日本中東学会第22回公開講演会
イスラーム世界の新しいライフスタイル ―観光―
公開講演会の開催
多治見国際交流協会との共催により、日本中東学会第22回公開講演会を下記の通り開催致します。
「イスラーム世界の新しいライフスタイル-観光-」
日時
2016年11月20日(日曜日)
13:00~17:00 (12:30開場)
会場
バロー文化ホール(多治見市文化会館)2階 大会議室
(岐阜県多治見市十九田町二丁目)
アクセス
JR中央本線 多治見駅より徒歩14分
http://www.tajimi-bunka.or.jp/bunka/access.html
* 一般公開・予約不要・無料
イスラーム世界でも待ったなしで進んでいる、グローバル化、そして、それがもたらす新しいライフスタイルと政治行動。すでに日本にも海外から多くのムスリム(イスラーム教徒)が観光目的でやって来ています。そうした現状を前に、本講演会ではイスラーム世界と観光の現在について考えてみたいと思います。
プログラム&講師紹介
- 13:00 開会挨拶
- 13:30~14:10
「観られる人びとから観る旅行者へ:イスラーム世界の観光市場とムスリムたち」
講師: 安田慎(帝京大学)
ムスリムの巡礼・参詣を専門に扱う中東地域の旅行会社や、イスラームという宗教的な価値観に基づいて運営される企業などを対象に、地域研究と経営学の観点から研究を進めている。著書として『イスラミック・ツーリズムの勃興———宗教の観光資源化』(ナカニシヤ出版、2016年)他がある。 - 14:15~14:55
「ドバイは一日にして成らず:中東産油国における航空競争と観光戦略の展開」
講師: 堀拔功二(日本エネルギー経済研究所)
UAE、カタル、オマーンをはじめとする湾岸産油国の政治や社会動向、移民労働者などを研究している。著書として、『中東地域秩序の行方———「アラブの春」と中東諸国の対外政策』(共著)(アジア経済研究所、2013年)他がある。 - 15:15~15:55
「インドネシア:ムスリム民主主義大国への道」
講師: 小林寧子(南山大学)
インドネシアにおけるイスラームの定着と発展の歴史、イスラーム法制度の確立について分析、研究している。著書として、『岩波講座 東アジア近現代史———新秩序の模索一九三〇年代』(共著)(岩波書店、2011年)他がある。 - 15:55~16:35 質疑応答
- 16:35 閉会挨拶
アラビックコーヒーや中東のお菓子、民族衣装の紹介もございます
主催
日本中東学会
共催
多治見国際交流協会
この講演会は日本学術振興会科研費成果公界促進費の助成を受けて開催されます。
問い合わせ先
日本中東学会事務局
E-mail:james@james1985.org
多治見国際交流協会(多治見市役所文化スポーツ課内)
TEL:0572-22-1193 Mail:kokusai@gp.city.tajimi.gifu.jp