第20回年次大会
第20回年次大会プログラム
5月8日(土)
- 12:30より受付開始(リバティ・タワー1階 リバティ・ホール1013番教室前)なお、昼食は神保町方面に食堂が多数あります。
- 13:30 挨拶(主催者)
- 13:40~16:40
公開講演「<オリエンタリズム>再考」講師 杉田英明氏 (東京大学)
公開講演「サハラの日本人―砂漠研究と地域研究―」講師 小堀巌氏(国連大学)
「アラブ音楽レクチャー・コンサート」 演奏 ル・クラブ・バシュラフ(松田嘉子氏、竹間ジュン氏、のみやたかこ氏) - 16:45~17:45 日本中東学会総会
- 18:00より 懇親会(リバティ・タワー23階)
事前に申込みください。
参加費5000円(学生会員3000円)を大会受付にてお支払いください。
5月9日(日)
研究発表 午前と午後を通じて5つの部会を予定、発表時間30分、質疑10分(リバティ・タワー8階の各教室)
- 午前の部 9:30~12:10
- 昼休み 12:10~13:00
- 午後の部
13:00~15:10
15:10~15:25 休憩
15:25~17:35
9:30より受付開始(8階):受付にて参加費(1000円)と引き換えに各発表者から提出された要旨をまとめた冊子をお渡しします。
●第1部会
- 10:00~10:40 田村行生(中央大学大学院)
ムスリムのソグド征服と“改宗” - 10:45~11:25 森山央朗(東京大学大学院)
地方史の作者と作品:10~12世紀中東における地方史人名録流行の概容 - 11:30~12:10 吉村武典(早稲田大学大学院)
14世紀エジプトにおける水利行政の慣行と変化 - 12:10~13:00 昼休み
- 13:00~13:40 小笠原弘幸(東京大学大学院)
オスマン朝独立をめぐる言説:「オグズの慣習」を中心に - 13:45~14:25 飯田巳貴(一橋大学大学院)
ヴェネツィア絹産業とオスマン市場 - 14:30~15:10 秋葉 淳(千葉大学)
末期オスマン帝国における「オスマン化」とシャリーア法廷 - 15:10~15:25 休憩
- 15:25~16:05 宮岡孝尚(上智大学・共同研究員)
アタテュルク時代とイニョニュ時代のトルコ民族主義 - 16:10~16:50 岩坂将充(上智大学大学院)
トルコにおける政軍関係の再検討:軍の政治介入(1960, 1971年)の要因分析から - 16:55~17:35 末近浩太(京都大学大学院)
シリア・ムスリム同胞団の思想と活動:サイード・ハウワーの闘争の論理から
●第2部会
- 10:00~10:40 五十嵐大介(日本学術振興会)
後期マムルーク朝スルタンのワクフ:バルクークの事例 - 10:45~11:25 坂東和美(慶應義塾大学大学院)
チェルケス・マムルーク朝初期におけるスルタンの婚姻とその背景 - 11:30~12:10 平野豊(明治大学・非常勤)
タフマースプ1世による母后と王妃の追放 - 12:10~13:00 昼休み
- 13:00~13:40 高木小苗(早稲田大学大学院)
フレグ家による初期のイラン支配について - 13:45~14:25 河原弥生(東京大学大学院)
19世紀コーカンド・ハーン国におけるマルギランのトラたち - 14:30~15:10 近藤信彰(東京外国語大学AA研)
初期ガージャール朝とテヘラン - 15:10~15:25 休憩
- 15:25~16:05 吉村慎太郎(広島大学)
イラン石油利権問題とレザー・シャー独裁:1933年新利権協定の評価と影響に寄せて - 16:10~16:50 アーレズー・ファフレジャハニー(東京工業大学大学院)
イランのアゼルバイジャンはどこへ:今日のアゼリ民族主義をとりまく環境への一視点 - 16:55~17:35 細谷幸子(東京大学大学院)
テヘラン・キャフリーザ介護福祉施設における入浴介助ボランティアの活動
●第3部会
- 10:00~10:40 斎藤剛(東京都立大学・非常勤)
聖者祭としてのズィクラー(追悼会):モロッコにおける現代聖者ハッジ・ハビーブをめぐる事例から - 10:45~11:25 新井一寛(京都大学大学院)
タリーカ(スーフィー教団)の組織形態とシャイフとの関係についての考察:現代エジプトにおけるティジャーニー教団の事例を中心として - 11:30~12:10 澤井充生(東京都立大学大学院)
死をめぐる回族のイスラーム改革:寧夏回族自治区銀川市の事例から - 12:10~13:00 昼休み
- 13:00~13:40 飯山陽(東京大学大学院)
イスラーム法理論における必須概念としてのマスラハ:ジュワイニーの理論より - 13:45~14:25 小野仁美(東京大学大学院)
マーリク派法学書における未成年者の成長段階 - 14:30~15:10 兼川千春(立教大学大学院)
イエメンの「アフダーム」とは誰か:1990年以降の開発援助の場における言語分析を中心に - 15:10~15:25 休憩
- 15:25~16:05 嶋尾孔仁子(元外務省非常勤)
イランの政治機構:イスラーム革命後の正当性原理を中心に - 16:10~16:50 藤元優子(大阪外国語大学)
ベストセラー小説『宿酔』の誕生 - 16:55~17:35 谷正人(大阪大学大学院)
イラン音楽にみるCharkh-演奏形式と楽曲構造から
●第4部会
- 10:00~12:10 アラビア語セッション(発表および質疑はアラビア語で行います)
Special Session in Arabic(The presentations and question and answer will be done in Arabic)
司会:小杉泰(京都大学)、アッザーム・タミーミー(京都大学) - 10:00~10:40 CHO, Hee Sun(韓国・明知大学校)
Islamic Family Law, Possibilities of Reform from a Women's Rights Perspective:A Study on Egyptian Intellectuals' Perception of the Family Law- - 10:45~11:25 岡本久美子(大阪外国語大学)OKAMOTO Kumiko(Osaka University of Foreign Studies),
『千一夜物語』における異界描写
The Fantastic Worlds in the Thousand and One Nights - 11:30~12:10 福田義昭(国立民族学博物館・地域研究企画交流センター非常勤研究員)FUKUDA Yoshiaki(Research Fellow of National Museum of Ethnology)
建築家の受難──スィニンマール伝説に関する若干の覚書
An unfortunate architect: Some notes on the legend of Sinimmar - 12:10~13:00 昼休み
- 13:00~13:40 鹿島正裕(金沢大学)
アラブ諸国間と対立:戦後の諸局面に見る特徴と傾向 - 13:45~14:25 加藤博(一橋大学)、岩崎えり奈(一橋大学)、アリ・エルシャズリ(カイロ大学)
1980年代以降のエジプトにおける地方労働市場 - 14:30~15:10 小副川琢(英国国立セントアンドリュース大学大学院)
レバノン議会選挙とシリアの関与:1992, 1996, 2000年選挙の事例から - 15:10~15:25 休憩
- 15:25~16:05 小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)
東南アジアにおけるイスラームと教育達成 - 16:10~16:50 三尾真琴(金城学院大学・非常勤)
レバノンにおけるコプトコミュニティと学校教育 - 16:55~17:35 Ali EL-SHAZLY (Cairo University)、GOTO Yutaka (Hirosaki University)
An Attempt of GIS Analysis on Urban Development in the Edge of Greater Cairo
●第5部会
- 10:00~12:10 重親知左子(大阪大学大学院)
戦前日本におけるイスラーム受容に関する一考察 - 10:45~11:25 Ahmed Muftah Ruhuma NAILI(明治大学大学院)
Japan-Arab Relations: A Brief Literature and Interview based on Survey of Modern Diplomatic History - 11:30~12:10 Michel Penn(北九州市立大学)
Yukio Okamoto and the New Japanese Foreign Policy - 12:10~13:00 昼休み
- 13:00~13:40 黒田安昌(ハワイ大学)
ネオ・コンの流れ:反ロシア主義から、反アラブ主義へ - 13:45~14:25 吉田 敦(明治大学大学院)
EUの対地中海エネルギー政策:アルジェリアとのエネルギーブリッジ構築を例証として - 14:30~15:10 水島多喜男(徳島大学)
グローバル化の中の湾岸産油国金融 - 15:10~15:25 休憩
- 15:25~16:05 菅瀬晶子(総合研究大学院)
流動する帰属意識:イスラエル・ガリラヤ地方におけるメルキト派カトリック信徒の自己規定、都市ハイファの事例 - 16:10~16:50 大河原知樹(東北大学)
近代における移民運動とユダヤ教徒:イギリス・オスマン関係を中心として - 16:55~17:35 吉田達矢(明治大学大学院)
オスマン帝国における「ギリシア正教徒」と「ギリシア人」:19世紀前半のテッサリア地方を中心に