日本中東学会第36回年次大会の懇親会中止について

日本中東学会第36回年次大会の懇親会中止について

日本中東学会第36回年次大会の開催(5月16~17日予定)について、御報告があります。

ここまで、大会開催の準備を営々と進めてまいりましたが、新型コロナウィルスによる感染拡大は一向にやむ気配がございません。本学会の理事会、そして大会実行委員会では、この事態への対応策について慎重に協議を重ねてまいりました。その結果、大会初日、5月16日(土)の懇親会については、立食のビュッフェ形式を採り、限られたスペース内での歓談と共食を伴うものであることや、判断を遅らせることによる返金等の混乱と負担の増大も考慮し、やむなく中止とすることを決定いたしました。

これまで準備を鋭意続けて来られた大会実行委員会の皆様には、重ねて大きな負担を強いることとなり、大変申し訳なく存じます。また、海外からのゲストやシンポジウム登壇者も招く、年に一度の貴重な機会が失われることは、誠に残念でなりません。しかし、ここは会員の安全と安寧を第一に考え、この判断に至ったことをどうかご理解のうえ、何卒ご海容いただければ幸いです。

懇親会中止に伴う情報の詳細については、大会実行委員会から送られる別メールや、学会ホームページをご覧いただけると幸いです。また、大会本体や総会の実施については、今後も事態を注視し続け、4月初旬には最終決断を下す予定です。どうか引き続き、ご協力の程、心よりお願い申し上げます。

2020年3月4日
日本中東学会会長
大稔哲也