日本中東学会第25回公開講演会
日本中東学会第25回公開講演会
素顔の中東・イスラーム
中東に暮らすムスリム(イスラーム教徒)たちは、日本に暮らす我々とは大きく異なった考えや習慣に従って暮らす異質な人々と思われがちです。しかし、彼らの普段の生活には我々の生活と共通することも多く、イスラームの教えにも仏教やキリスト教と同様のことも多く含まれています。確かに、中東という地域は日本とは異なる環境を持ち、イスラームという宗教には特有の思想や習慣がありますが、イスラームを信仰して中東に暮らす人々も我々と変わらない普通の人間なのです。
この講演会では、中東・イスラーム研究のフィールドからだけでなく、日本における中東・イスラームのイメージの形成に大きな役割を果たしてきた高等学校の世界史教育の現場や高校生の目から見たムスリムの生活、日本・山口と中東地域との関わりにといった多様な視点から中東やイスラームの「素顔」を見つめます。
会期・会場
2019年11月17日(日)14時30分〜18時30分
山口市民会館・小ホール(山口市中央2-5-1)
講演者
- 藤村泰夫(山口県立西京高等学校・教諭)
- 山口県立西京高等学校・山口県立柳井高等学校生徒有志
- 黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
- 鈴木均(イラン研究者・アジア経済研究所)
- 鳥山純子(立命館大学・准教授)
参加費
無料(事前登録の必要なし。どなたでも参加できます。)
主催
日本中東学会
後援
- 山口県
- 山口県教育委員会
- 山口県高等学校教育研究会社会支部会
- 「地域から考える世界史」プロジェクトin山口
問い合わせ先
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学神学部
森山央朗研究室
電子メール temoriya@mail.doshisha.ac.jp