去と現在――デジタル化へ向けて」
 会場: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室

【第2回例会】※イスラーム地域研究3-aグループ共同主催
 日時: 2001年12月22日(土)13:20-18:00
 研究発表: 発表60分、質疑応答30分
  ①新免 康(中央大学文学部)
   「新疆におけるイスラーム聖者墓の現状――『アスハーブ・アルカフフ』の事例を中心に」
  ②澤井充生(東京都立大学大学院博士課程)
   「回族の民族内婚と回族・漢族通婚に関する調査報告――寧夏回族自治区銀川市城区の事例から」
  ③清水由里子(中央大学大学院博士課程)
   「『ウイグル』民族の自己表象に関する一考察――1930年代の知識人の言説を事例に」
  ④黒岩 高(東京大学大学院博士課程)
   「流言にみる漢・回関係の変容と回民蜂起」
 会場: 中央大学市ヶ谷キャンパス2517室

【第3回例会】
 日時: 2002年5月25日(土)10:00-17:30
 研究発表: 発表40分、質疑応答20分
  ①菅原 純(国際情報化協力センター国際情報化研究所)
   「『新疆ウイグル人の職業意識の伝統と現状に関する歴史・人類学的研究』をめぐって」
  ②澤井充生(東京都立大学大学院博士課程)
   「バラカをばら撒く!――寧夏回族自治区における回族の婚姻儀礼」※スライド付き
  ③吉松久美子(元大東文化大学)
   「ミャンマーの雲南系回族(パンデー)の交易と移住」
  ④木村 自(大阪大学大学院博士課程)
   「台湾回民のエスニシティと宗教――イードと預言者マウリドからの分析」
  ⑤大澤広嗣(国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター研究員)
   「回教圏研究所の形成過程」
 会場: 中央大学市ヶ谷キャンパス2511号室

【第4回例会】
 日時: 2003年3月15日(土)13:00-16:30
 第Ⅰ部 調査報告:
  ①澤井充生(東京都立大学大学院博士課程)
   「2002年現地映像資料――北京、寧夏回族自治区、甘粛省、内蒙古自治区」※ビデオ使用
 第Ⅱ部 研究発表: 発表45分、質疑応答45分
 ②王 柳蘭(京都大学大学院博士課程)
   「タイ北部の雲南ムスリム社会――移動とつながりの構築」※スライド、OHP使用
  ③澤井充生(東京都立大学大学院博士課程)
   「聖者は西域からやってきた――スーフィー教団の歴史的記憶と経験」※ビデオ映像使用
 会場: 中央大学市ヶ谷キャンパス2605号室

【第5回定例会】
 日時: 2003年7月26日(土)13:00-16:30
 研究発表: 発表45分、質疑応答45分
  ①木村 自(大阪大学大学院博士後期課程)
   「『異境』に『故郷』を造ること――ミャンマー・北タイ華僑ムスリムの台湾移住とムスリムコミュニティの形成」※パワーポイント使用
 ②華 立(大阪経済法科大学教養部)
  「清乾隆期甘粛省回民反乱と新疆」
 会場:中央大学市ヶ谷キャンパス2317号室

【第6回定例会】
 日時: 2003年12月27日(土)13:10-17:00
 研究発表: 発表45分、質疑応答45分
 ①黒岩 高(東京大学大学院博士課程、武蔵大学非常勤講師)
   「「教」と「学」――宗教スタイルの相違に見る回民蜂起の地域性」(仮題)
  ②安藤潤一郎(日本学術振興会特別研究員PD、東洋文庫)
   「日中戦争期における日本の「回教工作」と中国回民――主として華北「中国回教総聯合会」の事例から」
 会場: 日本教育会館807(8F)

【講演会】
※中央大学政策文化総合研究所プロジェクト「中央ユーラシア総合研究――文化・経済交流の本質をめぐって」共同主催
日時: 2004年5月18日(火)15:00-17:30
研究発表: 発表1時間、質疑応答1時間
 張中復 副教授(台湾国立政治大学民族学系主任)
 「〈華夷兼蓄〉下的辺縁遊移――論当代中国回族民族属性中的〈少数民族化〉問題」
 *通訳:澤井充生(発表)、木村自(質疑応答)
会場: 中央大学後楽園キャンパス3号館11階31112教室

【第7回定例会】
日時: 2004年7月17日(土)13:30-17:00
研究発表: 発表45分、質疑応答45分
 ①松本光太郎(東京経済大学コミュニケーション学部)
  「雲南ムスリム調査中間報告」※ビデオ映像使用
 ②松本ますみ(敬和学園大学人文学部)
  「キリスト教プロテスタント宣教師の対中国ムスリム布教――「文化帝国主義」とイスラーム覚醒」※パワーポイント使用
会場: (財)東洋文庫3階講演室

【第8回定例会】
日時: 2004年12月18日(土)13:30-18:00
研究発表: 発表45分、質疑応答45分
 ①松本耿郎(英知大学大学院宗教文化研究科)
 「雲南とペルシャの存在一性論」
 ②中西竜也(京都大学大学院文学研究科博士課程)
 「雲南省通海県納古鎮納家営清真寺アラブ語碑文――所謂「新行」への転向において「アブー・ハニーファの学説」が合法性の根拠とされた事例」
会場: 駒澤大学「大学会館246」7階会議室

【寧夏社会科学院訪問団・中国ムスリム研究会学術交流会】
日時:2005年7月9日(土)14:30~18:00
開会挨拶:呉海鷹(寧夏社会科学院訪問団代表)、松本ますみ(中国ムスリム研究会世話人)
研究発表: 
 ①馬 平(寧夏社会科学院回族イスラーム教研究所所長)
 「当代中国西北伊斯蘭教門宦制度的経済社会基礎」
*通訳:高橋健太郎(駒澤大学文学部地理学科)
②楊 海英(静岡大学人文学部)
 「従蒙古学研究角度看伊斯蘭」
会場:早稲田大学16号館(教育学部)2階大会議室

【第9回定例会】
日時: 2005年7月10日(日)14:00-18:00
研究発表: 発表45分、質疑応答45分
 ①星野 真(神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程)
 「少数民族地域における経済発展と地域内格差――新疆におけるケーススタディ」
 ②高橋健太郎(駒澤大学文学部)
 「回族の聖者廟参詣――寧夏回族自治区南部地域の事例」(仮題)
会場: 駒澤大学9号館2階287教室

【第10回定例会】
日時:2005年12月17日(土)13:30-17:00
研究発表:発表45分、質疑応答45分
 ①吉田豊子(中央大学経済学部非常勤講師、中央大学人文科学研究所客員研究員)
 「冷戦前夜の中ソ関係――北塔山事件をめぐる中ソ交渉を中心に」
 ②熊谷瑞恵(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
 「住まいとひとの自己領域感覚――中国新疆カシュガル地域における中庭型住居の住まわれかたを中心に」
会場:駒澤大学「大学会館」2階会議室

【第11回定例会】
日時:2006年7月23日(日)14:00-17:30
研究発表:発表45分、質疑応答45分
 ①平山光将(中央大学大学院文学研究科博士後期課程)
 「中国共産党の少数民族政策――回民工作を中心」(仮題)
 ②小沼孝博(日本学術振興会特別研究員・東京大学)
 「清代北京のウイグル街――満漢蒙回合壁『御製勅建回人禮拝寺碑』簡介」(仮題)
 会場:駒沢大学駒沢キャンパス第1研究館1階特研-地理学2

【第12回定例会】
日時:2007年2月24日(土)14:00-17:15
研究発表:発表45分、質疑応答45分
 ①砂井紫里(早稲田大学大学院文学研究科21世紀COE・助手)
 「ともに食べること食べないこと――福建省晋江市の清真寺における共食」(仮題)
 ②松本ますみ(敬和学園大学人文学部)
 「『雲南清真鐸報』にみる雲南イスラーム近代主義」
会場:東京経済大学6号館F307教室

【第13回定例会】
日時:2007年9月29日(土)14:00-17:15
研究発表:研究発表45分、質疑応答45分
 ①清水由里子(中央大学大学院・博士後期課程)
 「ウイグル人の女子学校教育の開始とその展開――1930年代のカシュガルを事例に」
 ②田島大輔(立命館大学人文総合科学インスティテュート・博士前期課程)
 「『満洲国』とイスラーム」
会場:駒澤大学「大学会館」246 7階会議室

【第14回定例会】
日時:2008年3月22日(土)14:00-17:15
研究発表:研究発表 分、質疑応答 分
 ①菅原 純(東京外国語大学AA研産学官連携研究員)
  「省制期新疆テュルク・イスラーム社会における社会経済文書――文書書式集の「規範」と実態」
 ②佐藤 実(関西大学文化交渉学教育研究拠点・特別研究員)
  「近世中国ムスリム知識人の中華意識」
会場:駒澤大学 大学会館246 7階会議室


2008年3月21日更新
以上

このページのトップへ戻る