第18回年次大会
第18回年次大会プログラム
2002年5月11~12日(土~日)
於 東京大学本郷キャンパス
<プログラム>
第1日 5月11日(土)
会場はすべて山上会館になります。
- 13:00~ 公開シンポジウム:日本の中のムスリム社会(2階・大会議室)
司会 大塚和夫(東京都立大学)、山岸智子(明治大学)
報告者 井上あえか(東京大学)、桜井啓子(学習院女子大学)、内藤正典(一橋大学)順不同・50音順 - 16:30~ 日本中東学会総会(2階・大会議室)
- 17:30~ 懇親会(地下食堂)
会費:5000円
会費は、当日お支払いください。
第2日 5月12日(日)
各部会に分かれての研究発表が行われます。
- 9:30~ 受付開始(総合受付:法文2号館アーケード内)
- 総合受付にて参加費(1000円)と引き換えに、各発表者から提出された要旨をまとめたパンフレットをお渡しいたします。
- 発表題目は変更される場合があります。
- 17:00 受付終了
◆第1部会(法文2号館・1番大教室) Section-1, Room: Hall-1
- 10:00~10:40 鈴木瑛子:お茶の水大学・院
トルコ地震後のあるNGOにおける住民参画による被災者支援活動:開発とジェンダー視点から - 10:45~11:25 松沢祐子:東北大学・院
バングラデシュの家族計画 - 11:30~12:10 小島宏:国立社会保障・人口問題研究所
中東諸国における血族結婚の比較分析 - 12:10~12:40 intermission
- 12:40~13:20 阿久津正幸:慶應義塾大学・院
マドラサ教授の学習履歴:中世イスラム社会の公的教育の特質に関する歴史学的調査 - 13:25~14:05 Yasumasa KURODA: Univ. of Hawaii, and Tatsuo SUZUKI : The Institute of Statistical Mathematics
Americans, Arabs, Europeans and Japanese in Humanity Perspective - 14:10~14:50 三尾真琴:中部大学・非常勤講師
ディアスポラと民族教育:レバノン・シリア・イランにおけるアルメニアコミュニティの比較から - 14:50~15:05 intermission
- 15:05~15:45 吉村 作治:早稲田大学、長谷川 奏:早稲田大学
カイロ周辺地域における歴史的文化財の保存問題 - 15:50~16:30 吉田世津子:四国学院大学
北クルグズスタン(キルギス)一村落のイスラーム祭日にみる「伝統」と「変化」:K村の現地報告から - 16:35~17:15 佐藤泉:東洋学園大学
ハルピンユダヤ人コミュニティにおける日本占領体験
◆第2部会(法文1号館・112教室) Session-2, Room 112
- 10:00~10:40 Dr. Mahdi Asad:Birzeit University
Morphological Ambiguity in Arabic Language:Causes, Samples, and Interpretation - 10:45~11:25 Dr. Salih M. Samarrai :Islamic Center - Japan
Islam in Japan : a Historical Perspective - 11:30~12:10 中道静香:大阪大学・院
カイロ方言における受動文の諸特徴 - 12:10~12:40 intermission
- 12:40~13:20 Touhami ABDOULI: JSPS Research Fellow
Abraham in the Arab-Islamic Culture - 13:25~14:05 松本奈穂子:お茶の水女子大学・院
トルコ共和国におけるナショナル・アイデンティティの構築:民族舞踊活動を通じて - 14:10~14:50 Kumiko MORITAKA:Osaka Univ. of Foreign Studies(森高久美子:大阪外国語大学)
'Ibn 'al-Muqaffa' and his thoughts on the rulers - 14:50~15:05 intermission
- 15:05~15:45 沼田 敦:大阪外国語大学・非常勤講師
イブン・シーナーに於ける「本質そのもの」と「構成要素」の関係 - 15:50~16:30 飯山陽:東京大学・院
後世におけるイスラーム実定法規定の発展:マーリク派の事例から - 16:35~17:15 堀井聡江:東京外国語大学・非常勤講師
イスラーム法学書にみる裁判慣行と訴訟の手引き:9-12世紀のハナフィー派の学説から
◆第3部会(法文1号館・113教室) Session-3, Room 113
- 12:40~13:20 前田弘毅:東京大学・院
アッバース一世期の「ゴラーム」集団形成について:新史料『アフザル・アル・タヴァーリーフ』第3巻の記述から - 13:25~14:05 後藤 裕加子:関西学院大学
サファヴィー朝の地方行政:ギーラーンの場合 - 14:10~14:50 守川知子:京都大学・院
ガージャール朝期のアタバート参詣 - 14:50~15:05 intermission
- 15:05~15:45 中村覚:日本学術振興会
サウディアラビアの政治構造と支配階層の史的変動:「停滞する部族政治」か、「定着民や都市を中核とした国家形成」か - 15:50~16:30 岩崎葉子:アジア経済研究所
現代テヘランの商業集積 - 16:35~17:15 鈴木均:アジア経済研究所
ルースター・シャフル:革命イランにおける農村部小都市の形成
◆第4部会(法文1号館・215教室) Session-4, Room:215
- 10:00~10:40 発表者なし
- 10:45~11:25 五十嵐大介:中央大学・院
マムルーク朝後期における財政制度の展開 - 11:30~12:10 松田俊道:中央大学
マムルーク朝とエルサレムのフランシスコ派修道士:サフユーン修道院文書に依拠して - 12:10~12:40 intermission
- 12:40~13:20 Cho, Hee Sun:Myongji University
Islamic Civilization and Identity of Muslim Women with a focus on Egyptian Women - 13:25~14:05 子島 進:京都大学
現代イスマーイール派の新展開―社会開発と宗教思想 - 14:10~14:50 鈴木恵美:東京大学・院
ムバーラク期における行政・立法関係―立法過程を中心に - 14:50~15:05 intermission
- 15:05~15:45 横田貴之:京都大学・院
組織発展期におけるエジプトのムスリム同胞団:資源動員論の視点から - 15:50~16:30 勝沼聡:東京大学・院
1919年革命期のアレクサンドリアにおける都市騒乱 - 16:35~17:15 松本弘:日本国際問題研究所
ファハミーとシドキー:エジプト立憲君主制の理想と現実
◆第5部会(法文1号館・219教室) Session-5, Room 219
- 10:00~10:40 発表者なし
- 10:45~11:25 Byoung Joo Hah:Pusan University of Foreign Studies
"The Koean Policy toward the Middle East in Changing World Order" - 11:30~12:10 加藤淳平:常磐大学
西アジアとアラブ諸国に対する日本の外交:スエズ戦争からイラン・イラク戦争まで - 12:10~12:40 intermission
- 12:40~13:20 大月美恵子:桐朋学園大学短期大学部非常勤講師
トルコにおける金融危機の背景とメカニズム - 13:25~14:05 藤森浩樹:(株)三井物産戦略研究所
危機後のトルコとアルゼンチン経済比較 - 14:10~14:50 吉田敦:明治大学・院
北アフリカ諸国の経済開放政策とその諸課題 - 14:50~15:05 intermission
- 15:05~15:45 Michael Penn:The Univ. of Kitakyushu
Japanese Pan-Asianism at the Time of the Ertugrul Mission - 15:50~16:30 宮岡孝尚:上智大学・院
第二次世界大戦期のトルコ民族主義とヒュセイン・ヒュスニュ・エミル・エルキレット - 16:35~17:15 高堀英樹:中央大学・院
16世紀オスマン朝の多島海州